2021.08.07 投稿
2024.02.29 更新
ドロップシッピングのリスクとは?初心者でも失敗しない押さえておくべきポイントを紹介
Amazon・Yahooショッピング!でのネット物販の専門家。前職はトラックドライバーで40代半ばから副業でネット物販を開始。4ヶ月で本業の収入越える。200名以上のネット物販のサポート、在宅で出来るネット物販の指導にてストアカアワード受賞の講師。SNS:Twitter・LINE
松下 隆史のプロフィール
物販ラボ運営責任者、アマラボ(物販ツール)の共同開発者、Amazon、ebay、Yahoo!ショッピング、ヤフオク、BUYMA、メルカリ、ラクマ、ヤフオクフリマ、Mercadolibre、etsy、BONANZA、ネットショップとあらゆる販路で販売。
SNS:Twitter・LINE
中川 瞬のプロフィール
こんにちは。中川瞬(@buppan_system)です。
この記事を読むことで、
- ドロップシッピングのリスクがわかる
- ドロップシッピングのリスク回避方法がわかる
この記事を書かせて頂いている私は、現在、輸出・輸入・国内の転売のノウハウをお伝えしています。
時間がない会社員の方や子育てをしている主婦の方に、指導や転売システムの提供をして、忙しくても副業で収入を得てもらっています。
それでは、ドロップシッピングのリスクについて解説をしていきます。
ドロップシッピングのリスク
ドロップシッピングには以下のようなリスクがあります。
・在庫切れなどの管理ができない
・配送までに時間がかかることも
・仕入れ値を交渉することは難しい
・価格を下げると利益を出しにくくなる
・登録DSPに合わせて商品を入れ替えるケースもある
・大手DSPは競合やライバルが多い
・DSPに販売したい商品があるとは限らない
・在庫管理の必要がないことから、商品の詳細を知ることができない
・ある程度のセールストークを学ぶ必要がある
・初心者は詐欺に遭ってしまうことも
・個人情報の管理には気を付ける
それでは、ひとつずつ解説していきます。
在庫切れなどの管理ができない
ドロップシッピングの場合、仕入れ先から商品を仕入れ、在庫を抱えながら商品を販売するわけではありません。
そのため、手元に商品を確実に確保できるわけではないのです。
とくに、人気商品など競合やライバルの多い商品に関して、在庫を確保することが困難なケースもあります。
万が一、ドロップシッピングで在庫切れの状態になったとしても、自分で管理できません。
ドロップシッピングするうえで在庫を管理できないのは、売上にもつながりますので、リスクとなることもあります。
配送までに時間がかかることも
仕入れを自分で行っている場合も、サイト側が管理している場合でも、配送などの管理は管轄外になります。
そのため、顧客が配送を早めに希望していても、こちら側では案内することしかできません。
とくに、急ぎで商品配送を希望している消費者にとって、配送に時間のかかることがストレスになってしまいます。
さらに消費者がいくら欲しい商品でも、配送日が遅くなることでクレームにつながることがあります。
また、配送日が遅いことで直接問い合わせやクレームがなかったとしても、あなたの店舗の評価を下げてコメントされてしまうこともあります。
このようなことを考えると、配送までに時間がかかってしまうことは、商品販売するうえではリスクと言えるでしょう。
仕入れ値を交渉することは難しい
あなたが直接仕入れ先とやり取りする場合、契約や提携を結ぶなどといったことがない限り、仕入れ値を交渉することは難しいと言えます。
多くの商品を取り扱うドロップシッピングサイトなら、なおさら難しいと言えるでしょう。
仕入れ値によって価格を設定することを考えると、物によっては仕入れ値を下げたいと考えます。
ドロップシッピングは自由に価格設定ができる利点がある反面、仕入れ値を変えることが難しいことで利益率に影響してくることがあります。
このように考えると、仕入れ値を交渉できない場合も、リスクとなることがあるのです。
価格を下げると利益を出しにくくなる
販売したい商品が、希望価格より安く販売されていたら、あなたは商品の価格を下げて販売しますか?
これは、経営するうえで非常に難しい問題となります。
大手であれば、価格を下げて販売するかもしれません。
なぜなら、大手なら実績から消費者も安心して購入することを考えるでしょう。
しかし、名前も知らない個人の店舗で購入するのに、「騙されないか?」「商品を注文して、送られてこなかったらどうしよう…。」などと不安になってしまうこともあります。
さらに、単純に価格を下げてしまうと、利益率が下がってしまいます。
このようなことから商品価格を安易に下げてしまうことは、リスクにつながるでしょう。
登録DSPに合わせて商品を入れ替えるケースもある
どこのDSP(ドロップシッピングサービスブロバイダー)に登録するかによって、商品の内容を入れ替えなければならないことがあります。
登録先のDSPの在庫がゼロになれば、当然新しい商品を売りに出さなければなりません。
また、季節に合わせた商品を取り扱うために、商品を入れ替えることがあります。
登録先のDSPで商品の入れ替えを行われてしまえば、既存の商品を売ることしかできないので、商品の入れ替え、もしくは差し替えなければならないことがあります。
また、新商品の登録に加え、商品の詳細情報なども加えなければなりません。
このような手間を考えたとき、あなたが売りたい商品を売るのではなく、登録先DSPに合わせて商品を入れ替えなければならないことを考えると、リスクと言えるでしょう。
大手DSPは競合やライバルが多い
大手DSPは、登録店舗数が多いことはもちろん、商品の登録数も多いと言えるでしょう。
そのため、あなたが販売したい商品を見つけられる可能性が高くなります。
しかし、あなたが販売したい商品は、ほかの会社も販売したい商品の可能性もあります。
そのため、大手DSPは便利な反面、競合やライバルも多いと言えそうです。
商品の確保が難しいことに加え、価格競争に巻き込まれてしまうことも考えられます。
このようなことから、大手DSPは競合やライバルが多いことで、目的の商品を売ることができないことに加え、価格競争に巻き込まれることは、リスクと言えるでしょう。
DSPに販売したい商品があるとは限らない
あなたがDSPに登録し、いざドロップシッピングを始めようと意気込んだところで、販売したい商品の種類が少ない、またはないといったこともあります。
DSP登録前に、ある程度売りたい商品が販売されているか確認しておきましょう。
また、複数DSP登録が可能な場合、売りたい商品を上手く取り入れあなたの理想的なドロップシッピングサイトに仕上げていきましょう。
大手DSPの場合、ある程度ニッチな商品を取り扱っていることもありますが、あなたが一番売りたい商品がDSPにない場合、やはり売上につながることからリスクとなることもあります。
登録前にDSPに取り扱いたい商品があるのか、確認してから登録することがおすすめです。
在庫管理の必要がないことから、商品の詳細を知ることができない
手元に実際の商品がないことで、商品の詳細が分からないことがあります。
たとえば、あなたのサイトに商品を登録する際、消費者の気持ちを考え、できるだけ商品の詳細を記載するでしょう。
あなたのサイトに訪れた消費者は、手元に商品が無くても、詳細情報から商品について知れます。
しかし、手元に実際の商品がないことで詳細を伝えられないことがあります。
あなたが販売したい商品の質感、色味、デザインなど、消費者は手元にない商品だからこそ、詳しく知りたいのです。
消費者から商品の問い合わせをいただいても、詳細が分からないことで、その商品が売れないという事態も考えられます。
このようなことを考えると、商品の詳細が分からないことはリスクと言えるのかもしれません。
ある程度のセールストークを学ぶ必要がある
文章を書くことが苦手な場合、セールストークができないことがあります。
ドロップシッピングの場合、いかに商品を詳細に正しく消費者に伝えることと、その商品の良さを上手く伝えなければなりません。
それらができるかどうかによって、商品を販売できるか否かが左右されることもあります。
キャッチコピーやコピーライティングなどある程度の知識があることで、商品の魅力をより読み手に伝えられます。
また説明的に商品の詳細を伝えるより、あなたが販売したい商品ならよりあなたらしく商品の魅力を伝えることで、「あなたから商品を買いたい。」と思う消費者が、あなたのサイトから購入するのです。
このように、あなたのサイトから商品を購入したいと思う消費者は、あなたのファンになりリピーターとしてあなたのサイトから、商品を購入してくれるお客様となるのです。
話は戻りますが、このようにセールストークや文章を書くことが苦手なら、リスクと感じることでしょう。
しかし、これらの技術を習得すれば、トップセールスも夢ではありません。
初心者は詐欺に遭ってしまうことも
初心者のうちは、経験や知識がないことから、「リスクゼロ」「1ヶ月で多くの方が月商100万円達成」など、ドロップシッピングに関する情報に騙されてしまうこともあります。
ある程度経験を積んでいる場合は、そのような言葉に引っかかってしまうことはありません。
しかし、経験の少ない初心者は「本当にそんなことがあるかもしれない…」などと、信じてしまうことも少なくありません。
何事も、簡単に「稼げる」ことはありません。
間違った情報に騙されてしまわないよう、また、上手い話には乗らないよう気を付けて学んでいきましょう。
個人情報の管理には気を付ける
顧客の管理に加え、個人情報の取り扱いには十分に気を付けなければなりません。
また、個人情報を誤ってサイト上にさらしてしまうことがないよう、配慮しなければなりません。
たとえばパソコンのセキュリティが甘く、ウイルスに感染し個人情報が外部に漏れてしまうといったことや、あなたのサイトに訪れた消費者がコメント欄に誤って個人情報を記載してしまうことも考えられます。
あなた自身も個人情報の取り扱いには気を付けることと、消費者にも個人情報を記載しないよう注意喚起しておく必要があるのです。
ドロップシッピングのリスクを少しでも減らすための対策
ドロップシッピングする際のリスクや注意点にはどのようなものがあるのでしょうか?
「利益が出ない」「初心者は稼げない」「詐欺に騙されてしまう心配がある」など、リスクはあります。
では、具体的にどのようなことに気を付けるべきなのか解説します。
・初心者のうちは外部に任せない
・詳細を知らない商品を売ることは難しい
・ライバルが多く利益も少ない
・常に新しい情報を取り入れる習慣をつける
それでは、一つずつ解説していきましょう。
初心者のうちは外部に任せない
ドロップシッピングする初心者は、分からないことも多いですよね。
また副業としてドロップシッピングを始める場合、外注することを考えるかもしれません。
外部に任せてしまうことで商品説明やサイトの雰囲気に相違が現れてしまうことや、また消費者のことを一番に考える趣旨からもズレてしまいます。
外注が悪いと言うわけではなく、初心者のうちはできるだけ自分で行うことで、あなたらしい店舗を構築できるだけでなく、きちんと行うことでビジネスをしっかりと学ぶことができるのです。
そのような経験を踏まずに外注することで、外注ミス、商品と説明の相違、お客様からのクレームなどにつながることもあります。
まずは、ある程度の経験と慣れてきたころに、外注を考えてみてはいかがでしょうか。
知らない商品を売ることは難しい
手に取ってみたこともないような商品を売ることは、非常に難しいと言えるでしょう。
ドロップシッピングに慣れてくると、一度も手にしたことのない商品でもうまく説明できるようになります。
しかし、消費者があなたのサイトで販売している商品への質問があるとき、あなたは製造業者や卸業者に連絡しなければなりません。
詳細に説明ができないことで、その商品が売れないばかりか、購入後のやり取りの内容によっては相違があることで、クレームやお店の評価に関わることもあります。
全く知らない商品を売るより、ある程度内容が分かる商品、または購入したことのある商品を販売することがおすすめです。
ライバルが多く利益も少ない
ドロップシッピングは、日本で約46万人の方が行っていると言われています。
そんな中、あなたがドロップシッピングで生き残るためには、ライバルや競合に打ち勝つことや、できるだけ多い利益を生むことです。
しかし現状では、ライバルが多いことに加え、利益を出すことが難しいといった傾向があります。
販売できるコツを掴むまで、諦めずにコツコツと販売を続けていくことがポイントになります。
短期で結果の出るビジネスモデルではなく、長期的な視点でのビジネスモデルと考えるくらいが丁度いいのかもしれません。
しかし中には、はじめてから数ヶ月で利益を伸ばしている人もいるのです。
取り組み次第では、競合に打ち勝ち、少しでも多くの利益を勝ち取れるかもしれません。
常に新しい情報を取り入れる習慣をつける
何事も、学びを続けることは大切です。
常に新しい情報を取り入れる習慣を身につけることで、ドロップシッピングに詳しくなります。
「一流」「プロ」と呼ばれる人の多くは、ひたむきに学びを続け、常に新しい情報を取り入れ実践しています。
このように常に新しい情報を取り入れる習慣を身に付けることは、あなたがビジネスマンとして働くために必要な姿勢を身に付けることにもつながります。
ぜひ、新しいし習慣として身に付けていきましょう。
ドロップシッピングでリスクを回避し正しく運営を行おう
ドロップシッピングでのリスクを知っておくことは、とても大切なことです。
仕入れに関するリスクや、詐欺などの被害に遭わないよう気を付けるべきことなど正しく理解しておくことで、少しでもリスクを回避できるのです。
リスクを恐れるのではなく、正しく回避し、すべてはあなたの学びとして身に付けていくことが大切です。
失敗も学びのうちと言いますが、できるなら失敗したくないと思う気持ちもわかります。
ドロップシッピングでの運営がより良いものになりますよう、こちらの記事を参考にいただければ幸いです。
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