2022.03.01 投稿
2024.02.25 更新
せどりで卸業者の仕入れはできる?取引までの流れとイチオシの卸業者
物販ラボ運営責任者、アマラボ(物販ツール)の共同開発者、Amazon、ebay、Yahoo!ショッピング、ヤフオク、BUYMA、メルカリ、ラクマ、ヤフオクフリマ、Mercadolibre、etsy、BONANZA、ネットショップとあらゆる販路で販売。
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中川 瞬のプロフィール
こんにちは。中川瞬(@buppan_system)です。
この記事を読むことで、
- せどりで卸業者を使うメリットデメリットがわかる
- せどりでおすすめの卸業者がわかる
- せどりで卸業者を使うまでの手順がわかる
- せどりで卸業者を使う注意点がわかる
この記事を書かせて頂いている私は、現在、輸出・輸入・国内の転売のノウハウをお伝えしています。
時間がない会社員の方や子育てをしている主婦の方に、指導や転売システムの提供をして、忙しくても副業で収入を得てもらっています。
それではせどりで仕入れ先として使える卸業者について解説していきます。
なお、せどりでおすすめの仕入先については以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひこちらも参考にしてください。
目次
せどり・転売でも卸問屋から仕入れられる?
個人でせどりや転売などの物販ビジネスをしている際に、卸問屋から仕入れたいと思うことがあります。
せどりや転売では一般的に小売店を中心とした仕入れ先を持っていますが、卸仕入れを使うことでもっと効率よく稼げるかもしれません。
せどりや転売をしている個人が卸仕入れを使うことは可能なのか、その実態を知っておきましょう。
個人でも利用できる卸業者は多い
個人では卸業者や問屋を使えないと思っている人も多いですが、実際には個人でも利用できる卸業者や問屋はたくさんあります。
もちろん法人限定の卸業者もありますが、個人や法人に限らず取引する業者も多いものです。
卸業者の方も、取引条件に従って買ってもらえれば、個人であろうと大切な取引相手であると考えます。
そのため、せどりをやっている人も卸仕入れを諦める必要はありません。
ネット申込みできる卸業者もある
せどりの中でも、特にパソコン一つで仕入れできる電脳せどりをしている人は「卸仕入れは取引方法が大変そう」と思うこともあるでしょう。
確かに、卸業者は仕入れに電話やファックス、対面の交渉などが必要そうなイメージです。
しかし、実際には電脳せどりの仕入れ方法と同じように、ネット申込みやネット仕入れができる卸業者も数多くあります。
ネットショップに近いスタイルのオンライン卸問屋で、申込み方法だけでなく支払いや数量の下限なども通常の問屋より個人向けになっています。
開業届は必要なことが多い
せどりをメインにしている人が卸仕入れを始める際には、開業届だけは出しておいた方が安心です。
副業でせどりをしている人や小規模な取引しかしていない人は、開業届を出していないこともありますが、開業届は無料なので出しておきましょう。
卸業者は基本的に一般の消費者を相手にしません。
そのため、事業で仕入れをする証明として開業届が必要となるのです。
せどりで卸業者から仕入れするメリット
せどりをしている人が卸業者から仕入れすることにはいくつものメリットがあります。
卸業者はせどりの仕入れ先となる小売店とは違った傾向を持つため、小売店から卸業者へ移行しても良いですし、併用しても良いでしょう。
せどりで卸業者から仕入れるメリットをまとめました。
商品を安心して販売できる
せどりで卸仕入れを始めて感じるのは、販売する際の安心感です。
せどりでは主に小売店から仕入れますが、小売店から仕入れた商品を販売すると正規ルートで仕入れていないとメーカーから訴えられるリスクがあります。
また、保証書が必要な商品では、販売店である小売店の印が押されてしまい、購入者から不審に思われる可能性もあります。
こうしたリスクは卸仕入れにはありません。
自分自身も正規販売店となれるため、商品を安心して販売できるようになります。
小売店より安く大量に買える
せどりで卸仕入れをすると、安い価格で一度にたくさんの商品を仕入れられることを実感できます。
せどりでは、小売店や個人の出品者などから一つひとつ、もしくは店にある限りの個数を買い取って仕入れるのが基本です。
しかし、卸仕入れでは一度に大量の仕入れが可能となります。
小売店でさえ店の在庫数は限られており、一度に大量の仕入れは不可能です。
しかし、卸御者や問屋はメーカーから大量に仕入れているため大量の商品を一度に仕入れられます。
また、小売店へ卸す際のマージンを省略できるため、卸業者では価格も安くなります。
安定的に販売を続けられる
せどりで卸仕入れを導入することで、安定的な販売を続けられるようにもなります。
小売店や個人の出品者からの仕入れでは、いつ商品の供給がストップするか分かりません。
また、売れる商品が分かっていても、個人の出品者からの仕入れでは出品者を探すことも必要です。
しかし、卸業者であれば、一度売れる商品を見つけてしまえば、その商品を安定的に仕入れて販売し続けることができます。
卸業者はメーカーから仕入れて卸すため、基本的には商品在庫が切れることがありません。
探す手間もなく簡単に継続して仕入れられるため、仕入れに割く時間を削減できます。
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せどりで卸業者から仕入れするデメリット
せどりで卸業者から仕入れることにはデメリットもあります。
卸は一般の小売店や個人の出品者からの仕入れとはシステムが違っているため、せどりや転売をしてきた人にはやりにくいと感じるかもしれません。
せどりで卸業者から仕入れするデメリットをまとめました。
支払いにカードが使えないこともある
卸業者の支払い方法は、基本的に現金決済のみです。
そのため、せどりで小売店などから仕入れていた人は、クレジットカード決済が使えないことで不便を感じることがあります。
たくさん仕入れられるチャンスでも、現金が不足してチャンスを生かせないこともあります。
特に資金繰りが厳しい場合には十分な仕入れができないかもしれません。
ロット買いが基本
せどりで卸仕入れをする際には、発注の単位が大きいことがデメリットと感じることもあります。
小売店から仕入れる際には、個数は定められておらず、1つずつでも仕入れることができました。
しかし、卸業者の仕入れでは10個単位、50個単位といったロット買いが基本となります。
少なくとも最小ロットの数量は一度に仕入れなければならないため、仕入れる数量も価格も高額になる傾向です。
その分1個当たりは安くなりますが、まとまった現金を用意するのは大変になりますし、在庫リスクも抱えます。
そのため、小規模のせどりをしてきた人は規模の大きさに不安を感じるそうです。
せどりの仕入れで使える卸業者
せどりの仕入れで使いやすい卸業者を紹介します。
一般的な卸業者は個人でせどりをしている人にはデメリットもありますが、一部にはそうしたデメリットのない卸業者もあります。
使いやすい業者を見つけて、せどりに卸仕入れを取り入れてみましょう。
ザッカネット
ザッカネットは、卸や問屋、メーカーとバイヤーをつなぐBtoBマーケットプレイスです。
ザッカネット自体は、卸業者や問屋ではなく、商品の仕入れ先を探すバイヤーに業者を紹介する役割を果たしています。
会員登録をすることで、ザッカネットの中で商品仕入れまで済ませることが可能です。
仕入れる方法もネットショップと同じようにカートで買い物するだけなので、簡単に利用できます。
入会登録の審査基準が法人または個人事業主となっているため、開業届が必要です。
スーパーデリバリー
スーパーデリバリーは、事業者専用の仕入れ・問屋・卸専門サイトです。
アパレルや雑貨などを中心に、メーカーや問屋・卸業者が揃っています。
企業数は3,000社以上、商品数は141万点と、豊富な商品から仕入れ商品を選べます。
1点からでも仕入れできるため、規模の小さい事業でも安心です。
利用には会員登録が必要で、2,000円の月額会費がかかります。
また、個人消費者の利用を防ぐため、審査を受ける必要があります。
卸価格は会員のみに公開していますが、会員登録しなくても商品ページの概要や参考上代は閲覧可能です。
NETSEA
NETSEAは、国内最大級の商品数を持つ仕入れモールです。
問屋・メーカー数は約4,800社であり、アパレルや家具、ファッション雑貨、食料品、美容健康グッズなど、豊富なジャンルを持っています。
バイヤー(仕入れ)会員の登録料や月会費などはかかりません。
会員の条件としては、法人または個人事業主、さらに開業準備中の人も申込可能です。
シーズン商品やイベントの特集、セールなどが充実しており、掘り出し物も探せます。
また、直送サービスや大口割引のある商品や仕入先情報なども閲覧できます。
卸問屋.com
卸問屋.comは、総合的な商品仕入れができる仕入れ専用サイトです。
審査はありますが、入会金、会費などはかかりません。
会員にならなくても商品一覧を見ることはできますが、卸価格は会員のみの公開となっているため、まずは気軽に登録してみましょう。
それぞれの商品ごとにロット数が定められており、1個からの単品購入はできません。
ある程度まとまった数量を仕入れられる人におすすめです。
卸業者からの仕入れを始める手順
せどりで卸業者を仕入れに使いたいと思ったら、適切な手順で業者との取引を始めましょう。
ネットショップのように申し込みから取引開始まで利用できる業者もありますが、事前の問い合わせなどが必要な業者もあります。
卸業者からの仕入れを始める基本的な手順をまとめました。
卸業者を探す
せどりで卸仕入れをするためには、まずはどの卸業者を使うか探すことから始めます。
卸業者を探すには、小売店での仕入れと同じく商品のリサーチが必要です。
売れている商品や売りたい商品を見つけたら、その商品の製造メーカーや販売代理店を調べましょう。
そのメーカーや代理店に問い合わせをすると、卸業者を教えてもらえます。
もっと手軽に問屋や卸業者だけをまとめて知りたい場合には、ネットで商品ジャンル+「問屋」「卸」で検索してみるのもおすすめです。
気になる業者に問い合わせ
気になる卸業者を見つけたら、直接業者に問い合わせをしてみます。
最初のアプローチの方法は、卸業者によって異なり、前述したサイトのように会員登録の場合もありますし、電話やメールで直に連絡する場合もあります。
問屋や卸業者の中には、昔ながらの電話連絡やファックスなどをメインにしていることも多いため、それぞれの業者のやり方に合わせて問い合わせしましょう。
電話であれば直接希望の商品や取引条件などを交渉することができます。
支払い条件確認・業者の審査を待つ
卸仕入れを希望しても、卸業者が承諾してくれなければ利用できません。
卸業者にはそれぞれ支払い条件や注文単位が決まっているため、そうした条件を確認して自分が利用できるか判断しましょう。
また、取引の依頼はすぐに受け入れてもらえるわけではなく、直接話し合いができても一度保留にされるのが一般的です。
その後、卸業者側では取引の可否を決める審査を行います。
事前の質問には正確に答えて、審査結果を待ちましょう。
契約・商品リストをもらう
審査に通過して、仕入れできることになったら、契約を交わし、商品リストをもらいます。
卸業者からの仕入れは契約できれば、その後はスムーズに仕入れ開始が可能です。
商品リストをもらって、具体的に仕入れる商品を絞り込みます。
テスト仕入れができる場合には、初回は大量ロット買いせず、テスト仕入れで売れ行きを見ましょう。
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せどりで卸業者から仕入れる時の注意点
せどりで卸業者からの仕入れを始める際には、いくつかの注意点があります。
卸業者からの仕入れに失敗しないために、以下の点を事前に知っておきましょう。
簡単に使える卸業者ほどライバルも多い
せどりをしている人が使える卸業者には、ネットショップと同じような業者もあれば、書類提出や交渉が必要な業者もあります。
その中でもネットショップのように誰でも簡単に使える卸業者は、ライバルも多く集まっており、すでに穴場ではなくなっているかもしれません。
ライバルも目を付けているとなると、自分だけが安く仕入れて利益を出せなくなります。
そのため、卸仕入れで稼ぐにはライバルが手を出しにくい卸業者を選ぶことも重要です。
卸仕入れだからといって儲かるとは限らない
卸仕入れは、せどりをする人にとっては新たな手法となり、期待値も高くなりがちです。
しかし、卸仕入れだからといって簡単に儲かるとは限りません。
基本的には卸仕入れでも利益を取れる商品を見つけることが重要です。
利益の取れる商品が見つからなければ、卸仕入れでも稼げません。
そのため、卸仕入れだからと言って過信せずに、これまで通りリサーチを十分に行い、商品の選定に力を入れましょう。
卸業者との取引に使うものの準備をしておく
卸業者との取引では、準備しておきたいものもあります。
開業届や固定電話、専用ドメインのメールアドレスなどは、事業者としての信用を得るために準備しておきましょう。
固定電話やファックスは、取引の条件にしている業者もありますが、卸業者との連絡手段としても必要となります。
固定電話については、新たに回線を引くのはコストがかかるため、低コストで利用できるIP電話などを用いるのがおすすめです。
せどりでも卸業者で安定仕入れを
せどりをしている個人では卸業者からの仕入れはできないと思っている人も多いものです。
しかし、意外と卸仕入れのハードルは低く、ネットショップのように使える仕入先もあります。
小売店からの仕入れより安定的に商品を準備できるため、積極的に利用してみましょう。
ただし、卸業者を使っただけで努力をせずに稼げるわけではありません。
卸業者を使う場合も、どうしたら稼げるか商品や業者の選び方に工夫が必要です。
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