2021.12.24 投稿
2023.10.05 更新
チケットって転売できるの?急用でチケットが使えない時の対応も紹介します!
物販ラボ運営責任者、アマラボ(物販ツール)の共同開発者、Amazon、ebay、Yahoo!ショッピング、ヤフオク、BUYMA、メルカリ、ラクマ、ヤフオクフリマ、Mercadolibre、etsy、BONANZA、ネットショップとあらゆる販路で販売。
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中川 瞬のプロフィール
こんにちは。中川瞬(@buppan_system)です。
この記事を読むことで、
- チケットの高額転売が違法か知ることができる
- どんなチケット転売が違法になるかがわかる
- チケットが急用で使えなくなった時の対応がわかる
- チケット転売サイトの使い方がわかる
- チケットの売買を適法におこなうことができる
この記事を書かせて頂いている私は、現在、輸出・輸入・国内の転売のノウハウをお伝えしています。
時間がない会社員の方や子育てをしている主婦の方に、指導や転売システムの提供をして、忙しくても副業で収入を得てもらっています。
それではチケットが転売できるのかどうかについて解説していきます。
目次
チケットの高額転売は違法
転売の基本は安く買って高く売ることです。
高く売れる商品には、いろいろありますが数が限られている限定品やプレミア品は希少性もあり高値が期待できます。
数を制限して発売されたグッズやその場所でしか買えない商品は魅力的に感じる人が多いものです。
では、人気アーティストやスポーツのチケットはどうでしょうか。
コンサートやライブ、試合観戦のチケットは、販売数も限られていて人気が高いものは抽選なることもあります。
実際に、フリマアプリやオークションといった場所でチケットが高額になったケースも。
しかし、現在はチケットの高額の転売は法律で禁止されています。
チケットを高額転売した場合には、1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金またはその両方が科せられることもあります。
さらに、過去には人気アイドルのチケットを高額転売したことで逮捕された人物もいました。
チケットの高額転売は絶対におこなわないようにしてください。
チケット不正転売禁止法とは
昔のチケットの転売はダフ屋行為として、各地方自治体の迷惑防止条例によって取り締まられていました。
ダフ屋とは、チケットを転売目的で購入して転売する人や業者を言います。
ところが、インターネットでチケットが転売されるようになり、いわゆるネットダフ屋が増加しました。
インターネットは「公共の場所」や「公共の乗物」ではないため、迷惑防止条例では取り締まれません。
そこで2019年に「特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律」(通称「チケット不正転売禁止法」)が施行となりました。
このチケット不正転売禁止法によって、チケットの高額転売は場所や方法を問わず禁止されています。
対象になるチケットは
チケット不正転売禁止法の対象になるチケットは幅広く、座席や日程、購入者氏名が記載された特定興行入場券が対象です。また、有料譲渡禁止となっているチケットも対象です。
ライブやコンサート、スポーツ観戦のチケットはこの条件に該当するので高額転売はできません。
転売サイトで購入したチケットは、当日会場で指摘されて入場できないことがあります。また、不正転売するような業者はお金を振り込んでも発送されない場合や、延期等の補償が不十分な場合も。
正規ルートで購入したチケットであれば、イベントが延期や中止の場合に払い戻しなどの補償もおこなわれます。
トラブルを事前に防ぐためにも、購入者も転売のチケットを避ける必要があります。
チケットを購入する時には、公式サイトかどうかを確認してから利用しましょう。
不正転売になる基準とは
チケットの高額転売は、禁止されています。
では、どのような基準で不正な転売と判断するのでしょうか。
不正転売として取り締まりの対象になる基準をまとめました。
興行主の同意がない
不正な転売となる基準の一つが興行主、つまりイベントの主催者の同意があるかどうかです。
特定興行入場券には、「興行主の同意のない有償譲渡を禁止する旨」が記載されています。また、公式の販売サイトに転売禁止と記載されていることもあります。
転売を考えている場合には、必ず券面と公式の販売サイトをチェックしてください。
定価より高額で売る
不正な転売となる条件には価格もあります。
定価を超える金額での転売は違法です。
逆に言えば、利益が出ない、定価以下であれば合法。
ただし、イベントの主催者の許可がなければ定価以下でも転売はできないので注意してください。
継続的に転売している
継続的に取引を繰り返していることも、転売で取り締まられる要因です。
フリマアプリやオークションで転売を繰り返していると転売行為が常態化しているとして取り締まられます。
高額転売は、転売だけでなく転売を目的にした譲り受けも禁止されています。
詐欺罪が適用されるため、転売目的のチケット購入もしないでください。
急用や急病でチケットを利用できない場合はどうする?
上で説明したようにチケットの高額転売はチケット不正転売禁止法によって規制されています。
しかし、せっかく自分で行くために購入したチケットなのに急用ができてしまった、体調不良で行けなくなったといったケースは決して珍しくありません。
急用や急病によって、自分でチケットを使えない場合にそのまま無効にしてしまうのは、もったいなく感じるでしょう。
使えなくなったチケットの処分に困ってしまう人もいるかもしれません。
チケットを使えなくなった場合にはどうすれば良いのでしょうか。
チケットが利用できなくなった場合に安全に取引する方法を紹介します。
公式のリセールサイトを使おう
チケットの転売は全て禁止されているわけではありません。
イベントの主催者が許可した業者であれば、チケットを転売することができます。
正規のリセールサイトでチケットの買取を受け付けている場合も多いので、人気のライブやスポーツのチケットなら定価近くで買い取ってもらえるかもしれません。
抽選になったような人気チケットであれば、リセールでもすぐに売れるでしょう。
安易にフリマアプリやオークションを使うのではなく、まず正規のリセールサイトを探して販売してください。
定価以下で販売する
人気があるチケットのほとんどはチケット不正転売禁止法によって転売が禁止されています。
チケット不正転売禁止法の対象になるチケットは、航空券や乗車券のほか利用者が本人に限られてないチケット、発券していない、支払いが別途必要なチケットなど多岐に渡ります。
現在、流通しているチケットの多くはチケット不正転売禁止法の対象となるでしょう。
しかし、購入時の価格以上での売却はチケット不正転売禁止法の対象となりますが、定価以上でなければ対象になりません。
自分で使えないチケットがある場合には、定価以下で販売することを検討してください。
チケットの転売サイトの選び方
チケットを個人間で取引するとトラブルや取引の合法性に心配に感じるかもしれません。
運営元が取引を仲介することで、取引の安全性が高まります。
ライブやコンサート、舞台といったチケットを安全に取り扱うことができる売買サイトにはどうやって選べばいいでしょうか。
チケットの転売サイトを選ぶ時の基準を紹介します。
ジャンル別にサイトを選択
チケットの売買サイトとまとめていても、サイトによって得意ジャンルは違います。
アイドルに特化したチケット売買サイトもあれば、海外アーティスト、スポーツに特化したサイトもあるので、チケットを探す時は複数のサイトをチェックしてください。
マイナーだから、売買サイトに見つからないといった場合でも、そのジャンルに特化したサイトであれば見つかることがあります。
自分が欲しいチケットのジャンルに合わせたチケット売買サイトを選んでください。
返金保証があるか
チケットを購入する場合、決済する前に必ず返金保証があるかどうかを確認してください。
チケットが発送されるまでは、売買サイト運営者が購入代金を預かっている状態。
返金保証があるサイトであれば、万が一チケットが届かない場合であってもチケットの代金が返金されます。
安心して取引するためにも申し込み前に規約を確認しましょう。
チケットが届かない場合の扱いや、返金やキャンセルの場合の手続き、返金方法といった項目は事前に調べておくようにします。
手数料を比べる
チケットを取る時には、多くの人がチケット代だけをチェックしてしまいます。
しかし、チケットを購入する時にはチケット代以外も考えなければいけません。
チケット売買サイトを利用すると、売買や振込で手数料が発生します。
数百円の手数料であっても、何回も支払えば大きな金額になります。
できるだけ手数料が安いチケット売買サイトを探すとともに、決済方法も手数料が安い方法を選ぶようにしてください。
郵送だと送料がかかってしまう場合もあるので、少しでも安くするのであれば郵送以外の発券方法を選ぶのがおすすめです。
取引手数料はチケットの額に関わらず一律料金の場合もあれば、チケット代金の〇%といった形で計算される場合もあります。
チケットの代金に応じて手数料が変わる売買サイトは、チケット代が安い時にはお得になることが多いものの、チケット代が高い場合は手数料も上がります。
チケットの額に合わせてお得な料金体系のサイトを選択しましょう。
発送は補償つきかどうか
チケットの売買サイトを利用すると、手元にチケットが届くまでは不安に感じるかもしれません。
購入したチケットが届かないなんてリスクを減らすためには、補償付きの発送で送られてくるかどうかをチェックしてください。
具体的には、定形外郵便は紛失に関する保証がなく、届かない場合に補償が受けられません。
簡易書留であれば追跡可能で配達時には手渡し、さらに紛失時の補償もあります。
もしくは追跡サービスと補償がある宅配便であれば、安心です。
その売買サイトがどのような発送方法を採用しているのかチェックしておきましょう。
キャンセル規定もチェック
チケットを購入する時には、キャンセルする場合の規定も確認します。
急用や体調不良でチケットをキャンセルする場合に、支払った手数料やチケット代がどうなるのかをチェックしておきます。
顧客都合による取引キャンセルは一切認められていない場合もあるので、購入前に確認してください。
チケット転売はビジネスにはならない
チケットの高額転売は、不正転売禁止法によって禁止されているだけでなく、各イベントの主催側でも対策がなされています。
イベントに入場する際には本人確認が必要だったり、不正なルートで入手したチケットは利用できないようにしたりと対策が練られています。
チケットを購入する側も、後々にトラブルになるかもしれないチケットは購入を避けるでしょう。
チケットの転売は、違法でありビジネスとしても成立しません。
自分で使うために購入したチケットが使えなくなった場合には、イベント主催者が許可しているリセールサイトを使ってください。
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