2022.02.19 投稿
2024.05.30 更新
物販における在庫管理の重要性!具体的な方法やポイントを紹介
本記事では、物販における在庫管理の重要性について解説します。
- 物販の在庫管理が重要な理由
- ツールやシステムの利用がおすすめである理由
- おすすめのツールやシステム
- 在庫管理を行うときのポイント
物販における在庫管理の重要性や、具体的な方法、ポイントなどについて解説をしていきますのでぜひ続きを読み進めてみてください。
当メディア(物販ラボ)では1000名以上の方に転売・物販の指導実績があり、こちらの記事はネット販売の経験が8年の経験と知見による内容になっています。
記事の最後では「ネット販売スタートマニュアル」を配布しています。ぜひ最後まで読んでいただき、活用してください!
Amazon・Yahooショッピング!でのネット物販の専門家。前職はトラックドライバーで40代半ばから副業でネット物販を開始。4ヶ月で本業の収入越える。200名以上のネット物販のサポート、在宅で出来るネット物販の指導にてストアカアワード受賞の講師。SNS:Twitter・LINE
松下 隆史のプロフィール
物販ラボ運営責任者、アマラボ(物販ツール)の共同開発者、Amazon、ebay、Yahoo!ショッピング、ヤフオク、BUYMA、メルカリ、ラクマ、ヤフオクフリマ、Mercadolibre、etsy、BONANZA、ネットショップとあらゆる販路で販売。
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中川 瞬のプロフィール
目次
物販の在庫管理が重要な理由
物販ビジネスに取り組むとなると、販売するための商品を仕入れて管理しなくてはなりません。
在庫管理を疎かにしてしまうと、ミスの頻発や商品の劣化、販売状況を把握できないといったリスクが生じます。
その結果、業務効率を低下させることになってしまい、生産性も下がってしまうでしょう。
このような事態を避けるべく、物販ビジネスにおいては在庫管理が重要といわれています。
以下、詳しく見ていきましょう。
ミスを減らせる
適切に在庫管理を行えていれば、ミスの発生を防げます。
在庫管理をきちんと行えていない場合、商品が手元にないにも拘らず受注してしまうケースが少なくありません。
商品があるものと勘違いしてしまい、そのまま受注してしまうパターンです。
このケースでは、受注した商品をすぐに発送できないため、顧客を待たせることになるでしょう。
すぐに配送できないことを伝え、クレームにつながるかもしれません。
反対に、十分な数の在庫があるにも拘らず、商品を仕入れてしまうミスも考えられます。
管理が行き届いておらず、数をきちんと把握できていないと、このようなミスが発生してしまうのです。
必要以上に商品を仕入れてしまい、在庫過多となり売れ残ってしまう、といったことにもなりかねません。
商品の劣化を防げる
物販ビジネスで扱う商品は、常にコンディションを気にしなくてはなりません。
コンディションの悪い商品を顧客へ届けてしまうと、クレームが発生しお店の評判も落としてしまいます。
商品の劣化を防ぐために、適切な在庫管理が必要です。
きちんと在庫の管理ができていれば、商品の状態をしっかりと把握できるため、上記のようなミスを回避できるでしょう。
在庫管理に適した環境で管理を行えば、商品の劣化を回避できます。
商品が劣化しないよう工夫し、扱いにも注意すれば、コンディションを落とす心配もないでしょう。
売れ行きを把握できる
在庫管理をきちんと行えば、売れ行きを把握できます。
いつどれくらいの商品が売れたのか、余っている在庫はどれでいくつあるのか、といった情報から売れ行きを把握できるのです。
物販ビジネスに取り組む者にとって、売れ行きの把握は重要です。
どのような商品が売れているのかを把握しなければ、売れ筋やトレンドを理解できません。
売れ行きを把握することで、売りやすい商品、高値がつきやすいアイテムなどを理解でき、ビジネスを有利に進められます。
つまり、在庫管理をきちんと行うことで、次につながる分析が可能なのです。
売れ行きのデータをしっかりと分析し、高値で売れるもの、売れやすいものを把握できれば、次の仕入れにも役立てられるでしょう。
在庫管理はツールやシステムの利用がおすすめ
在庫管理を、人力で行う方もいます。
エクセルシートや手書きのノートなどを用いて、在庫を管理している方は意外と多いのですが、あまりおすすめの方法とはいえません。
人力で行うアナログな在庫管理は、効率的とはいえないためです。
多くの時間と労力を要し、主力業務が疎かになってしまうリスクもあります。
そのため、物販における在庫管理は、ツールやシステムの利用がおすすめです。
在庫管理に適したツール、システムを導入すれば、システマチックに在庫を管理できます。
人為的なミスの発生を防ぐことができ、商品の劣化も回避できます。
業務効率化を進められ、生産性の向上につながるのもメリットです。
物販ビジネスへ本格的に取り組みたいと考えているのなら、在庫管理に適したツールやシステムの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
在庫管理におすすめのツールやシステム
在庫管理におすすめのツールやシステムは、さまざまな企業からリリースされています。
機能や使い勝手、費用などがそれぞれ異なるため、どれがベストとは一概にいえません。
ここでは、比較的人気の高い在庫管理ツール、システムをいくつかピックアップしました。
どれもおすすめですが、特徴や費用をきちんと理解したうえで導入を検討してみましょう。
なお、ツールによっては無料トライアルが可能なものもあります。
無料トライアルが可能なツールであれば、事前に機能性や操作性をチェックできるので安心です。
NEXT ENGINE
NEXT ENGINEは、多くのネットショップが導入している実績のあるツールです。
4,700以上の企業が導入しており、利用店舗数は36,000店舗以上と圧倒的なシェアを誇ります。
もともと、ECの現場からヒントを得て誕生したサービスであり、物販ビジネスに即した機能を数多く実装しています。
アプリを用いて機能の追加、カスタマイズも行えるため、ビジネスの規模に合わせて進化させ続けられるのも特徴といえるでしょう。
在庫管理はもちろん、商品登録や決済連携、倉庫連携、送り状発行、受注管理など、多彩な機能を実装しています。
30日間の無料体験が可能なのも、選ばれている理由でしょう。
CROSS MALL
CROSS MALLは、EC運営の効率化を実現できる、一元管理クラウドサービスです。
クラウドサービスゆえに導入が手軽で、ネットショップ運営に関するさまざまな負担を軽減可能です。
商品ページの作成や各サイトへの一斉登録、在庫管理、受注管理、発注、仕入れ管理など、あらゆる管理をひとつのプラットフォームで行えます。
複数拠点、複数アカウントにも対応しているため、物販ビジネスの規模を大きくしたいと考えている方にもおすすめです。
導入や運用に関する、手厚いサポートを行っているのも魅力です。
事前にきちんとヒアリングを行い、そのうえで提案や専任サポートを提供しています。
バージョンアップや仕様変更などの連絡も、定期的にしてもらえるため安心です。
TEMPOSTAR
TEMPOSTARは、複数ネットショップの業務に関する情報を、1プラットフォームで一元管理できるシステムです。
商品管理や受注管理、在庫管理など、物販ビジネスに欠かせない管理を1画面で完結でき、しかも複数拠点にも対応できるのが魅力です。
複数の拠点を展開しているケースでは、在庫情報を適切に把握できないケースが少なくありません。
その結果、商品の劣化や在庫過多といった状況が起こりがちです。
TEMPOSTARのようなシステムを導入すれば、複数拠点の在庫をまとめて管理できます。
実店舗はもちろん、ネットショップの在庫も合わせて管理できるため、上記のようなリスクが発生しません。
クラウド利用できるシステムなので、すぐにでも利用開始できるのもメリットです。
30日間無料で試用できるほか、専属サポートもつくので安心して利用を始められます。
上記で取り上げた在庫管理のツール以外にも、数多くのツールがございます。
以下公式LINEでも紹介していますので、是非ご確認ください。
在庫管理を行うときのポイント
物販ビジネスにおける在庫管理では、以下のポイントを押さえておきましょう。
まずは、管理スペースの整理整頓を徹底することです。
商品が散らかっている状態では、適切な在庫管理はできません。また、在庫の数や状態をきちんと把握する、管理しやすい環境を整えることも大切です。
整理整頓を徹底する
在庫管理をきちんと行えている企業、店舗は、整理整頓に力を入れています。
整理整頓は、在庫管理を成功させるうえでもっとも重要であることを理解しておきましょう。
整理整頓が徹底されておらず、雑然とした状態では、商品がどこにあるのかわかりません。
そのため、必要なときに商品のピックアップができない、探すのに余計な時間と労力が発生する、といったことが起こります。
このようなことが頻繁に起きると、業務効率も大幅に低下してしまいます。
業務効率化を実現するためにも、管理スペースの整理整頓は必須です。
商品をどこに、どのように保管するのか、動かすときはどうするのかなど、ルールを定めましょう。
整理整頓のルールを定め、現場にしっかりと浸透させることも大切です。
在庫をきちんと把握する
在庫をきちんと把握できていないと、手元にない商品を受注してしまう、無駄に商品を仕入れてしまう、といったことが起こります。
クレームの発生や顧客満足度の低下、キャッシュフローの悪化などさまざまなリスクを招くおそれがあるため、在庫の把握をしっかりと行いましょう。
きちんと管理ができていないと、商品を紛失してしまうおそれもあります。
いつの間にかなくなってしまい、余計な赤字を増やしてしまうのです。
整理整頓を徹底するのはもちろんのこと、どこに何があるのか、いくつあるのかを常に把握できるような仕組みを作らなくてはなりません。
管理しやすい環境を整える
管理しやすい環境を整えることで、在庫管理の時間短縮や効率化が実現します。
まずは、現状における管理体制や環境を見直し、必要に応じて管理しやすい環境の構築に努めましょう。
現状で管理しにくい場所を使っているのなら、管理場所を変えてみるのもひとつの手です。
個人で物販ビジネスを始めたばかりの方なら、自宅の一室を管理スペースにするケースが少なくありませんが、物流倉庫に外注する手もあります。
物流倉庫に外注すれば、適切な環境のもとプロが管理を行い、梱包や発送作業にも対応してもらえます。
費用はかかりますが、それだけの価値はあるでしょう。
在庫管理を適切に行い業績アップを狙おう
物販ビジネスを成功させるうえで、在庫管理は重要です。
在庫管理を適切に行えていると、利益の最大化につながります。
作業におけるミスの抑制や商品劣化の防止、売れ行きの把握など、在庫管理によるメリットは多々あります。
物販ビジネスに取り組み始めたばかりの方も、今から在庫管理に力を入れていれば、競合に差をつけられるかもしれません。
適切な在庫管理を実現するには、本記事でお伝えしたようにツールやシステムの導入がおすすめです。
無料試用できるツールなら実際に操作性や機能を確認できるため、試用したうえで導入を検討してみてはいかがでしょうか。
物販ラボでは「ネット販売スタートマニュアル」も無料配布しています。
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