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    Amazon輸入ビジネス失敗の事例を9つ紹介【回避と解決策あり】

    監修者松下 隆史

    Amazon・Yahooショッピング!でのネット物販の専門家。前職はトラックドライバーで40代半ばから副業でネット物販を開始。4ヶ月で本業の収入越える。200名以上のネット物販のサポート、在宅で出来るネット物販の指導にてストアカアワード受賞の講師。SNS:TwitterLINE
    松下 隆史のプロフィール

    執筆者中川 瞬

    物販ラボ運営責任者、アマラボ(物販ツール)の共同開発者、Amazon、ebay、Yahoo!ショッピング、ヤフオク、BUYMA、メルカリ、ラクマ、ヤフオクフリマ、Mercadolibre、etsy、BONANZA、ネットショップとあらゆる販路で販売。
SNS:TwitterLINE
    中川 瞬のプロフィール

    こんにちは。中川瞬(@buppan_system)です。

    中川
    Amazonの輸入ビジネスは失敗することはあるのか?
    ということを知りたい方に、Amazon輸入ビジネスの失敗事例をす踏まえ解説をしていきます。

    この記事を読むことで、

    1. Amazonの輸入ビジネスの失敗の理由
    2. Amazonの輸入ビジネスの失敗事例
    3. Amazonの輸入ビジネスを成功させる秘訣

    を知ることができます。

    この記事を書かせて頂いている私は現在、輸出・輸入・国内のあらゆる物販のノウハウをお伝えしています。

    時間がない会社員の方や子育てをしている主婦の方でも、副業で収入を得ることができるように指導やシステムの提供をしています。

    下記でプレゼントをお渡ししているので、ぜひ受け取ってください。

    それでは、Amazon輸入ビジネスの失敗について解説をしていきます。

    Amazon輸入ビジネスの仕組み

    Amazon輸入ビジネスの失敗を話すためにも、最初にビジネスがどのようなものかをお伝えします。

    Amazon輸入ビジネスは、世界中の商品を日本のAmazonで販売するビジネスです

    仕入れ先はアメリカをはじめ、イギリスやフランス、ドイツ、カナダ、中国、イタリア、スペインなどさまざまな国があり、世界中の商品を日本で販売することができます。

    海外と日本のAmazonでは、同じ商品であっても異なる価格で販売がされています。

    その価格差を利用して海外と日本の市場を比較して、海外から安く仕入れて日本で高く売ることにより、その価格差で利益を得ることができるという仕組みです。

    Amazon輸入ビジネスの失敗事例

    Amazonの輸入ビジネスの仕組みを知ると、海外と日本の価格差を利用し収入を得ることができ、とても魅力的に感じます。

    しかしながら、海外からの商品を輸入するにあたり、知っておくべきことがあります。

    この知っておくべきことを把握しないで、実践をしてしまうと法律の違反や損をしてしまいます。

    知らずにやってしまうと失敗する事例9つをご紹介しますので、参考にしてください。

    ① 法律違反の商品の輸入

    引用:経済産業省|法令一覧

    Amazon輸入ビジネスを始めたばかりの頃に、知らずにやってしまいがちなのが「法律違反商品」を輸入してしまうことです。

    輸入には、

    をはじめ法律と条約があります。

    様々な法律と条約がある中で、覚えておくべき大事なことは輸入できない禁止の商品があるということを知っておくことです。

    特定の国や地域で規制された商品、安全規制に違反する商品など、法的な問題を引き起こす可能性がある商品は輸入をしてはいけません。

    輸入が法律で禁止されていることを知らずに、日本では誰も販売していない商品だから、価格差が大きいから輸入をしてしまうミスをしてしますと、

    ビジネスの継続性や信頼性に悪影響を及ぼすだけでなく、販売サイトのアカウントの停止や最悪訴えられるなど致命的になる可能性もあるので注意が必要です。

    輸入で禁止されている商品の法律を解説していきます。

    参考:経済産業省|法令一覧

    ①ワシントン条約(CITES)で規制されている商品

    引用:経済産業省|ワシントン条約(CITES)

    日本でのワシントン条約で禁止されている動物は、生きている動植物では、サルやオウムになります。

    加工品や製品ではトラ・ヒョウ・ワニ・ヘビの皮革製品、ゾウの象牙などになります。

    ワニやヘビ皮については、ワニやヘビの種類によって規制されているものとそうでないものがあります。

    ワシントン条約で規制されている商品は輸入をしないようにしましょう。

    参考:経済産業省|ワシントン条約(CITES)

    引用:税関|ワシントン条約

    ②食品衛生法の許可が必要な商品の販売

    意外と失敗の落とし穴なのが「食品衛生法」です。

    食品や飲料品、健康補助食品(サプリメント)などの販売をよく見かけますが、食品衛生法が関係してきます。

    また、以下の商品は食品でないので、わかりづらいですが食品衛生法の対象です。

    食品衛生法の対象例
    • 乳幼児が口に含む可能性のあるおもちゃ
    • コップなどの食器類
    • まな板などの調理器具
    • ジューサーなどのキッチン家電
    • ラッパなど口で吹く楽器
    • 浄水器

    食品だけでなく人が口をつける商品は、食品衛生法が関係してきます。

    これらの商品を輸入する場合は許可が必要かを確認してから、輸入をするようにしましょう。

    参考:厚生労働省|食品衛生法の改正について

    ③危険物に関する法律

    危険物に関する法律については、下記が主な法律になります。

    危険物に関する法律
    • 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)
    • 毒物及び劇物取締法(毒劇法)
    • 麻薬及び向精神薬取締法

    麻薬や覚せい剤、指定薬物、爆発物、火薬類の禁止はもちろん、銃器や弾薬などの武器といった危険物も輸入禁止の対象になります。

    ないとは思いますがこのようなものを輸入しようとすれば、罪に問われることになります。

    「知らなかった」ではすまない場合もあるので、輸入できないものはしっかり把握しておくことです。

    ②Amazonの規約の禁止商品の販売

    先ほどは輸入をするにあたり、様々な法律と条約があることを説明しました。

    法律と条約以外にもAmazon輸入で販売する、日本Amazonの規約にも販売できないものがあります。

    日本Amazonで販売できない禁止商品の一部を挙げてみると、

    販売禁止商品の例
    •  非合法の製品や非合法の可能性がある製品
    • リコール対象商品
    • アダルト商品
    • ペット
    • 動物用医薬品
    • 輸入食品および飲料
    • 海外直送によるヘルス&ビューティ商材
    • ピッキングツール

    とアダルト商品や動物関連や人の健康や美容に関係するものが主になります。

    またピッキングツールのような、犯罪に使用されてしまうものや、不快感を与える商品なども出品できません。

    また、Amazonが販売を許可していない商品は出品不可なので、事前に自身が販売できない商品に関しても事前に把握しておきましょう。

    ③偽物の仕入れと販売

    海外でのブランドの商品の仕入れには注意が必要です。

    意図をせず、誤って正規品ではでなく偽物を仕入れてしまうこともゼロではありません。

    正規店での購入では、偽物であることはありませんが、そうでない信頼がない仕入れ先の場合、慎重に仕入れをしましょう。

    特に正規の価格よりもかなり安くなっている場合は、偽物の可能性が高いです。

    最近の偽物は精巧になっていきているので、注意が必要です。

    偽物を販売をしてしまった場合はAmazonの販売アカウントも停止になってしまうので、仕入れ先の選定と十分な検品をしましょう。

    ④並行輸入品への保証

    並行輸入品とは、メーカーが認める正規輸入代理店を通さずに国内に輸入された商品のことを指します。

    たとえば、ブランドバッグを百貨店などの店舗で買えば正規品ですが、海外の直営店や正規代理店、免税店・特約店から仕入れて輸入販売すれば並行輸入品となります。

    並行輸入品は、製品自体は正規品と同じであるため、性能や特性も基本的には変わりません。

    その上、並行輸入品は正規品よりも安く仕入れられたり、正規品にはない商品を仕入れられたりするので、消費者にとっては魅力的な選択肢なんです。

    しかし、ビジネスとして並行輸入品を取り扱う場合は注意すべき点もあります。

    並行輸入品の注意点
    • 品質が悪い場合がある
    • 商品の保証が効かない
    • 日本と仕様が異なっている場合がある

    並行輸入品の場合は、メーカーを通しているわけではないのでメーカー保証が効きません。

    欠陥があった場合でも、返品や修理、交換などのアフターサービスも受けられない場合があります。

    正規代理店や直営店で高く販売されているのは、商品の保証が整っていることや、メンテナンスのサポートが充実しているためです。

    なので、並行輸入品として販売する場合は、保証やメンテナンスがないことを購入者にお伝えしておきましょう。

    ⑤商品の仕入れの間違い

    輸入でよくある間違いが、商品の取り間違えや、色やサイズ違いになります。

    仕入れ先から商品が届くと、異なる商品が送られてきたり、色やサイズが間違って届くということもあります。

    • 誤った商品の出荷: 顧客が注文した商品とは異なる商品が送られる
    • 数量の不一致: 注文された数量と異なる数量が送られる

    またサイズについては、日本と仕入れ先の国のサイズの認識で間違ってしまうことや、そもそものサイズ感が異なることがあります。

    仕入れ先への連絡は綿密にとり、色やサイズについて特に注意しましょう。

    ⑥利益の計算間違い

    輸入の場合は国内の仕入れや販売では発生しない、関税や送料の費用がかかります。

    関税は商品の品目によっても異なります、税関のサイトをチェックして、費用の計算をしましょう。

    引用:税関|輸入統計品目表

    また商品の輸送については国際送料がかかります。

    国際送料は日本のサイズでの料金ではなく、容積重量計算というサイズと重さを測定し、大きい方を採用するものが基本です。

    そのため、特に重たいものや大型商品などの送料では計算が狂いやすくなるので、取り扱うときは注意して計算しましょう。

    参考:税関|輸入統計品目表

    ⑦在庫切れと在庫過多

    海外で仕入れをしたものは、配送に時間がかかります。

    国内では翌日や翌々日には到着することも多いですが、海外からの出荷はそれほど早く到着することはまずありません。

    国によって異なりますが、基本的にかかる日数は、

    • 中国:10~20日
    • 米国、イギリス、ドイツ、イタリア、フランス、スペイン:6~10日
    • 韓国:2~5日
    • 香港、台湾:3~8日

    といったところです。

    近い国でも1週間程度かかることもあります。

    天候などによっても配送日数は変わるので、注意が必要です。

    もし、仕入れが間に合わずに在庫切れを起こしてしまうと、販売機会を失ってしまうことになりますので、余裕を持って商品の仕入れを行うようにしましょう。

    ですが、だからといって一度に大量に仕入れてしまうと、値崩れが起きたときに損失が大きくなってしまうので無理な仕入れも要注意です。

    ⑧不良品と商品の破損

    海外からの輸入の場合、商品が到着まで国際配送で長い距離を空輸されます。

    そのため、国際配送の過程で商品が破損してしまうこともあります。

    しっかりと梱包されていれば問題はありませんが、割れ物などの場合は注意が必要です。

    仕入れ先にしっかりと緩衝材を入れて梱包をすることと、危険物のシールを貼るように伝えておきましょう。

    また、仕入れ先に工場によっては、不良品が多く含まれていることがあります。

    現地での検品が可能であれば実施すること、不可であれば日本に到着してから検品を確実にしましょう。

    ⑨キャッシュフローの不足

    キャッシュフローの不足とは、十分な資金が手元になくなってしまう状態を指します。

    収入と支出のバランスがうまく取れておらず、支払い期限に間に合わなくなったりと困難な状況に陥ることです。

    Amazon輸入は海外の商品を仕入れるので、商品を販売をするまでに時間がかかります。

    またAmazonの入金は振込みまで2週間ほどかかるので、その間に資金がなくなってしまうと、帳簿上は黒字でも支払いが滞ってしまうという事態になってしまいます。

    仕入れの代金が先払いの場合は、入金ベースでキャッシュフローをきちんと管理するようにしていきましょう。

    まとめ

    ここまで、Amazon輸入ビジネスでの失敗の事例のケースを踏まえ、解説をしてきました。

    輸入に関する法律の全てを知ることは不可能なので、自分がAmazon輸入をする上で必要な部分を抑えていきましょう。
    自分で判断ができない場合は、専門家に聞くことも1つの方法になります。

    Amazon輸入は海外商品を日本で販売して、価格差で収入を得ることができます。

    ぜひ今回の内容を踏まえて、実践をしてみてください。

    amazon輸入ビジネスを実践する際のチェックリストを作ってみましたので、ぜひ活用してみてください。

    <amazon輸入ビジネスチェックリスト>

    失敗を防ぐチェックリスト
    • 法律違反の商品でないか
    • 知的財産権に関連する商品でないか
    • 食品衛生法に引っかかる商品でないか
    • 輸入規制のある商品でないか
    • Amazonの規約に違反していないか
    • 商品は一致しているか
    • 出品ページに誤りはないか
    • 出品してよい商品か
    • 原価計算は間違っていないか
    • 仕入れ数は適正か
    • 配送日数に余裕はあるか
    • 配送先に誤りはないか
    • 支払い・入金のサイクルに余裕はあるか

    最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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    ①パソコンの選び方
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