2019.07.20 投稿
2024.03.03 更新
ヤフーショッピング輸入をはじめるためのアカウント作成手順!必要書類まとめあり
Amazon・Yahooショッピング!でのネット物販の専門家。前職はトラックドライバーで40代半ばから副業でネット物販を開始。4ヶ月で本業の収入越える。200名以上のネット物販のサポート、在宅で出来るネット物販の指導にてストアカアワード受賞の講師。SNS:Twitter・LINE
松下 隆史のプロフィール
物販ラボ運営責任者、アマラボ(物販ツール)の共同開発者、Amazon、ebay、Yahoo!ショッピング、ヤフオク、BUYMA、メルカリ、ラクマ、ヤフオクフリマ、Mercadolibre、etsy、BONANZA、ネットショップとあらゆる販路で販売。
SNS:Twitter・LINE
中川 瞬のプロフィール
こんにちは。中川瞬(@buppan_system)です。
この記事を読むことで、
- ヤフーショッピングの申し込みから開店までの流れについて知ることができます。
- ヤフーショッピング出店の申し込み手順や必要な書類や情報について知ることができます
- ヤフーショッピング審査基準と気を付けることについて知ることができます
この記事を書かせて頂いている私は、現在、輸出・輸入・国内の転売のノウハウをお伝えしています。
時間がない会社員の方や子育てをしている主婦の方に、指導や転売システムの提供をして、忙しくても副業で収入を得てもらっています。
ヤフーショッピング輸入を始めるためのアカウント作成手順と必要書類について解説をしていきます。
個人輸入ビジネスで販路を増やして売上げを上げていきたい方には、Yahoo!ショッピングは最適のモールです。
是非、確認して出店を検討して頂けたらと思います。
目次
ヤフーショッピングとは
ヤフーショッピングとは、ヤフー株式会社が運営するショッピングモールです。
ヤフオクとヤフーの違いですが、ヤフオクは個人同士の取引の場で、ヤフーショッピングは企業が出店するショッピングモールです。
Amazon、楽天市場に続いて国内第3位で、集客力、流通総額、出店数共に規模が非常に大きいショッピングモールです。
にもかかわらず、他のモールに比べて出店コストが低いのでランギングコストをかけずに利用することができます。
販売料金・手数料
ヤフーショッピングは、登録にかかる初期費用、月額利用料、売上ロイヤルティが無料です。
売れなければ、ランニングコストがかかりません。
ただし商品が売れたときには、予め設定していただいているTポイント原資、アフィリエイト報酬などはご負担いただきます。 また、商品の購入者が決済サービスを利用した場合、決済サービス手数料がかかります。
- 「初期費用」:無料
- 「月額システム利用料」:無料
- 「売上ロイヤルティ」:無料
- Tポイント原資負担:2.5〜16.5%
- アフィリエイトパートナー報酬原資:1%〜50%
- アフィリエイト手数料:アフィリエイトパートナー報酬原資の30%
以下にまとめましたので、確認しておきましょう。
入金回数
基本の入金サイクルは月1回ですが、月2回、月3回、月6回のサイクルも選択する事が可能なのですが
月2回以上だとオプション手数料が掛かります。
- 月1回 → 末日締、翌月末日入金(オプション手数料 0%)
- 月2回 → 15日・末日締、当月末日・翌月15日入金(オプション手数料 0.1%)
- 月3回 → 10日・20日・末日締、締日の5営業日後入金(オプション手数料 0.2%)
- 月6回 → 5日・10日・15日・20日・末日締、締日の5営業日後入金(オプション手数料 0.4%)
出店形式
- ライト出店:スマホでカンタンに出品可能
- プロフェッショナル出店:売り上げ100万以上など本格的にやりたい人向け
・外部リンク、自社サイトへの送客も可能
・無料メールマガジンの配信、SNSへ誘導可能
・分析ツールや統計情報を活用した戦略的な店舗運営可能
・無料の電話サポートがある
ヤフーショッピングはどれくらい売れるか
Amazonと比べると10~30%くらい売り上げが見込めます。
ヤフーショッピングライト出店(法人/個人事業主としての出店)に必要な書類や情報
では、出店の際に必要な項目を1つずつ確認していきましょう。以下の5つの書類や情報が必要です。
①yahoo!JapanID
②クレジットカード情報
③銀行口座情報
④開業届写し(個人事業主のみ)
⑤住民税の納税証明書写し(個人事業主のみ)
それでは、1つずつ解説していきます。
yahoo!JapanIDの取得
まず、Yahoo! JAPANビジネスIDが必要になります。Yahoo! JAPANビジネスIDは、Yahoo! JAPANが提供する企業向けのサービスやツールを利用するためのIDです。
Yahoo!ショッピング出店後に、ストアクリエーターPro(ストア管理ツール)にログインする際に使用します。
今まで使っていたIDだと不利になるケースがありますので、できれば、新規で作成しましょう。
Yahoo! JAPANビジネスIDは、ヤフーから公式に一人で複数のID作成が認められています。
クレジットカード情報
日本国内で発行された、以下のクレジットカードが必要になります。
- JCB
- VISA
- Mastercard
- American Express
- Diners
法人ではなく、個人名義のクレジットカードでも登録できます。申し込みは、代表者名義または管理者名義のクレジットカードで登録しましょう。
また、登録した後に、別の名義のクレジットカードに変更も可能です。
クレジッドカードがない方は、デビットカードも利用できますが、一部のカードで利用できない場合もあるようです。
銀行口座情報
売上金を振込口座を登録します。
金融機関口座(ゆうちょ銀行以外)が必要です。
登録後、ヤフーショッピングから本人名義の口座確認の為、1円の少額振り込みがあります。
振込名義は以下のとおりです。
「ヤフ-シヨツピングコウザユウコウセイカクニン」
振込みが正常に完了しない場合、商品を登録しても「非公開」となり、ストアに商品を表示されません。口座情報に誤りがないか事前に確認しましょう。
開業届写し(個人事業主のみ)
個人事業主の場合は以下の提出が必須です。法人の場合は提出不要です。
開業した際に税務署に提出した開業届、正式名称「個人事業の開廃業届出書」の写しが必要です。
※ 創業数十年経過などにより開業届写しの提出ができない場合は、【確定申告書または青色申告書】を提出しましょう。
住民税納付証明書写し(個人事業主のみ)
個人事業主の場合は以下の提出が必須です。法人の場合は提出不要です。
直近2年以内の住民税の納税証明書写しを提出してください。
※前年、学生だった等で住民税の納税証明書写しの提出ができない場合は、【住民税の課税・非課税証明書】を提出しましょう。
申し込みから開店までの流れ
申し込みから開店まで約3週間程度かかるようです。
出店の申し込み完了後に 「【ヤフーストア】出店お申し込み情報受信・今後の流れについて」というメールが届きます。
また、審査には2営業日~2週間程度かかります。審査結果は担当部署からメールで連絡がくるので、メールボックスを確認するようにしましょう。
ヤフーショッピング出店の申し込み手順
Yahoo! JAPANIDの取得
まず、Yahoo! JAPANの各種サービスを利用するためのYahoo! JAPANIDを取得しましょう。
無料で登録することができます。
- Yahoo! JAPANID登録フォームにアクセスします。https://account.edit.yahoo.co.jp/registration?.src=www&.done=https://www.yahoo.co.jp/
- 各必要項目を入力し、ID を登録します。
- 登録したメールアドレスに「Yahoo! JAPAN – ID 登録確認」のメールが届きます。
- ID設定が完了します。
Yahoo! JAPANビジネスIDの取得
会社情報を登録する
会社情報(氏名、住所等)を登録していきましょう。
代表者情報・管理者情報を登録する
代表者情報・管理者情報を登録していきます。
- 法人の場合は、登記簿謄本に記載されている会社名、住所と13桁の法人番号を入力してください。
- 個人事業主の場合は、会社名は確定申告書に記載した屋号またはストア運営される屋号を入力します。
クレッジカード決済情報を登録する
受け取り口座情報を登録する
受け取り口座情報を登録していきます。
ストア情報を登録する
出店するショップの名前を付けます。(後から変更も可能)
設定した電話番号には、電話問合せが掛かってきますので、対応可能な電話番号を設定しましょう。
出品予定商材情報を登録する
ブランド品、中古品、アルコールなどは免許や許可証による審査が必要です。
思いつかない場合は、「玩具」、「おもちゃ」などで記入して、他の選択肢は基本的に「なし」にチェックします。
出店予定商材情報で入力した商品によっては免許や情報が必要な場合があります。免許や許可証が必要な商材は以下の通りです。
入力内容の確認をする
- 口座の確認が OK となると、 登録したメールアドレスに 認証メールが届きます。認証を行いましたら、ID 取得となります。
- Yahoo! JAPANビジネスIDが取得できましたら、Yahoo! JAPAN IDとの連携を設定します。
IDの連携設定
Yahoo! JAPANビジネスIDとYahoo! JAPAN IDを連携させることで、Yahoo! JAPAN IDでYahoo!ビジネスセンターにログインできます。
- ID連携の説明が表示されます。
- 連携したいYahoo! JAPAN IDですでにログインしている場合は、パスワードを入力して、「ログイン」ボタンをクリックします。
- 連携するYahoo! JAPANビジネスIDとYahoo! JAPAN IDが表示されます。
- また、ID連携についても注意事項が表示されますので、確認します。
- 「完了」と表示され、ID連携の手続きが完了します。
- 続けて、「ご利用中のサービスに戻る」をクリックします。
- ID連携手続きが完了すると、登録したメールアドレスあてに、連携完了のお知らせのメールが届きます。
- 「Yahoo! JAPANビジネスセンター」のトップページで、連携されたことを確認します。
- 以降は、ビジネスセンターで「ログイン」をクリックして、表示されるログインページからYahoo! JAPAN IDでログインができます。
- ID連携ができたら、出品のための設定を始めます。
Yahoo!ショッピング開店申請の流れ
Yahoo! JAPANビジネスの契約審査が通ったら、早速、開店準備を始めます。
Yahoo!ショッピングのストア構築には、「ストアクリエイターPro」という ツールを使用して各種設定をします。
- ストア構築(ストア情報、会社情報、プライバシーポリシー、お買い物ガイドなど各種設定を行います。)
- その他、カート設定、配送方法・送料設定、なども設定します。
- 各種設定と商品の登録ができたら、開店申請をします。
- 申請後、数日で開店審査の結果が通知されます。
- もし不備があった場合でもペナルティなどはなく、 修正の要請があった箇所を修正し、再度申請を行いましょう。
Yahoo!ショッピングAPI申請方法
Yahoo!ショッピングは、商品データベースや、プロフェッショナル出店のストアと連携したアプリケーション開発するためのAPIが用意されています。
APIとは「Application Programming Interface(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)」の頭文字で、簡単に言えばプログラムの共有です。Yahoo!ショッピングの商品レビューやランキング情報などが取得できるAPIや、プロフェッショナル出店ストアの商品管理、在庫管理、注文管理といった店舗運営に役立つAPIが約70本公開されています。
- ①「申請種別」:初回発行の場合は「新規発行」、過去に発行していれば「再発行」にチェックします。
- ②「利用規約に同意します」にチェックします。
- これで、申請が終わります。
- 申請後、約1〜2週間でストアクリエイターProのトップ画面に「API証明書ダウンロード」項目が表示されるようになります。
ヤフーショッピング審査基準と気をつけること
これまで、申請手順を解説してきました。
登録そのものは簡単なのですが、ヤフーショッピングの出店審査は厳しく誰でも簡単に出店できるというわけではありません。
ヤフーショッピングでは出店可否の審査基準を明らかにしていませんので、何度か試してみると良いでしょう。
こちらを実施したからといって必ず審査が通るとは限りませんが、審査が通る可能性は高くなります。以下に、出店審査に対応方法についてまとめていますので、ぜひ実践してみましょう。
ヤフープレミアム会員に登録する
まず、Yahoo!プレミアム会員になっておきましょう。
Yahoo!プレミアム会員は月額498円でYahoo!グループの様々な特典を受けれるサービスです。
会員になっておくとヤフオクの落札手数料でも優遇されたり特典を受けることができるメリットもあります。
Yahoo!IDを新規に取得する
出店登録をする際には、できるだけ新規でYahoo! JAPANIDを使用しましょう。
Yahoo! JAPANIDは一人で複数取得することができます。
出展者情報は全て完全一致させる
以下の出展者情報は、全て完全一致させるようにしましょう。
- クレジットカード情報
- 銀行口座情報
- 代表者情報
- Yahoo! JAPANID
何か一つでも登録情報が異なると審査に落とされるので、十分気をつけてください。
会社情報を登記簿謄本または確定申告書に記載されている情報と一致させる
以下の会社情報は、全て完全一致させるようにしましょう。
- 開業届の写し
- 住民税納付証明書の住所
【法人】
「会社情報」(会社名、住所、資本金等)「代表者情報」には必ず“登記簿謄本”に記載されている情報を入力してください。
【個人事業主】
「会社情報」は確定申告書に記載した屋号またはストア運営される屋号を入力してください。
「代表者情報」には確定申告書に記載したご本人の情報を入力してください。
※「会社情報」と別の業務地住所を登録される場合は「管理者情報」欄に別途ご入力ください。
受け取り口座名義と登録情報を一致させる
受取口座の名義は申し込み情報と一致している必要があります。
口座名義と申し込み情報が相違していないか確認しましょう。
【法人】
受取口座に登録可能な名義は以下の組み合わせです。
〔1〕会社名(法人格も完全一致)+代表者氏名
〔2〕会社名のみ(法人格も完全一致)
〔3〕代表者氏名のみ
ただし、法人格のカナは略称でもかまいません。
(株式会社○○ → カ)○○ など)
【個人事業主】
受取口座に登録可能な名義は以下の組み合わせとなっております。
〔1〕事業主氏名のみ
〔2〕屋号+事業主氏名
他販路の運営状況に問題がないようにする
他のモールなどに出店があれば、記入した方が有利ですが、悪い評価が多いようなら審査に不利になるので、記入しないようにしましょう。
申請すると入力した情報からAmazonや楽天市場での実績も確認されます。
Yahoo!からすればできるだけ優良な出店者に許可を出したいと思うのは当然なことです。
メールアドレスは独自アドレスを使用する
メールアドレスはフリーアドレス(@gmail,@hotmail)などを避けるようにしましょう。
独自ドメインで取得したメールアドレスが好ましいです。
電話番号は050か固定電話を使用する
電話番号も携帯電話の番号は避けるようにしましょう。090、080、070の番号はNGです。
固定回線をお持ちの場合は、固定電話を登録します。
固定回線がない場合は、SMARTalk というアプリを使えば月額無料で050番号を利用できます。
通話料も30秒につき8円と安いので、SMARTalk を利用すると良いでしょう。
出品予定商材は無難なもので申請する
出品予定商材には「雑貨」や「日用品」「服飾」などを入力しましょう。
取扱い商材によっては販売免許や許可書が必要です。「家電」や「ブランド品」などを取扱い商材に入れると、審査のハードルが高くなり審査に通りにくくなります。
登録後に、商材の変更をすることができますので、レンタル、訪問サービスなどの役務提供からブランド品のお取り扱いの項目は全て「なし」を選択することをお勧めします。
Yahoo!ショッピングからの確認電話には必ず出るようにする
申請すると2−3日でYahoo!出店審査担当から確認の電話がきます。
こちらには、必ず出るようにしましょう。
まとめ
個人輸入ビジネスをする上で、売上げを安定的に上げていくためには、販路を増やすことが大切になってきます。
Amazonや楽天市場と比べて、Yahoo!ショッピングは登録や月額使用料が無料の上、販売手数料も格安になっていますので、是非利用したいモールとなっています。
ただし、Yahoo!ショッピングのアカウント審査が難しくなっていますので、アカウント作成時には注意点をしっかりと確認してから申請すると良いでしょう。
下記のLINEでヤフショの
・商品リスト
・アカウント作成マニュアル
をプレゼントしているのでぜひ受け取ってくださいませ!
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