2021.08.19 投稿
2024.01.05 更新
ShopifyとAmazon運営の比較 !!ShopifyのAmazon Payの連携の方法付き
物販ラボ運営責任者、アマラボ(物販ツール)の共同開発者、Amazon、ebay、Yahoo!ショッピング、ヤフオク、BUYMA、メルカリ、ラクマ、ヤフオクフリマ、Mercadolibre、etsy、BONANZA、ネットショップとあらゆる販路で販売。
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中川 瞬のプロフィール
こんにちは。中川瞬(@buppan_system)です。
この記事を読むことで、
- ShopifyとAmazonの特徴がわかる
- ShopifyとAmazonどちらが適しているかわかる
- ShopifyとAmazonの連携方法がわかる
- ShopifyでAmazon Payを使う方法がわかる
この記事を書かせて頂いている私は、現在、輸出・輸入・国内の転売のノウハウをお伝えしています。
時間がない会社員の方や子育てをしている主婦の方に、指導や転売システムの提供をして、忙しくても副業で収入を得てもらっています。
それではShopifyとAmazonについて解説していきます。
目次
ShopifyとAmazonの違い
ShopifyとAmazonどちらを選べばいいか迷う人に、それぞれの特徴を紹介します。
各プラットフォームの強みや、何ができるのか確認してみてください。
それぞれ性質が異なるため、自分に合うプラットフォームを選びたいなら、違いを知ることが大切です。
Shopifyの特徴
Shopifyの特徴やできることを5つ紹介します。
自由度の高さやブランディングを優先するなら、Shopifyがおすすめです。
または、ショップの魅力をアピールしたい場合は、Shopifyの利用を検討してみましょう。
SNSで商品をアピールできる
ShopifyはSNS上でのチェックアウトに対応しています。
SNSと連携するだけで、ショップの商品をSNSに掲載できて便利です。
AmazonはSNS連携できないため、Amazonでは対応できない消費者へShopifyなら商品をアピールできるでしょう。
SNS上での商品販売は、とくにD2Cブランドで人気があります。
D2Cは、商品の企画から販売まで自社で行うショップスタイルです。
広告代理店も挟まないショップが多いため、SNSで顧客とコミュニケーションをとるのに向いているでしょう。
SNSでの商品アピールは、自社の魅力を消費者に伝えるため役立ちます。
消費者との密接なコミュニケーションがとれるため、商品に対する信頼構築に便利です。
SNSを通して信頼構築ができればファン化ができて、リピーターを増やすことができます。
モールの制限をうけない
Shopifyは自社ショップ構築ツールのため、自社サイトとして運営します。
Amazonのようなモールに出店する方法ではなく、自由度の高さが特徴です。
たとえばモール型の制限として、出店料や手数料があります。
モール型のネットショップは、実店舗でいう百貨店にお店を出すようなスタイルです。
当然、出店料などコストがかかるため、少ない経費で出店したい場合に向いていません。
また、モール型だと商品の価格競争が起きやすいデメリットもあります。
モール型はブランディングが難しく、ブランドにこだわりのない商品が多くあります。
すると値下げ合戦が起こりやすくなり、ショップの売上に影響するかもしれません。
一方でShopifyなら、モールの制限はありません。
出店料のようなコストの問題も、価格競争のリスクの心配もないでしょう。
モールへの出店で制限にデメリットを感じているなら、Shopifyの利用がおすすめです。
ブランディングができる
ShopifyはSNSでの集客が可能で、ショップのオリジナル性を出しやすいため、ブランディングができます。
とくにShopifyが向いているのは、有名スポーツブランドやアパレルブランドなどです。
また、現在知名度が低いブランドでも、ブランディングを高めた集客を考えているなら、Shopifyがおすすめです。
写真やイラストなどのデジタル商品を販売する場合にも、Shopifyのブランディングが役立ちます。
また、消費者から注文があってから生産するような商品も、Shopifyがおすすめです。
Shopifyショップは、どこにでもある商品を目指すのではなく、差別化した商品開発をしたい場合に向いています。
サブスクリプション連携ができる
Shopifyは、オプション設定でサブスクリプションの販売ができます。
サブスクリプションは定期購入のことで、今後の成長が期待できる販売ジャンルです。
アメリカでは15%の人がサブスクを利用しており、2019年の売上市場と2025年の予測市場を比較すると、30倍にまで伸びるとされています。
今後は多種多様なジャンルでサブスクリプションの導入が考えられるでしょう。
Shopifyであれば、Shopifyアプリの追加で簡単にサブスクリプションが始められます。
独自のカスタムでも導入できるため、自由度の高い販売サービスが可能です。
Shopifyのメリットは、一般商品とサブスクリプションの商品をショップ内における点です。
一般商品を販売するショップが新たにサブスクリプションを始める場合でも、別にショップを開設する必要がありません。
海外発送に対応できる
Shopifyは世界175か国で展開するEC構築サービスです。
世界中で使われており、商品販売は日本国内や海外に向けて行うことができます。
海外への商品販売は、各言語の翻訳アプリが対応できるため、手軽に導入ができるでしょう。
また、海外の決済や税率への対応や、海外発送も可能です。
海外向けに商品販売するメリットは、人口の多い海外にアピールできる点です。
とくにアメリカや中国は日本と比べて人口が多いため、ショップの売上を伸ばすため役立ちます。
海外では日本製品を求める声もあり、日本の消費者とは別のシェアを獲得できるかもしれません。
もちろん海外向けAmazonなどモールに出店すれば、海外発送は可能です。
しかし、モール型は海外の法人口座作成や言語が弊害となる恐れがあります。
その点、Shopifyであれば月額費用が低価格で、日本語にも対応しているため、初心者でも導入しやすいメリットがあります。
Amazonの特徴
Amazonは、世界中で知名度の高いショッピングモールです。
知名度の高さや顧客数にメリットを感じるなら、Amazonの出品がいいでしょう。
Amazonの特徴と強みを紹介します。
巨大マーケットに出店できる
Amazonは、日本のネット通販市場でトップシェアを獲得しています。
2019年の流通総額は3兆4,000億円にものぼる巨大マーケットです。
また、2020年のAmazon利用者数は5,253万人以上で、Amazonに出店すればこれだけの消費者に商品をアピールできることになります。
Amazonの利用属性は、女性より男性が多くいます。
とくに35歳以上の男性に人気のネット通販市場です。
また、消費傾向としては、ブランド力より価格の安さが優先されています。
Amazonに出店するなら、若年層よりも35歳以上の男女にターゲットを絞り、価格のお手頃さを重視するといいでしょう。
また、Amazonは広告の到達率が高いため、新たな顧客獲得にもおすすめです。
リピーター獲得目的より、Amazonがもつ広大なリーチ力を活用したい場合に向いています。
顧客の信頼が得られる
Amazonは多くの消費者に利用されていることから、信頼度が高めです。
共通したデザインやカート仕様で、使いやすさを優先させることができます。
いつもAmazonを使っているユーザーなら、Amazon内にある他のショップでの買い物も不安が少ないでしょう。
また、Amazonでの購入は、Amazonの手厚いサポートが得られます。
Amazonのビジョンは「地球上で最もお客様を大切にする企業であること」で、顧客サポートを重視しています。
たとえば商品梱包の工夫、コンビニ受取、返品システムなどが特徴です。
Amazonに出店すればAmazonの顧客サポートが得られます。
また、ショップごとの個別サポートの手間がないのもメリットのひとつです。
お客様の信頼獲得を重視するなら、Amazonのプラットフォームをおすすめします。
ShopifyとAmazonを連携させる方法も
ShopifyとAmazonの特徴を紹介しましたが、選択に迷うかもしれません。
2つのプラットフォームはライバル関係にありますが、連携すれば商品共有が可能です。
両方のメリットを活かしたいなら、ShopifyとAmazonの連携をおすすめします。
具体的にどのようにShopifyとAmazonを連携させるのか2タイプを紹介します。
ShopifyとAmazonを連携させる
Shopify管理画面から、Amazonチャネルを有効にしましょう。
注意したいのは、Amazon Seller CentralにProfessional Sellerアカウントがないと、Shopify管理画面でAmazonチャネルを使えない点です。
アカウントがない場合は、事前にAmazonで手続きしてください。
Shopify管理画面の販売チャネルの横にある「+」ボタンをクリック。
販売チャネルを追加でAmazonをクリックしてから、「チャネルを追加」を選択しましょう。
Amazonアカウントページで、「Amazonに接続」をクリックしてください。
最後に、Amazon Seller CentralとShopify間で情報を共有できるようにしましょう。
Amazon Seller Centralアカウントのユーザー権限セクションで、Shopify開発者アクセスを確認したら終了です。
商品の追加は、Amazonで販売済みの商品をShopifyで共有しましょう。
または、Shopifyで新しいリスティングを作成して、Amazonで商品を共有させてください。
ShopifyでAmazon Payを使う
ShopifyとAmazonの連携を選択したくないなら、支払いの連携がおすすめです。
支払方法をAmazon Payにすると、Shopifyショップでの支払いの信頼性が高まるでしょう。
普段からAmazonを使用しているユーザーなら、ShopifyショップでAmazon Payが使えると安心して決済できるようになります。
なお、ShopifyでAmazon Payの連携は、AmazonでAmazon Pay申請・審査が終了している必要があります。
まだ申請していない場合は、Amazonで事前に手続きしてください。
Shopify管理画面の設定から、「決済」を選択しましょう。
Amazon Payの項目で、「Amazon Payを有効にする」をクリック。
さらに「Amazon Seller Central」をクリックします。
Amazon Payの情報入力画面には、以下のデータを入力してください。
• Amazon Client ID
• Amazon Seller ID
• MWS Auth Token
• MWS Secret Access Key
最後に、「Amazon Payを有効化する」を押して連携は終了です。
なおデータが反映されるには2日程度かかる場合があるため注意してください。
ShopifyとAmazonは使い分けや連携してみよう
ShopifyとAmazonは、どちらも魅力的なプラットフォームでしょう。
ショップによって適したプラットフォームを使い分けてみてください。
どちらにするか選択に迷うなら、ShopifyとAmazonを連携させる方法もおすすめです。
自社ショップでブランディングを高めるならShopifyが向いています。
集客力の高さを優先したいなら、Amazonの利用がおすすめです。
迷ったら2つを連携させて、ブランディングを高めながら巨大マーケットの集客を利用してみてはどうでしょうか。
また、決済での信頼アップなら、Shopify とAmazon Payの連携も考えてみてください。
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