こんにちは。中川瞬(@buppan_system)です。
この記事を読むことで、
- Shopifyでクーポンを発行するメリットがわかる
- Shopifyで発行できるクーポンの種類がわかる
- Shopifyでクーポンを発行するタイミングがわかる
- Shopifyでのクーポンを発行する方法がわかる
この記事を書かせて頂いている私は、現在、輸出・輸入・国内の転売のノウハウをお伝えしています。
時間がない会社員の方や子育てをしている主婦の方に、指導や転売システムの提供をして、忙しくても副業で収入を得てもらっています。

それではShopifyでクーポンを発行するメリットについて解説していきます。
ShopifyでECショップを立ち上げたけれど、なかなか売上が伸びずに困り果てている。
また、一度は売上が良かったけれど、最近新規ユーザーが減って売上も伸び悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
そんなときにぜひ挑戦してもらいたいのがShopifyでのクーポンの発行です。
適切なクーポンを適切なタイミングで発行することができれば、売上アップにつながることは間違いありません。
目次
Shopifyでクーポンを発行するメリットとは?
Shopifyでクーポンを発行するということは、それだけ利益率が下がってしまうということです。
しかし、Shopifyでクーポンを発行するメリットはたくさんあります。
ここではShopifyでクーポンを発行するメリットについて紹介していきたいと思います。
少しでもShopifyでの売上をアップさせたいと考えている方は、参考にしていただけると幸いです。
在庫を処分することができる
Shopifyでクーポンを発行するメリットと言えば、「在庫を処分することができる」ということです。
Shopifyを運営しているとどうしても商品が売れなくて、倉庫などを圧迫してしまうなどのケースがありますが、そのような場合は利益率を下げても在庫を処分しなければいけません。
その場合は商品の値段を直接下げるという方法もありますが、それだけでは大きな効果を得られない可能性があります。
在庫を処分するという目的だけであれば、商品の値段を下げるだけでも問題ありませんが、長期的な目線で見るのであればクーポンを発行して、さらなるメリットにつなげていくべきでしょう。
在庫を処分する以外のメリットにはどのようなものがあるのかを紹介していきます。
1回あたりの購入金額数を増やすことができる
Shopifyでクーポンを発行するメリットとして、他には「1回あたりの購入金額を増やすことができる」という点が挙げられます。
通常価格での販売ではお客様はなかなか購入しようと考えなかった商品でも、クーポンを適用させれば購入に繋がる可能性が高いですし、ついでに別の商品も購入しておこうという考えが働き、1回の購入で多くの商品をかごに入れてもらえるかもしれません。
特に高値で販売している商品に対して割引クーポンを発行することができれば、お客様が「ついで買い」として安い商品をたくさん購入してくれる可能性があります。
1回あたりの購入金額を増やしたいのであれば、割引クーポンを積極的に発行することをおすすめします。
新しいユーザーを獲得することができる
インターネット上にはさまざまなECショップが展開されていて、特に競争率の高いジャンルでの商品展開を行うのであれば、ライバルに負けないように対策を練らなければいけません。
特に開業したてのショップは知名度や安心度で大手ショップに負けているので、なんとかしてお客様を取り込まなければいけないのですが、大きな理由がない限り、お客様は開業したてのショップで商品を購入してはくれないのです。
そんなときに有効になるのがクーポンの発行なのですが、クーポンを発行することによって、初めてのお客様でも気軽にお店を利用してもらうことができます。
初めてのお客様にリピーターになってもらうのは、また別の努力をしなければいけませんが、まずはお店の存在を知ってもらわなければいけないでしょう。
Shopifyではどんな種類のクーポンを発行できる?
Shopifyでクーポンを発行することは売上をアップさせる方法として非常に有効であることがわかりました。
しかし、そもそもどのようなクーポンを発行すればいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
ここではShopifyで発行することができるクーポンの種類を紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
割引金額を指定できるクーポン
Shopifyで発行されるクーポンの中でも、特に使い勝手がいいのが割引金額を指定できるクーポンです。
クーポンが利用できる条件は細く設定できるので、利益をしっかり出せる割引金額を指定するように気をつけてください。
また、クーポンを発行したらそれをECサイト上でPRすることも重要になります。
お客様にクーポンの存在を知ってもらわなければ、クーポンそのものを利用してもらうことはできないからです。
割引率を指定できるクーポン
次に紹介するShopifyのクーポンは、割引率を指定したクーポンです。
気軽に導入することができる5%のクーポンから、動きのない在庫を処分するための50%のクーポンまで幅広く発行することができます。
割引金額を指定するクーポンと比べると、利益計算が少々ややこしいことになるので、発行の際には適切な割引率について事前に考えなければいけません。
上手に使うことができれば多くの商品を販売することができますが、利用方法を間違えると利益を大きく減らしてしまうことを忘れないでください。
送料を無料にできるクーポン
ネットショッピングをしようと思ったけれど、本体価格に加えて送料がかかってしまうので、そこのお店での購入はやめて送料のかからないショップで買物をする、という方も多いようです。
そんなときにぜひ発行したいのが送料を無料にできるクーポンです。
このクーポンを発行するときに気をつけたいのは、離島などは送料無料の対象外とすることです。
離島は特に送料を取られてしまうので、送料無料クーポンを配布した場合、利益率が大きく下がってしまう可能性があるからです。
ある商品を買うと別の商品がお得になるクーポン
ここまで紹介したのはオーソドックスなクーポンですが、Shopifyではその他にもさまざまなクーポンを発行することができます。
それは、ある商品を購入すると別の商品を割引で購入できるクーポンです。
そのクーポンを獲得したお客様が、もう一度あなたのショップで商品を購入してくれる可能性があります。
そのときにその他の商品の「ついで買い」などを促す施策を行えば、ショップの売上アップにつながるでしょう。
Shopifyのクーポン機能の使い方を解説!
ここまでShopifyで発行できるクーポンの一例について紹介しましたが、ここからはShopifyのクーポン機能の実際の使い方をチェックしていきましょう。
・まず管理画面へ
Shopifyの管理画面にログインすると、左側にメニューが表示されていますが、その中の「ディスカウント」を選択してください。
「ディスカウント」をクリックすると「割引管理」という画面が表示されるので、ここでクーポンを作成していきます。
・クーポンの条件を細かく設定していく
クーポンによるキャンペーンの成否を分けるのが「クーポンの内容」となるわけですが、その内容を細かく設定することができます。
「ディスカウントの種類」、「適用範囲」、「最低購入数・最低購入金額」、「使用期限」を設定することができるので、自分のショップに対してもっともベターな選択を取らなければいけません。
クーポンに関する施策は複雑なところもありますが、売上アップに直結する方法なのでぜひ挑戦してみましょう。
クーポンはどんな場合に発行するべき?
Shopifyで制作したECサイトの売上げアップを目指すのであれば、クーポンを発行するのは非常に有効です。
しかし、クーポンを発行するタイミングを間違えてしまうと、クーポンを発行したのに売上が上がらなかったり、逆に購入者が多すぎて赤字になってしまう可能性があります。
では、クーポンを発行するのに適切なタイミングはいつなのでしょうか。
リピーターを獲得したいとき
一度はショップで買物をしてくれたけれど、二度目以降はなかなかショップを利用してもらえない。
そんなときはぜひクーポンを発行してみましょう。
リピーターを獲得したいのであれば、次回購入時に割引が適用されるクーポンがおすすめです。
次回購入時に割引が適用されるクーポンを発行すれば、それを目当てに購入するお客様も増えますし、それが目的で購入したお客様であれば、高い確率でショップを再度利用してもらえるからです。
カゴ落ち対策をしたいとき
ネットショップを運営する方の頭を悩ませているのが「カゴ落ち」(カート放棄)問題で、商品をカゴまで入れてくれたのにも関わらず、結局購入には至らなかったという結果のことを指します。
この場合、一度商品をカートに入れたにも関わらず結局購入に繋がらなかったのには「他のショップと比べて高かった」などの理由が挙げられます。
そんなときに適切にクーポンを発行することができれば、お客様はお得に商品を購入することができるので、カゴ落ちを防ぐことができます。
新規ユーザーを獲得したいとき
ネットショップを運営しているけれど、売上が頭打ちになっているので新規ユーザーを獲得したい。
もちろんそんなときにもShopifyでクーポンを発行することをおすすめします。
Shopifyではさまざまなクーポンを発行することができますが、発行対象を新規ユーザーに絞ることも可能なので、金額、もしくは割引率を指定したクーポンを発行してみましょう。
初回だけの購入になってしまったらクーポンを発行しただけ損をしてしまうので、リピーターになってもらうための対策も必要です。
クーポンを発行するときは慎重に
Shopifyでクーポンを発行するのは、集客の面でも非常に有利であることは間違いないのですが、クーポンの割引金額はそのままショップの負担となってしまうので、クーポンを発行するタイミングには気をつけなければいけません。
せっかくショップがクーポン分の金額を負担したのに、その効果が現れなかったらクーポンの割引金額分損してしまうことは間違いありません。
本来売上アップに繋げるためのクーポンが、ネットショップの経営にダメージを与えることになってはいけないので、クーポンを発行する際には入念に計画を立てることがマストです。
クーポンを発行するだけで新規ユーザーやリピーターを獲得することはできませんし、ショップが負担するクーポンをいつまでも発行し続けるのはあまり現実的ではありません。
クーポンはさまざまな使い方ができるので、一時的にネットショップの問題を解決してくれるかもしれませんが、長期的に安定した運営をするのであれば、多角的な対策を取ることが求められます。
クーポンを上手に使って売上アップを目指そう
売上アップのための施策として有効なのがクーポンですが、闇雲に発行していたらネットショップの利益を大きく減らしてしまう結果になるかもしれません。
ネットショップでクーポンを発行するのであれば、ネットショップの問題点を洗い出してから有効な施策を打つところからスタートさせることが大切です。
クーポンの発行は、ネットショップの運営改善におけるスタンダードな方法ではありますが、あくまで数ある選択肢の一つだということを理解しなければいけないでしょう。
物販を実践して結果を出されている方で、丁寧に教えてくれる方をご紹介していますので、下の記事ぜひ読んでください。