こんにちは。中川瞬(@buppan_system)です。
この記事を読むことで、
- Shopify構築の手順がわかる
- Shopify構築にかかる費用がわかる
この記事を書かせて頂いている私は、現在、輸出・輸入・国内の転売のノウハウをお伝えしています。
時間がない会社員の方や子育てをしている主婦の方に、指導や転売システムの提供をして、忙しくても副業で収入を得てもらっています。

それではShopify構築について解説していきます。
目次
Shopify構築の手順を紹介
Shopifyの構築は自分で行うことができます。
しかし、初めてShopify構築をしようと考えている人の中には、とても難しいものだと感じている方もいるかもしれません。
Shopify構築には順序がありますので、構築を完成させるためにはまずその順序を1つずつ確認することが大切です。
構築が初めてでもわかりやすいよう、9つのステップで解説していきます。
1つずつ作業を進めながら、自分でShopify構築を完成させてみましょう。
14日間無料お試しをする
Shopifyは14日間の無料お試しがあるため、まずは使い心地を試してみましょう。
無料お試しにクレジットカード登録は不要で、14日後に課金される心配がありません。
お試しをして気に入ったら、クレジットカード情報を入力して課金を始めることができます。
アカウント作成にかかる時間は、わずか1~2分です。
簡単な項目の入力だけで済むため、手間が少なく簡単に登録できます。
最初に入力する項目は、以下の4点です。
• メールアドレス
• パスワード
• ストアの名前
• ストアURL
すべての項目を入力したら「ストアを開く」をクリックしてください。
続いて、ストアの住所設定をします。
名前、郵便番号、住所、電話番号を入力し、「ストアを作成する」をクリック。
Shopifyのアカウント作成ができると、「Shopifyへようこそ」の画面が出てきます。
最後に入力したメールアドレスに確認メールが届いているので、「認証」をクリックしておいてください。
テーマを選択する
Shopify登録が済んだら、テーマを選択しましょう。
テーマとは、ストアのデザインのことです。
Shopifyでは多数のテーマが用意されているので、好みのテーマを選んでください。
まずはShopify管理画面のテーマから、無料のテーマまたは有料テーマを選びます。
最初は無料テーマから始めて、Shopifyの操作に慣れるのを優先しましょう。
あとで有料テーマに変更も可能なので安心してください。
テーマ選びでは、テーマをクリックして「View demo」でデザインを確認します。
気に入ったテーマがあったら、「Add theme」をクリック。
テーマは、テキストオーバーレイ付き画像などの変更が可能です。
さらにテーマデザインを変更したい場合は、HTMLやCSSで変更してください。
なお、それぞれのテーマはデフォルト設定でもデザインが整えられているため、HTMLやCSSの知識がなくても問題はありません。
商品を登録する
ストアのデザインが整ったら、商品を登録していきましょう。
Shopify管理画面の「商品管理」から商品登録ができます。
なおShopifyの商品登録は、1つずつ手動で登録する方法、CSV一括登録、アプリを使った方法での登録が可能です。
ここでは、商品を1つずつ手動で登録する方法を紹介します。
「商品を追加する」をクリック、「すべての商品」を選んでください。
すると、商品の詳細を入力する欄が出てくるので、それぞれ情報を入力します。
登録できる商品情報は、以下のとおりです。
• 商品名
• 商品説明
• 商品画像
• 商品価格
• 在庫コードと在庫数
• 配送設定
• 商品のバリエーション
• 商品ページのSEO設定
商品説明は文字の装飾や表の挿入ができます。
HTMLが詳しくない人でも簡単にタグを設定できて便利です。
さらに商品画像を追加して詳細を入力したら、「商品を保存する」をクリックします。
決済方法を設定する
商品登録が終わったら、決済設定をしていきます。
Shopifyの管理画面にある設定から、「決済設定」を選んでください。
なお決済設定ができるのはオーナーアカウントのみで、スタッフは操作ができません。
Shopifyは多数の決済に対応しているので、希望の決済を導入してください。
どの決済を利用するか迷ったら、各種クレジットカードやGoogle Payなどが使えるShopifyペイメントの利用がおすすめです。
また、Shopify ではPayPalやAmazon Payなども決済として使えます。
配送方法を設定する
配送方法の設定も、Shopify管理画面の設定から「配送」を選んでください。
配送プロファイル欄にある「送料を管理する」をクリックしましょう。
発送先の国内配送の右側にある「ゾーンを編集する」を選択します。
Shopifyの初期設定では、送料は全国一律1,000円が設定されています。
料金の1,000円の近くにある「送料を編集する」をクリックしてください。
送料の名前、料金、アイテムの重量に基づくなどを設定します。
Shopifyの送料設定は、地域ごとの送料や、重量で分ける方法、商品価格がいくら以上は送料無料など細かく設定することも可能です。
お問い合わせページを作成する
Shopifyショップにお問い合わせや特定商取引法などのページを作成します。
ページ機能を使うと、商品ページ以外のオリジナルページが作成できます。
運営会社概要やブランドストーリーなども、ページ機能で作成可能です。
Shopify管理画面の販売チャネルから「ページ」を選択、「ページを追加」をクリックしてください。
すると「ページを追加」画面が出てくるので、必要な項目を入力しましょう。
タイトルやコンテンツの情報を入力したら、保存をクリックします。
テンプレートの項目にあるプルダウンでは、必要なテンプレートを選択できます。
たとえば、お問い合わせページ作成の場合は、「page.contact」のテンプレートを選んでください。
販売チャネルを設定する
ShopifyショップとAmazonや楽天などを連携させたい場合は、販売チャネルを設定します。
別のショップと連携すると、商品の受注や在庫共有ができて便利です。
販売範囲も広がるため、売上アップが期待できるでしょう。
連携したい別のショップは、Shopify管理画面から販売チャネルを追加します。
Shopify管理画面の販売チャネルの横にある「+」のマークをクリックしてください。
使用できる販売チャネルが表示されるので、希望のチャネルの横にある「+」をクリックして追加します。
追加した販売チャネルは、商品管理にある「販売チャネル」で個別に設定できます。
商品を共有したい販売チャネルにチェックを入れましょう。
基本的には、連携している販売チャネルすべてを選択しておいてください。
コレクションを作成する
Shopifyには、ルールで商品を分類できるコレクション機能があります。
たとえば、季節限定のサマーコレクションや、スタッフおすすめなどのコレクションです。
コレクション名を自由に設定して、商品を分類してみてください。
Shopify管理画面の商品管理にある「コレクション」を選択します。
「コレクションを作成する」画面で、コレクション名と説明を入力しましょう。
説明欄で文字の装飾ができて、さらに画像の挿入も可能です。
コレクションの種類にある項目から、手動または自動化を選んでください。
1つずつの商品をコレクションに分類する場合は手動、タグやカテゴリーなどの条件で商品を抽出する場合は自動化を選びます。
最後に「保存する」をクリックしたら、コレクションが作成できました。
メニューを作成する
ページのアクセスをしやすくするため、メニューを作成しておきましょう。
作成できるメニューは、ヘッダーメニューとフッターメニューです。
Shopify管理画面のメニューから、メニューのタイトルを選び追加します。
メニューにリンク先を選択してください。
作成したメニューは左のアイコンをドラッグすると、順序や階層を変えることができます。
ハンドル名は英字のみ入力可能です。
作成したメニューは、プルダウンでメニューが表示されます。
Shopify構築にかかる費用相場
Shopifyの構築をする際、費用がどの位になるのか気になるという人は多いでしょう。
ここでは、自分でShopify構築をする場合の費用と、企業に構築を委託した場合の費用を紹介します。
構築に手間を感じ、時間の節約も考えるなら委託の検討もしてみてください。
プランについて
自分でShopify構築するなら、Shopifyの費用のみで済みます。
Shopifyのプランは3種類あるので、それぞれの特徴を紹介します。
また、企業に構築を依頼する場合も、Shopifyの費用は必要なため比較しておいてください。
ベーシックプラン | スタンダードプラン | プレミアムプラン | |
月額料金 | 29米ドル | 79米ドル | 299米ドル |
国内のクレジットカード | 3.4% | 3.3% | 3.25% |
海外のクレジットカード、AMEX | 3.9% | 3.85% | 3.8% |
Shopifyペイメント以外の決済サービス | 2.0% | 1.0% | 0.5% |
スタッフアカウント数 | 2 | 5 | 15 |
ギフトカード | 〇 | 〇 | 〇 |
プロフェッショナルレポート | × | 〇 | 〇 |
高度な顧客レポート | × | × | 〇 |
外部サービスの自動計算送料 | × | × | 〇 |
ベーシックプラン
Shopifyのベーシックプランは、月額29米ドルのプランです。
レポートに制限はありますが、これからECショップを開設するなら費用と機能のバランスがちょうどいいでしょう。
ベーシックプランでは、月商500万円くらいまでのショップに対応することができます。
スタッフアカウント数は2人までで、1~2人での運営に向いています。
ギフトカードとは、お客様が誰かにプレゼントしたい場合に使うものです。
または、報酬やインセンティブとしてショップがお客様にギフトカードを発行することもできます。
スタンダードプラン
Shopifyのスタンダードプランは、月額79米ドルのプランです。
ベーシックプランより決済手数料が低く設定されているため、売上が伸びたら検討しましょう。
具体的には、月商500万円を超えたらスタンダードプランの利用がおすすめです。
ベーシックとの違いは、スタッフの追加数です。
スタンダードになると5人まで追加できるため、ショップの規模が大きくなった場合に向いています。
また、プロフェッショナルレポート機能は、ショップを訪れるお客様の行動を深く理解できて、マーケティングにおすすめの機能です。
プレミアムプラン
Shopifyのプレミアムプランは、月額299米ドルのプランです。
すべての機能が追加され、スタッフ数も15人と増えるため、ショップの規模が大きくなったら検討しましょう。
具体的には、月商5,000万円以上になったら、プレミアムプランがおすすめです。
また、決済手数料がもっとも安く、ストア分析機能があります。
配送料自動計算は、外部の配送業者の送料を比較できる機能のことです。
高度な顧客レポートでは、スタンダードに含まれるレポートに加えて、リスクのあるお客様やロイヤルカスタマーのレポートにアクセスできます。
制作会社に依頼した場合
Shopify構築は難しくありませんが、意外と手間がかかると感じた人もいるでしょう。
細かい作業が多いと時間のロスになり、ミスが発生する恐れもあります。
ミスのチェックで時間がかかるなら、制作会社に依頼したいと考えるかもしれません。
ここでは、制作会社に依頼する場合の費用を3つのパターンで紹介します。
30万円~100万円
基本的なShopify設定のみなら、30万円前後で受注している企業があります。
アカウントの作成から商品登録まで代行してくれるでしょう。
商品数が多く登録に時間がかかるようなら、制作会社への依頼を検討してみてください。
また、費用を抑えるため無料のテーマを使うことが予想されます。
オリジナルデザインは不要で、公式の無料テーマで十分だと考えているショップにおすすめです。
100~300万円
Shopifyの基本設定からオリジナルデザインに変えるなら、100万円からが目安です。
ショップのデザインを変えて、ブランディングを考えているショップにおすすめです。
Shopifyにある既存のテンプレートでも魅力的ではありますが、差別化は難しい場合があります。
100~300万円と価格に幅があるのは、テーマのカスタマイズは範囲が広くなるためです。
1,000万円以上
Shopifyでの連携が必要になってくると、1,000万円以上かかるケースがあります。
サイトデザインから会計システムとの連携も絡んでくると費用は高くなるでしょう。
Shopifyはカスタマイズ性が高いため、操作が多くなればそれだけ費用が高くなります。
しかし、適正価格なのかがわかりにくいので、複数の会社から見積もりを取ることをおすすめします。
shopify構築手順を確認して作業を進めよう
Shopifyでショップをオープンさせるなら、構築手順を確認しておいてください。
最初は大変だと感じるかもしれませんが、操作していけば慣れてくるでしょう。
Shopifyの管理画面は直感的に操作できるため、初心者でも手順に従っていけばShopify構築は可能です。
もし、手間や時間が気になるなら、制作会社への依頼も検討してみてください。
Shopify構築だけなら数十万円から依頼ができます。
これからShopify構築を検討している人は、費用や手間などを比較しながら、自分に合った方法を選んでみてください。
物販を実践して結果を出されている方で、丁寧に教えてくれる方をご紹介していますので、下の記事ぜひ読んでください。