この記事では、メルカリでの再出品について解説をします。

• メルカリでの再出品について知ることができる
• 再出品する方法と再出品するのに向いている商品が分かる
• 再出品するタイミングと注意点が分かる

メルカリの再出品について知りたい方は、ぜひ続きを読み進めて参考にしてください。

当メディア（物販ラボ）では1000名以上の方に転売・物販の指導実績があり、こちらの記事はネット販売の経験が8年の経験と知見による内容になっています。

記事の最後では「メルカリスタートマニュアル」を配布しています。ぜひ最後まで読んでいただき、活用してください！

メルカリの再出品ってなに？

メルカリは不用品を売却したり、逆に欲しい商品を探したり個人同士の取引をおこなうフリマサービスです。

家にある不用品を処分したいと考えて、メルカリを使っている人も多いでしょう。しかし、メルカリに出品したものの意外と売れないことに悩む人も少なくありません。

そんな時に活用されているテクニックがメルカリでの再出品です。
メルカリで再出品する理由ややり方について紹介しています。

どうしてメルカリで再出品するの？

メルカリで商品が売れない場合、単純に商品や値付けに問題があるとは限りません。メルカリは利用者も増えているため、競争が激化している傾向にありますが、それ以外に考えられるのが見つけてもらえていないという問題です。

メルカリでは、商品が出品されると新着として検索の上位に表示されます。
しかし、出品して時間が経てば、どんどん検索順位が下がってしまうのです。

せっかく商品が欲しいと考えて検索している人がいても、検索順位が下になってしまえば、スクロールせずに他の出品を購入してしまうことがあります。

商品を売るためにはまず見てもらうことが大切ですが、時間がたつと見てもらいにくくなり結果売れにくくなります。

そこで使われているのが、再出品のテクニックです。再出品は一度取り消しをして出品するため、メルカリのシステム上新しい商品と認識されます。

キーワードやカテゴリー検索で上位に表示されるようになるため、より見つかりやすく、多くの人の目に留まるようになるのです。

メルカリは再出品してもいいの？

メルカリでは、一度出品した商品を再度出品することに関しては禁止していません。操作や取引キャンセルで公開を停止した商品についても再出品が可能です。

例えば、お客様の都合で取引がキャンセルになる場合や問い合わせ中で出品を一時的にストップする場合もあるでしょう。

ただし、公開停止している商品を再出品しても新着商品にはなりません。
再度新着商品として表示するのであれば、新しく出品をおこなってください。

公開停止の商品であれば、【商品の編集】ボタンを選択して、【出品を再開する】ボタンを選択しましょう。

メルカリには、一度出品した商品の内容をコピーして再度出品する機能はありません。また、一から出品しなおすことになります。

再出品向きの商品とは？

メルカリでは、全ての商品を繰り返し再出品するようなことは避けましょう。再出品に向いている商品を見極めて必要なタイミングでおこなう必要があります。

どのような商品が再出品に向いているのか紹介します。

競争が激しい商品

再出品を考えたほうがいいのは出品数が多い、競争が激しい商品です。

どんどん出品がされるような供給が多い人気アイテムは、自分が出品してからすぐに他の人が出品するため、すぐに他の商品に埋もれてしまいます。そのため、多くの人の目に触れる前に検索上位から外れてしまうのです。

何度もスクロールしないと見れないようになってしまえば、なかなか売れません。もう一度上位で表示されるように再出品することが有効な手段です。

価格が下がってきている商品

再出品するかどうかは、他に出品されている商品の動向からも判断できます。他に出品されている同程度の商品の取引価格がどんどん下がってきているような場合には、同じ価格で出品してもなかなか売れないでしょう。

購入者はひとつの商品だけを見ているわけではありません。
同じような出品の中から、価格や条件を比較して選びます。

そのため、市場の相場よりも高いと余程のプラス価値がなければ買ってもらことはできないでしょう。

値下げをしないのであれば、早めに新着表示して売り切ってしまわないと、どんどん下がっている相場と乖離して余計に売れなくなってしまいます。

トレンドにある商品

フリマ市場で売れる商品にはトレンドがあります。ネット上で話題になっている商品、注目を浴びている商品は多くの人が検索しているはずです。

しかし、トレンドは移り変わりがあるもの。
トレンドの商品は波が去ると、急に検索されなくなってしまいます。
検索されなくなれば当然売れにくくなってしまうでしょう。

トレンドの商品は、トレンドが続いているうちに売り切ってしまうようにするのをおすすめします。できるだけ早期に売り抜けるためにも、再出品して売り切ってしまいましょう。

売れる時期が決まっている商品

商品の中には、季節ものやイベントといった一定の時期に急に売れるものがあります。例えば、プールやレジャー関連の商品は夏に売れやすく、ハロウィンの商品は秋口に需要が増す商品の代表格です。

こういった売れる時期が決まっている商品は、季節が変わってしまうと売れなくなってしまいます。需要が極端に落ち込むため、来シーズンまで売れ残ってしまう可能性もあります。

季節もの、イベントアイテムは旬が過ぎれば売れなくなるので、再出品して早めに売ることを考えましょう。

商品の画像が良くない

商品の画像や説明文が良くない場合にも再出品を検討してください。
メルカリでは商品の画像はとても重要です。

購入者ははじめに写真の一覧を見て商品を選ぶため、画像が悪ければ、目についても選ばれない可能性があります。

画像が悪くてなかなか見てもらえなかった商品の場合は、再出品して新着表示されるとすぐに売れることもあります。

なかなか見てもらえないという場合には写真が悪いのかもしれません。
新しく画像を撮影しなおして再出品を検討してみてください。

「いいね」も閲覧も伸びない

メルカリで商品を売るための第一歩が見てもらうことです。商品を出品しても見てもらえないし、「いいね」がつかないといった場合には、まず見てもらえるような出品の仕方になっているかを考えてください。

商品の閲覧数はマイページの【出品した商品】をタップしてください。商品ごとに目のアイコンがついていて、その横にある数字が商品の閲覧数です。表示されていない場合には、最新のバージョンになっているか確認してください。

上記でも説明しましたが商品の写真は重要です。

また、欲しがっている人が見てくれるカテゴリーで出品しているかどうか、検索されやすい商品タイトルで出品されているかも考えましょう。

あまりに見てもらえていない場合には、出品の仕方に問題があるかもしれないので、タイトルや商品説明を変えて再出品して見ましょう。

カテゴリーやタイトルを変えたとたんに売れる可能性もあります。

再出品のタイミングはいつ？

出品して数時間で売れる場合もあれば、何日たっても売れない場合もあります。
再出品はどのタイミングで決断すれば良いのでしょうか。

再出品のタイミングを考える時に参考になるのが、検索した時に出品した商品が表示されるまでのスクロール回数です。商品を探す側に立ってみれば、商品を探すために何度もスクロールするのは面倒です。

2~3回スクロールすれば、検索をやめてしまう人も多いでしょう。再出品のタイミングは、商品を検索して2~3回のスクロールで見つからなくなった辺りが目安とするとわかりやすくなります。

また、できるだけ多くの人が見ていそうなタイミングを見計らって再出品することも、閲覧数を増やすポイントです。

再出品のタイミングについては、以下のページでもまとめているので参考にしてください。

・（関連）メルカリを再出品するタイミングは？売れるために適切な時を見極めよう

メルカリで再出品する方法

メルカリで出品した商品を再出品することによってより売れやすくすることが可能です。再出品の方法自体は決して難しくありません。

メルカリで再出品する方法についてまとめました。

再出品する商品を選ぶ

メルカリで再出品するには、まず再出品する商品を選びます。
上記に説明した条件を満たす商品を選んでください。

スマホでも作業できますが、パソコン版のメルカリのほうが複数のページを開くことができるので簡単かもしれません。

また、再出品する商品を選んだら、商品名や商品説明をコピーしておくと、後の入力が簡単になります。

出品する商品を「出品削除」する

再出品の作業は、必ず①②の順番でおこなってください。

1. 商品の削除
2. 再出品

この順番を逆にすると、万が一二つが同時に売れてしまった場合に困ってしまいます。

再出品する

商品を削除したら、再出品します。

商品の画像は同じものを使うこともできますが、前の出品で売れなかった原因が写真にある可能性もあるので、撮りなおすようにおすすめします。

撮影したら、画像と先ほどコピーしておいた商品説明を入力して出品しましょう。カテゴリー等を入力すると価格の設定に進みます。

カテゴリーや出品価格も再出品をきっかけに見直すようにしてください。

メルカリで再出品する前に考えておきたいこと

メルカリの再出品は商品をより多くの人に見てもらうためのテクニックです。しかし、再出品前にはどうして売れなかったのかその理由を考えておくようにおすすめします。

価格は適切か

再出品になるまで売れなかった原因の中でも、よくあるのが価格設定です。
設定している価格が高すぎないか、適切かを見直してください。
価格を設定する時には、類似商品の相場を調べておきましょう。

それぞれ希望価格はあるかもしれません。
しかし、希望価格にこだわるから売れないといったケースもよくあります。

商品の魅力を伝えられる画像になっているか

メルカリで商品を検索すると、写真と価格が検索結果として表示されます。出品した時に閲覧者やいいねが増えなかった場合は、写真の質が悪いのかもしれません。

例えば、写真がピンボケになっていたり、邪魔なものが映り込んだりしていないでしょうか。

写真は状態がわかるもの、ブランドやサイズ、カラーを伝えられるものを選びます。写真数が少なかった場合には、増やしてみても良いでしょう。

カテゴリーや商品説明は適切か

再出品する時には、カテゴリーや商品説明が妥当かどうかを考えましょう。せっかく良い写真とタイトルで出品していても、購買層に合わなければ意味がありません。

また、商品説明も購入希望者が欲しがっている情報が全て記載されているかどうかをチェックするようにしましょう。

メルカリで再出品する時の注意点

メルカリの再出品には、多くのメリットがあります。しかし、メルカリでの再出品は注意しないと思わぬ失敗をしてしまうかもしれません。

メルカリの再出品についてまとめました。

商品の「いいね」は消える

メルカリで再出品すると、一度商品を削除して初めから出品することになります。その結果、元の商品ついていた「いいね」は消えてしまいます。

せっかくついていた「いいね」なので、もったいなく感じてしまう人もいるかもしれません。ただし、「いいね」がついたから売れるわけではありません。

長期間「いいね」をつけている人が買うとは限らないので、「いいね」に執着する必要はあまりないでしょう。

ペナルティを受けることもある

メルカリで再出品する場合には、必ず元の商品を削除してから出品してください。削除し忘れれば、同じ商品が2個出品されることになります。

メルカリでは同一商品の複数出品はペナルティを受ける可能性があります。

メルカリでペナルティを受けると、新着商品であっても検索順位の一番下にまで下げられる、いわゆる圏外飛ばしになるかもしれません。

圏外飛ばしになってしまうと、しばらくは解除されないため取引でも困ってしまうでしょう。

再出品する時には、ペナルティを受けることがない範囲にとどめるように注意してください。

・（関連）メルカリの再出品のペナルティについてはこちら

大量に再出品はしない

再出品することで注目されるならと、出品している商品を片端から再出品しようと考えるかもしれません。しかし、大量の再出品は避けてください。

メルカリでは短期間に商品を大量に出品することを禁止しています。

1日にどれだけの大量出品をすればペナルティになるかは、明確に規定されているわけではありません。しかし、1日10個を越えるとリスクは高まるでしょう。

メルカリが基準を変える可能性もあるため、何個なら大丈夫と断言はできません。一日の出品数が多くなりそうな時は、数日に分ける等、様子見しながら再出品してください。

再度写真を取り込まなければいけない

メルカリで再出品する時には、もう一度商品を登録しなければいけません。パソコンで複数ウィンドウを開いてコピー&ペーストすれば、入力すれば手間は大分少なくなります。

しかし、そうなると面倒になるのが写真の取り込みです。元の商品をスマホで出品している場合には、パソコン側に取り込んで再度出品することになります。

写真を撮影しなおすこともできますが、手間はかかります。

再出品の可能性がある場合は、先に撮影してパソコンやUSBメモリ等に取り込んでおくと便利です。再出品する商品が多い場合には、効率的な方法を考えてみてください。

売れる法則を見つけるためにメルカリの再出品を活用しよう！

メルカリでの再出品は、商品を売るコツを掴むためにも有効な手段です。
同じ商品であっても写真や商品説明、タイトルの付け方によって売れやすさが全く変わります。

トライ&エラーを繰り返すことで、売るコツを掴めば再出品に頼らなくても商品を売れるようになるでしょう。

自分に合った売れる法則を見つけるためにもメルカリの再出品を活用してください。

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