こんにちは。中川瞬(@buppan_system)です。
この記事を読むことで、
- Shopifyコレクションの概要がわかる
- なぜShopifyコレクションが重要なのかわかる
- Shopifyコレクションの作成ができる
- Shopifyコレクション作成の注意点がわかる
この記事を書かせて頂いている私は、現在、輸出・輸入・国内の転売のノウハウをお伝えしています。
時間がない会社員の方や子育てをしている主婦の方に、指導や転売システムの提供をして、忙しくても副業で収入を得てもらっています。

それではShopifyコレクションについて解説していきます。
目次
Shopifyコレクションとは?
Shopifyには、コレクション機能があります。
一般的なECサイト構築ツールにコレクションはありません。
なので、はじめてコレクションを知ってどんな機能なのか迷ってしまう人もいるでしょう。
まずは、Shopify独自にあるコレクションの特徴を紹介します。
商品をカテゴリーにわける機能のこと
Shopifyコレクションとは、簡単に説明すると商品のカテゴリー機能のことです。
ある特定の種類ごとに商品をわけることができます。
一般的なECサイト構築ツールでは、カテゴリーという名前が多く使われていますが、Shopifyコレクションと同等のものです。
ただし、一般的なEC構築ツールのカテゴリーは種類やブランドごとの分類だけです。
一方でShopifyコレクションは、商品の種類・ブランドだけでなく、価格・在庫数など細かい条件で分類できます。
Shopifyコレクションを作成すると、コレクション内に含まれる商品だけをギャラリーとして表示できるようになるのでとても便利です。
また、トップページのナビゲーションにShopifyコレクションページのリンクを設置すると、特定のジャンル商品にアクセスしやすくなります。
たとえば、セール品や在庫数が少ないものだけを分類してアピールすることも可能です。
なぜShopifyコレクションが重要なのか?
Shopifyショップにおいてコレクションが必要な理由は、商品を探しやすくするためです。
とくに膨大な商品数があるショップでは、コレクション作成がとても重要になってきます。
特定のジャンル別に商品が分類されていれば、それだけでお客様が希望の商品にたどり着きやすくなります。
たとえば、サマーコレクションなど季節ごとに商品を分類するのもいいでしょう。
ショップのニーズによっては、色や素材など細かく分類して、商品を見つけやすくするのもいいかもしれません。
また、コレクションがあると特定の商品だけをアピールすることができます。
セール品や早く売り切りたい商品を分類すれば、不要な在庫を抱えるリスクを減らすこともできます。
商品の回転率を高めるためにも、Shopifyコレクションの作成がおすすめです。
Shopifyコレクションの種類
Shopifyコレクションは、大きくわけて自動コレクションと手動コレクションがあります。
それぞれニーズが異なるため、使い分けが必要です。
ただし、コレクションの作成をした後からの変更はできないため、どちらにするかよく考えてから設定をしてください。
自動コレクション
自動コレクションは、指定した条件で自動的に商品を分類する方法です。
条件は1つだけでなく、複数指定することができます。
コレクションの条件を指定しておくと、あとで追加した商品でも条件に当てはまれば、自動で振り分けが可能です。
自動コレクションは、商品数が多いショップにおすすめです。
1つずつ商品を分類すると手間や時間がかかる場合にはこちらが向いています。
また、季節ごとなど大きなジャンルで分類する場合にもおすすめです。
自動コレクションのメリットは、商品分類の手間が少ないことです。
時間をかけず、商品を見やすくしたいときに自動コレクションを選びましょう。
デメリットは、特定の条件での細かい分類には向いていない点です。
手動コレクション
手動コレクションは、少ない商品の分類に向いている方法です。
ショップで取り扱う商品が少ない場合や、特定の商品を細かい条件で分類したいときにはこちらが便利です。
手動コレクションの利用目安は、登録する商品が十数点までの場合となります。
十数点以上になると手間がかかるため、自動コレクションに切り替えましょう。
また、商品の種類に関係しない分類にも、手動コレクションがおすすめです。
たとえば、「今月のおすすめ商品10点」や「今月のおすすめコーディネイト紹介」などです。
ほかにも、手動コレクションで割引がつけられるため、セール品の分類をする場合などにも向いています。
手動コレクションは、追加や削除をしなければずっとそのままで内容が変わることはありません。
ショップに新しい商品を追加しても、自動的にコレクションへ分類されることもありません。
Shopifyコレクションの作成方法
Shopifyコレクション作成方法を、自動コレクション・手動コレクション別に紹介します。
作成したいコレクションに合わせて、設定方法を確認してください。
一般的には、自動コレクションを使いながら、必要に応じて手動コレクションを作成していくのがおすすめです。
自動コレクションの作り方
Shopify管理画面のメニューから、商品管理を選びます。
商品管理からコレクションに移動して「コレクションを作成する」をクリック。
コレクション作成画面では、タイトル・説明欄を入力してください。
タイトルは、「サマーコレクション」など任意の言葉を入力しましょう。
説明(任意)の欄は、コレクションページに商品概要を入力したいときに使ってください。
コレクションの種類は、「自動化」を選びます。
条件は複数の条件を指定可能です。
たとえば、商品タグの分類、特定の価格より高い、在庫数が10個以下などの条件が指定できます。
条件を指定したら、保存ボタンをクリックしてください。
すると指定した条件に該当する商品が「商品」欄に表示されます。
検索結果のプレビューでは、SEO向けの設定ができます。
何も設定を変えなくても自動でタイトルと説明が挿入されますが、SEOを意識するならキーワードを含んだ内容に変更します。
なお日本語タイトルがURLになるので、半角英数への変更がおすすめです。
手動コレクションの作り方
自動コレクションの設定と同様に、「コレクションを作成する」ボタンをクリック。
タイトル・説明を入力したら、コレクションの種類で「手動」にチェックを入れます。
一度保存ボタンをクリックしてから、商品を個別に登録していきます。
「商品」のブロックが追加されたら、「閲覧する」ボタンをクリック。
商品リストが表示されるので、商品を選んでください。
なお、検索ボックスに直接商品名を入力して、特定の商品だけを抽出することも可能です。
商品を選択したら、「追加」ボタンをクリック。
すべての商品追加が終わったら、商品の並び替えをします。
並び替えは、商品名、価格、日付、売上、手動で変更可能です。
手動で並び替えをしてから、各商品をドラックやドロップ機能で並び替えもできます。
Shopifyコレクション作成における注意点
Shopifyコレクション作成がはじめてだと、比較しにくいページになる可能性があります。
また、スピーディに作業ができるよう、効率の良い分類方法を選んでください。
商品を見やすいよう分類する
コレクションでは、商品を見やすくするために分類を工夫しましょう。
まず、商品には分類しやすくするためのタグ付けをするのが便利です。
たとえば、「夏の商品」や「冬の商品」など、季節ごとのタグ設定がおすすめです。
また、自動コレクションは最大60個の条件がつけられます。
複数の条件を指定しながら分類すると、細かい条件で商品が分類できてとても便利です。
なお、自動コレクションの分類の条件は商品タグ以外にもあります。
商品の販売元、種類、価格、割引前価格、重量、在庫などでも分類が可能です。
画像サイズに注意
コレクションに使用できる画像サイズには上限があるため注意してください。
サイズは最大で、4,472×4,472ピクセル、または20メガピクセルまでとなっています。
ですがShopifyコレクションで商品を分類するなら、2,048×2,048ピクセルに調整しておくのがおすすめです。
上記の大きさの画像サイズでも、解像度は十分あります。
商品画像が大きすぎると、サイト表示に時間がかかるので注意してください。
また、画像ファイルのサイズは20MB以上になると登録ができません。
大きな画像は、あらかじめサイズを調整するようにしましょう。
画像編集ソフトなどを使ってサイズを小さくしておけば大丈夫です。
少ない商品は手動コレクションがおすすめ
特定の商品を必ず含めたいなら、手動コレクションの使用がおすすめです。
自動コレクションでは、条件に含まれないと商品が表示されません。
しかし、手動コレクションは登録の手間はかかりますが、数点程度なら商品ごとに選択ができるので便利です。
また、手動コレクションは、あとから自由に商品を非表示にすることができます。
非表示にしたいコレクションを選択して、「コレクションから削除する」の横にある×をクリックすると削除可能です。
自動コレクションの場合は、あとから商品の削除ができません。
商品が削除できるのは、自動コレクションで在庫追跡を有効にして、在庫が切れた場合のみなので注意してください。
Shopifyコレクション作成で商品を見やすくしよう
Shopifyコレクション機能を使うと、商品を見やすく分類することができます。
基本は自動コレクションを使いながら、少ない商品の分類には手動コレクションを活用する方法がおすすめです。
お客様が商品を探しやすいように、自動コレクションと手動コレクションを使い分けて、どのように商品が表示されるのかをイメージしながら分類していくことが大切なポイントとなります。
物販を実践して結果を出されている方で、丁寧に教えてくれる方をご紹介していますので、下の記事ぜひ読んでください。