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この記事の著者:中川 瞬 >>
勤めていた病院の利権争いと行政処分により給与が滞る事態から自らビジネスを開始。Amazon米国、カナダ、メキシコ、イギリス、インド、メルカリ、ヤフショ、ヤフオク、BUYMA、ebay米国、豪州、インド、Mercadolibre、ozon、etsy、BONANZA、ネットショップと一通り販売。現在は物販のシステム開発中心に活動。個人で稼ぐ力が必要であることを提唱し、忙しい会社員や、主婦がインターネットを使用して、安定した収入を得る支援をしている。 ▷中川瞬プロフィール |
こんにちは。中川瞬(@buppan_system)です。
この記事を読んで頂くことで、
- せどりはやめたほうがいいと言われる理由について知ることができる
- せどりは本当にやめたほうがいいのか知ることができる
- 実際にせどりはやめたほうがいい人の特徴について知ることができる
この記事を書かせて頂いている私は、現在、輸出・輸入・国内の転売のノウハウをお伝えしています。
時間がない会社員の方や子育てをしている主婦の方に、指導や転売システムの提供をして、忙しくても副業で収入を得てもらっています。
この方法を実践することでせどりはやめた方がいいと言われる理由について分かりますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
それでは、せどりはやめた方がいいと言われる理由について解説をします。
せどりは本当に稼げるのだろうか、怪しいビジネスではないか、自分に向いているビジネスなのか確かめたい、このような疑問がある方向けの記事です。
この記事では、せどりはやめたほうがいいと言われる理由を紹介しています。
せどりには複数のデメリットがあり、向いていない人がいることは事実です。
始める前に、この記事でせどりの問題点をチェックし、自分に合うビジネスなのか判断材料に活用してください。
目次
せどりはやめたほうがいいと言われる理由は?
せどりはやめたほうがいいと言われる複数の理由を紹介します。
デメリットも存在しているため、せどりを始める前に確認しておきましょう。
違法行為をする人がいるため世間からのイメージがよくない
一般的にせどりに悪いイメージがあるのは、一部で違法行為をする人がいるからです。
たとえば、以下のように、明らかに違法性のあるせどりをする人がいます。
- 販売禁止商品のせどり
- チケットの転売
- 偽ブランドのせどり
- コロナ禍においてマスクの転売
メーカーが転売を禁止している商品は転売しても違法行為ではありませんが、タブーです。
しかし、偽ブランドのせどり、チケットを定価以上で転売する行為、またコロナ禍においてマスクを買い占めて転売すると違法になります。
せどりをしている人の中には、このような違法行為をしているケースがあるため、世間一般では「せどり=悪いもの」という認識があるようです。
商品が売れない場合の在庫リスクがある
せどりは、商品を仕入れて転売するビジネスのため、在庫を抱えるリスクがあります。
たとえば、以下のケースでデメリットがあります。
- 人気のない商品を仕入れた
- 流行が終わって売れなくなった
- 不良品だった
- 間違って違うモデルを仕入れた
売れない商品を仕入れてしまうと、不良在庫を抱えてしまうリスクがあります。
販売できたとしても非常に安価で売らなければならず、赤字となる問題もあり、かけた資金より高い利益が出るとは限らない理由から、せどりはやめたほうがいいと言われます。
リサーチや梱包など作業量が多い
せどりは、以下のようにやる作業が多いため、手間を考慮してやめたほうがいいと言われます。
- 質問や相談に回答する
- クレーム処理がある
- 商品のリサーチやトレンドチェック
- 商品の仕入れ
- 不良がないか検品
- 梱包と発送作業
- 売上や在庫管理
それぞれの行為自体は簡単でも、1人で全部こなそうとすると大変です。
最初は1人で行う必要があり、作業に慣れず時間がかかることから、意外と大変な作業が多いと考えたほうがいいでしょう。
作業はツールを使って作業効率を高める対策や、作業の一部を外注する方法があります。
しかし、せどりの規模が増えれば、それだけ質問やクレーム対応が増えます。
また、売れない商品が出てくるため、単純に時給換算で考えることはできません。
ただし、このデメリットを逆に考えると、大変で面倒な作業が多いからこそ、せどりはライバルが挫折し自然と減っていくとも考えられます。
最初に労力をかけて作業効率化ができるようになれば、1日30分程度の作業時間でも、何倍にもなる可能性を秘めているビジネスでもあります。
参入者が増えていることから稼ぎにくくなっている
せどりは「安く仕入れて利益をのせて販売する」という仕組みがシンプルで、誰でも簡単に利益を得られるチャンスがあります。
また、最近はネットのみを使用したせどりも可能となり在宅で始められる点や、ネットでのリサーチや情報収集がしやすくなった理由から、多くの人に注目されるビジネスとなりました。
そのため、副業としてせどりに挑戦する、多くの参入者がいます。
このように、参入者が増えていることから、似たような商品を扱うライバルが増え、価格競争になる恐れがある点に注意が必要です。
ただし、ライバルが増えても、リサーチや利益を上げる方法など工夫はできます。
経験を積んでいる人しかわらない工夫もあるため、ライバルの多さは気にする必要はありません。
資金が少ないと稼ぎにくい
せどりで大きく稼ごうと思うと、それなりの資金が必要になります。
逆に言うと、資金があればあるほど、大きく稼げる可能性があるということになります。
せどりの一般的な利益率は、20~30%です。
利益率を20%だとした場合に月20万円稼ぐためには、仕入れ資金は100万円必要です。
また、仕入れでミスをして利益率が10%に落ちてしまうと、月20万円稼ぐために資金は200万円必要になります。
このように、せどりは資金が少ないと、稼ぐ額が少なくなります。
また、資金が少ないとキャッシュフローの関係で資金が枯渇し、仕入れができなくなるリスクもあるため、資金が少ない人にとって不利なビジネスだと言えるでしょう。
少ない資金を解消するには、得た利益を仕入れ資金に再投資することです。
そのため、最初は利益のほとんどを自分のお金にすることは難しくなります。
Amazonなどのプラットフォームの規制リスクがある
せどりは、販売先のルールを守らないと、最悪アカウント停止のリスクがあります。
アカウント停止になれば、別のプラットフォームを探さなければなりません。
たとえば、Amazonでは2017年に「Amazonコンディションライン」による出品規制が開始され、せどりに影響を及ぼしています。
これにより、個人から仕入れた商品やメーカー保証がない商品を、新品として出品できなくなりました。
このように、販売先はいつルール変更するかわからず、常にプラットフォームのルールに翻弄されるリスクがあると言えるでしょう。
ルール変更の確認が遅れてしまうと出品商品の削除リスクがあるため、常に最新情報を確認する必要があり、また販売先を失うリスクもあります。
自宅のスペースが圧迫される
せどりは、仕入れた商品を保管するスペースが必要です。
最初は自宅に商品を保管することが多いと思いますが、商品の大きさによっては部屋全体を占領してしまい、生活スペースが少なくなるリスクがあります。
また、販売数が多くなれば、自宅で保管できなくなり、コンテナルームや倉庫を借りなければなりません。
しかし、AmazonのFBAという発送代行サービスを利用すれば、保管場所のリスクを少なくできます。
また、化粧品や食品といった小型の商品を選べば、スペースはそこまで必要ありません。
勉強や経験が必要で楽に稼げるビジネスではない
せどりは安く仕入れて高く売るというシンプルなビジネスのため、「楽に稼げる」と勘違いしてしまうことがあります。
また、即金性が高いことからも、簡単だと勘違いしやすくなっています。
しかし、実際にやってみると、思ったほど簡単ではありません。
簡単ではない理由は、仕入れたものが売れるようになるまで、時間がかかるからです。
稀に最初から数十万円稼げる人はいますが、そのような人は極少数派で、ほとんどの人は安定して稼げるようになるまで、3ヶ月以上かかるでしょう。
せどりを始めて数か月間は、リサーチに慣れるための時間です。
何度も失敗を繰り返し、経験を積み重ねていくと、安定して売れる商品が見つかると考えましょう。
ここで失敗を恐れず行動できる人だけが、最終的に稼げる人になれます。
詐欺まがいなセミナーやコンサルが増えている
せどりはやめたほうがいいと言われているのは、詐欺的なセミナーが増えている理由もあります。
副業として注目されるようになり、そこに目を付けた悪質なセミナーが増えており、せどりの印象を悪くしています。
怪しいセミナーを避けるために、以下の点に注意しましょう。
- 実績が少ない、または公開していない
- 営業がしつこい
- 規模が大きい
- 精神論ばかりで具体的な内容がない
講師の実勢を具体的に提示しておらず、肩書だけの場合は注意が必要です。
本を出しているから教える能力が高いとは限りません。
また、実績の高い講師は自然と口コミで広がっていくため、しつこい営業は要りません。
販売だけを目的にしているからこそ、営業がしつこくなってしまいます。
具体的に稼ぐ内容が提示されておらず、「簡単に稼げる」「成功者になれる」といった精神論を用いた宣伝方法のセミナーも注意が必要です。
規模の大きさで詐欺セミナーとは言えませんが、個人への対応が乏しくなる恐れがあるため、できれば避けたほうがいいでしょう。
せどりは本当にやめたほうがいいの?
せどりはやめたほうがいいという理由は、どれも正しい内容です。
しかし、せどりにデメリットがあるからやめたほうがいいわけではなく、以下の記事では実際に稼いでいる人のレビューを紹介しており、せどりで稼いでいる人がいることは理解できます。
重要なのは、デメリットを把握したうえで、自分に向いているビジネスなのか判断することです。
また、せどりにデメリットがあることは事実ですが、以下のメリットもあります。
- 時間に拘束されず自分のペースで作業できる
- 仕入れや販売はインターネットを使ってできる
- 隙間時間を利用して作業できる
せどりが副業として注目されるのは、上記のようなメリットがあるからです。
時間・場所の制約が少ないため、単にやめたほうがいいという意見を鵜呑みにせずに、次に紹介する情報も参考にしながら、冷静に自分に向いているビジネスなのか判断してみてください。
実際にせどりはやめたほうがいい人の特徴
せどりが向いていない人の特徴を紹介します。
次の項目に当てはまっている人は、せどり以外のビジネスをやりましょう。
楽して一気に大金を稼ぎたい人
楽して稼ぎたい、と考えている人はせどりをやめたほうがいいでしょう。
せどりは楽して稼げるビジネスではありません。
高額商品を仕入れ売れれば、高い利益を得られます。
しかし、ブランド品などの高額商品は仕入れも簡単ではありません。
仕入れ値も高く失敗すれば赤字になりやすいものです。
せどりの成功は、リサーチを地道におこない、回転率のよい商品を仕入れコツコツ稼ぐのがコツ。
それを継続して経験を重ね、継続していくことで商品選びや値段の付け方、販売のタイミングなどが把握できるようになるものです。
そのためには、勉強や経験が必要であり、楽をして稼げるものではありません。
リサーチもそこそこで、よく考えずに売れそうな商品を仕入れ、出品しているだけでは稼ぐことはできないでしょう。
単純作業が苦手な人
せどりは、ひたすらリサーチ・仕入れ・販売・発送を繰り返します。
最初は新鮮で楽しい作業かもしれませんが、慣れてくると単純作業の繰り返しだと感じられるため、単調な作業が苦手な人にせどりは向いていません。
プライベートの時間を重視したい人
副業でせどりに取り組むなら、プライベートな時間を割いてリサーチ・出品・在庫管理・梱包・発送などの作業に充てる必要があります。
作業に慣れれば時間は短縮できますが、最初は飲み会に参加できず、友人・恋人・家族と過ごす時間を減らさなければなりません。
また時には、土日はせどりにかかりっきりとなる恐れがあります。
上記のような趣味や人との関わりを大切にする方は、せどりは向いていません。
もしせどりはやめたほうがいいと言われたら?
友人や家族に「せどりはやめたほうがいい」と言われても無視してOKです。
なぜなら、周りの人はせどりのネガティブな印象から、あなたのことを心配しており反対しているわけで、またせどり自体は違法行為ではないという理由もあります。
実際にせどりで稼いでいる人がいることから、周りの意見は無視してもいいと言えます。
あなたが真剣にせどりをやりたいと考えており、稼ぐために必要な単純作業をコツコツ続けられるなら、自分の判断で取り組みましょう。
また、以下の記事では、せどりで稼ぐコツを紹介しているので、あわせて参考にしてください。
せどりはやめたほうがいいの?まとめ
本当に自分にせどりが向いているのか迷ったら、この記事で紹介している「せどりはやめたほうがいい」理由を参考にしてください。
せどりはネガティブな内容があることは事実ですが、そのデメリットを把握したうえで取り組めば、稼ぐことは可能です。
重要なことは、あなたがせどりのデメリットを許容できるかどうかであり、せどりが稼げないこととは関係ありません。
また、周りに「せどりはやめたほうがいい」と反対されるかもしれませんが、自分が納得してせどりを始めるなら、周りの意見は参考程度にとらえておきましょう。
せどり自体は情報収集が楽で、正しい方法で進めれば稼ぐチャンスはあるので、ぜひこの記事を参考に始めてみてください。
またメーカー卸仕入れについてのプレゼントもお渡ししているので、ぜひ受け取ってください。