今回は、Amazon輸入ビジネスの肝となるリサーチ方法について紹介していきます。
・Amazon輸入ビジネスで稼ぎたいけれど、 売れる商品をどうやって探していいかわからない
・Amazon輸入ビジネスを始めてみたけれども、リサーチに行きずまっている
・売上が思うように伸びない
・Amazon輸入ビジネスで商品リサーチに時間がかかり効率的にしていきたい
と悩んでいませんか?
こういった方の為に、効率的な商品選定と利益の出るリサーチ方法について解説していきます。
最初は、ライバルや市場調査をすることが何よりも大切です。まずは、売れている人がどんな商品を扱っているのかリサーチしてみましょう。
その後、慣れてきたら人と違う視点を持つことで多角的に物事を見れるようになり、 差別化できるようになります。
結果、価格競争に巻き込まれずに利益率の高い良い仕入れができるようになりますのでぜひ覚えておいてください。
目次
1.商品選定の考え方
Amazon輸入ビジネスではリサーチ(商品選定)で大部分が決まります。価格差だけにとらわれては一時的に稼げることはあっても必ず飽和が訪れますのでそれは避けなければなりません。
利益の出そうな商品ばかり選んで、在庫過多になっては無意味ですので、商品は慎重に選定する必要があります。
次の項目では商品選定基準の例をご説明させていただきます。
専門性の高い商品
1つ目は専門性が高い商品い商品です。
「誰がこれ買うの?」という商品がトップを総取りしているパターンです。狙いとしては割と利益率が高く月に5個程度売れる商品が狙い目です。
月に5個しか売れないとはいえ、その商品1つを扱うよりは、その種類の商品を複数扱うことが重要です。専門性が増すにつれ一定の層には絶えず需要がありますので、売れないことで悩まされることは少ないです。
いわゆる、マニアがその需要を担います。
販売に資格が必要なもの
2つ目は販売に資格が必要なものです。
簡単にいえば、BluetoothやWi-Fiなどの機能を持った商品のことです。Wi-Fiはともかく、Bluetoothは現状特に資格を持っていなくても、販売側の罰則はありません。
しかし、今後状況は変わってくると思いますので、Bluetooth機能を持った商品を扱う場合は、「技適マーク」を取得しておいたほうがいいかもしれません。
資格取得は費用や時間もかかります。
逆に言えば、わざわざそんな労力を払おうとする人はあまり多くないので、狙っていくべき商品となります。
ブルーオーシャン戦略
Amazon輸入ビジネスでは、ブルーオーシャン戦略が可能となります。
海を越えると1万円以上の価格差がある商品も多いため、価格をコントロールできるので大きく利益を取ることができます。
紹介した選定基準で探していくと、たくさんの商品が基準を満たしていることがわかります。
「ぜんぜん商品を絞り切れない!」
と思うかもしれませんが、それだけたくさんの稼げる商品があるということをまず理解してください。
Amazon輸入リサーチ初級編
Amazon輸入ビジネスをしていく上で、まずは基本となる3つのリサーチ方法を紹介していきます。
始めは、ライバルセラーがどんな商品を販売しているかリサーチしてみると効率的にリサーチをすることができます。
また、自分の興味のある商品や得意なカテゴリーの商品を選んでみても良いでしょう。
セラーリサーチの方法
Amazon.co.jpでライバルセラーが販売している商品をリサーチして、そこから海外のAmazonやECサイトなどで商品を探す方法です。
自分が仕入れした商品の出品者一覧を見るのが一番簡単なので、商品の出品者一覧から他出品者のストアフロントを見ていきましょう。
基本的に評価100~500くらいの出品者を見ていくと良いでしょう。評価が5,000以上ある出品者は業者なので参考にならないことが多いです。
- 出品者のストアフロントを見る
- 商品をリサーチ
- 良い商品をリスト化
- いいセラーがいればブックマークして定期的にチェック
キーワードリサーチ
日本のAmazonで色んなキーワードを入力することによって、欧米輸入転売が出来そうな商品を探し出します。
キーワードリサーチの方法としては、日本のAmazonの検索窓に以下のようなキーワードを入力するとたくさんの商品が出てきますので、そこからセラーリサーチをしてみるとどんなブランドが販売されているのかが簡単に分かります。
- 並行輸入
- 平行輸入
- 直輸入
- import
- 日本未発売
- US限定
- 海外限定
それでは、実際に日本のAmazonで、欧米輸入ビジネスができそうな商品をリサーチしていきましょう。
こちらでは「並行輸入」と検索窓に入れて検索してみます。以下の通り、検索結果を見ると900,000以上の商品があることが分かります。
この他にも、日本のAmazonの検索窓にキーワードを入力すると、たくさんの商品が出てきますのでそこからセラーリサーチをしてみると良いでしょう。
この他にも色々なキーワードがあるかと思いますので、自身で探してみることをお勧めします。
派生商品・関連商品リサーチ
日本や海外のAmazonの商品ページ内で、
- この商品を買った人はこんな商品も買っています
- この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
- この商品を見た後に買っているのは?
などの項目があるかと思いますので、それらの項目から派生させて商品をリサーチしていく方法です。
それでは実際に、日本Amazonで派生商品・関連商品のリサーチをしていきましょう。
1.Amazonの検索窓に「Gplus」と入力し、検索します。

2.Goplusサッカーテーブルの画面の下までスクロールします。
『この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています』という商品が表示されます。
『Goplusサッカーテーブルを購入した人はこんな商品も買っています』という商品が表示されます。
『Goplusサッカーテーブルに関連するスポンサープロダクト』が表示されます。

『Goplusサッカーテーブルを見た後に買っている商品』が表示されます。
Amazon内での計測に基づいたリサーチになりますので、商品が1つ売れたらその商品から深掘りしてリサーチしていくと販売される可能性が格段に高くなりますのでぜひ試してみてください。
Amazon輸入リサーチ上級編
Amazonで価格の範囲を設定したリサーチ
Amazonの価格設定は現在以下の範囲でのみ検索することができます。
- 0-1000円
- 1000-2000円
- 2000-3000円
- 3000-5000円
- 5000円以上
上記のように価格ごとに検索できますが、狙った価格帯が10,000円〜15,000円だった場合には、価格設定で細かく絞ることができません。
そこで任意の価格設定ができるリサーチ方法を解説していきます。
「&low-price=***&high-price=***」
&low-price=***は最低価格を***以上に
&high-price=***は最高価格を***以下で検索することができます。
このURLは分けて使っても使えますが***に数値を入力しなければ価格設定してないものとして認識されるのでひとまとめに使うと使いやすいです。
&low-price=5000&high-price=15000
実際におもちゃの人気ブランド「lego」でリサーチしてみましょう。
1.日本Amaoznの検索画面に「lego」と入力します
2.ブランド名で検索した場合、20.000以上の検索結果が表示されます

3.10,000円〜15,000円の商品で検索していきます
URLの最後に
&low-price=5000&high-price=15000と入力するとレゴ商品の中で5000-15000円の範囲の商品を検索することができます。

Amazonで特定のキーワードを除外するリサーチ
価格帯検索でかなり商品を絞り込み出来るようになりました。
しかし不要な検索結果もたくさん出ていることが多々あります。
たとえば、並行輸入品でも正規代理店が扱っているものは販売許可が必要な商品に該当する場合がありますので、除外します。
検索窓に「-○○○」ハイフン+キーワードでこのキーワードが入ってる商品を除外することができますので、リサーチしたい商品に限定して、効率良く検索することができます。
それでは、実際にリサーチしてみましょう。
1.Amazon日本の検索窓に「並行輸入 -正規」と入力します
2.検索結果が表示されます。
今回は1,000,000以上のうち並行輸入品の中で正規代理店の扱いのある商品を除外することができました。
ピンポイントで除外したい商品が分かっている場合には、効率よくリサーチできる方法です。

Amazonで複数のキーワードを同時に検索するリサーチ
こちらでは、Amazonで複数のキーワードを同時に検索するリサーチ方法を解説します。
一つずつキーワードを検索するだけでなく、複数のキーワードで検索できれば効率良くスピーディーにリサーチすることができるのでとても便利です。
複数のキーワードを同時に検索するには、検索窓に「 | 」パイプを利用することで、AとBの両方を検索することができます。
それでは実際に複数のキーワードで同時に検索していきましょう。
1.Amazon日本の検索窓に「海外限定|日本未発売 」と入力します
2.検索結果が表示されます。
今回は60,000以上のうち「海外限定|日本未発売 」の商品を検索することができました。
このように特定の商品をピンポイントで検索できると商品リサーチの速度と精度が上がるので効率的に商品を探し出すことができます。

このように、リサーチ力が上がると利益の出る商品をたくさん見るけることができます。
ぜひ色々な方法を試して見て頂けたらと思います。
リサーチを効率化する便利なツール
SmaSurfとは?
「SmaSurf」とは、ウェブブラウザGoogle Chrome(クローム)の拡張機能の1つです。
他サイトのリンクを画面上に表示し、ワンクリックで仕入れ価格を検索することができます。
SmaSurfインストール・登録方法
今回はGoogle chromeの拡張機能をインストールする方法を紹介します。
①Choromeウェブストアから、SmaSurf for Webブラウザ拡張機能を検索します
②『Chromeに追加』ボタンをクリックします

以上で、SmaSurf for Webブラウザ拡張機能が追加されました。
SmaSurfの便利な使い方
それでは、SmaSurfの使い方について説明していきます。
インストール後、Amazon商品ページを見ると画面右下にSmaSurf設定というタブが表示されます。
①タブ内の「アイテムクイックを表示する」にチェックを入れます

「アイテムクイックを表示する」にチェックを入れる事で、商品ページ右側にモノレートやプライスチェック等の各販売サイトのリンクが一覧表示されます。

②販売したい商品を参照して、価格差をチェックします
表示されたリンク一覧から希望のサイトをクリックすると、該当の商品販売ページへとジャンプし価格を比較する事ができます。こちらではAmazonアメリカとの価格差を比較してみましょう。
Amazonアメリカにチェックをします。

Amazonアメリカの商品ページに1クリックで遷移することができます。

日本販売価格 259.93ドル
アメリカ仕入れ価格 122.09ドル
価格差 137.84ドル(日本円14.957円)
価格差が1万円以上ある商品ですので、こちらは仕入れ候補に入れることができます。
まとめ
Amazon輸入ビジネスで効率良くリサーチする方法をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
まずは、競合や市場リサーチから始めて、実際にどんな商品が需要があり、売れているのかを把握することが必要です。
そして、1つ売れ始めたら売れた商品からどんどん深堀していきましょう。
Amazon輸入ビジネスは、とにかく実践することが大事ですので、今回ご紹介したリサーチ方法をぜひ実践して、自分に合う稼げる方法を探していってもらえたらと思います。