2022.02.19 投稿
2024.03.06 更新
物販で独立するメリット・デメリット!成功へ導くポイントも解説
Amazon・Yahooショッピング!でのネット物販の専門家。前職はトラックドライバーで40代半ばから副業でネット物販を開始。4ヶ月で本業の収入越える。200名以上のネット物販のサポート、在宅で出来るネット物販の指導にてストアカアワード受賞の講師。SNS:Twitter・LINE
松下 隆史のプロフィール
物販ラボ運営責任者、アマラボ(物販ツール)の共同開発者、Amazon、ebay、Yahoo!ショッピング、ヤフオク、BUYMA、メルカリ、ラクマ、ヤフオクフリマ、Mercadolibre、etsy、BONANZA、ネットショップとあらゆる販路で販売。
SNS:Twitter・LINE
中川 瞬のプロフィール
こんにちは。中川瞬(@buppan_system)です。
この記事を読むことで、
- 物販で独立するメリットがわかる
- 物販で独立するデメリットがわかる
- 物販で独立起業する方法がわかる
- 物販で独立するときのポイントがわかる
この記事を書かせて頂いている私は、現在、輸出・輸入・国内の転売のノウハウをお伝えしています。
時間がない会社員の方や子育てをしている主婦の方に、指導や転売システムの提供をして、忙しくても副業で収入を得てもらっています。
それでは、物販で独立するメリット・デメリット、成功へ導くポイントなどについて解説をしていきます。
目次
物販で独立するメリット
物販ビジネスで独立したい、と考えている方にとって、具体的なメリットは気になるところでしょう。
近年では、会社勤めを辞めて物販ビジネスで独立する方も増えています。
独立する方が多いのは、それだけ魅力的なメリットがあるためと考えられます。
代表的なメリットは、小資金で始めやすい、自分のペースで取り組める、大きな利益を得られる可能性がある、などです。
それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。
小資金で始められる
物販で独立するメリットとして、小資金で始められることが挙げられます。
たとえば、ネットショップの運営や転売ビジネスなど、オンラインを主戦場とするビジネスモデルであれば、事業を始めるのに必要な資金を相当抑えられます。
オンラインでのビジネスであれば、必要なのはパソコンやスマートフォンなどのデバイス、プリンター、インターネット環境程度です。
自身で梱包や発送作業も行うのなら、それに伴う資材も必要ですが、外部に委託すればこれらも不要です。
一方、同じ物販ビジネスであっても、実店舗を構えて運営する場合には、それなりの初期費用が発生することを理解しておくことが必要です。
そのため、少しでも費用とリスクを抑えて独立開業したいのであれば、オンライン主体のビジネスモデルで始めたほうがよいでしょう。
自分のペースで取り組める
自分のペースでビジネスに取り組めるのも、物販で独立するメリットです。
企業勤めの場合、自分のペースで仕事に取り組めるといったことはほとんどありません。
顧客や上司、取引先の担当者などに合わせることがほとんどで、ときに振り回されてしまうようなこともあるでしょう。
毎日仕事に追われ、職場と自宅を往復するだけの生活、といった方も中にはいるかもしれません。
物販で独立すれば、このような生活から解放されます。
自分だけでビジネスに取り組むのなら、周りから何かをいわれることもありません。
自分の都合がよいときに商品の仕入れや販売を行う、梱包や発送作業をする、といったことができるのです。
もちろん、ビジネスの規模が大きくなると、マイペースで取り組むことが難しくなるかもしれませんが、それでもある程度のコントロールは可能です。
大きな利益を得られる可能性がある
物販ビジネスで独立し、事業が軌道にのれば大きな利益を得られる可能性があります。
会社員時代のような給料ではなく、自分で稼いだ分がそのまま利益となるのは大きなメリットといえるでしょう。
頑張り次第では、会社員時代の数倍、数十倍といった収入を得られるかもしれません。
実際、独立して物販ビジネスに取り組み、大きな利益を得ている方は大勢います。
もちろん、誰もが簡単に成功できるわけではありませんが、夢のある世界なのは事実です。
事業が軌道にのって成功すれば、今より数ランクうえの生活を送るのも夢ではないでしょう。
独立しやすい環境が整っている
インターネットやモバイル端末が普及し、簡単にWebサイトを作成できるサービスも増えました。
現代は、物販で独立しやすい環境が整っているため、誰でもその気になれば物販ビジネスで起業できるのです。
インターネットが普及していない時代では、物販ビジネスを始めるのに店舗を構える必要がありました。
店舗を構えるとなると、物件の賃料や従業員の給料、水道光熱費などの諸費用などが発生するため、気軽に始められません。
一方、オンラインを主戦場とするネットショップであれば、ほとんど費用をかけずに始められます。
無料でホームページやECサイトを構築できるサービス、ショッピングカートサービスなどもあり、誰でも物販ビジネスを始められる環境も整っています。
これも、物販ビジネスで独立するメリットといえるでしょう。
物販で独立するデメリット
物販ビジネスで独立するメリットは多々ありますが、デメリットがあることも理解しておく必要があります。
物販ビジネスでの独立は夢がありますが、メリットや魅力的な部分ばかりに目を向けてしまうと、いざ事業を始めてからギャップを感じてしまうかもしれません。
メリットや魅力的な部分だけでなく、デメリットも併せて覚えておくと、ギャップを少なくできるでしょう。
以下、物販で独立するデメリットについてピックアップしました。
1人だと作業量が増える
独立して1人で物販ビジネスに取り組むのなら、ほぼすべての業務を1人で行わなくてはなりません。
これがひとつのデメリットです。
物販ビジネスで発生する業務には、市場や需要のリサーチをはじめ、商品の仕入れ、在庫や顧客の管理、梱包、発送業務、経理などがあります。
ほかにも、顧客や取引先とのやり取りをはじめ、Webサイトの更新、販売状況のチェックなど、やるべき業務は多々あります。
1人でビジネスに取り組むのなら、これら膨大な量の業務を1人でこなさなくてはなりません。
そのため、場合によってはプライベートの時間がほとんどとれず、仕事に明け暮れることとなる可能性もあります。
最初は事業の規模を小さくする、外注できるものは委託するなど、工夫すれば作業量や負担を軽減できるでしょう。
事業に失敗するリスクがある
物販はれっきとしたビジネスです。
ビジネスである以上、絶対に成功できるわけではなく、失敗してしまうリスクもあります。
たとえば、売れると判断して大量に仕入れた商品がまったく売れず、莫大な赤字を抱えてしまう、といったことも考えられるでしょう。
また、顧客への対応を誤ってしまい、ネガティブな情報をSNSに拡散された結果、お店の評判が下がるといったことも考えられます。
オンライン主体の物販ビジネスであれば、気軽に取り組めるため、軽い気持ちで参入する方もいますが、失敗してこのようなリスクを負う可能性があることは理解しておきましょう。
一定の知識やノウハウが必要
取り組みやすいビジネスモデルではあるものの、誰もが物販ビジネスで成功できるとは限りません。
物販ビジネスで順調に利益を伸ばし、成功するには一定の知識やノウハウが必要です。
たとえば、売れる商品を仕入れるためには、市場や需要をリサーチしなくてはなりません。
リサーチも、やみくもに行うのではなく、ポイントを把握したうえで行う必要があります。
売れ行き商品の調べ方や可能な限り安く仕入れる方法、消費者の心に響くキャッチコピーの書き方など、成功するために必要なノウハウは多々あります。
現在では、インターネット上にもこれらの情報はあるため、独立前に知識やノウハウを身につける努力をしましょう。
物販で独立起業する方法
物販で独立起業する方法としては、実店舗運営とオンラインの2つがあります。
実店舗運営は、現実世界に店舗を構え、商品を販売するビジネスモデルです。
オンライン販売は、ネットショップやECサイトの運営、転売ビジネスなどが該当します。
物販で独立起業したいと考えている方にとって、どちらで起業すればよいのかは悩みどころでしょうが、リスクが低いのはオンラインです。
実店舗を構えるとなると、それなりの初期費用が必要です。
店舗の賃料や維持費、従業員の給料など、さまざまな費用が発生し、しかも必ず成功できるとは限りません。
一方、オンラインであれば手軽にスタートでき、コストも大幅に抑えられます。
開業と撤退が容易であり、低コストで取り組めるため、初めて物販で独立するといった方におすすめです。
物販で独立するときのポイント
物販で独立するのなら、スモールスタートで取り組むのが基本です。
いきなり大きな規模で始めてしまうと、失敗したときのダメージが大きくなります。また、収益をきちんと試算する、ある程度の資金をプールしておくのも大切なポイントです。
行き当たりばったりで事業をスタートするのではなく、事前にしっかりと準備をしておくことで、失敗のリスクを引き下げられるでしょう。
以下、物販で独立するときのポイントをピックアップしました。
スモールスタートで取り組む
物販で独立するときは、スモールスタートで取り組みましょう。
小さな規模でスタートし、様子を見つつ規模を大きくしていくのです。
スモールスタートのメリットは、ゆっくりと様子を見ながらビジネスを進められることです。
様子を見つつ、仕入れる商品を増やす、販売先を増やすといったことができます。
また、失敗したときのダメージを抑えられるのも、スモールスタートのメリットです。
いきなり大量の商品を仕入れてビジネスを始める方もいますが、もし売れなかったときは大赤字になってしまいます。
ビジネスを始めたものの即撤退、といったことにもなりかねないため、このような取り組み方はおすすめできません。
スモールスタートで取り組み、物販に慣れながら少しずつ規模を大きくしていくのが成功のコツです。
収益をきちんと試算する
収益をきちんと試算しないと、行き当たりばったりなビジネスになってしまい、利益が低くなるおそれがあります。
多分売れそう、これくらい稼げそう、といった曖昧な判断ではなく、きちんと収益を試算したうえで取り組まなくてはなりません。
物販における利益は、販売金額から仕入れ代金など諸経費を差し引いた額です。
高値で売れたとしても、仕入れや諸経費の額が大きいとなると、利益はほとんど出ません。
売上は増えているのに、利益は雀の涙ほど、といった状態に陥るおそれもあるため、注意が必要です。
物販ビジネスに取り組む以上、収益の試算は必須といっても過言ではありません。
試算を行ったうえで仕入れる数、トータルで費やせる金額などを判断するとよいでしょう。
ある程度の資金をプールしておく
オンライン主体の物販ビジネスであれば、小資金で始められますが、成功を目指すのならある程度の資金は必要です。
それなりに資金がないと、まとまった数の商品を入手したいときに購入できません。
たとえば、高い確率で高値販売できるトレンドアイテムが、安く市場に出回っていたとしましょう。
このようなケースであれば、大量に仕入れて販売すれば大きな利益を狙えます。
しかし、大量に仕入れるにはそれなりの資金が必要です。
資金がなければ商品を仕入れられず、競合に奪われてしまいます。
このようなことにならないよう、いざというときに備えてある程度の資金はプールしておく必要があるのです。
しっかりと準備をしておく
物販ビジネスで独立する前に、しっかりと準備をしておくと、スムーズに事業を進められます。
たとえば、独立前に古物商許可を取得しておく、事業用のクレジットカードを発行しておく、といったことが挙げられます。
ビジネスを始めてからでも可能ですが、実際に事業をスタートすると、なかなか時間をとれなくなるかもしれません。
本格的に忙しくなる前であれば時間的な余裕があるため、じっくりと準備できます。また、仕入れ先をどこにするのか、販売先はどこか、作業をアウトソースできる業者はあるのか、なども事前に調べておくとよいでしょう。
物販で独立して自由な働き方を手に入れよう
物販ビジネスは、小資金で始められるうえに自分のペースで取り組め、大きな利益を狙える可能性もあります。
一方、1人で作業するのなら負担が増える、事業に失敗するリスクがあるといったデメリットもあるので注意が必要です。
物販ビジネスで独立し成功を目指すのなら、スモールスタートで取り組む、収益の試算をする、資金をプールして事前準備を怠らない、といったことを覚えておきましょう。
これらのポイントを押さえておけば、物販ビジネスで成功できる確率があがります。
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