ebayでバイヤーから注文を受けたあとに、「商品の届け先を変更して欲しい!」とメッセージがくることがあります。
この時に何も考えずにお届け先の住所を変更すると、後でトラブルになることがあります。
初心者の方が陥りやすいトラブルと対処法について解説していきます。
目次
ebayでのバイヤーからの注文のお届け先の住所について
ebayでバイヤーからの注文のお届け先は基本、バイヤーがebayで配送先に設定している住所になります。
なので例えば、アメリカのカリフォルニアに配送先が設定されていればアメリカのカリフォルニア。
イギリスのロンドンに配送先が設定されていればイギリスのロンドンになります。
バイヤーの住所がebayとPaypalでちがう場合
多くはないですがebayとPayPalで登録している住所が異なることがあります。
このようなケースではebayの住所に送るのが基本になります。
バイヤーが注文の配送先を変更して欲しいといったケース例
バイヤーが配送先を変更して欲しい連絡がくる時の例をケース別で紹介します。
対処法もお伝えしますので、自分が販売をしていて同じようなケースがあれば参考にしてみてください。
ebayのメッセージで注文で配送先の変更してほしいと言われるケース
ebayのメッセージ上で配送先を変更して欲しいと連絡がくるケースです。
その場合は希望の配送先を確認して、セラーは注文確認画面で注文の配送先の住所の「change」をクリックすると、
配送先を編集することができますので、編集してから発送しましょう。
注意点として注文の配送先の住所の「change」を編集をせずに、変更先の住所に送った場合、ebayのメッセージ上で配送先の変更のやりとりがありますが、注文画面の配送先とは別の住所に送ってします形になります。
この形はバイヤーが配送先に誤りがあると主張した時にトラブルになってしまうので注意しましょう。
ebayのメッセージ以外の連絡で注文で配送先を変更してほしいと言われるケース
これは一番気をつけなくてはならないパターンの配送先の変更です。
なぜ気をつけなくてはならないかというと連絡がebayのメッセージ以外なので、配送先の変更のやりとりが記録に残らないからです。
セラーは注文確認画面で注文の配送先の住所の「change」から編集をしても、配送先を変えた経緯が残らないので、バイヤーが配送先に誤りがあると主張した時にこちらもトラブルになってしまうので注意しましょう。
また注文確認画面で注文の配送先の住所の「change」から編集をしないで商品を発送した場合、ebay上では住所を変更した履歴がなく勝手に変更した住所に送ってしまったこととなります。
この場合はバイヤーが配送先に誤りがあると主張した時は、すべてこちらに不備があった形となってしまいます。
ebayの顧客に直接取引の際に配送先を変更して欲しいと言われるケース
ebayの支払いや入金関係はPayPalですることが多いです。
ebayでは一度取引をした相手のメールアドレスをPayPal経由でしることができます。
このメールアドレスで連絡がくることもあります。
もしメールアドレスからの連絡でebayを介さずPayPalで取引をして、その後に配送先の変更をメールで連絡がきた場合は PayPalの住所を再設定する必要があります。
その場合は一度返金をして、PayPalの住所を再設定をしてもらってから再注文をしてもらいましょう。
配送先の住所の変更時で注意するべきケース
配送先の住所の変更の連絡で注意するべきケースがあります。
配送先の住所の変更が国が変わる場合
バイヤーの配送先の国とは別の国を指定することがあります。
例えば、注文時の配送先はアメリカにもかかわらず、メッセージで「インドネシアに配送を変更してくれ」といったものです。
よく理由付けで「友人がインドネシアに住んでいるから」と言った内容のメッセージがありますが、このケースは怪しいので気をつけましょう。
実際に商品を送ってから商品が届いていない、配送先が違うといった内容でebayにクレームを入れて返金申請をしてくるケースがあります。
高額な商品の配送先の住所を変更する場合
高額な商品の配送先を変更する時は注意しましょう。
高額の商品の場合はトラブルが避けるために、一度キャンセルをしてもらい住所を変更してから再注文をしてもらう方が安全です。
よく一度キャンセルをして再注文がされなかったら損をしてしまうと思う方もいますが、高額な商品こそコミュニケーションがしっかりとれるバイヤーと取引をするべきです。
まとめ
注文後に配送先の住所を変更したいといわれた場合について解説しました。
ebayの配送先の住所に商品をお届けするのが原則です。
ただ注文後に配送先の住所を変更したいといわれるケースは様々ですが、ebay上にやりとりの履歴が残ることが重要です。
もしebay以外の履歴があったとしてもそれではebayがとり合ってくれないケースが多いです。
バイヤーの希望に応じながら安全な方法で対応をしていきましょう。