こんにちは。中川瞬(@shun01224)です。
この記事を読むことで、
- キャンセルや返金が生じる理由
- キャンセル・返金処理の方法
- 処理が遅れることで生じるリスク
- 返品処理・管理ができるツール
この記事を書かせて頂いている私は、現在、輸出・輸入・国内の転売のノウハウをお伝えしています。
時間がない会社員の方や子育てをしている主婦の方に、指導や転売システムの提供をして、忙しくても副業で収入を得てもらっています。

それでは、Shopifyの返金処理方法について解説をしていきます。
目次
キャンセルや返金が生じる理由
物販ビジネスに取り組んでいると、ユーザーからキャンセルや返金を依頼されることがあります。
これは、Shopifyで物販ビジネスを営んでいるときでも同様です。
キャンセルや返金が生じる理由はさまざまで、ユーザーによる勘違い・商品の不具合・間違いなどがあります。
詳しく見ていきましょう。
ユーザーの勘違い
本来求めていた商品とは違うものを買ってしまった、赤色だと思ったのに青色を買ってしまった、といったケースです。
このような、ユーザー自身の勘違いによる返品は、意外と少なくありません。
勘違いが生じてしまう理由はいくつかありますが、ユーザーの確認不足もそのひとつです。
商品説明にきちんと詳細を記載しているにもかかわらず、しっかりと確認しなかったばかりに誤った品を購入してしまうのです。
また、商品説明が言葉足らずで、ユーザーが勘違いしてしまう場合もあります。
誤解を抱かせてしまう商品説明や、勘違いするような記載をしているのなら、その都度改善していきましょう。
商品の不具合や間違い
物販ビジネスを営む者としては、このような事態はなるべく避けたいものです。
商品の質が悪い、もしくは傷のあるものを送ってくると悪評が広がってしまうと、今後のビジネスに影響を与えるおそれがあります。
また、ユーザーが注文したのと、異なる商品を配送してしまうケースも少なくありません。
ユーザーからすると、注文してもいないものが届くわけなので、戸惑ってしまうでしょう。
このようなケースでも、ほぼ間違いなく返金や返品が発生するため注意が必要です。
物販ビジネスで返金やキャンセルは普通
物販ビジネスを始めたばかりのころに、ユーザーから返金やキャンセルの依頼があると、悲しい気持ちになってしまうかもしれません。
実際、物販ビジネスに取り組む中で、そのような思いをしたことがある人もいるでしょう。
ただ、物販ビジネスにおいて返金やキャンセルの発生は、ごく普通のことです。
自身のショップだけでなく、物販ビジネスに取り組んでいる人なら、ほぼ例外なく返金やキャンセルの洗礼は受けているでしょう。
そのため、「ユーザーから返金を要求された」と落ち込む必要はまったくありません。
もちろん、運営者側に大きな問題があったのなら、そこは真摯に反省すべきです。
キャンセル・返金処理の方法
ユーザーから、キャンセルや返金を依頼された場合、運営者は速やかに対応する必要があります。
これまでに、キャンセルや返金依頼がまったくなくても、これから先どうなるかはわかりません。
後述しますが、キャンセルや返金、返品などに速やかな対応をしないと、さまざまなリスクが発生します。
依頼があったときに慌てないように、キャンセルや返金の方法を覚えておきましょう。
キャンセル処理
ユーザーから注文が入ったあと、発送前にキャンセルが発生したケースです。
まだ商品を発送する前なら、Shopifyで該当する注文ページへアクセスします。
画面右上にある、[その他の操作]をクリックしてください。
メニューが開くので、[注文をキャンセルする]を選びます。
[注文をキャンセルする]の画面が表示されるので、内容を確認してください。誤って別の注文をキャンセルしてしまうと、トラブルに発展するおそれがあるので、しっかり確認しましょう。
確認ができたら、[注文をキャンセルする]をクリックしてください。
これで、ユーザーへの返金も完了します。
返金処理
注文はキャンセルしないまま、返金処理を行うケースをご紹介します。
たとえば、ユーザーに発送した商品に大きな破損があった場合などです。
まずは、該当する注文ページへアクセスしましょう。
ページ上部にある、[返金]を選んでください。
返金内容の選択ができるページで、返金を実行する商品の数を選び、[返金する]をクリックします。
このとき、[お客様に通知を送信する]にチェックをいれると、返金処理が完了したことがユーザーに伝わります。
このように、Shopifyでキャンセルや返金の処理をするのは、まったく難しくありません。
依頼があったときは、できるだけ速やかに対応してください。
処理が遅れることで生じるリスク
さまざまな事情で、キャンセルや返金の処理が遅れてしまうこともあるでしょう。
忙しかった・人手が足りず後回しにしてしまったなど、理由はさまざまです。
ただ、そのような事情はユーザーにはわかりません。
処理が遅れてしまうことで、さまざまなリスクを招くおそれがあるため、注意が必要です。
ここでは、キャンセルや返金の処理が遅れることで生じる、さまざまなリスクについて見ていきます。
詐欺を疑われる
商品のキャンセルや返金を依頼したにもかかわらず、対応してもらえないとなれば、詐欺を疑うのは自然な流れといえるでしょう。
実際、ネットショッピング絡みの詐欺事件は多く、毎年被害者が出ています。
そのため、キャンセルや返金の依頼があったにもかかわらず、速やかな対応をしなかったとなると、ユーザーが詐欺を疑うおそれがあるのです。
このようなことにならないよう、処理はできる限り迅速に行ってください。
実際の処理が遅れてしまう場合でも、あらかじめ連絡を入れておけば、ユーザーが不安になることはありません。
キャンセルや返金の依頼に対し何のリアクションもしないのは、一番やってはいけない行為です。
ユーザーが不快に思う可能性が高いので、きちんと連絡をしましょう。
ショップの評判が落ちる
キャンセルや返金の処理をしてくれないショップ、との悪評が立つ可能性があります。
その結果、ショップの評判が落ちてしまい、今後ビジネスの継続すら危うくなる可能性があります。
インターネット社会である現代において、悪評が立つのはショップにとって大きなダメージといえるでしょう。
場合によっては、またたく間にSNSなどで悪評が広まってしまう可能性もあるのです。
規模の小さなネットショップにとって、悪評は命取りです。
イメージの回復を図ろうと思ってもなかなかできず、どんどんユーザーが離れてしまうかもしれません。
新規ユーザーを獲得できないどころか、リピーターすら離れてしまうおそれがあります。
ユーザーを逃す可能性
迅速な対応を心がけることで、ユーザーの信頼を得ることができます。
逆に、迅速な対応ができなければ、評判を落としユーザーを逃す可能性があるため注意が必要です。
リピーターになりそうな人であっても、対応を誤ってしまうと、今後二度とショップで買い物をしてくれないかもしれません。
インターネット上にネットショップは星の数ほどあるので、わざわざ対応が遅いショップを利用し続ける意味はないからです。
このような事態を回避するために、キャンセルや返金の処理は迅速に行ってください。
何らかの事情があって対応が遅れてしまうときでも、あらかじめ連絡を入れるなど誠実な対応を心がけましょう。
返品処理・管理ができるおすすめのツール
ここでは、返品処理や管理ができる、おすすめのツールを2つご紹介します。
ツールを使わずとも処理は可能ですが、よりスピーディな対応が可能となり、業務効率の向上にもつながるでしょう。
気になるツールがあれば、ぜひ活用してください。
Bold Returns
Bold Returnsは、返品や商品の交換対応をスムーズにできるアプリです。
カスタムルールの設定により、特定のアイテムだけ受け入れが可能で、設定も簡単です。
機能が充実しており、返品や交換処理に必要な機能はあらかたそろっています。
カスタムメールの送信・返品理由のカスタマイズ・返送方法の設定・やり取りへのデータ添付など、あらゆる機能を実装しています。
14日の無料トライアル期間も設けられているため、気になる方は機能や操作性をチェックしてみましょう。
簡単なコードを、ストアの任意ページへ埋め込むことで設置できます。
Recustomer
ショップの返品、交換業務を自動化できるツールです。
返品依頼の受け付け・交換・返金・在庫の補充まで自動化できるツールであり、トータルでのコスト削減が可能です。
24時間いつでも返品の受け付けができ、スピーディに対応してもらえるため、ユーザーの満足度向上につながります。
業務効率化・コスト削減・ユーザーの満足度向上と、さまざまなメリットを得られるツールです。
キャンセル&返金の方法を把握し素早い処理を
キャンセルや返金の依頼があったとき、スピーディな対応ができるよう、方法を把握しておきましょう。
本記事でお伝えしたように、処理の遅れはさまざまなリスクを招きます。
ご紹介したツールも活用すれば、面倒な処理を簡潔にでき、業務効率化も実現できます。
この機会に、Shopifyへのツール導入も検討してみてください。
物販を実践して結果を出されている方で、丁寧に教えてくれる方をご紹介していますので、下の記事ぜひ読んでください。