メルカリの転売で通報・報告される禁止行為|通報されないようにするためのコツも紹介

この記事の著者:中川 瞬 >>
勤めていた病院の利権争いと行政処分により給与が滞る事態から自らビジネスを開始。Amazon米国、カナダ、メキシコ、イギリス、インド、メルカリ、ヤフショ、ヤフオク、BUYMA、ebay米国、豪州、インド、Mercadolibre、ozon、etsy、BONANZA、ネットショップと一通り販売。現在は物販のシステム開発中心に活動。個人で稼ぐ力が必要であることを提唱し、忙しい会社員や、主婦がインターネットを使用して、安定した収入を得る支援をしている。
中川瞬プロフィール

こんにちは。中川瞬(@buppan_system)です。

中川
メルカリの転売で通報される禁止行為について知りたい
という方のために通報されないようにするためのコツの解説します。

この記事を読んで頂くことで、

  1. メルカリでの高額転売行為は通報の対象について知ることができます
  2. メルカリの転売で通報・報告される禁止行為について知ることができます
  3. メルカリの転売で通報されたらどうなるのか知ることができます
  4. メルカリの転売で通報されないようにするためのコツについて知ることができます
  5. メルカリで悪質な転売を見つけたときの通報のやり方について知ることができます

この記事を書かせて頂いている私は、現在、輸出・輸入・国内の転売のノウハウをお伝えしています。

時間がない会社員の方や子育てをしている主婦の方に、指導や転売システムの提供をして、忙しくても副業で収入を得てもらっています。

この方法を実践することでメルカリの転売で通報される禁止行為について分かりますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

それでは、メルカリの転売で通報される禁止行為について解説をします。

フリマアプリで最もユーザー数の多いメルカリは、転売ビジネスに欠かせないプラットフォームです。
上手に活用して稼ぐには、他のユーザーが規約違反だとみなし通報・違反報告されることを避ける必要があります。

不用品の売買がメインのフリマアプリ「メルカリ」なので、転売行為自体は問題ありません。
とはいえ、規約はよく読み、守って売ることがポイントです。
この記事では、メルカリで通報や違反報告される可能性のある禁止行為の紹介と通報を防ぐためのコツを解説しています。

手間をかけて育てたアカウントへのペナルティを避けるためにも、最後まで目を通してください。

メルカリでの高額転売行為は通報の対象?

メルカリは基本的に転売を禁止しておらず、商品を著しく高い値段をつけて売る高額転売も禁止していません。
メルカリ公式Xでは、過去にメルカリで購入した商品を、再びメルカリへ高額出品することを禁じていたことはあります。
しかし現在のメルカリの公式ガイドにはそういった記載はありません。

今後多くの人から通報があった商品やそのジャンルの転売は、ペナルティを科されたりルール変更があったりする可能性があります。

転売はメルカリの規約違反ではないと知ってもまだ不安が残るときは、こちらの記事にも目を通しておきましょう。

メルカリの転売で通報・報告される禁止行為

メルカリが規約で禁止している転売に関する行為を7つ紹介しましょう。
それぞれ簡単に説明するので、詳しく知りたい時は以下のメルカリガイドでの確認をおすすめします。

>禁止されている行為|メルカリガイド
>商品の報告について| メルカリガイド

出品禁止商品の出品

メルカリが出品を禁じている商品は以下のとおりです。

【出品禁止商品】
  • アダルト・18禁
  • ブルセラ・児童ポルノ・中古下着
  • 医薬品・医療機器
  • 薬機法違反(海外化粧品等)
  • 偽ブランド品・権利侵害品
  • 他サービス誘導・直接取引・交換
  • 危険物(花火や火薬など)
  • 銃刀法違反・武器類
  • 現金類・偽造チケット・偽造金券
  • 宣伝・捜し物・福袋
  • 実物の画像がない
  • 緊急事態において、生命身体の安全や健康の維持に関わる必需品であり、できるだけ早く多くの人に届けることが求められるが供給が著しく不足している商品

最後の項目の商品は、たとえばコロナ禍におけるマスクやアルコールなどです。

無在庫販売

メルカリで無在庫販売を行うことは禁止されています。
無在庫販売とは、商品が手元にない状態で販売を行うことです。

法律的には無在庫販売は禁止されていませんが、メルカリでは無在庫販売がトラブルとなりかねないことを理由に禁止しています。
メルカリは、個人間のやり取りサービスであることから転売などの行為は禁止しているため、無在庫販売自体がありえないことなのです。
そのため、メルカリで無在庫販売はやらないようにしましょう。

メルカリで禁止されている無在庫販売について、詳しい内容はこちらの記事でチェックできます。

架空の取引き

メルカリ決済で架空の取引をすることは禁止されています。
メルカリで出品をしていないのに、商品決済や架空取引を行うことは当然ですが禁止です。

もしこれが架空請求であれば、法律違反にあたるため犯罪行為とみなされます。
なぜなら、架空の商品を取引きしてアカウント間でお金のやり取りをするような行為は、商品の販売が目的ではないと考えられるためです。

資金洗浄をするための行為と疑われることもあるので、絶対にやらないようにしましょう。

商品を交換をする行為

メルカリでは、商品を交換する行為は禁止されています。
これも法律では問題ありませんが、メルカリの規約では禁止されているので注意してください。

たとえば、出品している商品をお互いに交換したり、差額を払って交換したりするようなことです。
出品者同士で値段を下げて交換するようなことも規約違反となります。
知らずにいると交換ならいいだろうと気軽にやってしまいそうですが、規約違反なのでやらないようにしましょう。

メルカリで用意された以外の決済方法を促す行為

メルカリは出品者と購入者のどちらもが安全な取引をするため、独自のシステムで保護しています。
そのためメルカリが用意している取引に沿わない行為を禁じています。

メルカリが支払いの事実を確認できなくなるため、メルカリが用意した以外の決済方法を促す、またはそれに応じる行為は禁止です。
もし商品代金を直接振り込んで欲しいと言われても、直接取引にあたる行為は避けましょう。
またSNSなどの外部サービスへの誘導も規定違反にあたります。
具体的な禁止行為を下にまとめておきます。

【禁止されている行為】

・銀行口座への直接振り込み
・通常の購入・支払いではなく、「おくる・もらう」による直接支払い
「おくる・もらう」は、メルペイ残高・ポイントをおくったり、もらったりすることが できるサービスです
・現金書留での決済
・オンラインギフト券での決済
・仮想通貨での決済
・代金引換
・外部サイトや対面においてのローン支払い
・現金手渡しでの決済
・1つの商品に対し、支払いページを複数出品すること
・300円未満または999万9999円以上の価格で取引を促すこと
・その他、上記以外のメルカリで用意された以外の決済方法を利用すること

引用元:メルカリで用意された以外の決済方法を促すこと(禁止されている行為)

メルカリが用意した決済方法以外で支払いをしトラブルが起きたとしても、事務局からのサポートは受けられないため注意しましょう。

受取評価を先にさせる行為

メルカリで禁止されている行為には、商品が届く前に評価を依頼する行為もあります。
受取評価は入金確定させることになるので、受取評価を商品到着前に依頼するというのは販売側に何か不都合があると思われてしまいます。
商品を発送しないのではと、消費者に疑われ通報されてしまう可能性があるのです。

そのため、消費者に受取評価を催促するような行為はやめましょう。
故意でなかったとしても、もしトラブルになった場合はメルカリで対応してくれなくなってしまいます。

そのほか他会員とのトラブルの原因になる行為

メルカリユーザーとトラブルの原因になる可能性のある行為は禁止です。

【他会員とのトラブルの原因になる行為】
  • 他会員の出品した画像や商品説明の文章などを無断で使用
  • 出品時に誤った商品画像や説明文を載せる
  • ノークレーム・ノーリターンなど、返品に応じない旨の記載
  • 誹謗中傷などの迷惑行為

これらの行為が発覚し通報され事務局が禁止行為にあたると判断した場合、取引キャンセル・商品削除・利用制限などの処置を行うことがあります。

メルカリを利用中に他会員から誹謗中傷コメントがあった場合、こちらの記事を参考に対処しましょう。

メルカリの転売で通報されたらどうなる?

メルカリで転売しているときに通報された場合、ペナルティを受けることがあります。
この章ではペナルティの内容と、解除が期待できる方法を紹介します。

アカウント停止等のペナルティを受ける

出品中の商品が通報されると、次のペナルティを科せられる可能性があります。

【通報された場合、受ける可能性のあるペナルティ】
  • 通報があった商品の一時的な出品停止・削除
  • アカウントの利用制限
  • アカウントの利用停止
  • コメント送信制限

ただし違反報告があれば必ずペナルティを受けるわけではなく、事務局が違反行為にあたると判断した場合のみです。
違反行為による出品商品の削除を事務局が行う場合は、理由を書いたメッセージが事前に届くのですぐに対応し、今後の出品では注意しましょう。

もし身に覚えのない商品削除の連絡があれば事務局へ伝え、規約違反ではないと説明します。
メルカリでの違反行為について知識を深めたい人は、こちらの記事もおすすめです。

故意でない場合は反省文を送るとペナルティが解除される場合も

故意ではなく知らずに転売禁止行為をやってしまった場合でも、ペナルティは課せられます。
しかし、初回の通報で悪質なケースでなければメルカリの事務局に反省文を送ってみるとよいでしょう。

ペナルティが解除されるかどうかは、通報された内容にもよるので確実ではありませんが、試してみる価値はあります。
そして、アカウントが無期限停止になった場合やってはいけないこともあります。
それは、別のアカウントを作成したり商品を購入したりすることです。

複数アカウントを持つことはメルカリの禁止行為なので、事務局にバレたら復帰の可能性はなくなります。
処分を受けたにもかかわらず違反行為をしていると、違法となる可能性もあるので絶対にやめましょう。

メルカリの転売で通報されないようにするためのコツ

他のユーザーから商品を通報されないようにするには、3つのコツがあります。
すべてのコツを押さえて出品すれば、通報を恐れすぎずに転売が続けられるでしょう。

同一商品を大量に出品しない

同じ商品を複数出品しても違反行為ではありませんが、メルカリは個人間でのやり取りの場を提供しており、同一商品の大量出品は個人間の取引とみなされないためです。
ビジネス目的での転売を疑われるほか、個人であっても高額転売など悪質な行為と判断される可能性があり、避けた方が無難でしょう。

商品画像は実物の画像を使う

出品する商品の画像は実物の画像でなければなりません。
同一商品を出品するからといって同じ画像を使いまわすと、実際の商品の写真を撮っていないとみなされ、規約違反を理由に通報されるおそれがあります。

商品画像がウェブページの写真の切り抜きやカタログ画像の場合、無在庫販売を疑って通報されることがあります。
実際の商品の画像がなければユーザーは実物の確認ができず、購入に至る可能性が下がるデメリットもあるため、商品画像は自分で撮影したものを使いましょう。

メルカリの規約を定期的に確認する

メルカリの規約は定期的に変更があるため、こまめに確認しましょう
出品禁止商品が急に変更されている場合もあります。
変更点を見落としたために通報され、ペナルティを受けないよう、規約チェックの習慣をつけましょう。

メルカリで悪質な転売を見つけたときの通報のやり方

メルカリを利用中に悪質な転売を見つけたときは、事務局へ通報しましょう。
他のユーザーも通報している可能性があり、通報数が多くなると事務局が動きやすく効果を期待できます。

通報したい商品を開く

通報したい商品を開く

通報したい商品ページの三点アイコンをタップします。

「この商品を事務局に報告」をタップ

表示された3つの選択肢の中から、「この商品を事務局に報告」をタップします。

「この商品を事務局に報告」をタップ

「報告理由」を選択し通報する

「報告理由」を選択し通報する

「報告理由」をタップすると、理由の一覧が表示されるので適切な理由を選びます
理由の一覧を紹介しておきます。

  • 偽ブランド品・権利侵害品
  • 医薬品・医療機器
  • 外部サービス誘導・直接取引・交換
  • 薬機法違反(海外化粧品等)
  • 危険物(花火や火薬など)
  • アダルト・18禁
  • ブルセラ・児童ポルノ・中古下着
  • 銃刀法違反・武器類
  • 現金類・偽造チケット・偽造金券
  • 宣伝・捜し物・福袋
  • 実物の画像がない
  • その他

その他を選ぶと自分で詳細な理由を入力します。
コロナ禍のマスクやアルコールのような商品は「その他」に該当し、理由の入力が必要です。
その後、下方にある「事務局に報告する」をタップすると通報完了です。

メルカリで商品が売れるポイントをまとめて解説した記事もあります。
合わせて読んでみてください。

メルカリでの転売の通報:まとめ

メルカリで規約違反にあたると他ユーザーが判断したとき、事務局へ通報されます。
その結果事務局が規約違反と判断した場合、出品停止や商品削除、最悪の場合アカウントの利用停止などペナルティを受けるおそれがあります。

メルカリで転売を続けるためにも、出品禁止商品に変更がないかなど定期的に規約を確認しましょう。

またネット物販についてのプレゼントもお渡ししているので、ぜひ受け取ってください。