メルカリの取引で出品者都合でキャンセルする方法について例文を交えて解説をします。

• 出品者都合キャンセルのやり方
• 出品者都合のキャンセル理由と例文
• キャンセル申請後の流れと注意点
• キャンセル申請に関するよくある疑問

などメルカリの取引で出品者都合でキャンセルする方法について紹介しているので、メルカリ取引のキャンセルでわからないことがある方は、ぜひ続きを読み進めてみてください。

当メディア（物販ラボ）では1000名以上の方に転売・物販の指導実績があり、こちらの記事はネット販売の経験が8年の経験と知見による内容になっています。

記事の最後では「メルカリスタートマニュアル」を配布しています。ぜひ最後まで読んでいただき、活用してください！

メルカリで取引をキャンセルできる事例

メルカリでキャンセル申請できるのは

のいずれかのケースに該当する場合のみです。

気を付けなければならないのは、キャンセルが成立すると、取引自体が無かったことになりメッセージのやりとりも停止となることです。キャンセル以降は相手ユーザーと連絡を取る手段が消滅してしまうのです。

メルカリのキャンセル申請手順

出品者都合でキャンセルする際のやり方やキャンセル申請の手順について知っておきましょう。購入者に送るメッセージ例文も紹介します。

発送前

発送前にキャンセルをしたい場合は、まずは購入者に連絡をしてキャンセルをしたいことを伝えます。

1.メッセージで取引をキャンセルしたい旨を伝える
発送前に出品者の都合で取引をキャンセルをしたい場合、まずはメッセージで購入者に連絡をしてキャンセルをしたい旨を伝えます。取引が始まっている以上、キャンセルしたいからと一方的にキャンセルをすることはできません。

メルカリでは取引開始後のキャンセルはお互いの合意が必要です。合意なしでのキャンセルはルール違反になるので、必ず連絡をするようにしてください。

購入者に送るメッセージ例文を紹介します。

出典：キャンセル申請フォームが表示されるタイミング – メルカリ スマホでかんたん フリマアプリ

2.取引画面の「この取引をキャンセルする」をタップする
購入者がキャンセルに同意してくれたら、キャンセル申請フォームから手続きをします。取引画面の最下部に表示されている「この取引をキャンセルする」を選択します。

キャンセル申請フォームは出品者側の取引画面には常時表示されていますが、購入者側の画面に表示されるのは、発送期限が過ぎてからです。

購入者側からはキャンセルできるタイミングが出品者と異なります。発送期限を過ぎる前は、出品者側からのみキャンセルできる仕組みになっています。

3.キャンセル理由を選択し「理由の詳細」を入力する
次に、キャンセル理由を選択肢の中から選ぶようになっているので、該当する項目にチェックを入れます。さらにキャンセルの理由も記入するようになっています。

キャンセル理由はできるだけ具体的に記入するようにしましょう。理由は購入者側にも通知されます。購入者の責任にしたり、一方的な理由を書いたりしないようにすることです。

キャンセル理由を入力したら「返品が必要な場合返品をする」「キャンセル後は取引メッセージが利用できない」という内容の2つの項目にチェックを入れます。

4.「キャンセルを申請する」をタップする

必要項目にチェックを入れ、キャンセル理由を入力できたら、「キャンセルを申請する」を選択します。キャンセル申請をしても、取引がキャンセルになったわけではありません。以上の手続きが終了したら、購入者からの返答を待ちます。

5.購入者からの同意を待つ

出品者がキャンセル申請の手続きを行うと購入者に通知がいくので、購入者からの同意を待ちます。購入者側の取引画面に表示されたキャンセル内容に購入者が同意し、事務局が確認でき次第キャンセル手続きが完了します。

ただし、いつまでも待つ必要はありません。購入者からの返答がなくても24時間経過すると、自動的に取引停止となります。

発送後

商品を発送してしまった後、キャンセルしなければならない状況になることもあるでしょう。商品発送後、配送中の場合、また商品が購入者に到着済みの場合のキャンセルのやり方について解説します。

配送中の場合
配送中の場合は、以下の流れでキャンセルをします。

商品発送後であっても、まずは購入者に連絡をしてキャンセルをしたい旨を伝え、合意のもとキャンセル手続きに進みます。

キャンセル申請の手続きは上記と同様に進めますが、発送後のキャンセルは、配達をストップしなければなりません。配送を止める方法は配達方法によって異なるので、それぞれのやり方で引き戻しの対応をしましょう。

メルカリ便の場合
メルカリ便を利用した場合は、「マイページ」の「お問い合わせ」から連絡します。メルカリ便の場合、配送会社に直接連絡をするのではなく、メルカリ事務局に連絡をして配送停止をしてもらいます。

ただし、配送停止や引き戻しを依頼するタイミングによっては、購入者のもとに商品が届いてしまうことがあります。その際は、購入者に連絡をして送り返してもらわなければなりません。

メルカリ便以外の場合
メルカリ便以外の方法で送った場合は、配送会社に配送停止が可能かどうか確認しましょう。

郵便局の場合、配達前であれば取戻し請求が可能です。取戻し請求には、本人確認資料と規定料金（配達郵便局に請求する場合は420円、その他の郵便局に請求する場合は580円）が必要です。

また、申し込んだ際にかかった料金は戻ってきません。

購入者の元に到着済みの場合

タイミングによっては購入者にすでに商品が到着している場合があります。購入者に商品が到着済みの場合は、以下の流れでキャンセルの手続きを行います。

商品が購入者に届いてしまった場合でも、連絡をしてキャンセルの申し出を行い、合意を得てから手続きに進みます。

出品者都合でキャンセルするのですから、返送料金は出品者が負担するのが常識と言えるでしょう。手元に商品が届いたら購入者に取引キャンセルの申請を行う旨を連絡し、手続きをします。

商品の発送後にキャンセルしなければならない場合、配送会社によっては料金がかかったりすることもあります。

・（関連）メルカリの評価後の返品はできる？やり方を紹介

・（関連）メルカリで返品する際の送料負担はどちらかについてはこちら

メルカリでキャンセルが発生する状況＆使用できる例文

メルカリのキャンセルで出品者都合の理由としてやむを得ないのは、下記のものがあります。

出品者側の都合でメルカリの取引をキャンセルしたい場合は、取引画面にて、購入者に事情を説明して了解を得る必要があります。

購入者にお詫びのメッセージを送り、合意を得られれば、取引画面のキャンセル申請フォームから必要事項を入力して申請します。

ちなみに、出品者側からのキャンセルで、出品者に落ち度がある場合は、返金や返品などで対応しなければなりません。反対に、出品者に落ち度がなければ、キャンセルに応じないという選択肢もあります。

購入者の都合でキャンセルする理由

購入者がキャンセルする場合、以下のような状況が考えられます。

購入者都合の詳しい理由や手順は下記をご参照ください。

・（関連）メルカリの購入者都合キャンセルの理由はどれを選べばいい？申請の手順・注意点を解説

メルカリのキャンセルに相手が同意しない場合どうなるか？

相手が同意しない場合、キャンセルは成立せず、その後の取引メッセージも利用できなくなります。このような場合は、メルカリ事務局に対して問い合わせを行いましょう。

メルカリの取引キャンセルでペナルティはない

通常、メルカリで取引をキャンセルしてもペナルティは発生しません。ただし、悪質なキャンセルを繰り返す場合は、利用制限や強制退会の可能性がありますので注意が必要です。

メルカリキャンセルの返金方法＆返金されるタイミング

返金方法と返金時期は支払い方法により異なります。例えば、クレジットカードの場合はクレジットカード会社からの返金となり、最長2ヶ月かかる場合もあります。一方、メルペイ残高払いやポイント払いの場合はキャンセルと同時に即時返金されることが一般的です。

返金方法と返金時期は支払い方法により異なります。

支払い方法	返金方法/タイミング
クレジットカード	クレジットカード会社から返金/クレジットカード会社により異なる※最長2ヶ月
デビットカード	カード会社から返金/デビットカード会社により異なる※最長2ヶ月
メルペイ残高払い	メルペイ残高またはポイントに返金/即日
コンビニ・ATM支払い	メルペイ売上金残高へ/取引キャンセルと同時
キャリア決済	通信事業者から返金またはメルカリから売上金残高へ/2ヶ月ほどかかる場合がある
FamiPay	FamiPay内で返金/取引キャンセルと同時
メルペイスマート払い	請求合計から減額またはメルペイ残高に返金/数日～数週間

メルカリでキャンセルを避けるためにできること

どのような理由であっても、なるべくキャンセルは避けたいものです。そのために事前にできることをご紹介します。

メルカリのキャンセル申請に関するよくある質問

メルカリのキャンセル申請でよくある疑問をまとめました。

メルカリでキャンセル申請後、いつまでメッセージのやりとりが可能か？
キャンセルが成立した場合、メッセージのやりとりも同時に終了します。

メルカリのキャンセルで「返品不要」と言われたら？
「返品不要」と言われた場合でも、取引がキャンセルされた場合は、返金された金額が返ってきます。返品の手続きや梱包は必要ありませんが、キャンセル理由や状況によっては、メルカリのサポートに問い合わせることが必要な場合もあります。

出典：メルカリガイド「商品の返品手順」

メルカリのキャンセル申請ができない場合の対処法は？
キャンセル申請ができない場合は、まず取引相手と直接コミュニケーションを取り、問題を解決できるか試みましょう。それでも解決しない場合や不正行為が疑われる場合は、メルカリのサポートセンターに問い合わせてください。サポートセンターの対応が必要な場合は、取引画面の「問題を報告する」から手続きを行います。

メルカリのキャンセル申請は取り消せるか？
キャンセル申請を取り消すことはできますが、取引相手が既にキャンセルに同意している場合や、メルカリのサポートセンターが処理を開始している場合は取り消せません。

メルカリのキャンセル申請はいつからできる？
メルカリのキャンセル申請は下記のタイミングで表示されます。

例：1月1日 12:30に購入手続き（購入者が支払いを完了）した場合
「1〜2日で発送」の場合
発送期限：1月3日 12:30
フォームが表示される日時：1月4日 0:00
「2〜3日で発送」の場合
発送期限：1月4日 12:30
フォームが表示される日時：1月5日 0:00
「4〜7日で発送」の場合
発送期限：1月8日 12:30
フォームが表示される日時：1月9日 0:00

出典：キャンセル申請フォームが表示されるタイミング – メルカリ スマホでかんたん フリマアプリ

メルカリのキャンセル申請が拒否された場合の対処法
キャンセル申請が拒否された場合は、まず取引相手とのコミュニケーションを試み、問題を解決するよう努めます。それでも解決しない場合は、メルカリのサポートセンターに問い合わせてください。サポートセンターの判断が最終的な決定となりますので、その指示に従いましょう。

・(関連)メルカリでキャンセル申請に同意しないとどうなる？同意してくれないときの対処法も解説！

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メルカリで取引キャンセルは双方の理解が大切

商品情報が間違っていた、誤って違った商品を出品していた、などといったことがあれば、購入が決まった後でもキャンセルする必要が生じます。

しかし、一度購入したものをキャンセルされるのはあまり感じのよいものではありません。出品者都合のキャンセルは購入者の同意がないと成立しないことがあります。

成立したとしても、不快な思いをさせれば評価が下がったり、ペナルティの対象となったりすることもあります。

出品者都合でキャンセルする際には、謝罪をしキャンセル理由をきちんと述べるなど、慎重な対応をしましょう。

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