2023.02.25 投稿
2024.04.27 更新
プライスターとは?せどりに使える機能や利用するメリットを解説
物販ラボ運営責任者、アマラボ(物販ツール)の共同開発者、Amazon、ebay、Yahoo!ショッピング、ヤフオク、BUYMA、メルカリ、ラクマ、ヤフオクフリマ、Mercadolibre、etsy、BONANZA、ネットショップとあらゆる販路で販売。
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中川 瞬のプロフィール
こんにちは。中川瞬(@buppan_system)です。
この記事を読むことで、
- プライスターとは?について知ることができる
- プライスターの機能について知ることができる
この記事を書かせて頂いている私は、現在、輸出・輸入・国内の転売のノウハウをお伝えしています。
時間がない会社員の方や子育てをしている主婦の方に、指導や転売システムの提供をして、忙しくても副業で収入を得てもらっています。
それでは、プライスターについて解説していきます。
せどりで稼ぐポイントは、徹底したリサーチと業務の効率化です。
しっかりとリサーチをしないと売れない商品を仕入れてしまうおそれがあり、売れる商品を仕入れても作業が非効率では利益を圧迫してしまいます。
せどりの利益を最大化したいのであれば、プライスターの導入を検討してみましょう。
プライスターは、せどりに役立つさまざまな機能を実装したツールです。
導入によってリサーチをはじめとした各種作業の効率化が可能です。
本記事では、プライスターの基本情報やせどりに使える機能、導入で得られるメリットなどについて解説します。
目次
せどりツール「プライスター」とは
プライスターは、Amazonへの出品やリサーチなどを効率化できる機能を多々実装したせどりツールです。
Amazonでどのような商品が売れているのか、どれくらい競合がいるのかといったリサーチをはじめ、商品の在庫管理や価格の自動改定、サンクスメールの自動送信などさまざまな機能を実装しています。
Amazon公式が認めているツールとしても有名です。
実際、Amazonの公式サイトでは、外部企業による提供ツールとしてプライスターが紹介されています。
有料ツールですが、せどりの利益を最大化するのに役立つ機能が満載なので、せどりでしっかり稼ぎたいと考えている方には必須のツールです。
せどりに活用できるプライスターの機能
プライスターに実装されている機能は多々あります。
出品作業を効率化できる出品機能をはじめ、出品価格の目安を把握できる商品リサーチ、価格の自動改定、サンクスメールの自動送信など、せどりに役立つ機能が数多く実装されています。
1.出品機能
プライスターを導入すれば、ツールの管理画面から容易にAmazonへの出品手続きが可能です。
通常、Amazonへ出品するにはセラーセントラルから商品を登録しなくてはなりませんが、プライスターを導入すればその手間が省けます。
なお、自己発送とFBA双方に対応している点も特徴です。
FBAへの納品も容易にでき、CSVファイルを利用すれば簡単に大量出品も行えます。
2.商品リサーチ
せどりで利益を得るには商品のリサーチが必須です。
いくらで売れるのか、どの程度の利益を得られるのかをリサーチしたうえで仕入れないと、赤字になってしまうおそれがあります。
プライスターを導入し、キーワード検索やバーコードの読み取り機能を利用すれば、対象商品のAmazonにおける最安値を把握できます。
また、仕入れ値の目安も把握できるため、いくらで仕入れたら利益につながるかも一目瞭然です。
3.価格改定
同じ商品を扱う競合が多いケースでは、頻繁に価格の改定をしなくてはならないシーンが多々あります。
競合が値下げをしたのなら、それにあわせて値下げをしないと、顧客を競合に奪われてしまうおそれがあるため、状況にあわせて価格を改定しなくてはなりません。
ただ、このような価格の改定作業を一つひとつ手作業で進めるのは大変な手間です。
プライスターには、価格の自動改定機能が実装されており、さまざまなケースに応じた自動改定が可能です。
たとえば、競合が値下げをしたのなら、それに追従するように自動で価格を変更する、といったことが可能になるため、業務の効率化につながります。
4.サンクスメール
サンクスメールとは、商品の購入者に対し送る感謝のメールです。
顧客満足度の向上やリピーターの獲得にもつながるため、基本的にサンクスメールは送るべきです。
ただ、サンクスメールもその都度送るのは手間がかかるため、なかなか徹底できないといった方も少なくないでしょう。
そのような課題もプライスターが解決してくれます。
購入者に対し自動的にサンクスメールを送信でき、評価依頼も行えます。
本文や送るタイミングなどを設定しておけば、自動的に送信してくれるため手間がかからず、評価アップにもつながります。
5.赤字・高値ストッパー
プライスターには、赤字ストッパーと高値ストッパーの2機能が実装されています。
赤字ストッパーは、赤字になる価格へ自動的に価格変更されないよう設定できる機能です。
価格改定機能を利用していると、競合などにあわせて自動的に価格が変更されますが、それによって赤字になるおそれがあります。
赤字ストッパーを併用しておけば、このような事態の回避が可能です。
一方、高値ストッパーは、設定した価格よりも高い価格にならないようにする機能です。
6.売上分析
売上の分析が可能な機能も実装されています。
商品の仕入れ価格を入力しておくと自動的に粗利が計算されるため、だいたいの売上予測が可能です。
売上を予測できれば、それにあわせて商品を仕入れることができ、仕入れの効率化にもつながります。
7.プライスター急便
プライスター急便は、FBA出品する際に倉庫へ商品を発送できるサービスです。
プライスターの管理画面から集荷依頼をすれば、指定の輸送業者が自宅や倉庫へ集荷に来てくれます。
ツール上から操作するだけで集荷依頼ができるうえに、輸送コストを抑えられる点がメリットです。
160サイズの商品でもお得に輸送できるケースがあるため、経費の節約にもつながります。
プライスターをせどりに用いるメリット
プライスターの導入によって得られるメリットとして、作業の効率化が挙げられます。
もともと自身の手で行っていた作業の効率化、自動化ができるため、より効率よくせどりに取り組めます。
また、価格改定をスピーディーに行え、アプリを利用すればバーコードを読みとって容易にリサーチが可能です。
作業の効率化が図れる
作業の効率化を実現できるのは、プライスターの導入で得られる大きなメリットです。
売上や利益の自動計算が可能なうえに、少ない手間で出品できる、スピード納品を実現できるなどメリットが多々あります。
売上や利益を自動で計算してくれる
物販ビジネスにおいて、売上や利益の計算は必須の業務です。
ただ、これらの業務を手作業で行うとなれば多大な労力と手間、時間が発生します。
プライスターを導入すれば、売れたものページから販売できた商品をリストで確認でき、仕入れ価格の入力によって自動的に粗利を計算できます。
あらかじめ仕入れ価格を入力しておくだけで粗利を自動計算できるため、わざわざ面倒な計算をせずに済みます。
出品時の負担が減る
Amazonせどりや転売ビジネスを始めたものの、出品作業が面倒で挫折してしまった、といった声はよく耳にします。
出品をすべて手作業で行うとなると、扱う商品の数によっては膨大な時間と手間がかかります。
プライスターには、出品作業を効率化できる機能が実装されているため、出品の手間削減が可能です。
自己発送からFBAまでさまざまな出品方法に対応しており、スマートフォンからも容易に出品が可能です。
肉体的な負担を軽減できるのはもちろん、早く出品しなくてはいけない、といった精神的な負担も軽減できます。
スキャン納品でスピード納品が可能
プライスターの納品プラン作成ページでは、商品や配送ラベルの印刷が可能です。
ラベルプリンターとあわせたスキャン納品も可能となり、納品作業の効率化やスピード化を図れます。
もともとスキャン納品はセラーセントラルで可能でしたが、現在は廃止されています。
一方、プライスターではスキャン納品によるスピード納品が可能です。
価格改定を迅速に反映できる
改定した価格が速やかに反映されるのも、プライスターの魅力です。
たとえば、誤って価格を安くしすぎたときは、速やかに正規の価格に変更しないと、その価格で購入されてしまうおそれがあります。
価格改定の反映が遅いと、変更が間に合わずそのまま購入されてしまうかもしれません。
一方、プライスターならFBA納品した出品中商品の価格を変更すれば、約1~2分で反映されます。
万が一価格の設定を誤ったとしても、速やかに反映されるためリスクを抑えられます。
使いやすいスマホアプリの存在
プライスターには、せどりの作業をより効率化できる便利なスマホアプリがあります。
アプリを利用すれば、カメラ機能でバーコードをスキャンし、商品をリサーチするといったことも可能です。
また、スマホアプリでバーコードを読み取り、そのままAmazonに商品を出品することもできるため、出品作業の時間短縮にもつながります。
プライスター利用の際の注意点
Amazonせどりや転売ビジネスに必須のツールといっても過言ではないプライスターですが、利用に関してはいくつか注意点があります。
導入にあたっては、メリットだけでなく注意点もあわせて把握しておきましょう。
月額料金の発生
プライスターは有料ツールであるため、利用するとなればコストがかかります。
月額5,280円の費用が発生する ことを覚えておきましょう。
この費用を高いと感じるか安いと感じるかは人によって異なるでしょうが、実装されている機能の有用性を考えるとそこまで高いとは言えません。
また、初月は無料トライアルとして利用できるため、とりあえずどのようなツールなのか試してみたい、といった方にもおすすめです。
1円単位の価格改定はできない
価格改定の自由度がそこまで高くない点にも注意が必要です。
プライスターでは、1円単位の価格改定ができません。
そのため、出品されている商品の最安値価格から1円だけ安くする、といったこともできません。
これは、プライスターが値下げ競争による弊害を懸念しているためです。
相手より〇〇円安くする、といったことができてしまうと、どんどん値下げ競争が激化し出品者の利益を損ねます。
そのような状況に陥るのを避けるため、あえてこのような仕様にしています。
小口出品者は利用できない
プライスターは、Amazonに出品していれば誰でも利用できるツールではありません。
大口出品者、もしくは出店型出品者として登録しているユーザーのみが利用できるツールです。
つまり、小口出品者として登録している方は、プライスターを利用できません。
プライスターの利用を検討しているのなら、大口出品者への変更も視野に入れてみるとよいでしょう。
プライスター急便の納品日
プライスター急便は、ツール上で集荷依頼ができ、しかもコストを抑えられる魅力があります。
一方で、Amazonの倉庫に到着するまでの期間が通常の輸送サービスよりかかるため注意が必要です。
一般的な輸送サービスの場合、国内輸送であれば通常1~2日、遅くても3日以内には送れます。
一方、プライスター急便は倉庫に到着するまで4~7日かかってしまいます。
そのため、プライスター急便を利用する際には、できるだけ余裕をもって送ることを心がけたほうがよいでしょう。
プライスターを使ってせどりを効率的に進めよう
プライスターを導入すれば、リサーチや出品、在庫管理など、せどりや物販ビジネスで発生するさまざまな作業の効率化が可能です。
効率よく作業を進められるようになれば、時間コストも削減でき利益の最大化につながります。
一方で、プライスターの導入と運用にはコストがかかるため注意が必要です。
月額料金が発生するため、費用対効果を考慮したうえでの導入が望まれます。
また、小口出品者は利用できない、プライスター急便は倉庫に着くまでに時間がかかる、といった注意点も覚えておきましょう。
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