こんにちは。中川瞬(@buppan_system)です。
この記事を読むことで、
- Shopifyの商品一括登録をCSVでやる方法がわかる
- Shopifyの商品一括登録をCSVでやるアプリがわかる
- Shopifyの商品一括登録をCSVでする注意点がわかる
この記事を書かせて頂いている私は、現在、輸出・輸入・国内の転売のノウハウをお伝えしています。
時間がない会社員の方や子育てをしている主婦の方に、指導や転売システムの提供をして、忙しくても副業で収入を得てもらっています。

それではShopifyのCSV対応について解説していきます。
目次
CSVとは?
CSVとは、「.csv」の拡張子ファイルのことです。
Excelファイルとも似ているので、違いがわからない人もいるかもしれません。
CSVファイルは互換性が高いのに対し、ExcelファイルはExcelで扱うファイルです。
また、表計算として使うものは、他にもGoogleスプレッドシートもあります。
もともとCSVは「Comma Separated Value」の頭文字をとったもの。
「カンマで区切った値」という意味があり、日本ではカンマ区切りとも呼ばれています。
ShopifyではCSVファイルを扱えるので、商品登録するときはCSVファイルを使いましょう。
Shopifyの商品登録をCSVで一括登録する方法
Shopifyで商品を一括で登録するときは、CSVファイルが便利です。
他ショップで扱っていた商品を別ショップに移す際にスムーズでしょう。
または、ショップオープン時に商品を一括登録する場合にも、CSVによる登録がおすすめです。
どのような流れで一括登録するのか、手順を紹介します。
商品情報をCSVファイルで用意する
ShopifyでGoogleスプレッドシートのサンプル提供があるため、まずはダウンロードします。
サンプルファイルをもとに、商品情報を入力していきましょう。
項目は英語表記でわかりにくいので、詳しくは下記の情報を参考にしてください。
Handle:URLに表示される名前
Title:商品名
Body(HTML:HTML形式の商品詳細
Vendor:商品のベンダー
Tags:商品のタイプ
Published:商品公開なら「TRUE」、非公開は「FALSE」
Option 1 Name:色やサイズのバリエーション名
Option 1 Value:1のバリエーションの内容
Option 2 Name:1とは別のバリエーション名
Option 2 Value:2のバリエーションの内容
Variant SKU:バリエーションのSKU
Variant Grams:商品の重量を数字のみ入力
Variant Inventory Tracker:在庫を追跡する会社
Variant Inventory Quantity:バリエーションの在庫数
Variant Inventory Policy:「deny」在庫0で販売停止、「continue」在庫0で販売継続
Variant Fulfillment Service:商品のフルフィルメントサービス
Variant Price:商品価格
Variant Compare at Price:割の元の商品価格
Variant Requires Shipping:「TRUE」配送が必要、「FALSE」配送が不要
Variant Taxable:「TRUE」税を適用、「FLASE」税を適用しない
Variant Barcode:商品のバーコード
Image Src:商品画像のURL
Image Position:商品画像の番号
Image Alt Text:画像のalt属性
Gift Card:「TRUE」ギフトカード、「FLASE」ギフトカードではない
Variant Image:バリエーションの商品画像URL
Variant Weight Unit:kgを入力
入力が不要な項目は空欄にしても構いません。
作成が終わったら、Googleスプレッドシート上でCSV形式を指定してダウンロードします。
ShopifyにCSVファイルをインポートする
Googleスプレッドシートからダウンロードし入力を終えたCSVファイルを、Shopifyへインポートします。
Shopify管理画面から商品管理を選択、インポートをクリックしてください。
「ファイルを選択」から先ほどのCSVファイルを選び、「Upload file」をクリック。
項目にチェックを入れると、同じ商品を上書きしてインポート可能です。
プレビュー画面が表示されたら、「Start Import」をクリックしてください。
するとShopifyへCSVファイルをインポートできました。
商品管理へ移動して、商品が追加されているか確認してください。
CSVで一括登録するおすすめアプリExcelify
上記で紹介したShopifyから直接CSVファイルのインポート機能以外を使いたいなら、Shopifyアプリを活用しましょう。
次の項目からは、CSVファイルを一括インポート・エクスポートに対応するExcelifyアプリの紹介です。
Shopifyの管理画面からCSVファイルを扱う方法と、Excelifyはどう違うのかを紹介します。
Excelifyアプリにある機能のメリットをみてみましょう。
ExcelやGoogleスプレッドシートが使える
Excelifyのメリットのひとつは、ExcelやGoogleスプレッドシートが使える点です。
Shopify管理画面からのインポートはCSVファイル限定ですが、Excelifyなら幅広いファイル形式に対応できます。
CSV以外のファイル形式に対応させたい希望があるなら、Excelifyを使ってください。
通常、Excelのファイル形式はXLS形式です。
Excelで作成したファイルでも、CSV形式で保存できるため不便はないかもしれません。
しかし、セルの装飾や関数を入れる場合は、ExcelのXLS形式しか対応できない問題があるので、その場合はExcelifyの使用がおすすめです。
また、Googleスプレッドシートも、CSVファイルで保存が可能です。
ExcelifyはGoogleショッピングなど他のマーケットプレイスにデータをエクスポートできるメリットがあります。
必要な列だけインポートできる
Shopify管理画面からのインポートは、フォーマットが決まっています。
決められたフォーマットでは、列のみを追加することはできません。
一方で、Excelifyなら一定のルールを守れば、列のみをインポートできます。
列だけのインポートは、同じファイルで商品項目を追加した際に便利でしょう。
Shopify管理画面からインストールするフォーマットは商品一括登録に使用し、Excelifyで商品項目を追加した列だけ追加するなど使い分けてみてください。
関数を使ったファイルをインポートできる
ExcelifyはExcelファイル対応だと説明しましたが、関数入りのファイルにも対応可能です。
ただし、関数をShopifyへインポートすることはできません。
Excelifyのメリットは、どんなに複雑な関数入りのExcelファイルでも対応可能な点です。
商品管理上、関数の使用が必要なら、Excelifyが使いやすいでしょう。
Shopifyへのインポートで関数は含まれないため、シンプルに商品データだけ取り込むことができます。
CSVで一括登録する際の注意点
Shopify管理画面からCSVで商品を一括登録する際には、いくつかの注意点があります。
ファイルの入力項目にあるフルフィルメントサービスは、空白にできません。
サービスの使用がない場合は、「manual」に設定してください。
また、ファイルのインポートが上手くいかない場合は、CSVファイルをUTF-8形式でエンコードしたか確認しましょう。
文字コードをUTF-8に変更してから保存します。
別の文字コードでエンコードした場合は、不正な文字が含まれインポートでエラーが発生する恐れがあるため注意が必要です。
インポートエラーに関しては、Shopifyヘルプセンターに情報があります。
入力内容が間違っているとエラーが出るため、それぞれのエラー内容を確認してください。
Shopifyの商品登録をCSVで一括登録しよう
他ショップからの乗り換えや、ショップオープン時、商品が大量にある時は商品一括登録が便利です。
ShopifyにはCSVファイル形式で商品を一括登録する方法がありますので、紹介した手順に従ってやってみましょう。
作業効率を高めて、スムーズなショップオープンを目指してみてください。
また、商品一括登録に対応するアプリも参考になります。
ファイルに関数を用いたいとき、一部の商品項目だけ登録したい場合は、紹介したアプリの活用も考慮してみましょう。
物販を実践して結果を出されている方で、丁寧に教えてくれる方をご紹介していますので、下の記事ぜひ読んでください。