2022.02.26 投稿
2024.05.23 更新
物販を本業でやるといくら稼げる?注意点やデメリットも確認しておこう
本記事では、物販と本業について解説をします。
- 物販を本業でやるといくら稼げるのか
- 月収いくらで本業にすべきか
- 物販を本業にするメリット・デメリット
- 本業で物販を成功させるコツ
物販と本業について解説していきますのでぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。
当メディア(物販ラボ)では1000名以上の方に転売・物販の指導実績があり、こちらの記事はネット販売の経験が8年の経験と知見による内容になっています。
記事の最後では「ネット販売スタートマニュアル」を配布しています。ぜひ最後まで読んでいただき、活用してください!
Amazon・Yahooショッピング!でのネット物販の専門家。前職はトラックドライバーで40代半ばから副業でネット物販を開始。4ヶ月で本業の収入越える。200名以上のネット物販のサポート、在宅で出来るネット物販の指導にてストアカアワード受賞の講師。SNS:Twitter・LINE
松下 隆史のプロフィール
物販ラボ運営責任者、アマラボ(物販ツール)の共同開発者、Amazon、ebay、Yahoo!ショッピング、ヤフオク、BUYMA、メルカリ、ラクマ、ヤフオクフリマ、Mercadolibre、etsy、BONANZA、ネットショップとあらゆる販路で販売。
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中川 瞬のプロフィール
目次
本業で物販をやるといくら稼げるのか?
物販を本業にしたいと考えたら、問題になるのは稼げる額でしょう。
とくに副業として物販をやっており、将来独立したいと考えている人にとって、収入は大きな問題です。
まずは、物販を本業とした場合どのくらい稼げるのか見ていきましょう。
本業なら月利300~500万円は可能
物販を本業としてやる場合は、月利300~500万円は可能です。
この金額は売上ではなく仕入れ金額や経費を引いた額なので注意してください。
自分が自由に使えるお金が、月300万円できると考えれば、物販を本業にしても問題はないでしょう。
もちろん、最初からこの金額が稼げるわけではありません。
ただし、物販を本気で取り組めば、数か月で月利数十万は可能な額です。
本業として取り組めば時間を物販のために使えるため、副業と比べて有利でしょう。
副業は月利5~10万円が多い
一方で、副業で物販をやっている人の利益は、月利5~10万円くらいが多いようです。
本業の合間の作業となるため、どうしても時間が限られてしまうからです。
物販にかける時間が限られている以上、物販で稼ぐ額も上限が出てきてしまいます。
また、副業だと利益が低くなりやすいため、その分投資金額も少なくなります。
物販を成長させるには仕入れという投資資金が必要ですが、毎月の利益が少なくなる副業では、本業と比べて成長度合いが低くなりやすいでしょう。
物販で月収いくらから本業にできる?
物販を本業にすると稼げることがわかっても、どのくらいの利益で独立したらいいかは迷うものです。
本業としてやっていくなら、自分で稼げる安心感を得たいのではないでしょうか。
退職して独立する目安となる2つの項目を紹介しますので、参考にしてみてください。
月利20万円以上が目安
物販を本業にするといい目安は、月利20万円以上になってからです。
この金額を目安にする理由は、生活費と会社から天引きになっている費用を自分で支払う必要があるためです。
生活できなければ、物販を本業にする意味はないでしょう。
自分で支払う費用は、年金・保険・税金などもあるため注意してください。
独立したとたん支出が増えたように感じるので、最低でも生活費として20万は必要です。
ここから家賃や光熱費、食費なども支払わなければなりません。
また、物販をやるからには仕入れ額も必要なため、月利20万円以上になったら本業にするのが望ましいといえます。
月利20万円以上を目指すためにも、物販の知識を理解しておくことが重要です。
公式LINEでは、物販ビジネスのノウハウを提供していますので、ぜひご確認ください。
退職の目安は月収3か月分の貯蓄があること
月利20万円以上で本業の目安にできますが、もうひとつ大切な基準があります。
それは、月収3か月以上の貯蓄があるかです。
物販で安定した収入が得られるようになり独立しても、その状態が続くとは限りません。
商品が売れないと利益とならないため注意してください。
市場ニーズの変化で売れなくなる、ライバルが増えて売れなくなることは物販でよくあります。
また、独立後は、自分が働けないと利益が得られません。
誰もが、突然の怪我や病気で仕事ができないこともあるため、貯蓄は必要でしょう。
会社員の場合は、休んでも一定の給与はありますが、自営業は翌月収入がゼロになる恐れもあるため注意してください。
自営業としてやっていくなら、万が一に備えて貯蓄があることは最低条件でしょう。
収入がない時期は焦りが生じやすく、焦りから失敗を招きやすいため、ある程度の貯蓄を確保できてからの独立がおすすめです。
本業で物販を成功させるコツ
物販は本業でやれば稼げる一方で、流行の移り変わりやライバルの増加で売れなくなるリスクもあります。
そんな状況でも物販で稼いでいる人はいるため、真似してみましょう。
物販を本業にする場合に最低限でも押さえておきたい2つのポイントを紹介します。
作業を人に任せる
最初は物販の作業を自分一人でやるのはいいでしょう。
人に作業を任せるとしても、自分が作業の内容を把握していないと教えられないためです。
ただし、物販を本業としてやっていくなら、一人だけだといつか限界がきます。
収入が伸び悩んできたら、そろそろ人に作業を任せる時期かもしれません。
物販で成功する人の特徴は、すべて自分でやろうとしない人です。
人を雇えば作業量を何倍にも増やせることを理解しています。
雇うのに抵抗があるなら、作業の一部を外注化させる方法もおすすめです。
物販は、発送や梱包などを外注しやすく、一部のみの外注ならコストは少なくて済みます。
作業を人に任せれば、自分の時間が増えて売れる商品のリサーチに充てられるようになるでしょう。
十分な資金を用意しておく
物販は仕入れが必要なため、資金の流れを把握しておくことが大切です。
お金の流れを把握していないと、黒字のように見えても倒産する場合があります。
物販はものが売れて入金があるまでタイムラグが発生しており、支払いができずに事業を続けられなくなるリスクがあるからです。
たとえば、仕入れの段階で支払いが発生するのに、手持ち資金がなく倒産するケースです。
物販は、商品が売れるまで数か月かかる場合もあるため注意しましょう。
とくに利益ばかりを優先してしまう人は、黒字倒産になる傾向があります。
その理由は、売れると勝手に判断してしまい、仕入れ量を多くしてしまうからです。
実際に販売してみると売れ残りが発生してしまい、資金がショートする傾向があります。
物販を本業として成功させたいなら、十分な資金を用意しておいてお金を回せるよう注意するようにしてください。
物販を本業にする際の注意点
物販を本業にしようと独立した人でも、失敗する人は少なくありません。
失敗した人は、物販で成功した人と何が違うのでしょうか。
その違いは物販に限らずいえることですが、意識が違うことと、リスク想定ができていることです。
自分が間違った考えをしていないか、確認してみましょう。
労働ではなくお金に稼いでもらうこと
物販で成功するために一人で稼ごうとしても限界があります。
では、お金に稼いでもらうとはどういうことでしょうか。
物販を勉強するためにお金を使う、お金を使って人を雇うなどです。
たとえば、安易に物販で稼ごうと考える人は、人気の商品や限定品を仕入れるでしょう。
この方法でも一時的に稼ぐことはできますが、安定性は得られません。
せどりでは頭打ちが起こりやすいため、最初はお金を使って正しい物販のやり方を学ぶことも必要になります。
また、自分の時給より安い金額で人を雇えば、利益率を高めることができます。
少しずつ自分でやる作業を減らしていけば、お金にお金を稼いでもらうといった事が可能です。
アカウント停止のリスクを防ぐこと
物販でもっとも避けたいのは、アカウント停止です。
売る場所を失ってしまうと、当然利益を得ることはできません。
アカウント停止は規約違反をしていることが多いため、事前に確認しておきましょう。
とくに注意したいのは、Amazonなど特定のプラットフォームに頼る場合です。
出品禁止のものを販売していた、法律に違反していたなどの理由でアカウント停止になる恐れがあります。
また、Amazonは顧客満足度を重視しており、悪い評価が多ければ警告がくるかもしれません。
アカウント停止になるかは、売り上げ額とは関係がないため注意してください。
たとえAmazonで月500万円以上の利益が出ていたとしても、問題があれば同じ対応です。
規約違反や法律違反は、知らなかったでは済まないでしょう。
本業として物販をやるなら、物販の基礎知識も身につけておくことです。
物販の基礎的なノウハウについては、以下公式LINEで情報を提供していますので、気になる方はぜひご確認ください。
物販を本業にするメリット・デメリット
物販を本業にするのか迷ったら、本業にするメリット・デメリットを確認してみましょう。
リスクの面にも目を向けることで、自分に合った働き方なのか判断しやすくなります。
メリット
物販を本業にするメリットは、時間や収入が自由になることです。
本気で取り組むことで、会社員の頃と比べてメリットが得られるでしょう。
時間が自由になる
物販を本業にすると、自営業として働くことになります。
働く時間が自由になるため、仕事とプライベートのバランスが良くなるでしょう。
隙間時間を利用して、趣味や家族との時間を楽しむこともできます。
また、最初は自分の時間が少なくなりますが、人を雇うことで時間を増やすことが可能です。
数年ほどは一人で作業を続ける必要がありますが、外注化を利用しほとんど作業が必要ないくらいに持っていくこともできます。
年収1,000万円以上も可能
物販を本業でやるメリットとして感じやすいのは、高収入が目指せることです。
頑張りようによっては、年収1,000万円以上も可能です。
とくにネット通販だと作業を少なくできるため、高収入が目指しやすいでしょう。
また、物販のノウハウが確立していけば、将来的に指導者としての道もあります。
セミナーなどを開いて人を集めて収入を得る方法もおすすめです。
物販で人を雇って自分の手が空いたら、違うビジネスに発展させることもできます。
人間関係のわずらわしさがない
物販を本業にすると、会社員のような人間関係がなくなります。
取引先との付き合いや顧客対応はありますが、人に任せることで自分は対応しなくても済みます。
ネットを利用した物販なら、会社に行く必要もなく、気を遣う上司や部下もいません。
自宅を利用した働き方も可能となり、通勤のわずらわしさもなくなります。
ミスをしても叱られる人もいなければ、上司との飲み会もないため、自由な働き方ができるでしょう。
デメリット
物販を本業にすればあらゆる面で自由が得られますが、デメリットも存在しています。
現在利益があってもいつ事業が失敗するかわからない世界のため、自分に合っているのか事前に見極めておいてください。
失敗しても再就職できないリスクがある
物販で成功しても、ある日突然収入がなくなるかもしれません。
それだけ事業を継続させるのは難しいため、再就職へのリスクも考慮しましょう。
物販に限らず、独立起業した経験がある人は、会社側が嫌がる傾向があります。
そのような人はチャンスがあれば、また独立する可能性があるからです。
長く勤める保証がない人は、会社としても積極的に雇いたいとは考えないかもしれません。
また、一度独立した人は自由な働き方を求める傾向があるため、会社に馴染めないリスクもあります。
再就職が決まったとしても、本人がすぐに辞めたくなるリスクも考慮しておいてください。
老後の不安がある
自営業になると、会社員として当たり前だった保証がなくなります。
会社員なら厚生年金に加入できますが、自営業は国民年金に加入することになります。
国民年金だけだと、老後にもらえる年金額が少なくなるでしょう。
物販で利益が出たら、老後のため貯蓄しておく考えが重要です。
利益が出たからといってすぐに使ってしまうのではなく、自分で将来のために備えなければなりません。
物販の本業が向いているのはこんな人
最後に、物販を本業としてやるのに向いている人の特徴を紹介します。
向いている人の要素は多くないため、対象となるのに難しい条件があるわけではありません。
メンタルが強い人
物販はトラブルが多いため、メンタルが強い人におすすめです。
たとえば、お客様からクレームが来た、アカウントが停止になった、届くはずの商品が到着しないなどの問題です。
本業でやるなら、どんな問題が起きても人のせいにはできません。
すべて自分で対処する必要があり、責任を自分で取る覚悟が必要です。
もし、自分のミスで収入が減ったとしても、自分の原因だと認識しなければなりません。
また、問題があっても、立ち直れるかは本人次第でしょう。
ミスを深く考え込まずに、成功のため改善していけばいいと、前向きに考えられる人に向いています。
物販で成功する人の多くは、何度ミスを繰り返しても諦めずに行動できた人です。
スマホやパソコンの操作ができる人
物販で必要なスキルは、スマホやパソコンの操作です。
どちらも使ったことがない人や、操作を学ばない人には向いていません。
最低限必要なのはスマホで、パソコンはできればあるといい程度です。
逆に、普段からスマホやパソコン操作に慣れている人なら、問題なく物販を始められます。
仕入れや出品はネットで完結可能で、発送も自動化させることができるからです。
リサーチや物販の勉強もネットでできるため、スマホやパソコン操作に問題がなければ、物販が向いているといえるでしょう。
物販は本業でやると可能性が高まる
本業で物販をやるべきか迷ったら、まずは副業からチャレンジしてみてください。
いきなり独立開業するのはリスクがあるため、最初は副業で利益を出すことから始めることです。
ある程度の利益が確保できれば、本業としてやるのもいいでしょう。
物販はやればやるほど可能性も広がるため、おすすめのビジネスです。
物販ラボでは「ネット販売スタートマニュアル」も無料配布しています。
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