2021.02.14 投稿
2024.05.20 更新
輸出転売は違法なのか!?初心者でも分かるように徹底解説!!
この記事では、そもそも輸出転売とは何か?違法性やメリットなどについて解説をします。
- 輸出転売の基本
- 輸出転売のメリットとデメリット、注意点
- eBay輸出とAmazon輸出のポイント
など、輸出転売について紹介しているので、リスクをしっかり認識しながら始めるかどうかを検討してみてください。
当メディア(物販ラボ)では1000名以上の方に転売・物販の指導実績があり、こちらの記事はネット販売の経験が8年の経験と知見による内容になっています。
記事の最後では「ネット販売スタートマニュアル」を配布しています。ぜひ最後まで読んでいただき、活用してください!
Amazon・Yahooショッピング!でのネット物販の専門家。前職はトラックドライバーで40代半ばから副業でネット物販を開始。4ヶ月で本業の収入越える。200名以上のネット物販のサポート、在宅で出来るネット物販の指導にてストアカアワード受賞の講師。SNS:Twitter・LINE
松下 隆史のプロフィール
物販ラボ運営責任者、アマラボ(物販ツール)の共同開発者、Amazon、ebay、Yahoo!ショッピング、ヤフオク、BUYMA、メルカリ、ラクマ、ヤフオクフリマ、Mercadolibre、etsy、BONANZA、ネットショップとあらゆる販路で販売。
SNS:Twitter・LINE
中川 瞬のプロフィール
目次
輸出転売とは
転売は仕入れた商品に利益を乗せて、販売するビジネスです。輸出転売とは海外に向けて転売をするビジネスのことで、商品を仕入れて海外のECサイトで販売をします。
副業においても人気のある輸出転売ですが、転売と聞くと違法ではないのか?と不安になる人もいるかもしれません。
自分もやってはみたいけれど、怪しいし本当に稼げるのか?と疑問を抱いている人も少なくないでしょう。
輸出転売で必ず稼げると断言はできませんが、日本で作られた商品は海外で高い評価を受けることも多いです。副業でAmazon輸出やeBay輸出などをする人も増えています。
市場規模が大きい海外の人気サイトで販売をすることで、国内で転売をするよりも利益を得やすいというメリットがあるからです。
日本製品は質がよく、人気のある商品も多いため、稼げる可能性が高いとも言われています。
英語ができないことに不安を覚える人も多いかもしれません。もちろん英語など外国語ができた方が便利ですが、翻訳ツールなどを利用すれば大丈夫です。
国内よりライバルが少ないため、Amazon輸出など海外に目を向ける転売屋も増えているようです。
輸出転売は違法じゃないのか
転売をしてはいけないという法律はなく、転売は違法にはなりません。eBay輸出転売もAmazon輸出転売も違法ではないということです。
ただし、違法となるケースもあるので覚えておきましょう。一つは転売する商品に注意することです。
お酒やたばこ、医療機器、チケットなど販売に許可が必要なものがあります。偽ブランド品やブランドの権利を侵害するものなどは、転売できません。
また、中古品の転売には古物商許可証を用意しなければならないケースがあります。基本的に国内で中古品を転売する際には、古物許可証が求められます。
新品を転売する際には持っていなくても問題ありません。未使用品であっても、一度でも取引されているものは中古品となるので注意してください。
メーカーや小売店などから新品を購入し転売する場合、古物商許可は必要ありませんが、eBay輸出においてヤフオクやメルカリで購入した商品を転売する際には、古物商許可を取得しておいた方がよいでしょう。
ただし、転売目的で買った物でなければ、古物商許可を受けなくても販売可能です。
自分で使用する商品を買い、それが不要になったのでリサイクルショップで売るとき、中古品でも古物商許可がなくても売ることができます。
輸出転売は稼げるのか
eBay輸出で年収アップができた、という声をネットなどで見ることもあるかもしれません。
輸出転売をする人が増えているのも、稼ぐことができると言われているからです。根拠の一つは、eBay輸出やAmazon輸出は、市場規模が大きいため。
日本だけでビジネスをするより、世界を対象にした方が需要が増えるのは目に見えています。
また、日本ではあまり稼げない商品でも、海外では高額で売れる商品もあります。アイドルグッズやゲームなども売りやすいでしょう。
日本製品は高品質という理由で、日本製品を求める人が海外では少なくありません。無在庫販売がしやすいということも、輸出転売が稼げると言われる理由です。
無在庫販売とは、注文を受けてから仕入れる販売方法です。在庫を持つ必要がないので、損をすることがありません。
ただし、国内では無在庫販売を禁止しているサイトも多いため、無在庫販売はしにくい状態です。一方、eBayでは規約で無在庫販売を禁止してはいません。
そうはいっても、eBay輸出において無在庫販売で注文を受けたのに在庫切れでキャンセルしたり、商品の発送が約束より遅れたりすることが重なればアカウント停止などになることもあるので、注意が必要です。
輸出転売は誰もが稼げるわけではありません。eBay輸出やAmazon輸出転売で売上をアップさせるには、eBayやAmazonなどのルールを守り、評判のよい販売者になること、売れる商品や輸出について勉強することなど努力が伴います。
副業で輸出転売をするのはアリ?
輸出転売はネット環境があればできます。無在庫なら初期投資も必要ないので、副業としても始めやすいでしょう。
特に資格などもいらないので、やり方さえ把握できればすぐにでも始められます。
稼ぐためにはリサーチなどに時間がかかったり、商品の数が大量になれば発送に手間がかかったりしますが、量が少なければそれほど大変ではありません。隙間時間でできるため、副業には向いていると言えます。
輸出転売のメリット
転売ビジネスをしている人は増えていますが、輸出転売をしている人はまだ多くはありません。
輸出転売は購入者とのやりとりが英語だったり、国際送料や関税など国内転売ではかからないコストがかかったり、とデメリットが目につくからです。
しかし、その分ライバルが少ないため稼げる可能性は高くなると言えます。また、市場規模が大きくなるため、商品も売りやすいでしょう。
日本製品が国内よりも高値で売れる可能性が高いのも、輸出転売のメリットです。海外には日本製品のマニアなどもいます。
そのような人に気に入ったものを販売できれば、リピーターになってくれたり、商品価値を高くしてもらえたりするかもしれません。日本製品の良さを再確認できるのもメリットの一つです。
輸出転売にひそむリスク
eBay輸出転売やAmazon輸出転売には次のようなリスクが考えられます。
英語ができないとトラブルが生じることがある
eBay輸出やAmazon輸出ビジネスでは、基本的に英語でのやりとりをします。商品のリサーチや購入者との交渉、質問への対応など英語が必要です。
翻訳ツールもあるので、英語ができなくてもビジネスはできますが、まったく英語ができないとトラブルに発展しやすくなることも。
トラブルまではいかなくても、理解するまでに時間がかることもあるかもしれません。また、不利益な条件で販売してしまうリスクもあります。
英語ができないとストレスになることもあるので、英語の勉強はしておくと良いです。
商品が届かないことがある
国内でのやりとりでは商品が紛失したり、届かなかったりというトラブルはほとんどありませんが、海外の物流事情は日本のように整っていないため、商品がどこに行ってしまったのかわからなくなることもあります。
税関で止まってしまいなかなか届かないということもよくあります。また、海外では商品を雑に扱われてしまうこともあるため、破損してしまうことも。
届いた商品が壊れていれば、返品となってしまい、送料がかかります。国際送料は日本よりも高額になるので、返品されるとなると費用がかかるのもデメリットです。
為替相場に注意しなければならない
eBay輸出やAmazon輸出では、基本的に米ドルでのやりとりになります。そのため為替相場によっては、利益を得やすくなることもあります。
しかし、毎日同じではないのでしっかりチェックしてコスト管理をしなければなりません。
輸出が禁止されている商品には注意が必要
輸出が禁止されているものを販売すれば、違法となります。さらに、アカウントの停止などのリスクがあります。
知らなかったでは済まないこともあるので、ルールはきちんと把握して守ることが必要です。
輸出転売できるサービスを紹介
こちらでは、輸出転売を禁止していないサービスを紹介します。
Amazon
知名度が高いAmazonは、圧倒的な集客力を誇ります。集客が多いということは、それだけ商品も売りやすいということです。
商品ページも用意されているので、それを利用するだけで出品することができます。商品説明や画像などの作成に時間をかけずに出品できるのもメリットです。
また、出品数にも制限がないため、自由な数を出品できるのも特徴です。ただし、知名度がある分ライバルも多いため、価格競争になりやすいでしょう。
また、Amazonは制限やルールをこまめに変更することも多く、守っていないとアカウント停止になるリスクが高いと言われています。
eBay
190ヵ国に出品可能な世界最大級と言われるEC・オークションサイトです。商品カテゴリーは3,000以上、出品数は12億以上です。
決済システムにPayPalが導入され、安心して利用できる仕組みになっています。アカウント作成、出品、決済などの操作がわかりやすいのもメリットです。
日本製品のファンも多く、特にアンティーク製品などの希少なものは高額で売れることもあります。
ファンがつけば、リピートして購入してくれるケースもあり、安定した利益を上げることも可能です。
eBayには最初、出品金額と出品数の制限があります。制限をなくすには、実績を積まなければなりません。
eBayで利益を出せるようになるまでは、時間がかかることも少なくないでしょう。
輸出転売のまとめ
海外輸出転売は、英語でのやりとりや国際送料などを考えると、リスクも少なくありません。
しかしライバルが少なく、世界でも人気のある日本製品は高額で売ることも可能です。市場規模が大きいのも、売上アップにつながりやすい点です。
海外の人とつながることで、日本の魅力や製品の良さを再確認できるのもメリットでしょう。
物販ラボでは「ネット販売スタートマニュアル」も無料配布しています。
あなたにおすすめの記事
ebayでの利益計算の方法は?各手数料・送料の求め方や便利な利益計算表まで!
目次eBayでの利益計算方法の基本計算式計算例eBayの利益計算に必要な手数料・送料の計算方法出品手数料落札手数料海外決済手数料Payoneer(ペイオニア)為替手数料送料eBayの利益計算に便利なツールeBayの利益計...
2024.05.30 更新
eBayのおすすめ出品代行業者8選!利用するメリットを解説
目次eBay輸出でおすすめの出品代行業者エフェクト黒船物流伊藤商店バゲッジフォワードコムオープンロジオークレボゼロPWサービスレッツ!コネクトeBayで出品代行を利用するメリット単純作業の手間を削減できるトラブルリスクが...
2024.05.30 更新
輸入転売の関税・消費税などの税金と確定申告のまとめ!!この記事だけでOK!!
目次輸入転売に関わる税金関税消費税輸入転売ビジネスの確定申告確定申告がそもそも必要なのか確定申告の種類青色申告のメリット・デメリット白色申告のメリット・デメリット確定申告の提出先と提出方法輸入転売ビジネスの経費輸入転売ビ...
2024.05.20 更新
輸入転売の仕入れ先はどの国!?中国・欧米・韓国・タイ・マレーシアの特徴を解説!!
目次中国輸入の特徴仕入れ方法メリットリスク欧米輸入の特徴仕入れ方法メリットリスク韓国輸入の特徴仕入れ方法メリットリスクタイ輸入の特徴仕入れ方法メリットリスクマレーシア輸入の特徴仕入れ方法メリットリスク中国・欧米・韓国・タ...
2024.05.19 更新
【輸入ビジネス】ヤフオクでアクセス数を増やして売上を上げる方法とは
目次ヤフオクでアクセス数を増やすには商品タイトルと商品写真ヤフオクでアクセス数を増やすには1円出品ヤフオクでアクセス数を増やすにはオプションを使用注目のオークションの活用背景色を変更する目立ちアイコンの活用太字テキスト・...
2024.05.30 更新
韓国の商品を個人で仕入れる方法は?!現地とネット仕入れを徹底解説
目次韓国商品の仕入れ方法は現地とネット仕入れ現地の仕入れショップデザイナークラブddpFASHIONMALL現地仕入れの注意点韓国商品のネット仕入れ方法イチオクネットNETSEA(ネッシー)トップセラー(Top Sell...
2024.05.19 更新
アマゾン輸入の顧客対応テンプレートまとめ!!今すぐ使えてコピペOK
目次Amazon輸入販売で最低限用意しておくべきメールの種類Amazon輸入販売で必要最低限用意しておくと良い定型文7撰商品の問合せメール例文・テンプレート注文確認メール例文・テンプレート商品発送完了メールの例文・テンプ...
2024.05.30 更新
アマゾン輸出におけるA to Zクレームが申請される4つのケースと対応策のまとめ
目次アマゾン輸出におけるA to Zクレームとは?アマゾン輸出におけるA to ZクレームによるODR(Order Defect Rate)への悪い影響アマゾン輸出におけるA to Zクレームによる販売代金の返金アマゾン...
2024.05.30 更新