2022.03.31 投稿
2024.01.06 更新
せどりはAmazonとメルカリどっちがいい?違いと向いている人の特徴
物販ラボ運営責任者、アマラボ(物販ツール)の共同開発者、Amazon、ebay、Yahoo!ショッピング、ヤフオク、BUYMA、メルカリ、ラクマ、ヤフオクフリマ、Mercadolibre、etsy、BONANZA、ネットショップとあらゆる販路で販売。
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中川 瞬のプロフィール
こんにちは。中川瞬(@buppan_system)です。
この記事を読むことで、
- Amazonとメルカリが向いている人の特徴がわかる
- Amazonとメルカリの違いと特徴がわかる
- メルカリからAmazon移行のポイントがわかる
- 自分に合ったプラットフォームが選べる
この記事を書かせて頂いている私は、現在、輸出・輸入・国内の転売のノウハウをお伝えしています。
時間がない会社員の方や子育てをしている主婦の方に、指導や転売システムの提供をして、忙しくても副業で収入を得てもらっています。
それではAmazonとメルカリの違いと特徴について解説していきます。
せどりはAmazonとメルカリどっちが正解?
せどりを始めてみたい、しかしAmazonは難しいイメージをもつ人は少なくありません。
購入者としてメルカリの利用経験があると、メルカリで始めようか迷っている場合があるでしょう。
それでも、Amazonも見逃せないため、どっちがいいか迷うかもしれません。
結局どちらが正解なのか、比較できる情報を紹介します。
自分に合うほうを選ぶこと
メルカリ、Amazonどちらも転売で稼げるプラットフォームです。
どちらを選んでも正解ですが、迷ったら自分に合うほうを選びましょう。
自分に合うとは、稼ぎたい金額・仕入れや転売に使える時間に合うということです。
メルカリは出品が簡単・手数料がシンプルなため、せどり初心者におすすめ。
一方で、Amazonは物販を本格的にやるなら欠かせないプラットフォームです。
自分が求める要素を絞り込んで選ぶと、失敗が少なくなります。
簡単さを重視するならメルカリ、多少複雑でも稼ぎやすさを優先するならAmazonがおすすめです。
メルカリからAmazonの移行がおすすめ
せどり初心者は、まずメルカリで転売してみましょう。
メルカリは個人が出品するところで、使い方や手数料がシンプルです。
まずは、1品から出品してみて、転売を学ぶのにちょうどいいでしょう。
ただし、メルカリで大金を稼ごうと思うと、限界が来る可能性があります。
副業でお小遣い程度を稼ぐならメルカリでも問題ありませんが、それ以上の売上を求めるならAmazonへの移行がおすすめです。
自分がどのレベルなのか考えながら、最適なほうを選んでください。
Amazonとメルカリの向いている人の特徴
せどりをやるなら、具体的にどちらがいいのか迷う人向けに、それぞれ向いている人の特徴を紹介します。
どちらも転売先として使えますが、性質が違うため比較しましょう。
Amazon
Amazonは、物販に慣れてきた人におすすめの転売先です。
1品から出品できる方法もありますが、大量の出品者がいるため注意が必要です。
どちらかというと、手間なく大量に販売したい人に向いています。
Amazonせどりに関する詳細は以下の記事で解説しています。
>>Amazonせどりの特徴や注意点、稼ぐ方法についてはこちら
卸問屋から大量仕入れたい人
できるだけ安く仕入れるなら、卸問屋からの仕入れが前提になります。
ただし、1品からの購入は難しくなるため、大量仕入れとなるでしょう。
その代わり、継続的に仕入れが可能で、品切れのリスクのないメリットがあります。
卸問屋からの仕入れを考えているなら、相乗り出品できるAmazonが優勢です。
相乗り出品なら商品ページの作成が不要で、大量出品でも手間がありません。
再出品の手間もAmazonは楽なため、1人でも大量出品ができます。
また、ネット仕入れなら1品から仕入れ可能な中国仕入れサイトもあるため、仕入れ価格が安いものの大量仕入れを考えているなら、Amazonと相性がいいでしょう。
FBAサービスを使いたい人
AmazonにはFBAというサービスがあります。
商品はAmazon倉庫での管理が可能で、発送やアフターサービスもAmazonがやってくれます。
手数料はかかりますが、一度倉庫に送ってしまえば、極端な話では寝ていても商品の発送が可能です。
1人で大量の商品を管理するのは大変ですが、AmazonのFBAを活用すれば1人運営でも十分にやっていくことができます。
FBAは、手間を減らしたい人、小さな子どもがいて作業時間が取れない人におすすめです。
メルカリのような値下げ交渉を避けたい人
Amazonは、出品した価格で購入してもらいます。
メルカリのような値下げ交渉がないため、手間を減らしたい人におすすめです。
また、FBAを使っていれば、アフターサービスもAmazon対応です。
商品のクレーム対応も自動でやってくれるため、お客様対応で悩む心配がありません。
Amazonを選ぶといいのは、メルカリの値下げ交渉が面倒な人や、値下げ価格で売りたくない人です。
商品ページの作成を楽にしたい人
Amazonは、1商品につき1ページという条件があります。
出品者が違っていても、同じ商品を出品する場合は1ページでの販売です。
すでに出品されている同じ商品を販売するときは、相乗り出品を利用することになります。
相乗り出品は、商品画像の撮影や説明文の記載の必要はありません。
販売はカートの獲得だけでいいため、メルカリと比べてAmazonは出品方法が断然楽に感じるでしょう。
大量に商品を扱うとなると、Amazonの相乗り出品が便利です。
商品を選んで価格や発送方法を選択するだけで、出品することができます。
メルカリ
メルカリは個人が不用品を販売するためのサービスです。
せどりの転売先として運営されているわけではないため注意しましょう。
Amazonに出品するほどではない転売なら、メルカリの利用が向いています。
なお、メルカリせどりについて詳しくはこちらの記事で解説しています。
>>メルカリせどりの始め方と稼ぐコツについてはこちら
少量の店舗仕入れをしたい人
店舗せどりをする場合は、1品単位の仕入れとなるでしょう。
同じ商品を大量に仕入れることは難しいため、出品が簡単で差別化できる転売先が向いています。
メルカリはもともと個人が出品するサービスで、出品法や手数料がシンプルです。
誰でも簡単に使えて、写真の撮影や出品はスマホから操作ができます。
また、オリジナル写真にすれば差別化ができるメリットも。
メルカリは、プレミアム価格となっている商品を店舗で仕入れて、転売するのに向いています。
新品・中古に関わらず、入手困難な転売におすすめです。
商品数が少ない人
メルカリは出品が簡単とはいっても、1品ずつの撮影や出品作業が必要です。
再出品も1商品ずつしなければなりません。
また、商品発送も1商品ごとの対応となるため、商品数が少ない場合に向いています。
プレミアム商品を転売すれば、1商品あたりの利益は高くなるでしょう。
Amazonよりも出品や発送の手間はかかりますが、その分メルカリは丁寧な対応がしやすいため、リピーターの獲得にも役立ちます。
購入者と密な対応で1商品あたりの利益率を高めたい場合におすすめです。
古物商許可を取り営業したい人
店舗仕入れを考えているなら、古物商許可の申請が必須となります。
中古や未使用品に限らず、一度人の手に渡った商品の転売を事業としてやるなら、古物商の許可が必要です。
古物商の許可は、最寄りの警察署で申請してください。
数千円の費用で許可が得られるため、申請しておくといいでしょう。
メルカリは店舗せどりと相性がいいため、古物商許可を得た運営をしたい人におすすめです。
Amazonのアカウント停止リスクを避けたい人
Amazonはメーカー規制など、ルールが厳しくなってきています。
何でも出品できるとは限らないため注意するようにしてください。
メルカリも規制がないわけではありませんが、Amazonと比べると緩い傾向があります。
幅広い商品を扱いたい人や、Amazonで出品できない商品を扱うならメルカリも選択肢に入れてみましょう。
Amazonは、真贋調査といって偽物の調査が厳しくなっています。
書類を提出できないとアカウント停止の恐れがあるため、面倒な作業を減らしたいならメルカリがいいかもしれません。
手数料がわかりやすいほうがいい人
AmazonはFBAの利用や出品手数料など、手数料が複雑です。
出品する商品のカテゴリーによっても手数料が異なり、初心者が利益率を計算するのは難しいと感じるかもしれません。
一方で、メルカリは出品手数料のみです。
商品が売れると、販売価格の10%が手数料として引かれます。
また、出品料は無料のため、商品が売れなければ手数料はかかりません。
メルカリでかかる経費は、販売手数料・送料・梱包資材です。
経費の計算がシンプルなため、せどり初心者に優しいでしょう。
売上をすぐに受け取りたい人
メルカリは、1商品ごとに売上を受け取れる仕組みです。
購入者が商品の受け取り確認をすると、売上が確定され振込申請ができるようになります。
1商品ごとの入金なら振込手数料200円がかかりますが、資金を効率的に回せるでしょう。
売上金を仕入れに使いたいなら、メルカリの利用がおすすめです。
一方で、Amazonの入金は2週間ごとです。
売上があってもすぐに受け取れないため、ある程度資金に余裕がないと難しくなります。また、支払い処理をしてから入金されるまで最長で5営業日かかります。
Amazonとメルカリのせどりの特徴
せどりでAmazon・メルカリどっちがいいか迷ったら、特徴を比較してみましょう。
それぞれで特徴的といえる内容をいくつか紹介します。
Amazon
Amazonは、相乗り出品・FBAが使えるのが特徴です。また、幅広い利用ユーザーがいるため、取り扱いジャンルを広げやすいでしょう。
相乗り出品
Amazonの相乗り出品なら、1日に100商品でも1人で出品できます。
たとえば、1つの商品が100個あれば、在庫数が100個の扱いとなり、出品作業が楽でしょう。
1個売れれば再出品の手間もなく、100個売れるまで販売し続けられます。また、相乗り出品なら、商品ページ自体を作る必要はありません。
写真・商品説明文は、ほかの出品者の情報を使うことができます。
出品が大量にできるということは、それだけ稼ぐ額も増えやすくなります。
FBA倉庫から発送できる
メルカリは1商品ごと自分で商品を発送しますが、AmazonならFBAで在庫管理や発送まで対応してくれます。
FBAなら商品梱包も任せられるため、大幅に手間を減らせます。
問題に感じるのはFBAの手数料かもしれません。
しかし、Amazonはきちんとした業者が出品しているイメージにより、メルカリと比べて高値で売れる傾向があります。
販売価格が高くなれば、FBA手数料はそれほど問題にはならないでしょう。
Amazonの信頼度の高さを利用したいなら、Amazon倉庫から発送のFBA利用がおすすめです。
男性ユーザーが多い
Amazonは、男性ユーザーが多い傾向にあります。
男性ユーザーが好む商品を扱うなら、転売先はAmazonを選ぶといいです。また、Amazonは幅広い年齢層や性別の利用者もいます。
男性に限らず、年配向け商品や女性向け商品も売れる可能性があります。
商品単価が高くても、Amazonの信頼度の高さから売れやすいでしょう。
メルカリ
メルカリは、どちらかというとせどり初心者向けサービスです。
初めて転売をやる人にも優しく、不用品の販売からも体験できます。
初心者に優しいサービス
もともとメルカリは個人が不用品を1品から販売できるサービスです。
物販というと難易度が高そうに感じますが、メルカリなら気軽に出品できます。
試しに1品から販売してみるといった方法も、メルカリなら対応しやすいでしょう。また、メルカリは登録から出品作業も楽にできます。
Amazonだと出品者アカウントの作成に手間がかかりますが、メルカリなら本人確認のため電話番号を認証する程度です。
ほかにも、メルカリなら本名ではなくニックネームで表示できる点も、初心者に優しいサービスだといえます。
自由にセット商品にできる
メルカリは、個人が不用品を販売するためのサービスです。
そのような理由から、自由にセット商品を組んで販売することができます。
たとえば、漫画を1冊単位で店舗仕入れをして、セット売りが可能です。
また、アイドルのグッズをセットにして高値で売る方法もできます。
本の出品はバーコードを読み取るだけの簡単出品が可能で、楽に出品できるでしょう。
ただし、セット売りはすべての商品が確認できるよう写真を工夫して、購入者に誤解を与えないようにしてください。
女性ユーザーが多い
メルカリは若い女性ユーザーが多くなっています。
若い女性向けアパレル商品は人気で、古着のせどりがやりやすいです。
また、美容商品や小さな子どもがいる主婦向けの商品も人気です。
扱う商品が女性向けなら、迷わずメルカリを選択してみてください。
自分も女性なら、購入者の気持ちがわかりやすく、売れやすい商品を見つけやすいでしょう。
せどりはAmazonとメルカリどちらもおすすめ
せどりの販売先で迷ったら、Amazonとメルカリの特徴を比較してみてください。
どちらもおすすめの販売先ですが、自分が何を優先したいのか考えながら選ぶといいでしょう。
最初はメルカリで出品して、売上が大きくなってきたらAmazonへの移行がおすすめです。
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