こんにちは。中川瞬(@buppan_system)です。

という方のために、古物商許可を取得する5つのメリットについて解説をします。

この記事を読むことで、

この記事を書かせて頂いている私は、現在、輸出・輸入・国内の転売のノウハウをお伝えしています。

時間がない会社員の方や子育てをしている主婦の方に、指導や転売システムの提供をして、忙しくても副業で収入を得てもらっています。

それではeBay輸出について解説していきます。

 

インターネットの普及により、個人でも容易に輸出ビジネスを手掛けられる時代になりました。
近年、注目を集めている物販ビジネスの一種がeBay輸出です。

eBay輸出に興味を抱いている方は少なくないでしょうが、ビジネスを始めるにあたり「古物商許可の取得が必要なのか」と疑問を抱く方も多いようです。
本記事では、eBay輸出を始めるにあたり古物商許可を取得しなければならないのか、取得することで得られるメリットと併せて解説します。

eBay輸出に古物商許可は必要？

基本的に、eBay輸出を始めるのなら古物商許可が必要です。
何らかの商品を購入し、それを別の方に売る行為には古物商許可の取得が必要なので注意しましょう。

新品の商品を購入し、一度でも消費者の手に渡った時点でその商品は古物とみなされます。
そのため、Amazonや楽天などから仕入れた商品をeBay輸出してしまうと、古物での取り引きとみなされるため注意が必要です。

同様に、ネットオークションやフリマサイトなどで新品、中古品を購入して販売するケースも古物商許可を取得しなくてはなりません。

詳しくは後述しますが、古物商許可を取得せずにeBay輸出に取り組み、発覚したときにはペナルティを科せられるおそれがあるため注意しましょう。

なお、こちらの記事ではeBay輸出を始めたい方を対象に詳しい説明をしているので、気になる方はチェックしてください。

＞＞ebay輸出の始め方についてはこちら

eBay輸出で古物商許可を取得するメリット

古物商許可を取得するには時間と手間、費用がかかるため、取得に踏み切れない方もなかにはいるかもしれません。
ただ、古物商許可を取得してeBay輸出に取り組むのには、さまざまなメリットがあります。

仕入れ先の幅が広がる

古物商許可を取得すれば、古物市場に参加できます。
古物市場は日本全国さまざまな地域で開催されており、数多くの中古品を格安価格で購入できる点が魅力です。

古物市場によって参加方法にやや違いがあるものの、基本的に古物商許可を取得していないと参加はできません。
取得していれば参加の最低条件はクリアできるため、古物市場で掘り出し物を見つけるチャンスが広がります。

実開催される市場だけでなく、オンライン開催される古物市場にも参加できるようになるため、仕入れ先の幅が広がります。

委託販売ができる

古物商許可を取得していれば、第三者から商品を預かってeBay輸出するといった委託販売が可能です。
また、販売を代行する代理販売もできるようになるため、ビジネスの幅が広がります。

たとえば、eBay輸出に興味があるものの自分でビジネスを手掛けるのには不安がある、といった方から商品を預かって販売し、手数料を得るようなビジネスモデルも構築できます。

節税効果がある

古物商許可を取得したあとに行った売買は商取引として認められます。
そのため、購入した商品をeBay輸出で販売する行為は事業として認められ、得た利益には所得税が課せられます。

すべての売上高ではなく、利益にのみ所得税が課せられるため節税効果が期待できる点がメリットです。

各所から信頼が得られる

ビジネスでは、顧客や取引先から信頼を得ることが何より大切です。
たとえば、金融機関から融資を受けるにしても、信頼を得られていなければ審査をクリアできません。

古物商許可を取得すれば、きちんと許可を得ている事業者とみなされ信頼度がアップします。
正式な許可を得て事業を営んでいることを大々的にアピールでき、金融機関の信用を得て融資につながる可能性もあります。

eBay輸出の古物商許可に関するよくある質問

eBay輸出に興味がある方のなかには、さまざまな不安や疑問を抱いている方もいるのではないでしょうか。
不安や疑問を抱いたままビジネスに取り組んでも成功は望めません。
ここでは、eBay輸出の古物商許可に関するよくある質問と回答を整理しました。

Q.なぜeBay輸出に古物商許可が必要なの？

そもそも、どうしてeBay輸出に古物商許可の取得が必要なのか、といった疑問を抱く方は少なくありません。
古物商許可の取得が必要な理由は、市場の混乱を避けるためです。

誰でも自由に古物の売買ができるとなれば、盗品などが市場に流入するおそれがあります。
市場の信頼性を確保し混乱を招かぬよう、古物商許可で規制をしています。

Q.古物商許可はどうやって取得できる？

古物商許可を取得するには、必要な書類をそろえて所轄の警察署に提出します。
営業所として設定する地域を管轄する警察署に提出しなくてはならない点に注意しましょう。

なお、申請に必要な書類は警察署の窓口でもらえます。
申請書以外に必要なのは、住民票や市区町村が発行した身分証明書、土地や建物の登記簿などです。
法人として申請するのであれば、登記事項証明書も必要なので覚えておきましょう。

書類の準備や作成が面倒、といった方は行政書士のような専門家に任せるのもひとつの手です。
費用はかかるものの、一連の手続きを専門家が代行してくれるためスムーズな取得が可能です。

なお、古物商許可の取得について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

＞＞せどりの古物商についてはこちら

Q.古物商許可を取らずにeBay輸出するとどうなる？

古物商許可を取得しないままeBay輸出に取り組んでしまうと、ペナルティの対象となるおそれがあります。
古物を扱うにあたっては、古物商許可の取得が法律で定められているため、これを破ると法律違反として罰せられます。

具体的には、三年以下の懲役または百万円以下の罰金が科せられるおそれがあるため注意が必要です。
このような罰則が科せられた場合、金銭的なダメージだけでなく社会的な評価も低下しかねません。

ビジネスの継続すら難しくなる、といったおそれもあるため、eBay輸出に本腰を入れようと考えているのなら、事前に古物商許可の取得を進めましょう。

eBay輸出の古物商許可についてまとめ

eBay輸出に取り組むのであれば古物商許可の取得が必須です。
どこから商品を仕入れるにしても、買って売るといった行為で利益を得るのであれば古物商許可を取得しなくてはなりません。

本記事でお伝えしたように、許可を取得しないままeBay輸出に取り組んでしまうと、罰則の対象となるため注意が必要です。
古物商許可の取得には手間とコストがかかるものの、古物市場に参加できる、節税効果が期待できるなどのメリットもあります。

この機会に取得を検討してみてはいかがでしょうか。

 

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