こんにちは。中川瞬(@buppan_system)です。
この記事を読むことで、
- Shopifyのテーマがわかる
- Shopifyのテーマを設定する方法がわかる
- Shopifyのテーマの選び方がわかる
- Shopifyにある無料のおすすめテーマがわかる
- Shopifyにある有料のおすすめテーマがわかる
この記事を書かせて頂いている私は、現在、輸出・輸入・国内の転売のノウハウをお伝えしています。
時間がない会社員の方や子育てをしている主婦の方に、指導や転売システムの提供をして、忙しくても副業で収入を得てもらっています。

それでは、Shopifyのテーマ設定について解説をしていきます。
目次
Shopifyのテーマを使いこなそう!
ストアを開設するためのサービスやプラットフォームは、今や世界中で普及しています。
その中でも世界で圧倒的な成長を見せているのがカナダ企業Shopifyです。
Shopifyは、世界175ヶ国で利用されている大手ストア開設プラットフォーム。
月額固定料金にもかかわらず、多くの機能やカスタマイズができる点が大きな特徴です。
自社のブランディングや他社との差別化といったニーズにも対応できます。
Shopifyのテーマとは
新しくブランドを立ち上げたいがサイトデザインができない、デザインができる人材や外部委託する費用がないと困っている事業主は少なくないでしょう。
Shopifyの特徴のひとつが、月額料金を支払えば無料のテーマを使って、誰でも簡単にオシャレで洗練されたデザインのストアを作成可能な点です。
デザインの編集も直感的に操作できるため、簡単に画像の追加やセクション設定をしてページを作れます。
デザインに自信がない人にとって、テーマは強い味方になるテンプレートの役割を果たします。
Shopifyで公開されているたくさんのテーマの中から自分に合ったテーマを見つけて、ストアを開設しましょう。
Shopifyのテーマはそれぞれどう違う?
Shopifyのテーマには、無料のテーマもありますが有料のものもあります。
Shopifyに登録してストアを開設した時に、まずダウンロードされている初期設定のテーマは「Debut」です。
「Debut」はシンプルでありながら機能性が高く、初心者にも使いやすいテーマです。
こだわりがなければ、まずは「Debut」で使い勝手を試すことをおすすめします。
Shopifyはテーマごとに、付随している機能や想定している用途が違います。
レイアウトや追加できるセクションがそれぞれ違うため、確認せずに選択すると後からイメージ通りのストアにならないかもしれません。
Shopifyでテーマを選ぶときには、そのテーマがどのような機能があるのか、どういったイメージで作られているのかといった、テーマごとの意図を意識するようにしましょう。
Shopifyのテーマはどうやって使う?
Shopifyでストアを開設したらさっそくテーマを使ってみましょう。
どのようなテーマがあるのか、自社のイメージやターゲット層に適合するのはどのようなテーマなのか考えて使ってください。
Shopifyでテーマを適用する方法についての手順を解説します。
管理画面からオンラインストアをクリック
Shopifyのテーマを利用する場合には、まず管理画面に移動します。
管理画面にある「オンラインストア」から「テーマ」を選択して、利用したいテーマを選びましょう。
「無料のテーマを探す」をクリックすると、無料のテーマだけに絞って探すこともできます。
無料のテーマは全部で9種類25スタイルもあるので、無料のテーマだけでも十分にオリジナリティがあるストアを開設できます。
テーマをダウンロードする
好きなテーマやスタイルを見つけたら、「テーマライブラリーに追加する」をクリックします。
自動的に自分のストアにテーマが追加されます。
ダウンロードしたテーマを編集するには「テーマをカスタマイズ」の「カスタマイズ」をクリックしてください。
「カスタマイズ」には、各ページのコンテンツの追加や編集・レイアウトの変更ができる「セクション」と、ページのフォントや色を変更、SNSとのリンクを編集するのが「テーマ設定」があります。
上手く使い分けてストアに合わせてアレンジしましょう。
ストアで公開する
ストアにテーマを追加しても自動で公開されることはありません。
ストアのテーマとして、設定してストアを公開するためには、アクションから「公開」をクリックします。
まだ公開しない場合であっても、追加したテーマは「カスタマイズ」から好きに編集して保存可能です。
すでに他のテーマでストアを公開中であった場合にも、「カスタマイズ」からストアを準備して、「公開」することでテーマをスムーズに移行できます。
Shopifyのカスタマイズ機能も使ってみよう
Shopifyのカスタマイズは、デザインと機能に優れているため、そのまま使用しても十分に自社のオリジナル、ブランディングしたストアを開設できます。
しかし、独自性が高いサイトにしたい、自社のビジネスに合わせた機能にしたいと考えるのであれば、テーマをカスタマイズしてみてください。
ただし、カスタマイズの中でも「テーマ設定」を変更したい場合にはHTML、CSS、そしてShopifyのテンプレート言語であるLiquidという専門知識が必要です。
カスタマイズで間違ってしまうと、機能が正しく使えなかったりレイアウトが壊れたりする可能性もあります。
どうしても「テーマ設定」に関わる変更したいと考えるのであれば、専門知識がある人に依頼したり、「Shopify Expert」というShopifyのパートナー企業にも依頼したりすることも検討しましょう。
Shopifyのテーマはどうやって選ぶ?
Shopifyのテーマを決めるときに問題となるのが、どのようにテーマを選ぶか、という点です。
Shopifyのテーマは、たくさんリリースされているため、多すぎて目移りして選べないと感じる人も少なくないでしょう。
Shopifyのテーマをどのようにして選ぶのか、コツを紹介します。
ストアのコンセプトやブランディングを考える
テーマを選ぶときには、簡単にでもよいので、自社のストアがどういったコンセプトなのかをまとめておきます。
またビジネスに合わせて必要な機能をピックアップしておきましょう。
例えば、お客様にストアの何をアピールしたいのかによっても適したデザインは違います。
商品の質自体をアピールしたいのか、商品を使って何ができるのかアピールしたいのか、ストアごとにニーズは千差万別です。
サイトを作るときは、全体の方針を決めて、伝えたいことや要点があやふやにならないようにしてください。
どんなサイトにしたいのか、必ず必要な機能やボタンは何かを紙などに書き出してみましょう。
ストアが希望する世界観や構成するトーンのイメージもテーマを選ぶときの参考になります。
商品やストアの雰囲気に合うテーマを選ぶ
ストアのデザインやレイアウトは、お客様がストアに持つ印象やイメージを強く影響します。
特に実店舗がなくて、ネットショップだけで事業展開するのであれば、ストアのデザインや雰囲気自体がお客様へのメッセージであり、自社ブランドを決定づけるといっても過言ではありません。
例えば、SNSや広告からストアに遷移したお客様がサイトデザインが気に入らない、合わないと感じればサイトを離脱しやすくなり、購買意欲も下がります。
サイトのデザインやレイアウトは、実際の商品をクリックしたり、購入したりといった動きに密接にかかわっています。
自社の求める世界観や雰囲気を表現できるかどうかを基準にテーマを選ぶようにしましょう。
機能を比較する
Shopifyには見ているだけで楽しくなるほど多くのデザインのテーマがあります。
しかし、デザインだけに気を取られると他の面を見逃しがちです。
Shopifyのテーマは、それぞれデザインだけでなく実装できる機能が違います。
自社のストアで求めるデザインと使いたい機能がきちんとそろっているかどうかを確認してからテーマを決めてください。
例えばアパレル関係やインテリア関連のストアであれば、色やスタイルなどから絞り込んで検索できれば、お客様も自分が欲しいものを探しやすくなります。
合わせてお客様がどのような媒体からストアに来店するかも考えなければいけません。
近年は、スマートフォンからのネットショッピングが一般的になっています。
パソコンとスマートフォンでは、画面の大きさも異なるため同じサイトでも見え方が違います。
スマートフォンからどのようにストアが見えるのか、操作感はどうなっているかも確認が必要です。
商品をどうお客様に紹介したいのか、動画でイメージを伝えたほうが良いのかなどストアによって目指したい売り出し方は違うでしょう。
ストアが目指したい姿、お客様の利便性を考えて、必要な機能があるかどうか考えて選ぶようにしてください。
Shopifyのテーマおすすめ10選
Shopifyのテーマやその活用術について解説しました。
ここからは、実際にどのようなテーマがあるのかおすすめのテーマを紹介します。
テーマが多すぎて選びきれないという人もぜひ参考にしてください。
無料で使えるShopifyテーマ6選
ストアを始めてすぐは可能な限り、コストを下げて良質なものを目指したいと考える事業主は多いでしょう。
ここでは無料で使えるShopifyのテーマを6つ厳選して紹介します。
Simple
どんな業種にもおすすめできるShopifyのテーマの一つがSimpleです。
その名前からもスッキリと見やすいデザインが特徴で、トップページに多くの商品を掲載するときにも適しています。
さらに無料でありながら多機能で、画像のアニメーションや、商品画像のズーム機能といった大手ストアのような機能が豊富です。
お客様のバラエティー豊かなニーズを満たす商品の見せ方が可能です。
テーマのスタイルは3種類あるので、「LIGHT」と「BEAUTY」、「TOY」からそれぞれストアに合ったものを選べます。
Boundless
「Boundless」はよりブランドイメージをビジュアルで伝えたいときに使って欲しいテーマです。
商品デザインにこだわりがある、ブランドの世界観をサイトデザインで表現したいといった事業者におすすめします。
「Boundless」はデモやトップ画面に掲載するテキストは最小限に抑え、ビジュアルをより効果的に見せるデザイン設計になっています。
高解像度の画質対応もしているため、商品のクオリティを伝えたい場面にも最適なテーマの一つです。
「Boundless」は「Black&White」と「Vibrant」の2種類です。
どちらも大きな画面をスライドショーで効果的にイメージを伝えています。
Supply
「Supply」は細かくカテゴリー表示をしたい事業者、幅広い商品を扱っている事業主におすすめしたいテーマです。
スライドショーで画像が掲載されて、下にカテゴリーが表示されるため来店したお客様が欲しいと感じるものを効率的に探せます。
例えば、カメラやパソコンといった製品は本体のほかに、さまざまな機材を買い求められます。
そんなニーズにも対応しやすいのが「Supply」。
「Supply」は、「Blue」と「Light」の2種類が選択可能です。
どちらもスマートフォンでも見やすく、大人っぽいデザインです。
Brooklyn
「Brooklyn」は、特にアパレル関連のストアにおすすめしたいテーマです。
トップページには、大きな画像をスライドで埋め込みできるので、ブランドイメージをお客様にビジュアルでわかりやすく伝えられます。
「Brooklyn」のデザインは、WEBデザインのトレンドでもあるので、幅広い業種で採用されてるShopifyでも高い人気があるテーマです
「Brooklyn」スタイルは「Classic」「Playful」の2種類です。
洗練された印象の「Classic」と明るい印象の「Playful」から、ストアのブランドイメージ似合う方を選びましょう。
Minimal
「Minimal」は、生活雑貨などのプロダクト系全般に使いやすいテーマです。
商品の紹介をメインとしていることが大きな特徴で、商品画像の上にカーソルを置くとズームやスライドできます。
さらに検索機能も充実していて、商品ジャンルで検索できるほか、価格が高い順、安い順といったソートも可能です。
スタイルを「Vitage」と「Fashon」、「Modern」の3種類から選べて、ショップごとのカスタマイズの幅も広いテーマです。
Narrative
「Narrative」は、無料でありながら高級感がある雰囲気のストアを作成できるテーマです。
ホバーアニメーションが実装されていて、画像と上手に組み合わせればブランディングに活用することができます。
デフォルト自体が優れたデザインなので、テーマのデザインをそのまま使いたいと考えている人にもおすすめです。
スタイルは、「Earthy」と「Warm」、「Light」と「Cold」の4種類があります。
色合いで雰囲気ががらりと変わるのも「Narrative」の特徴です。
有料のShopifyテーマ4選
よりストアの雰囲気を表現したい、多くの機能と使いたいと考える人は有料のテーマも検討してみてください。
有料でおすすめのテーマを4つ厳選して紹介します。
District
「District」は、スタンダードなネットショップを作成したい人から、お客様に情報をわかりやすく伝えたいという人にもおすすめしたいテーマです。
プロモーションのバナーやマーケティング用のポップアップを掲載できるので、セールやイベント、特別な情報を伝えたいときにも使えるでしょう。
マーケティング施策までよく考えて作られたテーマで、スタイルは「District」と「Energy」、「Coast」の3種類です。
Showcase
「Showcase」はその名前からもわかるように、見ているだけでも楽しい、ストアの魅力が伝えられるテーマです。
「Showcase」はトップページのビジュアルを大きく目立つ形にしていて、サイト全体もスタイリッシュとなっています。
商品のクオリティやこめた想いを伝えたい場合にも適したテーマです。
「Beard」と「Betty」、「Native」、「Luna」から選択できます。
Pacific
「Pacific」は、商品数が多いストアにおすすめしたいテーマです。
サイドバー機能が充実していて、多くの商品が並ぶ中でもお客様が欲しいものを見つけやすくなっています。
Instagram自体をフィードに表示することもできるので、これからSNS施策を打ちたいと考えているストアにもおすすめです。
選べるスタイルは「Bold」と「Warm」、「Bright」と「Cool」の4種類で、どれもパソコンとスマートフォン両方で使いやすいデザインとなっています。
Venue
「Venue」は、オンラインだけでなく実店舗を開いているストアにおすすめしたいテーマです。
Googleマップ機能が搭載されており、店舗やサービス提供可能なエリア情報を表示できるので、実店舗への動線としても役立つでしょう。
また店頭イベントの告知が可能なので、実店舗へ顧客を引き寄せたいと考えているときにも便利です。
Uber Eatsなどの配送状況確認へのリンクも準備されている点も大きな特徴となています。
ネットショッピングと実店舗を並行で展開したい、より多くの人にストアを知ってもらいたいと考えている事業者におすすめのテーマです。
スタイルは「Morning」と「Evening」、「Weekend」の3種類から選べます。
Shopifyのテーマならすぐにブランディングや差別化ができる!
Shopifyのテーマは、どれも使いやすいうえにスタイリッシュです。
そのまま画像を当てはめていくだけでも、ストアの存在感を伝えてくれるデザインとなっています。
開設のために外注したり、デザイナーを雇用したりしなくてもShopifyであれば、誰でも簡単にネットショップを開設可能です。
Shopifyのテーマストアでは、さまざまな条件検索でテーマを絞りこめます。
まずは、ストアのイメージや求める機能をピックアップしてみてください。
物販を実践して結果を出されている方で、丁寧に教えてくれる方をご紹介していますので、下の記事ぜひ読んでください。