2022.03.01 投稿
2024.01.20 更新
アパレルの仕入れ方法は?メーカーや問屋仕入れのメリット・デメリット
物販ラボ運営責任者、アマラボ(物販ツール)の共同開発者、Amazon、ebay、Yahoo!ショッピング、ヤフオク、BUYMA、メルカリ、ラクマ、ヤフオクフリマ、Mercadolibre、etsy、BONANZA、ネットショップとあらゆる販路で販売。
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中川 瞬のプロフィール
こんにちは。中川瞬(@buppan_system)です。
この記事を読むことで、
- アパレル商品の仕入れへ方法がわかる
- アパレル商品の仕入れ方法のメリット・デメリットがわかる
- 国内・海外仕入れの違いやメリット・デメリットがわかる
- アパレル商品仕入れのネットサイトを知ることができる
この記事を書かせて頂いている私は、現在、輸出・輸入・国内の転売のノウハウをお伝えしています。
時間がない会社員の方や子育てをしている主婦の方に、指導や転売システムの提供をして、忙しくても副業で収入を得てもらっています。
それではアパレルの仕入れ方法や、メリット・デメリットについて解説していきます。
目次
卸のオンラインサイトで仕入れる
アパレル商品の仕入れ先の1つは、卸のオンラインサイトから仕入れる方法です。
卸のオンラインサイトというのは、卸問屋が持つネットサイトのことになります。
直接卸問屋に行かなくても、自宅などからチェックできることがメリットです。
卸サイトの仕組み
卸問屋のサイトは、さまざまなメーカーから商品を仕入れたものを販売する仲介業者の役割となっています。
卸問屋に掲載されている商品は、格安な値段になっていることが多いため仕入れ値を安くすることが可能です。
卸サイトは、会員登録をした事業者に向け、アパレル商品の販売をしています。
サイト内でアパレル商品の発注、決済までを執り行うことが一般的です。
特に卸サイトは、アパレルや雑貨の分野で広く利用されています。
ネットショップを運営する人が多くなっている現状では、非常に効率の良い仕入れ方法として一般化しています。
卸サイトの使い方
卸サイトを利用する場合、ほとんどのサイトでは会員登録が必要です。
会員登録が必要な理由は、販売事業者に向けたアパレル商品の販売を行うことが目的ということがあります。
一般消費者を制限して、信頼できる事業者とのやり取りを行いたいということから、会員登録を設けているのです。
卸サイトによっては、事業内容など細かな詳細の提示を求められることもあります。
そのため、審査が厳しいサイトもあるので、すべての卸サイトが利用できるとは限りません。
また、無料のサイトもありますが、中には有料制のサイトもあるのでコストと内容をよく見極めて利用することをおすすめします。
卸サイトのメリット・デメリット
卸サイトのメリットは、どこからでも商品チェックすることができることです。
特に近隣に卸問屋がない場合、何度も通うことは難しいことになります。
そのため、自宅やオフィスなどにいながら1度に多くの商品をチェックできるのは、効率的です。
そして、事業をスタートしたばかりの場合、直接卸問屋に出向いても実績がないことから、すぐに取り引きができないということもあります。しかし、卸サイトであれば会員登録するだけで、すぐに仕入れをはじめることが可能です。
一方、卸サイトのデメリットは、多くの商品があるものの同じ商品を扱うライバルが多くいることです。
そして、卸サイトは一般消費者も見ることができるため、原価を知られてしまうこともあります。
アパレルメーカーから直接仕入れる
アパレル商品を仕入れる方法には、アパレルメーカーから直接仕入れる方法もあります。
自分が仕入れたいブランドがあれば、メーカーに直接交渉して仕入れる方法です。
好きなブランドに特化した販売を行いたい場合は、アパレルメーカーから仕入れるとよいでしょう。
メーカー直接取り引きとは
メーカー直接取り引きとは、アパレル商品を製造・販売しているメーカーと直接取り引きをすることです。
ネットサイトと違って、対面で交渉することが特徴となります。
会員登録後、すぐに仕入れることができるネットサイトと違い、何度も足を運ぶ必要性があるので時間やコストはそれなりに掛かります。
その反面、信頼関係を作ることでよい取り引きとなることもあるので、長い目で見るとメリットもあるのです。
メーカーと直接取り引きしたいと思っても、誰でも取り引きできるわけではありません。
メーカー側の審査によって、取り引きを行うかどうかが決まります。
メーカーから直接仕入れる方法
メーカーから直接仕入れるためには、メーカーの人と知り合う必要があります。
メーカーの人と知り合うきっかけとなる、展示会に足を運ぶとよいでしょう。
展示会は、メーカーだけで行うところもありますが、合同で行っているメーカーもあります。
展示会に参加をして、商品をチェックし商談するという流れが一般的です。
次のシーズンに向けた商品が並ぶのが展示会なので、展示会に行く前は次シーズンの流行や流れなどしっかり押さえていくことが商談で失敗しないポイントとなります。
そして商談に備えて、事業計画などをしっかり提示できるようにし、準備しておきましょう。
メーカー直接取り引きのメリット・デメリット
メーカー直接取り引きのメリットは、自分が販売したいブランドの商品を仕入れることができることです。
メーカー直接仕入れであれば、他にはあまり出回らない商品をピックアップすることもできるため、他との差別化を図ることができます。
そして、自分の目で商品をチェックすることができ、展示会に足を運べば商品について担当者に確認することも可能です。
さらに、卸問屋のような仲介業者がないため、仕入れ値が安く済むこともメリットとなります。
メーカー直接仕入れのデメリットは、仕入れまで数ヶ月かかることや、ある程度のロット数で仕入れるため資金力が必要なことです。
そのため、長期的なマーケティング計画を立てておくことが重要となります。
卸問屋で仕入れる
卸問屋から直接仕入れる方法は、自分の足で問屋街などに出向いて仕入れる方法です。
安価な値段で仕入れを行うことができるため、問屋街での仕入れもおすすめの仕入れ方法となります。
卸問屋とはどんなところなのか、詳細などについてみていきましょう。
卸問屋とは?どこにある?
卸問屋とは、生産者などから商品を買い付けて販売しているお店のことです。
卸問屋街と言われるエリアは、問屋が集まる場所のことで同じジャンルは同じエリアに固まる傾向にあります。
そのため、問屋街に行けば一度に多くの商品をチェックすることができるので効率的です。
卸問屋は、販売価格が仕入れ値で設定されていることから仕入れ値を安くすることができます。
国内最大級のアパレル問屋街と言われている「馬喰町問屋街・横山町問屋街」は、大阪船場と並ぶ現金問屋として有名です。
事業者とのやり取りを対象としているので、ある程度のロット数が必要となります。
卸問屋を利用する方法
卸問屋を利用するためには、入店許可書などが必要となる場合があります。
一般の消費者が買い物することができるお店もありますが、基本的には事業者を対象としているため、お店のルールに従う必要があるのです。
お店によって独自ルールがあるため、足を運んで確認する必要があります。
そのため、1度行けばなんとかなるというわけにはいきません。
事前に会員登録をしていないと入店できない、ロットでしか販売しないなどのルールがあります。
東京馬喰町問屋街などは、ホームページを持っているお店もあるので事前にチェックしてから行くとよいでしょう。
卸問屋のメリット・デメリット
卸問屋のメリットは、自分の目で商品をチェックできることと、在庫があればすぐに仕入れることができることです。
メーカー取り引きのように数ヶ月待つこともありません。
問屋街に足を運べば、毎回多くの商品を見ることができるので掘り出し物に出会えるチャンスがあります。
掘り出し物に出会うことができれば、他との差別化もできるので大きなメリットです。
卸問屋で仕入れるデメリットは、問屋の中には実店舗があることが取り引きの条件となっているケースが多いため、実店舗がない人は難しいと言えます。
そして、問屋街での仕入れはタイミングが大事なので、何度もこまめに足を運ぶことで交通費がかさんでしまうことがデメリットです。
海外から仕入れる
アパレル商品の仕入れは、海外から仕入れる方法もあります。
日本にはない商品や、ユニークなアパレル商品を仕入れることも可能です。
海外からアパレル商品を仕入れる方法やメリット・デメリットなどについて、みていきましょう。
現地で仕入れる
現地に出向いて直接仕入れる方法は、旅行も楽しめて買付けできるため一石二鳥となります。
場合によっては、かなり安く仕入れることができるため、利益率が高くなることが特徴です。
たとえば、アジア雑貨など現地で購入すればかなり安く仕入れることができ、掘り出し物を発見することも可能です。
自分の目で商品を選ぶことができるため、状態などもチェックすることができます。
ただし、トラブルを避けるためには値下げ交渉や発想など、現地の言語もしくは英語力が必要となるでしょう。
言葉が通じないと、トラブルに巻き込まれる可能性やだまされる可能性もあるためです。
海外ECサイトを利用する
現地で買付けは難しい場合、海外ECサイトを利用することもおすすめです。
B to Bサイトであれば、小売よりも安い価格で商品を仕入れることができます。
あまり出回っていない商品を発見できれば、競合との差別化を図ることもできるので、目新しさが強みです。
海外の商品を選ぶ際は、ある程度の目利きも必要となります。
そして、発送期間を考えてある程度のリードタイムを見越した計画を立てるようにしましょう。
海外ECサイトからの仕入れは、トラブルも多いため代行業者を利用した場合もあります。
海外から仕入れるメリット・デメリット
海外仕入れのメリットは、現地に出向いた場合自分の目でチェックできることと、安く仕入れることができることです。
国内では手に入らない掘り出し物を、みつけるチャンスもあります。
海外ECサイトを使う場合は、自宅にいながら海外の商品を仕入れることができることがメリットです。
現地仕入れ同様、レアな商品を見つけることもできます。
海外仕入れのデメリットは、現地からの発送や関税などのコストがかかることと、交渉の語学力が必要なことです。
海外ECサイトで仕入れる場合、特に中国サイトはトラブルの多いことがデメリットとなります。
経験がないはじめての人で海外仕入れが難しい場合は、通訳や代行業者に依頼することも考慮しましょう。
アパレルメーカーのおすすめ国内仕入れサイト
国内仕入れおすすめの、アパレルメーカーの仕入れサイトを紹介します。
さまざまな仕入れサイトがあり、複合型のサイトもあれば、アパレルに特化したサイトもあることが特徴です。
おすすめのアパレルメーカーサイトについて、みていきましょう。
SMASELL (スマセル)
本格的にアパレル商品を扱いたい人におすすめの「SMASELL」は、アパレルに特化した専門のサイトです。
導入している小売店等の購入ユーザーは16万以上とかなり人気なことがわかります。
アパレル商品以外にも、什器など販促物まで扱っていることも特徴です。
オンラインによる商談も行われているので、アパレル商品で勝負したい人におすすめと言えます。
基本的に実店舗を持っていることが条件として求められ、ネットショップのみの場合は規模などクオリティをチェックされての審査となります。
初期登録・月額固定費は無料、利用料金は仕入れ金のみです。
ETONET(エトネット)
実店舗とネットサイトを持つ「ETONET」は、実店舗を持つ事業者を対象とした卸問屋です。
毎日新着商品をアップしていることも特徴で、商品の豊富さも強みとなっています。
直営小売店があることもメリットで、ネットで仕入れるだけでなく実店舗に足を運んで商品を探したり、相談したりできるためおすすめです。
ETONETも会員登録が必要で、登録条件を満たした上で独自の審査を行います。
審査のハードルがやや高いと言われていますが、審査さえ通れば豊富な商品から安く仕入れることができるため利用したいサイトの1つです。
GOMEN Online(江綿オンライン)
大阪老舗の総合卸問屋の「江綿株式会社」の衣料品の小売店専用卸問屋サイトです。
婦人服や紳士服、子供服などを中心に沢山の衣料品を卸しています。
ここの最大のメリットは、大阪本社に出向くことで商品を自分の目でチェックすることができることです。
ネット仕入れだけでなく、直接本社で商品をチェックできれば安心して仕入れることができます。
江綿オンラインでは、会員登録が必要ですが無料で登録可能です。
ただし、事業者のみを対象としていて独自の審査基準があるため、審査をクリアする必要があります。
アパレルメーカーの人気の輸入サイト
海外のアパレル商品を仕入れるための、人気輸入サイトを紹介します。
豊富なアイテムから海外商品を仕入れることができ、比較的わかりやすいサイトです。
おすすめアパレルメーカーの人気輸入サイトについて、みていきましょう。
アリババ
アリババは、よく知られた中国のB to Bサイトです。
世界最大級のサイトと言われるだけあり、扱うジャンルも幅広くアイテム数もかなりあります。
アパレル商品の扱いもかなり豊富にあり、アクセサリーや雑貨などアイテム数も多いことが特徴です。
アリババは、商品画像からチェックすることができるので検索することが簡単にできます。
トップページは日本語ですが、商品詳細などが英語表記のページもあるため多少の英語力は必要となります。
便利機能として、商品を比較するツールがあるためスペックなどを簡単に比べることが可能です。
アメリカ版Amazon
誰もが知るアメリカ最大手のショッピングモール「Amazon」は、海外仕入れにおすすめのサイトです。
日本版と構成などは同じなので、初心者の人でもチェックしやすいことがメリットとなります。
日本への配送が可能となっている商品を選べば、仕入れることが可能です。
あらゆるジャンルから豊富な商品を扱うAmazonは、ポピュラーであるからこそ欲しい商品がみつかりやすいと言えます。
アメリカ版Amazonを利用する場合は、アマゾンジャパンとは別のアカウントを作る必要があります。
競合とかぶりやすい点はあっても、在庫切れの商品があることもあるので、仕入先の1つとして考えるのもおすすめです。
DHOLIC
韓国のおしゃれなアパレル商品を取り入れたい人におすすめのサイトです。
割引クーポンなどもあるので、お得な仕入れをすることができます。
サイトも見やすく、韓国ファッションの情報なども楽しみながら仕入れ商品をチェックすることができるのがメリットです。
メリットある仕入れ方法で利益を出そう
アパレル商品の仕入れは、さまざまな仕入れ先があるため簡単にみつけることができますが、選ぶ難しさもあります。
卸問屋やメーカーから直接交渉して仕入れることは、長い目で見ると確実性と信頼性がありますが、時間も必要です。
卸問屋サイトを利用すれば、効率的な仕入れができますが、商材が競合とかぶることもあるため、どちらがメリットあるのか見極める必要性があります。
自分にとってメリットがある仕入先をみつけるため、プランを明確に考えておくことが大事です。
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