アメリカで仕入れた商品は
直接日本に発送できないことがあります。
その際は、代行業者などに依頼し、日本に送ってもらう必要があります。
MyUSは利用者数も多い発送代行業者の一つです。
MyUSの配送料はどれくらいなのでしょうか?MyUSの料金プランをはじめ、
配送料金を安く抑える方法について解説します。
目次
MyUSの送料(転送料金)を計算する方法
MyUSの荷物の転送料金は国内の配達業者のようにサイズでの料金の計算ではありません。
計算方法は容積重量になります。サイズと重さでそれぞれ計算をして、料金が高い方が適応。
なので例えサイズが小さい商品でも重ければ重さで転送料金が決まり、
逆に重さが軽くてもサイズが大きければサイズで転送料金が決まります。
容積重量の計算式は
容積重量=(長さ×幅×高さ(インチ)/ 139)になります。
計算が面倒な方はMyUSのこちらのサイトで、
簡単に確認することが可能です。
http://www.myus.com/en/international-shipping-rates/
MyUSの会員料金プラン
MyUSには会員別の料金プランがあります。
プランはSINGLE PACKAGE、PREMIUM、BUSINESSの3種類です。
それぞれのプラン内容と料金について解説します。
プラン | 特徴 | 料金 |
SINGLE PACKAGE | 転送料金が高くなることもある。 | 無料 |
PREMIUM | 最大30日まで無料で保管、無料で再梱包してくれる、在庫保管が30日無料。 | 月額9.99ドル、または年60ドル |
BUSINESS | 返品無料、パッケージ写真が無料で閲覧可能、送料が500ドル以上かかった場合翌月は10%割引と会費が無料。 | 月額10ドル |
SINGLE PACKAGE
- 月会費:無料
月会費はかかりませんが、 - 転送料金が結果として高くなることがあります。
PREMIUM
- 月会費:7ドル、または年会費:60ドル
- Free Package Repacking(再梱包が無料)
- Free Package Storage(在庫保管が30日間無料)
プレミアムでは輸送箱を1つにまとめる事ができるので、輸送費を削減することができます。
また届いた商品を無料で再梱包してくれるので、日本への輸送時も安心です。
輸入で利用する際に十分な機能が全て備わっています。
申し込みをしてから30日の無料期間があります。
それ以降は月額9.99ドルまたは年60ドルかかるプランです。
商品の保管料は30日間で無料なので、余裕ももって発送の指示の連絡ができます。
BUSINESS
- 月会費:10ドル
- 送料が500ドル以上かかった場合翌月は10%割引と会費が無料
- 返品が無料
- パッケージ写真を無料で閲覧可能
配送内容によっては、最もお得になるプランです。
他のプランと比較し、検討してみるとよいでしょう。
MyUSの転送でかかるその他の費用・手数料
MyUSでは基本的な料金のほか、関税や消費税、保管料などがかかります。
商品の転送をする際にかかるその他の費用や、手数料について把握しておきましょう。
オプション料金
MyUSにはさまざまなオプションがあります。
どのようなものがあるか、主なものを紹介しましょう。
梱包オプションにはこわれもの注意のステッカーを貼ってくれる、
緩衝材を追加してくれるなどのサービスがあります。
Fragile stickers (2ドル):
こわれもの注意のステッカーを貼ってくれます。
転送する商品がこわれものの時におすすめです。
Extra padding (5ドル):
緩衝材を追加してくれます。
同じく転送する商品がこわれものの時におすすめです。
Discard Shoe Boxes (2ドル):
靴を購入した時に箱を捨て梱包量を減らすことができます。
Ship in Original Boxes(無料):
ショップから届いた箱(ダンボール)を開封せず、そのままの状態で出荷します。
梱包が二重になるので商品が破損しにくくなりますが、
配送体積が大きくなるので送料が増える可能性があります。
また、写真オプションはアメリカからMyUSに送った荷物を撮影してくれるオプションです。
1枚なら2ドル、複数の場合は10ドルです。
ほかにも、1箱あたりの重量を決められたり、24時間以内に発送を依頼できる発送オプションや
保険オプションなどがあります。
関税・消費税
転送料金のほか、関税と消費税がかかります。コストを計算する際には、
関税と消費税を忘れないようにしましょう。
関税や消費税は、運送会社が立て替えるので、運送会社に支払うことになります。
保管料
アメリカで購入した荷物をMyUSに送り、すぐに転送をすることで保管料はかかりません。
プレニアムプラン以上であれば30日まで無料ですが、それ以上の期間の間、
荷物を転送せずにMyUSに保管をすると保管料が1日につき1ドルかかります。
MyUSの送料を安く抑えるポイント
MyUSの送料をできるだけ安くしたい、と考える方は多いでしょう。
送料を安く抑えるにはコツがあります。MyUSの送料を安くするポイントについて解説します。
荷物をできるだけ一つにまとめる
MyUSでアメリカから日本へ転送する際には、1つ1つの送る荷物で転送料金を決まるのでなく、
商品をまとめてパッキングする箱のサイズもしくはその重さで決まります。
また重量が重くなればなるほど、1kgあたりの転送の単価を下げることが出来ます。
なので1、2個で転送をするよりも、10個、20個とまとめて転送する方が
1個当たりの転送料が安くすることが可能です。
MyUSでアメリカから1個の商品を日本へ送付すると、
2kgで約5千円かかります。
ここで2kgの商品を2つをまとめて転送の依頼をすると、
重量の合計は4kgで転送料の合計は約6,500円になり、1個当たりの送料は3,250円です。
150パウンド(約68kg)までキープして発送すると、1kgにつき約660円まで安くなります。
なのでMyUSで荷物をまとめて発送することで、転送料をお得になります。
AMEXのクレジットカードを利用する
AMEXのクレジットカードを利用しましょう。
MyUSではクレジットカードのブランドによって割引率が異なります。
VISAの場合は20%、JCBの場合は15%ですが、AMEXの場合は30%。
AMEXを利用したほうがお得です。
最安の配送プランを利用する
送料を安くするには、最安の配送プランを選ぶことです。
MyUSには「Budget Economy」という格安プランがあります。
Budget Economyプランは、最安値で配送してくれるプランですが、
重量制限があり、同梱などもできません。
さらに、配送日数が多くなる、梱包が雑などのデメリットもあります。
高いプランであれば、荷物を優先的に
積み込んでくれるなどのメリットもあります。
ケースによって検討するとよいでしょう。
MyUSの送料を正確に計算してコストを削減しよう
配送料はコストに大きく影響するので、できるだけ安く抑えたいものです。
MyUSの送料を安く抑えるには、基本的な配送料金のほか、
関税や消費税、オプションなどを正確に計算することが必要です。
MyUSでは便利なオプションもあります。
内容とコストによっては適したサービスを選ぶのもおすすめ。また、使用するクレジットカードや
配送プランなどを検討し、コスト削減につなげましょう。