2019.12.30 投稿
2024.05.19 更新
【状況別】Paypalで支払いできない原因と解決策を紹介
Paypalで支払いできない原因と解決策について解説します。
この記事では、エラーとなりPayPalで支払いができない原因についてや、状況別の解決方法をご紹介しています。ぜひ記事を読んで、ご自身の状況に近いものを探し対処法を参考にしてみてください。
当メディア(物販ラボ)では1000名以上の方に転売・物販の指導実績があり、こちらの記事はネット販売の経験が8年の経験と知見による内容になっています。
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Paypalで支払いができない9つの原因と解決策を紹介
はじめに、PayPalで支払いができない代表的な9個の原因とそれに対する解決策をご紹介していきます。主な原因は以下の通りです。
- 登録やアカウントに関する原因
- クレジットカード(デビットカード)の原因
- 本人確認の手続きが完了していない
- PayPalアカウントが制限されている
- 登録したカード会社に決済を拒否されている
- ゆうちょ銀行・三井住友銀行を登録したまま使っている
- Paypalの支払い限度額を超えている
- クレジットカードから個人間送金をしようとしている
- Paypal側の問題であるケースも
以下でそれぞれ詳しくご説明していきます。
登録やアカウントに関する原因
最初に考えられるのは、PayPalの登録やアカウントに原因がある場合です。
- そもそも登録ができていない
- アカウント認証ができていない
- PayPalにログインできていない
といった問題が考えられますので、以下でそれぞれ詳しく見ていきましょう。また、PayPalや他の支払い方法を活用して転売を行う場合、正しい物販ノウハウを身につけることも必要です。
PayPalの登録ができていない
PayPalで決済や支払いをするには、PayPalに登録をする必要があります。登録は無料で、非常に簡単な3ステップのみ。
- PayPalサイトへアクセスし、「新規登録(無料)はこちら」のボタンを押す
- 支払情報としてデビットカード/クレジットカード、あるいは銀行口座を登録
- メールアドレスを認証して登録完了
上記の通りに登録できていない場合、PayPalを使いたくても利用できません。まずは、アカウントを登録できているかどうか確認してみましょう。
PayPalアカウントの認証失敗
PayPalアカウント登録後、メールアドレスに認証の通知がいきますが、この認証作業ができていない場合、PayPalは利用できません。
登録したメールアドレスに誤りがあったなどの場合、認証エラーとなってしまいますので、改めて自分が登録したアドレスに間違いがないか確認してみましょう。
もし間違って登録してしまっていた場合は、本人確認手続きが完了していれば【設定】からメールアドレスの変更や追加ができます。
本人確認手続きが完了していない場合は、一度PayPalアカウントを解約し、再度正しいメールアドレスで新しいアカウントを開設することで利用できるようになります。
PayPalにログインしていない
PayPalで支払いをする時はログインをする必要があります。ログインしていない状態では決済はできませんので、登録をしたメールアドレスとパスワードを入力し、ログインを済ませたうえで決済を行いましょう。
万が一、メールアドレスを忘れてしまった場合は、コールセンターに問い合わせすることで解決できます。メールアドレスの確認やパスワードの確認をしてログインができたら、決済もできるようになるはずです。
クレジットカード(デビットカード)の原因
続いては、クレジットカードやデビットカードになんらかの原因があり決済ができなくなっているケースについてご紹介していきます。
- クレジットカードが限度額に達している
- クレジットカードの有効期限のエラー
- デビットカードの支払いの銀行口座の残高不足
以下で、それぞれ見ていきましょう。
クレジットカードが限度額に達している
PayPalでは登録したクレジットカードで決済を行います。そのため、支払額がクレジットカードの限度額より大きい場合や、今回の支払いで限度額を超えてしまう場合、決済エラーとなってしまいます。
限度額が理由で決済ができない場合、PayPal側ではどうにもできないため、登録したクレジットカード会社に問い合わせて、限度額のUPまたは既に使用している分の支払いの繰り上げを行うことで、エラーを解消できます。
またクレジットカードを複数持っていれば、限度額に達していないカード別のカードを登録することでも決済が可能です。
クレジットカードの有効期限のエラー
クレジットカード登録時にカードの有効期限を間違って登録している場合、エラーとなってしまいます。
また、登録しているクレジットカードの有効期限が切れてしまっている場合にも、エラーとなり決済ができません。
正しい有効期限で登録し直す、あるいは有効期限が切れてしまっている場合は、更新された新しいカードをPayPalに登録し直すことでエラーを解消できます。
PayPal登録の際は有効期限ギリギリのカードではなく、ある程度期限に余裕のあるものを選びましょう。
また、有効期限が近づいてきたら新しいカードが届いた段階でPayPalの情報を更新するようにすると、エラーを事前に防げます。
デビットカードの支払いの銀行口座の残高不足
デビットカードをPayPalに登録している場合、デビットカードの引き落とし口座の残高不足がエラーの原因として考えられます。
まずは、デビットカードの引き落としに設定している口座に残高があるかどうか確認してみましょう。残高が足りていない場合には、口座に入金することで決済エラーは解消できます。
本人確認の手続きが完了していない
PayPal登録の際、本人確認手続きが完了していないと決済エラーとなってしまう場合があります。10万円以下の利用、海外へ送金を行わないのであれば、PayPalは本来本人確認をしなくても利用可能です。
ただし、PayPalから不審な利用と疑われてしまうと、本人確認をしていないことで10万円以下の支払いでも決済エラーとなってしまうことがあります。
本人確認をしていればこうしたエラーを防ぐことができるのと同時に、返金などを受ける際に必要な手続きなので、早めに済ませておくに越したことはないでしょう。
- 本人確認書類(運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなど)を画像でアップロード
- PayPal側で確認が取れたら、暗証番号が書かれた書類が郵送されてくるのでそれを指定の場所に入力
- 本人確認完了
PayPalアカウントが制限されている
決済画面で「今すぐ支払う」のボタンが押下できないケースの場合、PayPalのアカウントが制限されている可能性が考えられます。
これは、通常の動きとは大きく異なるアクティビティがあったり、不正利用が疑われていたりする場合に起こる事象です。
たとえばアカウント開設以降3ヶ月以上支払いがされていなかった、PayPalを利用して高額な買い物を海外のWEBサイトでしている、PayPalの登録情報を短期間に何度も変更している、といった行動がアカウント制限の対象となるようです。
アカウントの制限がされてしまった場合は、「問題解決センター」にアクセスし必要な手順を踏んで申請すれば制限が解除されますのでご安心ください。
登録したカード会社に決済を拒否されている
たとえば登録したクレジットカードに関して、支払が滞っているあるいは有効期限が切れているなどカード会社側に決済を拒否されていることが原因で、支払いエラーとなっていることも考えられます。
また、カード会社側に原因がある場合も。オンライン決済にそもそも対応していない、カード会社のシステム上でなにか問題が発生している、といった原因も考えられます。
カード会社側に支払を拒否された場合も支払いは「受け取り拒否」と表示されます。
ゆうちょ銀行・三井住友銀行を登録したまま使っている
以前はゆうちょや三井住友銀行の口座もPayPalの支払い口座として登録ができましたが、現在は新規の口座振替支払いが登録できなくなりました。
過去に、ゆうちょ銀行や三井住友銀行の口座を利用してPayPalに登録していた方は、そのままでは支払いがエラーとなってしまいます。
みずほ銀行・ゆうちょ銀行・三菱UFJ銀行、りそな銀行・埼玉りそな銀行といった、登録可能な口座にて再度登録し直す必要があります。
Paypalの支払い限度額を超えている
PayPalでは1回あたりの支払限度額が100万円までです。1回の決済で100万円を超える支払いとなる場合は、決済エラーとなります。
特に外貨での支払いの際は、日本円に換算した際の金額が100万円を超えてしまっているというケースがあります。100万円以内の支払いとなるよう調整したうえで、再度決済を試みてみましょう。
クレジットカードから個人間送金をしようとしている
PayPalは商品購入やサービス購入時の「商用支払い」と、家族や友人間での送金を行う「個人間送金」の2つの機能を有しています。
商品やサービスを購入する際はクレジットカードやデビットカードが利用できますが、送金を行う場合には使うことはできません。
送金をしたい場合には、銀行口座の登録が必要となりますので、送金を行いたい場合は注意が必要です。
Paypal側の問題であるケースも
まれにユーザー側の問題ではなく、PayPal側でなんらかの問題が発生しているために決済エラーとなるケースもあります。
ある程度時間を置くことでエラーが解消されることがほとんどですが、アカウントやクレジットカードに問題がなさそうな場合や決済を急いでいる場合には、一度カスタマーサポートへ連絡をするかHPから問い合わせてみることをオススメします。
【状況別】Paypalで支払いができないときの解決策
ここからはPayPalで支払いができない場合の対処法を以下の3つの状況別にご紹介していきます。
- 「申し訳ありませんが、現在問題が起きているようです。」とエラーが表示される
- 登録しているカードが確認できない
- 海外送金ができない
以下で、それぞれご説明していきます。
「申し訳ありませんが、現在問題が起きているようです。」とエラーが表示される
「申し訳ありませんが、現在問題が起きているようです。しばらくしてから再実行してください。」
という表時が出て決済ができない場合、「文字コード」を変更することで解消できる可能性があります。
- 自身のPayPalアカウントの管理画面から「プロフィール設定」のボタンを押下
- 「PayPalボタンの言語コード化」→「詳細オプション」を押下し、エンコード方式「UTF‐8」を選ぶ
※このエンコード方式が「Shift-JIS」になっていると、エラーが発生します。 - 保存ボタンを押して変更完了
登録しているカードが確認できない
クレジットカード確認のためのPayPalコードを5回連続で間違えてしまうと、登録しているクレジットカードは使えなくなります。
この場合PayPalに問い合わせを行い、一度コード入力エラーをリセットしてもらいましょう。
リセットが完了したら、再度同じクレジットカードを登録することで、クレジットカード確認のためのPayPalコードを再度送ってもらうよう申請することができるようになります。
海外送金ができない
海外送金ができない場合に考えられる最も多い原因が「口座振替の未登録」です。
送金はクレジットカードやデビットカードではできないため、PayPalに銀行口座の登録が必要です。
口座振替が完了しているかどうかの確認は、PayPalのウォレットページからすることができます。
銀行口座は登録できていても、口座振替の手続きができていなかったという場合もあるので、今一度確認してみることをオススメします。
問題が解決しない場合はカスタマーサービスへ
ここまででご紹介した方法を試しても支払いエラーが解消されない場合は、PayPalのカスタマーサポートに問い合わせしてみましょう。
電話をする前に、「一時お問合せ番号」を取得したうえで、PayPalに登録している電話番号から問い合わせるとスムーズです。
Paypalで支払いができなくても焦らず適切に対応しよう
この記事では、PayPalで決済エラーとなってしまう原因とその対処法をご紹介しました。
決済ができなくても焦らずに、まずは原因が何かをしっかり突き止め冷静に対処することが大切です。
また、この記事で紹介した方法でエラーが解消できない場合は、PayPalカスタマーサービスを活用することで、解決できる場合もあります。
物販ラボでは「ネット販売スタートマニュアル」も無料配布しています。