2021.07.18 投稿
2024.03.27 更新
Amazonでドロップシッピングはできる?メリットや注意点も解説
この記事ではAmazonでドロップシッピングができるのかどうか知りたい方のために、メリットや流れについて解説をします。
- Amazonでドロップシッピングができるかどうかがわかる
- Amazonドロップシッピングのメリットがわかる
- Amazonドロップシッピングの注意点がわかる
それでは、Amazonのドロップシッピングについて解説をしていきます。
当メディア(物販ラボ)では1000名以上の方に転売・物販の指導実績があり、こちらの記事はネット販売の経験が8年の経験と知見による内容になっています。
記事の最後では「無在庫販売スタートマニュアル」を配布しています。ぜひ最後まで読んでいただき、活用してください!
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松下 隆史のプロフィール
物販ラボ運営責任者、アマラボ(物販ツール)の共同開発者、Amazon、ebay、Yahoo!ショッピング、ヤフオク、BUYMA、メルカリ、ラクマ、ヤフオクフリマ、Mercadolibre、etsy、BONANZA、ネットショップとあらゆる販路で販売。
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中川 瞬のプロフィール
目次
Amazonでドロップシッピングはできる?
今や知らない人はいないといっても過言ではない大手通販サイト、Amazon。圧倒的な品ぞろえとスピーディな配送で人気となり、日本国内でも多くの方が利用しています。
そのAmazonを利用してドロップシッピングビジネスを始めることはできるのかと疑問に思っている方もいるかもしれません。
結論からお伝えすると、Amazonドロップシッピングは可能です。
ここでは、Amazonドロップシッピングのメリットも併せてお伝えしましょう。
ドロップシッピングとは?
ドロップシッピングは、在庫を保持せずに商品を販売するビジネスモデルです。出品者はオンラインで商品を掲載し、注文が入ると、サプライヤーが直接顧客に商品を発送します。
この方法は、出品者にとって在庫コストや物流の手間を大幅に削減することができます。
Amazonでドロップシッピングは可能
Amazonを利用したドロップシッピングは可能です。
かつては、Amazonを利用した無在庫販売が後を絶たず、一時期は大きな問題にもなっていました。オークションサイトやフリマアプリなどに出品されている商品の画像をAmazonに転用し、販売を行うといった手口が横行したのです。
さまざまなトラブルも発生し、一時期はドロップシッピングが禁止されるのではないかとの話もありました。
しかし、現在ではAmazonが正式にドロップシッピングを認めています。Amazonが公式で、ドロップシッピングを認める声明を出したのです。
ただ、いかなる場合でも認められる場合ではなく、ドロップシッピングポリシーを遵守しているケースに限り認めています。これについてはのちほど詳しくお話しします。
Amazonドロップシッピングのメリット
「わざわざAmazonを利用するメリットは何?」と疑問を感じた方もいるかもしれません。いくつかのメリットが挙げられますが、ひとつには自身でネットショップを立ち上げる必要がないということです。
Amazonのプラットフォームをそのまま利用できるため、わざわざ自身でネットショップを作る必要がありません。また、それ以外にもAmazonドロップシッピングには大きなメリットがあります。
詳しく見ていきましょう。
利用しやすいプラットフォーム
Amazonのプラットフォームは、誰もが利用しやすいよう緻密に計算されています。だからこそAmazonは、世界中で高い人気を誇る通販サイトへと成長したのです。
ネットショップの運営において注力すべきポイントはいくつかありますが、ユーザービリティを意識したサイト設計はとても重要です。見にくい、使いにくいといったサイトなら、お客様は好んで使いたいとは思えないでしょう。
その点、Amazonのプラットフォームは見やすいうえに使いやすく、ユーザービリティに配慮した設計となっています。
ユーザービリティまで細かく意識したサイトを自身で制作するのは難しいですが、Amazonドロップシッピングなら、最初からAmazonの使いやすいプラットフォームでビジネスを行えます。
世界的なブランド力
Amazonは、日本国内のみならず世界的な知名度を誇ります。現在では、アメリカやイギリス、ドイツ、フランス、カナダ、インド、オーストラリアなど、世界中の人々がAmazonを利用しています。
世界的なブランド力を背景とした、集客力が魅力のひとつです。
ネットで買い物をするときはAmazonを使う、という方も多いかもしれません。多くの方に、「ネット通販=Amazon」という図式が完成しているのです。
Amazonのサイトには、日常的に多くの方がアクセスします。つまり、勝手にお客様がどんどん集まってくれるということです。
仮に、自身でネットショップを立ち上げた場合、集客するだけでも一苦労です。圧倒的なブランド力と知名度を背景とした集客力こそ、Amazonドロップシッピングのメリットと言えるでしょう。
Amazonドロップシッピングの注意点
いくつものメリットがあるAmazonドロップシッピングですが、覚えておくべき注意点があるのも事実です。注意点を理解していないと、今後Amazonを利用したビジネスができなくなる恐れがあります。
覚えておくべきことは、ドロップシッピングポリシーを守る必要がある、権限が取り消される恐れがある、責任の所在は出品者にある、の3つです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ドロップシッピングポリシーを守る必要がある
Amazonでドロップシッピングビジネスを行うにあたり、ドロップシッピングポリシーを守らなくてはなりません。これは、Amazon側が決めた絶対的なルールです。
かつて、Amazonは無在庫販売の温床となっていました。問題のある出品者も多く、Amazonが信頼を失ってしまうリスクも負っていました。
そこで、Amazonは今までグレーゾーンだった無在庫販売を管理するため、ドロップシッピングポリシーを制定したのです。ドロップシッピングをAmazonで行うにあたり、絶対に守るべきルールを定めました。
ドロップシッピングポリシーには、出品者が守るべきルールや禁止事項などが定められておりAmazonを利用してビジネスを行う以上守る必要があります。
権限が取り消されるおそれがある
ドロップシッピングポリシーは、Amazonドロップシッピングに取り組むうえで絶対に守るべきルールです。万が一ルールを破った場合、それなりのペナルティが科せられてしまいます。
具体的には、出品者の権限停止、または取り消しなどの処置をとられてしまう恐れがあります。権限の一時停止なら時間が経てば再度利用できますが、取り消されてしまうと問題です。
権限を取り消された場合、今後Amazonドロップシッピングができなくなる可能性があります。このような事態にならないよう、出品者は必ずドロップシッピングポリシーを守らなくてはなりません。
責任の所在は出品者にある
Amazonが定めたドロップシッピングポリシーには、責任の所在が出品者にあることを明記しています。
ドロップシッピングは認めるものの、購入者とのトラブルにAmazonは関知しない、責任はあくまで出品者にあるといった点です。
そのため、仮に購入者とトラブルになったときは、Amazonが仲介に入ってくれることはありません。クレームへの対応やトラブルの処理も、すべて自身で行う必要があります。
Amazonドロップシッピングの方法
Amazonでドロップシッピングをするには大きく分けると以下の4ステップです。
1つずつ解説していきますね。
①Amazonの出品者アカウントを作成する
まずはAmazonの出品者アカウントを登録します。
Amazonのウェブサイトにアクセスし、「今すぐ販売を開始する」を選択してアカウント作成をしていってください。
必要な情報には、連絡先(ビジネスで使用する番号)、銀行口座情報、クレジットカード情報、税金関連の情報などがあります。事前に準備しておくと良いでしょう。
アカウントはプロフェッショナルアカウントとインディビジュアルアカウントの2つのアカウントタイプから選択できます。
- プロフェッショナルアカウント
月額料金が発生します(毎月4,900円(税抜))
大量の商品を出品することが可能です(無制限に出品可能)。
複数のツールやレポート機能が使用でき詳細なデータ分析が可能です。
さらにプロモーションやギフトサービスなどの追加機能を利用できます。
- インディビジュアルアカウント
月額料金は発生しませんが、販売される商品ごとに手数料が発生します。(100円/1商品)
出品数に制限があり、1ヶ月に40点未満の商品の出品が推奨されます。
プロフェッショナルアカウントに比べて機能が限られており、プロモーション機能などは利用できません。
個人売り手や少量出品者向けです。
アカウント作成後は、Amazonのガイドラインと規約に従い、商品リスト作成や販売戦略を管理します。アカウントのセットアップが完了すると、Amazonマーケットプレイスで商品の出品と販売が可能になります。
②販売する製品を探す
ショップの売上を安定させるためには、利益率の高い商品の取り扱いが重要です。利益率が高い商品を扱うことで、ショップの安定性が増します。
ただし、売れ筋や人気商品のみに依存するのはリスクが伴います。これらの商品は急に在庫切れになることがあるため、利益率の高い商品と人気商品をバランスよく扱うことが望ましいです。
また、利益率の高い商品を成功させるためには、マーケティングスキルが求められます。効果的なネットショップ運営には、マーケティングの知識と技術の習得が不可欠です。
・(関連)ドロップシッピングは儲からない?売れる商品の見極め方を身に付けよう
③サプライヤーを見つける
売りたい商品が決まったら、どこから仕入れるかを考えなければいけません。
商品の仕入れには、DSPに登録する、ドロップシッピングサイトの利用、メーカーとの直接交渉と3つの方法があります。
それぞれの方法ごとに特徴があるため、あらかじめ理解したうえでどの方法で取り組むのかを考えるとよいでしょう。
・(関連)ドロップシッピングにおすすめの仕入れサイトを紹介!仕入れ先の選び方とは?
④Amazonストアを宣伝する
最後に自身のお店をしっかりと宣伝しないといけません。自身のストアを開設したら集客の施策に取り組みましょう。
集客の手法としては、SNSの活用が挙げられます。
TwitterやFacebook、Instagramなどの各SNSで情報発信し、集客へとつなげましょう。
・(関連)インスタを活用したドロップシッピングについて詳しくはこちら
Amazonでドロップシッピングを始めよう
覚えておくべき注意点があるのは事実ですが、それを差し引いてもAmazonドロップシッピングには大きなメリットがあります。
世界的なブランド力を活かした集客力は、Amazonならではです。自身でネットショップを立ち上げる必要もないため、Amazonドロップシッピングはおすすめです。
ドロップシッピングポリシーを理解し、遵守しつつAmazonドロップシッピングにチャレンジしてみましょう。
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