こんにちは。中川瞬(@buppan_system)です。

という方のために、違法になる行為や注意点などについて解説をします。

この記事を読むことで、

この記事を書かせて頂いている私は、現在、輸出・輸入・国内の転売のノウハウをお伝えしています。

時間がない会社員の方や子育てをしている主婦の方に、指導や転売システムの提供をして、忙しくても副業で収入を得てもらっています。

それでは、メルカリでせどりが禁止かどうか、違法になる行為や注意点について解説をしていきます。

 

メルカリでせどりは禁止されている？

メルカリでせどりは禁止されていません。

そのため、商品をよそから仕入れてメルカリで販売し、利益を得ることは可能です。

一方、メルカリで購入したものを、よそで販売するのは注意が必要です。

メルカリで禁止されているわけではありませんが、後述する古物営業法違反となるおそれがあります。

これについては、後ほど詳しく解説します。

また、せどりそのものは禁止されていなくても、メルカリには利用規約が定められており、さまざまな禁止事項が設けられているのです。

違反となる行為をしてしまうと、アカウントを停止されるおそれもあるため注意が必要です。

メルカリのせどりで禁止されている行為とは

メルカリでせどりを行うこと事態は禁止されていないものの、ルール違反になる行為がいくつかあります。

無在庫のせどりや決済システムを使わない取り引き、複数アカウントを用いたせどり、外部サイトへの誘導などが該当します。

詳しく見ていきましょう。

無在庫でのせどり

メルカリでは、無在庫のせどりを認めていません。

無在庫のせどりとは、販売できる商品がないにも拘らず出品し、ユーザーが購入してから取り寄せて発送する、もしくはメーカーや販売店から直送させるといった行為です。

たとえば、手元にないテレビを出品し、売れたら家電量販店で購入して発送する、もしくは仕入れサイトなどから発送させる、といった行為が該当します。

メルカリが無在庫販売を禁止しているのは、トラブルを回避するためです。

無在庫販売は、何かとトラブルが発生しやすいため、運営側としては避けたいと考えているのです。

無在庫販売は、購入者から運営への通報でバレるケースが少なくありません。

出品者とは違う名前や企業名で商品が送られてくることもあるため、不審に感じた購入者が運営に通報するのです。

ペナルティの対象となるため、無在庫販売に手を出すのは避けましょう。

決済システムを利用せずに販売する

メルカリの決済システムを使わずに取り引きを行うのは違反行為です。

基本的にメルカリは無料で利用できるサービスですが、決済システムに利用料金を設定しています。

つまり、ユーザーが決済システムを使わずに直接取り引きをしてしまうと、メルカリに入るはずだった利益がなくなってしまうのです。

これでは、ビジネスが成り立たなくなってしまうため、決済システムを使わない直接的な取り引きを禁止しているのです。またメルカリ事務局で支払の確認が出来ないため、トラブルに繋がることを避けるためにも禁止されています。

たとえば、購入者に対して、自身の銀行口座へ直接お金を振り込ませるような行為はNGなので注意しましょう。また、ペイパルや仮想通貨などを用いた取り引きも禁止です。

複数アカウントを用いたせどり

メルカリでは、1人のユーザーが複数のアカウントを保有することを禁じています。

複数のアカウントがあれば、取り引きの窓口がいくつもでき、販売側としては有利といえるでしょう。

ただ、このような行為は明確に規約違反となるため注意が必要です。また、他人のアカウントを利用して取り引きをする、なりすまし、アカウントの売買といった行為も同様に禁止されているため覚えておいてください。

このような違反をしてしまうと、現在進行形の取り引きも中止させられてしまう可能性があります。

商品を削除される程度ならまだしも、最悪の場合にはアカウントを凍結されかねません。

1人が使用できるアカウントは1つまで、ということを覚えておきましょう。

外部サイトへの誘導

メルカリでは、取り引き相手を外部サービスへ誘導する行為も禁止しています。

たとえば、メルカリのプラットフォーム上で取り引きを進め、自分のホームページなどへ誘導して決済を行わせようとするような行為です。

このようなことがまかり通ってしまうと、メルカリを利用した詐欺行為が横行してしまいます。

トラブルが頻発するおそれがあるため、メルカリではこのような行為を禁止しているのです。

商品販売ページにホームページやメールアドレスなどの連絡先、SNSのQRコード、ホームページへのリンクなどを設置するのもNGです。

メルカリのせどりで違法になる行為とは

メルカリが直接禁止していることではないものの、法律に触れてしまう行為がいくつかあるため覚えておきましょう。

違法な行為をしてしまうと、最悪の場合逮捕されてしまう可能性もあります。

以下、メルカリのせどりで違法になる行為をピックアップしました。

なお、メルカリに限らない、せどり自体の違法性については下記の記事で詳しく解説しているので、こちらもご一読ください。

＞＞せどりの違法性と安全に稼ぐポイントについてはこちら

古物商許可証を取得せずに転売

メルカリで商品を仕入れ、Amazonやヤフオク!などに転売するのはNGです。

メルカリが禁止しているわけではありませんが、中古品を営利目的で仕入れ、よそに転売する行為は古物営業法違反となるおそれがあります。

中古品を営利目的で仕入れて販売するには、古物商許可が必要です。

古物商許可を取得せずに中古品を販売してしまうと、無許可営業となり罰則の対象になってしまいます。

実際には、メルカリで仕入れた中古品をAmazonやヤフオク!などで販売しているケースは少なくありません。

そのため、「バレることはないだろう」と軽く考えて手を出してしまう方が多いのも事実です。

ただ、明確な法律違反であり、行為が明るみに出たときには、3年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられてしまいます。

現金の出品

メルカリに現金を出品するのはNGです。

実は、過去にメルカリで現金が出品されていたケースはいくつかあります。

もともと、メルカリでは記念硬貨や古い紙幣の出品は認められていました。

その後、ユーザーからの要望もあり、現行紙幣の出品も認めたのです。

しかし、クレジットカードのショッピング枠現金化や、マネーロンダリングにつながるおそれがあるため、メルカリは現行紙幣の出品を禁止しました。

現在でも禁止されており、出品しているのが見つかった時点で削除されてしまいます。

実際、過去にはメルカリで現金を額面以上で出品し逮捕された事例もあります。

偽ブランド品の販売

偽ブランド品をメルカリで販売するのは禁止です。

実際のところ、メルカリで偽ブランド品が出品されるケースは少なくありません。

ただ、メルカリでも偽ブランド品の出品は明確に禁止しており、撲滅への取り組みにも力を入れています。

出品パトロールや真贋力の強化、捜査機関とのパートナーシップ構築など、さまざまな取り組みを行い偽ブランド品の撲滅を進めています。

メルカリ運営の目をうまく潜り抜けたとしても、偽ブランド品の販売そのものが違法であるため注意が必要です。

意匠法や著作権法、商標法などの法律に抵触し、刑罰の対象になってしまいます。

偽ブランド品と知らずに販売してしまった、といったケースでもペナルティの対象になるおそれがあるため、取り扱い時には十分注意しましょう。

盗品などの販売

盗品を販売するのは違法行為です。

過去には、メルカリで盗品が取り引きされていたことがあり、メディアで取りあげられたこともありました。

盗品の販売がいけないことであるのは、多くの方が理解しているでしょうが、実際には出品されるケースが少なくありません。

メルカリは気軽に利用できるフリマアプリであり、盗品であることを隠しておけば売れる可能性も高いためです。

当然のことながら、このような行為が明るみに出ると、逮捕される可能性があるため絶対にしてはいけません。

過去には、盗んだ大量の衣服などをメルカリで稼いでいた大学生2人が逮捕されています。

営利目的のチケット転売

メルカリにチケットを出品するときも注意が必要です。

メルカリでは、出品してもよいチケットとそうでないものを明確に区別しています。

たとえば、個人名が記載されておらず、全体像を写しているようなチケットの出品は可能です。

一方、チケットに個人名が記載されている、適切に写真を撮影していない、といったケースでは出品できません。

なお、メルカリを用いて転売目的でチケットを販売すると、違法行為に該当するため注意してください。

たとえば、転売目的のチケットを、定価の倍以上の価格で販売した、といったケースでは違法になる可能性が大です。

メルカリせどりにおける注意点

メルカリで安全にせどりを行うためには、注意点を把握しておく必要があります。

突然のアカウント削除や違法行為に該当しないよう、以下のポイントをきちんと押さえておきましょう。

禁止となる行為を事前に確認する

メルカリでせどりを行うのなら、禁止となる行為を事前に確認しておいてください。

メルカリには利用規約があり、してはいけないことをルールとして定めています。

出品してはいけない商品や違反となる行為などをルール化しているため、メルカリの利用を始める前に必ず確認をしておきましょう。

「ルールを知らなかった」といっても相手にしてもらえません。

メルカリの利用を始めた時点で、利用規約に合意したとみなされるため、禁止事項に抵触していると判断されたら何らかのペナルティを受ける可能性があります。

メルカリで販売実績と評価を積み重ねてきたアカウントが、一瞬で削除されてしまうのは悲しいことです。

今後のビジネスにも悪影響をおよぼしてしまうため、禁止となる行為は必ず確認しておきましょう。

行為によっては重いペナルティを受ける

ここまで何度もお伝えしたように、メルカリが定めているルールに違反してしまうとペナルティの対象となってしまいます。

出品している商品の削除や取り引きの停止、アカウントの削除といったペナルティを受ける可能性があるため注意が必要です。

違法行為であれば、受ける罰はメルカリのペナルティと比になりません。

罰金程度で済めばまだしも、逮捕されて懲役刑、といった可能性もあります。

知的財産権の侵害にも注意

知的財産権の侵害はれっきとした違法行為であるため注意が必要です。

たとえば、人気の高いブランドを真似たオリジナルアイテムを作って販売した、といったケースが該当します。

せどりは、購入した商品を転売して利益を得るビジネスモデルなので、自身でオリジナルアイテムを作る方は少ないでしょうが、一応頭の片隅に入れておきましょう。

せどりからビジネスの幅を広げ、オリジナルアイテムを販売したいといったケースでは、上記のようなことにならないよう注意してください。

特に、人気ブランドや著名な作品などを模倣したアイテムを作成して販売するときは、知的財産権に詳しい専門家にアドバイスを受けることをおすすめします。

ルールを守ったメルカリせどりで安全に稼ごう

メルカリを用いたせどり自体は、安全に稼げるビジネスモデルです。

ただ、メルカリで禁止されている行為はいくつもあり、場合によっては違法となることもあるため、細心の注意を払わなくてはなりません。

本記事でお伝えしたように、禁止となる事項の確認を徹底しましょう。

ペナルティを受けてからでは、今まで通りビジネスを行えない可能性があります。

安全にメルカリで稼ぎ続けるためにも、注意点を把握したうえで取り組んでください。

 

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