2023.10.20 投稿
2024.05.17 更新
iPhone転売のやり方|稼ぐコツや注意点も解説
この記事では、iPhone転売のやり方について解説していきます。
iPhone転売のメリットやおすすめの仕入れ先、稼ぐコツや注意点なども紹介しているので、ぜひ読み進めて参考にしてください。
正しい知識を身につけてiPhone転売を成功させ、大きな利益を手にしましょう。
当メディア(物販ラボ)では1000名以上の方に転売・物販の指導実績があり、こちらの記事はネット販売の経験が8年の経験と知見による内容になっています。
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物販ラボ運営責任者、アマラボ(物販ツール)の共同開発者、Amazon、ebay、Yahoo!ショッピング、ヤフオク、BUYMA、メルカリ、ラクマ、ヤフオクフリマ、Mercadolibre、etsy、BONANZA、ネットショップとあらゆる販路で販売。
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中川 瞬のプロフィール
目次
iPhone転売のメリットとは?
イントロダクション
仕事でもプライベートでも欠かせないスマホは、需要が高く売れやすい商品です。とくにiPhoneはAndroidよりもシェア率が高く、需要が高いことから転売ビジネスでも狙い目です。
iPhoneをはじめ、スマホ全般の転売方法について解説した記事もあるので、参考にしてみてください。
iPhone転売のメリットとは?
iPhone転売は需要の高さと回転率の高さがあり、さらに利益率も高いためメリットばかりの商品です。仕入れのしやすさも特徴で、転売ビジネスにチャレンジするならおすすめです。
この章では、iPhone転売のメリットを詳しく紹介します。
需要が高く回転率が高い
転売ビジネスは商品を仕入れて売るため、どうしても在庫を抱えるリスクがあります。その点iPhoneは回転率が高く売れやすいので、在庫に悩むリスクが低い商品のひとつです。
日本のスマホユーザーの70%近くがiPhoneを使っており、ベンダーも似たシェア率があります。そのためiPhoneは国内でのシェアが最も高く、需要の高さにもつながります。
iPhoneユーザーはスマホ以外にもApple社製品を持っているケースが多く、買い替え時にまた同じiPhoneを選ぶ可能性が高いので、需要が下がることはないでしょう。
Apple社の製品はAndroidとの連携性が低いところも、iPhoneユーザーが買い替えでAndroidを選ぶ可能性が低い理由です。
iPhoneは洗練されており、オシャレでスタイリッシュなブランドというイメージを持つ人が多く、ブランドの価値の高さも需要につながっています。そのため、中古品でも構わないのでiPhoneを買いたい人もいます。
在庫リスクの低いiPhoneですが、正しい方法で転売するためにも、スマホ転売の基礎知識を身につけておきましょう。こちらの記事にも目を通してみてください。
・(関連)転売で在庫を抱えるのはリスク?商品管理のポイントと不良在庫を防ぐヒント
利益率が高い
転売商品の中でもiPhoneは利益率が高く、中古品でも1万円以上の利益を期待できます。
利益率の低い商品は何十個も販売してようやく1万円の利益を出しますが、iPhoneは1台売るだけでよく、仕入れや販売にかかる手間や経費の削減にもつながります。
iPhoneはサイズがコンパクトなため送料も安くすむので、経費を抑えて利益を出しやすい商品と言えるでしょう。
仕入れがしやすい
人気があり需要も高いiPhoneですが、仕入れのしやすさもメリットのひとつです。
人気商品は仕入れの難しいケースが多いものの、iPhoneの場合は新機種が発売されると、今まで使っていた機種を下取りに出すか、買取店やフリマアプリで売る人が多くいます。
そのため市場には常に中古のiPhoneが並んでおり、最新機種にこだわらなければ簡単に仕入れられるでしょう。
株式会社NNコミュニケーションズが行ったオンラインアンケートの結果によると、iPhone15発売を前に半数以上のユーザーが買い替えを検討していました。
この結果から、新機種発売にともなって買い替えるユーザーは一定数いるといえます。
→株式会社NNコミュニケーションズ|iPhone15に関する事前調査!半数以上が買い替えを検討との結果
スマホを買い替える人の約12%が、それまでの機種をフリマアプリで売ったとの結果が出ています。したがって、新機種が発売されると同時にフリマアプリへ中古のiPhoneが出回るため、仕入れやすい状況がめぐってきます。
iPhone転売のやり方【新品・中古それぞれの基本】
利益率も回転率も高いiPhone転売で儲けるには、正しい方法を学んで適したやり方で進めます。扱うiPhoneが新品か中古かで転売する方法が変わるので、該当する見出しを選んでチェックしましょう。
新品のiPhoneを転売する方法
新品のiPhoneを仕入れて転売するには、自分で新規契約をする、またはMNPを使い他社から乗り換えて格安で購入して新品のiPhoneを入手します。
MNPとは、契約中の携帯電話会社で使っている電話番号はそのままで他社へ乗り換えられる制度です。
携帯電話会社の多くが、MNPを利用した他社からの乗り換えを積極的に行っており、ひとりでも多くの顧客を得るためキャンペーンを開催しています。
キャンペーン内容は豪華で、過去には本体代金1円(一括払い)で購入できたケースもありました。このキャンペーンを利用すると、極力安くiPhoneを仕入れて転売し、大きな利益を期待できます。
MNPの手続きは以下のとおりシンプルです。
- 契約中の携帯電話会社でMNP番号を発行
- 乗り換え先の携帯電話会社で、契約しiPhoneを格安で購入する
- 一定期間、契約を継続して解約
- 購入したiPhoneをオークションサイトやフリマアプリに出品して売る
iPhoneは海外でも人気があるため、価格差を海外へ販売し大きな利益を得る方法もあります。
中古のiPhoneを転売する方法
中古のiPhoneを仕入れて転売するには、ネットショップやメルカリなどで中古iPhoneを仕入れて、Amazon・ヤフオク・メルカリなどで販売します。
流れを簡単に紹介すると、以下のとおりです。
- ネットオークションやネットショップ、フリマアプリなどで中古のiPhoneを購入
- 購入したiPhoneに不備がないかを検品
→検品内容は傷や汚れの確認・動作確認・付属品の有無など - 検品して問題がなければ、フリマアプリなどに出品をして売る
中古iPhoneも新品と同様に海外での需要が高く、海外へ向けて売るやり方もあります。
iPhone転売のおすすめの仕入先
新品の場合
仕入先 | メリット | デメリット |
---|---|---|
au・docomo・Softbankなどの携帯ショップ・代理店 | キャッシュバックキャンペーンなどで安く仕入れられる | 短期間での解約を繰り返すとブラックリストに入れられる |
Amazon | ・現地へ出向かず仕入れができる ・ポイントがもらえる |
購入前に実物を手に取って確認できない |
アップルストア | 正規品を仕入れられる | 大きな割引がない |
新品のiPhoneの仕入れ先としておすすめは、上の3タイプです。
携帯電話会社のショップや代理店は、キャッシュバックキャンペーンなどがあり、転売以外の利益が手に入るケースもあります。たとえば本体価格1円で購入でき、商品券5万円分がもらえるなどのサービスです。
しかし携帯電話ショップや代理店は1人の名義で5台までと契約に制限があり、最大5台まで購入できるものの、くり返すとブラックリストに入る可能性があります。
また、AmazonでiPhoneを購入するとAmazonのポイントがつき、次回以降のお買い物の値引きに役立ちます。
アップルストアで購入したiPhoneは高品質で安心でき、金額的な割引はありませんが、買いだめしたApple Gift Cardを使うと安く仕入れることが可能です。
中古の場合
仕入先 | メリット | デメリット |
---|---|---|
Amazon、Yahoo!ショッピング、楽天市場などのネットショップ | 現地に出向かず簡単に仕入れられる | 実物を手にとって確認できない |
ゲオ、ブックオフなどの実店舗 | 購入前に実物を手にとって確認できる | 動作確認が済んでいない場合もある |
メルカリ、ラクマなどのフリマアプリ | 安すぎる商品は故障や偽物のおそれがある | 実物を手にとって確認できない |
ネットショップとフリマアプリは手元に届くまで実物の確認ができないため、細かい傷や故障の有無の確認、動作確認が購入後になります。ネットショップは商品説明をすみずみまで読み、商品画像を全てチェックしましょう。
フリマアプリの場合は商品説明と画像に加えて、出品者のプロフィールや評価を確認し、評価が低い出品者からの購入は避けます。疑問があれば出品者へ問い合わせをしてから購入しましょう。
iPhone転売で稼ぐためのポイント
iPhone転売で成功して稼ぐには、タイミング・コスト・業者を利用しないことの3つがポイントです。ポイントごとに詳しく解説します。
安く仕入れられるタイミングでiPhoneを購入する
iPhoneの新機種が発売したときと、各携帯電話会社の決算時期に購入すると安く仕入れられます。新機種発売のタイミングで旧機種を下取りに出して手放すユーザーが多く、型落ちのiPhoneが市場に出回りやすい時期です。
日本国内の企業の多くは決算が3月で、少しでも業績を上げるためにiPhoneを値下げし売上を伸ばそうとします。すると機種変更を考えるiPhoneユーザーが増え、下取りに出されるiPhoneが増えるからです。
違約金などのコストも考慮して仕入れをする
iPhoneを転売するには、違約金や通信費のコストも計算に入れて仕入れをしましょう。
安く仕入れることができたとしても、コストがかさんで利益が少なくなっては意味がありません。契約前にコストの全てといくらで売れそうかを比較し、確かに利益が出るとわかってから契約します。
買い取り業者は利用せずに自分で販売する
【おすすめの転売先】
Amazon | 商品の保管から配送業務などを代行してくれるAmazon独自のサービスのFBAを使えるので、負担が少ない |
---|---|
メルカリ | 強気な価格で出品しても購入される可能性がある |
ヤフオク | 価値あるiPhoneは予想以上の高値がつくこともある |
仕入れたiPhoneを買取業者へ依頼して買い取ってもらう方法もありますが、自分で手間をかけずにすむ分手数料が必要です。手数料をはぶき、少しでも利益を増やすには、自分で販売しましょう。
AmazonのFBAを使えば商品の保管から配送まで代行してくれるため、負担を抑えて販売できます。
メルカリのユーザーは一般人が多く、出品したiPhoneの正しい価値を知らない場合があります。そのためやや強気な価格で出品しても、売れることを期待できるでしょう。
ヤフオクはiPhoneの本当の価値をわかるユーザーが入札するので、希少価値の高い製品の場合、驚くほどの高額で落札される可能性があります。
iPhone転売を行う際の注意点
成功すると大きな利益を手にするiPhone転売ですが、失敗しないための注意点が3つあります。損をしたりクレームを受けたりしないために、注意点に目を通してからiPhoneを仕入れましょう。
出品する前に必ず白ロムかをIMEI番号から確認する
特徴 | 転売可否 | |
---|---|---|
白ロム | SIMフリーとして売られている端末やキャリア契約を解約してSIMカードを抜いた端末 | 可能 |
赤ロム | 料金未払いや盗難などの理由で通信会社からロックされた端末 | 不可 |
黒ロム | キャリア契約中の端末 | 不可 |
上の表のとおり白ロム以外は転売できないため、白ロムだけを出品しましょう。
売りたいスマホが白ロムかを確かめる方法は、IMEI番号で確認できます。
IMEI番号はiPhoneの場合、SIMトレイに表示されており、番号を見つけたら各携帯電話会社の確認ページで白ロムかをチェックしましょう。主な携帯電話会社の利用制限確認ページを載せておきます。
利用制限確認の画面でステータスが「〇」の場合は白ロムですが、「△」は現在利用中、「×」は赤ロムです。「〇」の場合のみ出品しましょう。
黒ロムでもSIM契約を解除し、SIMフリーの状態になっていれば転売できる可能性があります。
クレームや返品を避けるため出品前に検品を行う
購入者へ届けた商品に問題があるとクレームや返品が発生するので、余分な手間や経費がかかります。仕入れや出品など利益につながる活動の時間を減らさないために、3つのことを検品でチェックしてから出品しましょう。
iPhoneのデータを完全に消去する
中古のiPhoneには個人情報などのデータが入っているため、完全に消去してから出品します。端末による初期化だけではデータを完全に消せず、市販のソフトで個人情報が復元できるからです。
中古のiPhoneを転売する場合は、個人情報を完全に消すソフトなどを使い、データが全く残っていない状態で売りましょう。
付属品を確認する
iPhone本体だけでなく、購入時の付属品もそろっていた方が高値で売れます。以下の付属品ができるだけそろっている商品を選んで仕入れると、利益をあげやすくなります。
- USBケーブル
- ACアダプタ
- イヤホン
- 取扱説明書
- 保証書
- 外箱
ただし付属品はiPhone本体の製造番号と一致していなければ使えないため、間違いなくそのiPhone本体のものかを調べてから出品しましょう。
仕入れるときも製造番号が本体と同じかを確認すると、盗品の購入防止に役立ちます。しかし、修理に出したために製造番号が異なるケースもあり、あくまでも目安です。
動作確認をする
出品したiPhoneに不具合があるとクレームや返品の原因になるので、以下のチェック項目を全てクリアした端末を出品しましょう。
- 電源が入るか
- 液晶が乱れていないか、傷がついていないか
- ボタンは正しく反応するか
- 充電はある程度持つか
液晶画面の傷は目立ちやすくクレームにつながりがちと言えます。十分に確認して、状態に合った価格をつけます。充電の持ちは、フル充電でも1時間も持たなければバッテリーが消耗しておりクレームの原因になります。
バッテリーの持ちを調べるには、「設定>バッテリー>バッテリーの状態」の最大容量をチェックしましょう。新品のときと現在を比較したバッテリー容量の基準がわかります。
古物商許可の取得が必要
中古のiPhoneを仕入れて転売する場合は、古物商許可を取ってから行いましょう。許可のないまま中古iPhoneを販売すると、古物営業法違反になり3年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられます。
iPhoneに限らず、中古品を転売ビジネスで扱う場合は古物商許可が必要なため、早めにとっておくと安心です。ただし自分が使っていたiPhoneを売る場合、古物商許可は不要です。
初めてiPhone転売にチャレンジするときは、中古品からをおすすめします。
携帯電話不正利用防止法に違反しない
iPhoneなどスマホの代理購入や白ロム以外の端末の販売は、携帯電話不正利用防止法に違反するため避けましょう。代理購入とは、自分の名義でiPhoneを契約して報酬と引き換えに無断でiPhoneを他人に譲渡することです。
白ロム以外のiPhoneを転売すると代理購入にあたり、罰せられる可能性があります。出品する前に必ず白ロムかをチェックし、確実に問題がないものだけを売りましょう。
iPhone転売の規制は年々難しくなってきている
iPhoneを安く調達して高く売るには、各携帯電話会社のキャンペーンが狙いめです。
しかし総務省が大手キャリアに対し、転売行為を防止するために利用料金の値下げ額を緩和したため、大幅な本体価格割引を打たなくても他社と競い合えるようになりました。
今後は本体価格1円のスマホをキャンペーンで用意する会社は減り、料金体系のサービスで競い合う可能性が高まっています。
スマホ転売は本体を安く仕入れたり、キャッシュバックを受けたりして利益を出すため、年々携帯電話会社から購入して転売する方法が難しくなってきています。
iPhone以外にも転売すると儲かる商品を知りたいときは、こちらの2記事も参考になります。おすすめ商品・人気商品・おすすめの仕入れ先も紹介しているので、転売ビジネスの知識を増やしましょう。
・(関連)【2024最新版】転売におすすめの商品と売れる人気商品の特徴解説!
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iPhone転売のやり方:まとめ
iPhoneは需要が高く利益も大きい商品なので、転売して稼ぐにはおすすめの商品です。iPhone転売初心者は中古品からがおすすめなので、古物商許可を早めにとって売買をしましょう。
仕入れたiPhoneは、問題なく電源が入り個人情報などのデータが完全に消えており、バッテリーの持ちも良い状態かを確認してから出品します。付属品の有無や、製造番号が本体と一致しているかなども確かめてください。
仕入れたiPhoneの販売先は、買取業者よりも自分でネットオークションやフリマアプリを使って売った方が、高い手数料がかからず利益が増えるでしょう。
物販ラボでは「ネット販売スタートマニュアル」も無料配布しています。