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    ネットオークションの仕組みと法律にトラブル!!クーリングオフについても解説!!

    監修者松下 隆史

    Amazon・Yahooショッピング!でのネット物販の専門家。前職はトラックドライバーで40代半ばから副業でネット物販を開始。4ヶ月で本業の収入越える。200名以上のネット物販のサポート、在宅で出来るネット物販の指導にてストアカアワード受賞の講師。SNS:TwitterLINE
    松下 隆史のプロフィール

    執筆者中川 瞬

    物販ラボ運営責任者、アマラボ(物販ツール)の共同開発者、Amazon、ebay、Yahoo!ショッピング、ヤフオク、BUYMA、メルカリ、ラクマ、ヤフオクフリマ、Mercadolibre、etsy、BONANZA、ネットショップとあらゆる販路で販売。
SNS:TwitterLINE
    中川 瞬のプロフィール

    こんにちは。中川瞬(@buppan_system)です。

    中川
    オークションについて知りたい
    という方のために、オークションの仕組みや戦略、規制やルール、オークションサイトの種類やおすすめ、さらにオークションを行う際の注意点などについて解説をします。

    この記事を読むことで、

    1. オークションの仕組みがわかる
    2. オークションで失敗しないための戦略を知ることができる
    3. オークションのクーリングオフや返品などについてわかる
    4. オークションサイトの種類についてわかる
    5. オークションをする際の注意点と対策を知ることができる

    この記事を書かせて頂いている私は、現在、輸出・輸入・国内の転売のノウハウをお伝えしています。

    時間がない会社員の方や子育てをしている主婦の方に、指導や転売システムの提供をして、忙しくても副業で収入を得てもらっています。

    それでは、オークションの仕組みや戦略、規制やルール、オークションサイトの種類やおすすめ、さらにオークションを行う際の注意点などについて解説をしていきます。

    ネットオークションをしている人は多くいますが、難易度や資金などについて不安や疑問を持っている人もいるでしょう。
    しかし、オークションの方法は決して難しいものではありません。
    オークションは誰でも簡単に利用でき、商品によっては思わぬ高値で売れる場合もあるなど、楽しいことも多いです。

    オークションとは

    オークションの仕組みとは

    オークションとは競売やせり売りといった意味で、複数の購入希望者に値段をつけさせ、最高価格を提案した人に商品を売る方法です。
    オークション会場などで行うものは、掛け声をかけて価格を競い合っています。
    高額な美術品などをオークションで落札したというニュースが流れることもあり、お金持ちが参加するものという印象を持っている人もいるでしょう。

    ネットオークションは、競売をインターネット上で行うものです。
    こちらも最高価格をつけた人が商品を落札できるので、お金を持っている人が強いとも言えますが、参加は誰でもできます。
    ネットオークションのサイトはさまざまあり、出品している商品や価格帯も幅が広いです。
    中には1円からスタートするケースもあります。

    オークションに出品された商品をどうしても買いたいという場合は、他の人より高値をつける必要があります。
    オークションで利益が出やすいのは、商品を欲しい複数の人に競わせるからです。
    しかし、どの商品も競い合うわけではありません。
    中には競うことがない、入札者がいない、もしくは一人だけなどといったこともあります。

    オークションで高値をつけてもらうには戦略が必要です。
    以下の項目では、オークションを行う上でどのような戦略があるのかを解説します。

    商品についてよくわかる情報を提示する

    インターネット上で商品を売る際に言えるのは、詳細な情報があった方が売れるということです。
    そのため、商品についてより詳しい情報を記載しておくことが重要となります。

    ネットでの買い物のネックは、自分で商品を手に取って確認できないことです。
    少しでも不安な点や疑問点があると、高い金額を出して買うまでの意欲がわかないこともあります。
    安心して入札してもらうには、商品に対してよく理解してもらうことが必要です。
    そのためには、画像や商品に関する説明をしっかり行いましょう。

    ・画像は複数枚、鮮明なものを用意する
    画像は商品の状態がよくわかる鮮明なものを用意してください。
    さまざまな角度から撮影した画像を、複数枚掲載することも必要です。
    商品が魅力的に見えるよう、採光などにも配慮しましょう。

    ・商品に関する説明は十分に
    商品の特徴や魅力をしっかり記載してください。
    商品名のほか、メーカーや機能、サイズ、重さや色、素材などについても忘れないように記載します。
    色は実際と異なることが多いので、「もう少し明るい白です」などの補足を付け加えておくとトラブルになりにくいです。

    また、使用頻度や実際に使った期間、傷や汚れなどについてもきちんと書いておきましょう。
    送料の方法(宅急便やゆうパックなど)、決済手段についても記載を忘れずに行います。
    海外からの購入者もいるので、発送対象地域(日本、海外)などについても書いておくと親切です。

    ・商品タイトルも手を抜かない
    商品タイトルは検索結果につながる重要ポイントなので、適当に作成してはいけません。
    商品名や検索につながりそうなキーワードをプラスして、検索されやすい商品タイトルを作成してください。
    「限定品」や「格安」などのキーワードを含めるのもおすすめです。

    ・付属品についてもしっかり明記
    付属品の有無についても明記しておきましょう。
    説明書など通常付属品としてついていると考えられるものがない場合は、その旨を記載しておいた方がトラブルになりにくいです。
    画像の撮影時に小物などを使用した場合、そういった物がつかないという注意書きも忘れないようにしてください。

    落札者への評価をする

    取引が完了した後、出品者と落札者はそれぞれ相手に対して評価をすることが多いです。
    ヤフオクにおいてはポイント制になっていて、ポイントが高いほど信頼できるという印象を与えます。
    取引は信頼できる相手としたいものですが、「評価」はその目安となる重要な指針なので、相手に対する評価は大切なことです。
    評価をしない相手より、きちんと評価をしてくれた相手に良い印象を持つため、面倒だと思わずに評価を忘れないようにしましょう。

    過去の落札相場をチェック

    オークションで損をしない、もしくは高い利益を上げるには入札者を増やすことが必要です。
    そのためには、価格の設定が重要になります。

    価格の設定は過去の落札相場をチェックし、少し低めにするのがおすすめです。
    あまり高すぎても入札者は増えず、低すぎると安い価格で落札されてしまうことがあります。
    落札相場は購入者もチェックしているものです。
    相場からかけ離れていると、よほど魅力的な商品ではない限り入札者は増えない可能性があります。

    オークファンなど落札相場を簡単にチェックできるサイトを利用して、適正な価格設定をしましょう。
    過去の落札相場を調べることで価格変動もチェックできます。
    商品の人気が下がっているのか、また売れるタイミングはいつかなども見当をつけやすいので、落札相場は必ず確認するようにしてください。

    また、過去の落札相場は、仕入れをする際の参考にもなります。
    仕入れる量や価格などを判断しやすく、損を防ぐことができるかもしれません。

    価格相場を調べられる便利なサイトを以下に紹介します。

    ・オークファン
    オークファンはヤフオクのほか、国内外の複数のオークションサイトを検索することができます。
    まとめて検索できるので、スピーディに過去の落札相場調べることが可能です。
    データは680億件以上となっており、自分の売りたい品の落札平均相場を知ることもできます。

    除外キーワードや価格帯、期間なども指定できるので、目的に合わせた検索ができるでしょう。
    並び順も落札相場の安い順や高い順、入札の多い順、終了日の近い順や遠い順などから調べることができます。
    有料会員であれば、10年までさかのぼって調べられます。

    ・オークフリー
    オークフリーは、ヤフオクの落札相場を検索できる無料サイトです。
    キーワードを入力するだけで落札相場を簡単に調べられます。
    最近30日、3ヶ月、6ヶ月と知りたい期間を指定することができ、過去1年前までさかのぼることが可能です。
    新品・中古、価格帯、出品者IDなどから絞り込み検索ができるのも便利です。
    会員登録も必要ありません。

    出品のタイミングに注意

    出品のタイミングによって、損得が変わることがあります。
    商品によって需要のある時期もあれば、ない時期もあるでしょう。

    そのため、需要の高いタイミングを把握することが大切です。
    給料日やボーナス時期、年末年始などは資金に余裕があるので高い価格で売れやすいです。
    売れやすいタイミングのリサーチもしっかり行うようにしてください。

    オークションでの法律とクーリングオフ・トラブルと規制について

    インターネットショッピングは実際に商品を手に取って確認することができないため、トラブルになりやすいものです。
    特にネットオークションは個人間の取引なので、そういったトラブルが起こりやすいとも言えます。
    買い物にはクーリングオフという制度が適用されるものですが、オークションでもクーリングオフは適用されるのかを確認していきます。

    ネットオークションはクーリングオフの適用外

    通信販売はクーリングオフの対象ではありません。
    よって、ネットオークションでの買い物もクーリングオフは対象外です。

    クーリングオフの対象になるのは、訪問販売や電話での勧誘、マルチ商法による取引、エステなどの特定継続的役務、生命保険や損害保険の契約などです。
    クーリングオフは、買う気がなかったのに急に訪問されたり、電話で無理に買うように促されて契約を結んでしまったりした場合に適用されます。

    ネットオークションでの買い物は、自分の意思で購入をするものです。
    そのため、クーリングオフは適用されません。

    ネットオークションで返品できる可能性もある

    ネットオークションで商品を購入した場合は返品できないケースが多いものですが、中には返品できるケースもあります。

    ・販売者が業者の場合
    一つは出品者が販売業者である場合です。
    基本的にネットオークションは個人間の取引ですが、中には営利を目的とした出品も見られます。
    販売者と判断できる基準としては、1ヶ月に200点以上など数多くの商品を出品している、同じ種類の商品を一度に多く出品していることなどが挙げられます。
    出品者が販売業者と判断された場合は特定商取引法の対象となり、返金特約の記載義務があるため、特定の記載がない場合は返品が可能です。

    ・商品説明に記載のない傷がある場合も返品可能
    商品説明に傷や欠陥について記載されていない場合は、返品もしくは損害賠償の請求が可能です。
    出品者は傷などがある場合、きちんとその点を記載しておくことが必要です。

    「返品不可」の記載がある場合は返品できない

    商品説明に返品や返品に関する送料負担などの記載がない場合も返品できるケースがあります。
    ただし、「返品不可」など返品できない旨の注意書きがある場合は返品できないので注意しましょう。

    出品できない商品もある

    いろいろなものを出品できるオークションサイトですが、何でも売ってよいわけではありません。
    オークションサイトにも規制はあります。
    偽ブランド品やたばこ、転売目的のチケットなど、出品が規制されているものは数多くあります。
    それぞれのサイトには、出品者・落札者の禁止事項や、出品できるもの・できないものなどについてのルールが記載されているため、よく読み違反をしないようにしましょう。

    ルール違反をした場合、出品していた商品が削除されたり利用が制限されたりするなど、ペナルティが科せられることもあるので注意が必要です。

    オークションの仕組みを活用して収入を得る方法

    オークションは、リサイクルショップなどで売るよりも高額で売れる可能性があると言われています。
    ネットオークションはどのような仕組みになっているのかを紹介します。

    オークションはリサイクルショップより高く売れる?

    オークションは出品されている商品の中で自分の欲しい商品に入札し、時間内で最も高い金額で入札した人が商品を手に入れられるという仕組みです。
    入札者が増えればその分商品の値段は上がっていくので、高い利益が期待できます。

    フリマアプリは最初から商品の値段を決めて販売するので、それ以上の金額になることはありません。
    リサイクルショップなどでも相場の価格でしか売れない場合が多いでしょう。
    一方、オークションは「その商品がどうしても欲しい」という人が集まれば価格は徐々につり上がっていくので、予想もしていなかった金額で商品が落札されることもあります。

    オークションで高値がつきやすい商品

    オークションに出品したからといって、すべての商品が高く売れるわけではありません。
    オークションで高く売れやすい商品としては、次のようなものが考えられます。

    ・手に入りにくい希少なもの
    どこのお店に行っても手に入らないものがネットオークションに出品されていれば、高額でも買う人は多いでしょう。
    販売が終了してしまったもの、非売品、限定品、在庫がなく入荷待ちの商品などは高値がつきやすいです。

    ・高値がつきやすいジャンル
    バイクや車のパーツ、カメラ、楽器などはオークションで高値がつきやすくなっています。
    こういった商品はマニアが多く、年齢も30~40代の男性が対象となるので、欲しいものであれば値段が高くても購入する傾向があります。

    高値がつきやすい時刻

    ネットオークションで高値で売りたい場合は、オークション終了時刻を21時~24時にするのがおすすめです。
    この時刻はネットをチェックしている人が増えるため、入札者も増えやすいです。
    特に次の日が休みの場合、夜遅くまでネットで商品を探している人は多くいます。
    入札者が増えれば落札価格がつり上がっていくため、落札価格も高くなりやすいのです。

    また、オークション終了日を25日以降にするのもおすすめです。
    給料日やボーナス時は高値で売れやすいことを先に述べましたが、特に給料日の後は資金に余裕があるため、高くても欲しいものであれば手に入れたくなる心理があります。
    多くの会社は25日が給料日のため、オークション終了日は給料日前より給料日後にした方が高値がつきやすいと言えます。

    高値がつきにくい商品

    ネットオークションで高値がつきにくいのは、需要がない商品や魅力を感じられない商品、需要があってもその分供給量も多い商品です。
    レディースファッションや子ども用品、コスメなどはフリマアプリなどの方が安く手に入りやすいことが多く、わざわざオークションで競り合って購入する人は多くありません。
    希少価値のあるものであれば別ですが、そうでない商品は高値での落札は期待できないでしょう。

    ただし、オークションには1円スタートがあります。
    最初の価格設定を1円から始める方法ですが、1円スタートには、
    ・入札者が集まりやすい
    ・検索をした際に上位に表示される
    ・高い利益を期待しなければ売れる
    といったメリットがあります。

    1円で設定しても、入札者が増えれば思わぬ高い値段がつくこともあるでしょう。
    コストを計算し損にならず、不用品を売ってしまいたいという場合は1円スタートで出品してみるのもいいかもしれません。

    オークションの種類とおすすめの販売サイト

    商品を出品して販売する方法は、フリマサイトも同じです。
    しかし、オークションサイトとフリマサイトは異なる種類のものです。
    それぞれのメリットとデメリットを把握し、自分に適したサイトを選んでください。

    オークションサイトとフリマサイトの違い

    オークションサイトとフリマサイトには、次のような違いがあります。

    ・価格の決め方
    オークションサイトでは時間内に最高価格をつけた人が商品を購入できます。
    一方フリマサイトでは、販売者が価格を決めて出品します。
    オークションサイトではいくらで売れるかわからず不安もありますが、高値で売れる可能性もあります。
    フリマサイトでは自分で決めた金額以上にはならないので、安くなることはありませんが高く売れることもありません。

    ・取引の期間
    オークションサイトには入札期間があるため、取引成立までに時間がかかります。
    一方フリマサイトは、購入希望があればすぐに取引が可能です。

    以上のような違いから、オークションサイトはできるだけ高い価格で取引をしたい人に向いています。
    一方のフリマサイトは、手軽に取引がしたい人に向いていると言えます。

    オークションサイト・フリマサイトの選び方

    オークションサイト・フリマサイトは安心して利用できることや、高い利益が期待できることが大切です。
    そのためには、規模の大きなサイトや知名度の高いサイトを選ぶとよいでしょう。
    規模が大きく知名度が高いサイトには、次のようなメリットがあります。

    ・集客が多い
    多くの人が集まれば、出品した商品は売れやすくなります。
    特にネットオークションでは、入札者が多いほど高値で取引できる可能性が高まります。

    ・幅広いジャンルを扱っている
    取り扱い商品のジャンルが幅広いほど、自分の得意分野を活かして出品することができます。
    ジャンルの幅が広いほど集客も多くなるでしょう。

    ・サイトが見やすくわかりやすい
    利用者が多いサイトは操作性に優れていることが多いです。
    取引の手順もわかりやすいので、ミスをしたりトラブルを少なくしたりすることもできます。

    ・サイトに関する口コミや評判が多い
    知名度が高く利用者が多いサイトは、その分口コミや評判も多いです。
    ネットで検索すれば、よい口コミも悪い評判もわかります。
    サイトに関する情報が多い方が、自分に合っているかどうかを判断しやすくなります。

    また、オークションサイト・フリマサイトを選ぶ際には、利用料や手数料なども比較することが必要です。
    利用料が無料のサイトもあれば有料サイトもあり、販売手数料が高いサイトもあれば安いサイトもあります。
    損をしないためにも、月額利用料や販売手数料など、出品・販売にかかるコストも正確に把握するようにしましょう。

    初心者にもおすすめのオークション・フリマサイト

    集客数が多く利用者も多い信頼できるオークションサイト・フリマサイトを紹介します。
    特徴を把握し、自分に合ったサイトを選んでください。

    ・ヤフオク
    Yahoo!JAPANが運営するオークションサイトで、日本最大級と言われています。
    利用者数が多く、知名度も高いのが特徴です。
    取り扱い商品も幅広く、あらゆる品物が出品されています。
    高額商品も多いですが、低価格の商品も少なくありません。

    1円から価格設定ができたり、即決設定ができたり、戦略を立てやすいのもメリットです。
    集客数が多いので、希少な商品が売れたり、入札者が多く高額がつきやすかったりする点が魅力のオークションサイトです。

    ・モバオク
    株式会社DeNAが運営する、利用者も多く規模も大きなオークションサイトです。
    販売手数料は無料で、月額料金が330円となっています。
    ただし、落札者はモバペイ手数料一律200円の送料がかかります。

    ・eBay
    世界最大級のオークションサイトです。
    利用者数は1.6億人にものぼる大規模なサイトで、取り扱い商品もさまざまです。

    海外では質の高い日本製の商品は高い人気を誇ります。
    そのため、高値で売れる可能性も高いです。
    英語での取引が基本なので、英語に抵抗のない人に向いています。

    ・メルカリ
    1,000万人以上の会員数を誇るフリマサイトです。
    テレビコマーシャルなどで見たことがあるという人も多いかもしれません。

    操作が簡単で、初心者でも無理なく取引ができます。
    低価格商品ならすぐに売れると評判です。
    会員登録料や出品費用は無料ですが、販売手数料がかかります。

    ・ラクマ
    楽天が運営するフリマアプリです。
    楽天スーパーポイントを利用して商品購入ができるなど、楽天会員にとって便利な機能があるほか、匿名配送や購入申請システムがあるのが特徴です。

    また、ファッションや家電、ハンドメイド商品などの女性向け商品が多いのもラクマの特徴でしょう。
    販売手数料は4.5~10%とメルカリより安い点がメリットです。

    ネットオークション注意点とトラブルの解説

    高額で商品が売れるなどメリットも多いネットオークションですが、個人間での取引ということもありトラブルも少なくありません。
    トラブルの内容によっては解決までに時間がかかったり、損をしたりすることもあります。
    出品者も落札者も気持ちよく取引をするためにも、ネットオークションを行う上での注意点を把握しておきましょう。

    ネットオークションでよくあるトラブル

    ネットオークションでよくあるトラブルの一つが、商品に関する問題です。
    送られてきた商品が画像とかけ離れている、または「騙された」などとクレームをつけられるといったトラブルはちらほら見られます。

    代金を支払ったのに商品が届かない、商品を送ったのに支払いがないなど、代金に関するトラブルも多いです。
    悪質な出品者も存在しており、偽物が送られてきたり、傷や欠陥品が送られてきたりするケースも見られます。

    また、突然連絡が取れなくなるといったトラブルもあります。
    ネット上の取引は信頼が大切です。
    信頼できる相手と取引をすること、また信頼してもらえる出品者になることでトラブルを防ぐことができるでしょう。

    出品する際の注意点と対策

    ・傷や欠陥についてはしっかり明記する
    商品の特徴や魅力だけでなく、傷や欠陥がある場合はその旨をきちんと記載しておいてください。
    傷があると書くと「売れないかもしれない」という不安を抱くと思います。
    しかし、商品を送った後に傷がついていたり欠陥がわかったりすれば、返品を迫られることもあります。
    何より、傷などについて黙っていたとなれば、信用されなくなり評価の低下につながります。

    また、中古品の場合、購入者は新品と比べてどれくらい違うのかを気にする方が多いです。
    傷があると記載があれば、「その程度なら大丈夫」と安心して入札できます。
    わからないことがあると、入札するのも二の足を踏んでしまったり、高い価格をつけられなかったりすることもあるかもしれません。

    傷や欠陥がある場合はその旨を、また使用期間などを記載しておくと目安になるので、あわせて書いておくことも必要です。
    ほかにも、購入時期や使用した頻度、色落ち、修理の有無、動作についての状態、付属品や保証書、箱などについても記載しておくと親切です。

    出品前には商品の状態をよくチェックし、正確な情報を記載してください。
    それぞれのサイトでは出品できないものや、出品する際には資格が必要なものがあります。
    ルール違反をしていないかどうかを再度確認し、ルールを守って出品しましょう。

    ・「返品不可」について記載
    出品者側に落ち度がなくても、落札者によっては「傷がある」など言いがかりをつけて返品したいと言われることがあります。
    そのようなことがないよう、「ノークレーム・ノーリターン」など返品不可の意思をきちんと記載しておいてください。

    返品されると、次に販売するタイミングがずれて売れなくなってしまったり、返品された商品に傷や汚れがつけられてしまい売れなくなってしまったりすることもあります。
    返品不可の意思表示をすることは、自分を守る上でも必要なことです。

    ・入金を確認してから発送する
    落札者が入金をし、それを確認してから商品を発送します。
    発送したのに入金がないというトラブルを避けることができます。
    よって、出品の際には代金先払いに設定するのがおすすめです。
    「急いでいるので早めに送ってください」と言われても、入金を確認してから発送してください。

    ・落札後の連絡について記載
    「落札された後、何日以内に連絡をもらいたい」「入金は何日以内にお願いします」といった事項も記載することが必要です。
    きちんと書いておかないといつまでたっても入金されなかったり、最悪の場合連絡が取れなくなったりすることがあります。
    何度も催促の連絡をするのも気持ちが良いものではありません。
    入金のトラブルを避けるためにも、落札後の連絡や入金についても記載しておきましょう。

    ・発送予定日を記載
    発送予定日を記載しておくのも忘れずに行ってください。
    購入希望者は、商品がいつ届くのかを気にしているものです。
    すぐ送ってもらえるのか、時間がかかるのかなどがわからないと、入札ができない場合もあります。
    「入金後何日以内に発送予定」など、発送予定日を書いておくことで安心感を与えられます。

    ・キャンセルに関する内容を記載
    キャンセルに関する内容をきちんと書いておくことも大切です。
    入金日の期限を記載しておいても、それを守ってもらえないこともあります。
    そのようなことがないよう、「何日以内に入金が確認できない場合は取引をキャンセルする」と記載しておきましょう。

    ・送料に関する記載を忘れない
    送料は意外と大きな問題です。
    送料や発送方法については忘れないように記載してください。
    遠方で送料が高くなる場合や追加料金がかかる場合は、その点も記載するべきです。

    ・出品用テンプレートを利用するのもおすすめ
    出品用テンプレートといったツールを利用するのも一つの方法です。
    テンプレートを利用すれば、商品概要や発送方法、支払い方法や送料などを表示でき、記載漏れなども防ぐことができます。

    ・手元にない商品は出品しないようにする
    手元にない商品は出品してはいけません。
    手元に商品がないと、正確で詳しい情報を記載できません。
    落札してなかなか送られてこないと、落札者からクレームが来ることもあります。
    評価が下がり、信用を失う原因となっていまいます。
    売れてから商品を仕入れるのはもちろん、どこかにあったはずだからとりあえず出品してしまおうといったこともしないようにしましょう。

    ・傷や汚れがないかを確認する
    商品を送付する際は、傷や汚れがないかしっかり確認するようにしてください。
    画像では小さな傷などは見えません。
    落札者の手元に届いた際、「傷が気になる」といったクレームになることもあります。
    出品する際には傷や汚れがないか、またはどの程度かも確認し、目立つようであればその点を撮影し掲載した方がトラブルになりにくいです。

    ・発送方法はできるだけ豊富に用意
    送料が落札者負担の場合、送料はできるだけ安い方が自分の利益になります。
    ただし、商品の重さやサイズ、内容によっては適さない発送方法もあるので、発送方法は豊富に用意しておくことをおすすめします。

    送料は安いに越したことはないですが、あまり安いと補償がないこともあるため、万が一事故などで商品が破損してしまった場合補償を受けられません。
    破損しやすいものや高額商品などは、補償のついた配送サービスをおすすめした方が良いでしょう。
    さらに、配送中の事故について責任は負えないことも注意書きとして記載しておくと安心です。

    ・落札者には感謝の意思を伝える
    落札者には感謝の意思を伝えてください。
    その方が好印象を与えることができ、評価も高くなる可能性が高いです。
    落札後はスピーディな対応をすることも大切です。

    加えて、出品したらオークションの動きも細かくチェックするようにします。
    購入希望者から問い合わせが来ることもあるので、質問などが来た際には迅速にていねいに返答するよう心掛けることが大切です。

    ・商品の梱包はていねいに
    壊れやすい商品はもちろん、取り扱っている商品の梱包はていねいに行うようにしてください。
    乱雑な梱包は商品の破損につながります。
    商品に影響がなくても、落札者の印象が悪くなってしまうことがあります。
    破損や水漏れ、曲がったり、折れたりといったことのないよう、商品に合わせた梱包をしましょう。

    ・サイトにおけるルールを把握
    それぞれのオークションサイトにはルールがあります。
    マスクの規制などの商品に関するルールのほか、禁止されている行為についてなど、守らなければならないルールを把握し守ることが必要です。

    例えばヤフオクには、販売する意思がないのに出品する、同じ商品を他社のサービスなどにより二重に出品する、入札者に誤解を与える表示をする、などさまざまな禁止事項があります。
    また、たばこや医薬品、化粧品や医療機器など出品が禁止されているものも多数あります。
    「これくらいはいいだろう」など自己判断で出品してそれが違反となれば、ペナルティを受けなければなりません。
    使用するサイトの規約は目を通し、ルールを守って取引をしてください。

    ・トラブルが生じても冷静に対応する
    何かしら問題が起こっても、冷静に判断し対処しましょう。
    感情的になるとトラブルが生じやすく、また大事になりやすいものです。
    たとえ相手からの連絡が来なくても、何かしら事情があるのかもしれません。
    「詐欺だ」「騙された」と決めつけず、こちらから連絡をしてみてください。

    ・悪質な利用者を制限
    ヤフオクには悪質な利用者から入札を防げる機能があります。
    モバイル確認やプレミアム会員登録などをしていない新規利用者の入札を防ぐ認証制限、悪い評価の割合が20%以上の利用者の入札を防ぎ、評価の合計がゼロの入札を防ぐ評価制限などが設定できます。
    落札する意思もないのに入札したり、取引キャンセルやトラブルが多かったりする悪質な利用者も存在するので、悪質な利用者に困っているならこのような機能を利用するのもおすすめです。

    落札する際の注意点

    ・落札相場を調べる
    オークションで落札をする際には、過去の落札相場を調べてみる必要があります。
    表示されている金額を「安い」と感じても、直感だけで入札すると損をしてしまうかもしれません。
    過去いくらで落札されているかを把握し、損をしないようにしましょう。

    ・出品者の評価をチェック
    オークションは個人間の取引で、出品者がどのような人か知るすべがありません。
    知らない相手から金銭のやり取りをするのは不安なものです。

    そこで参考になるのが評価です。
    入札をする前に、出品者の評価をチェックするようにしてください。
    評価が高ければ信頼できる相手と判断でき、スムーズに問題なく取引ができる可能性も高いです。
    逆に評価が低いと何かしらトラブルがあったり、取引に良い印象がなかったりといった相手と判断できます。

    ヤフオクでは評価コメントなどを確認することも可能です。
    評価があまりにも低い場合は、入札に慎重になった方がよいかもしれません。

    ・商品についての説明をよく読む
    商品のタイトルと画像だけで入札する前に、注意書きなども含め情報をすべて読んでから入札をしましょう。
    商品の特徴や魅力、さらに送料はどちらが負担か、入金はいつまでにするのか、商品はいつ送ってもらえるのか、キャンセルや返品についてなどを確認し、問題がないことを確認することが大切です。

    ・商品の状態を確認
    商品の状態は画像ではよくわからないことがあります。
    使用期間が長いのに傷や汚れに関する記載がない場合、もしかしたらそれを隠していることも考えられます。
    しっかり確認せずに落札してしまい、送られてきた商品に大きな傷があったとしても、返品できない可能性があります。

    返品できても送料は落札者負担になることも少なくありません。
    もちろん、本当に新品同様の状態であることもあるので、少しでも疑問や不安を感じたら問い合わせをしてから入札しましょう。

    ・入札は取り消せない
    ヤフオクの場合、入札をしたら取り消すことができません。
    後悔しないためにも、よく検討してから入札をするようにしてください。

    ネットオークションの仕組みと法律とトラブルのまとめ

    オークションサイトは商品によって自分が予想していたよりも高値で売れる可能性もあり、期待感を持ちながら出品をすることができます。
    楽しみながら販売ができる仕組みだとも言えます。

    しかし、すべての商品が高値で売れるとは限りません。
    需要がなかったり、興味を持ってもらえなかったりすると、低い価格で落札されてしまうこともあります。
    そうならないためにも、落札相場をチェックしたり、高く売れそうなサイトを比較したりして戦略を立てることが必要です。

    また、気持ちよくオークションを成立させるためにも誠実な対応をしましょう。
    その結果評価が上がり、信頼される出品者となることができます。
    信頼度が高ければ、出品した商品が売れやすくなるかもしれません。

    中には悪質な利用者もいるので、損をしないよう対策を取りながらオークションを楽しむことが大切です。

     

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