2021.09.28 投稿
2024.05.28 更新
ドロップシッピングは違法?気になる噂の真相を解明
ドロップシッピングは違法について解説をします。
この記事では
- ドロップシッピングが違法かどうか
- 実際にあった違法の事例
- 違法になってしまうケース
などドロップシッピングについて紹介しているので、ぜひ続きを読み進めてみてください。
当メディア(物販ラボ)では1000名以上の方に転売・物販の指導実績があり、こちらの記事はネット販売の経験が8年の経験と知見による内容になっています。
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Amazon・Yahooショッピング!でのネット物販の専門家。前職はトラックドライバーで40代半ばから副業でネット物販を開始。4ヶ月で本業の収入越える。200名以上のネット物販のサポート、在宅で出来るネット物販の指導にてストアカアワード受賞の講師。SNS:Twitter・LINE
松下 隆史のプロフィール
物販ラボ運営責任者、アマラボ(物販ツール)の共同開発者、Amazon、ebay、Yahoo!ショッピング、ヤフオク、BUYMA、メルカリ、ラクマ、ヤフオクフリマ、Mercadolibre、etsy、BONANZA、ネットショップとあらゆる販路で販売。
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中川 瞬のプロフィール
目次
ドロップシッピングは違法ではない
ドロップシッピングは、在庫をもたずに商品を販売するビジネスモデルです。
そのため、低リスクでビジネスに取り組めることが大きなメリットではあるものの、「違法ではないのか」と不安になる方が多いのも事実です。
結論からいえば、ドロップシッピングは違法ではありません。海外でも巨大な市場を形成しており、日本でもドロップシッピングは当たり前のように行われています。
例えば、車の販売であったりオーダースーツの販売といった取り寄せ販売や、発売日が先の予約販売もドロップシッピングです。
この他にも多くの販売方法があり、多くの企業がドロップシッピングを取り入れて販売をしています。そのように当たり前の販売方法であり、ドロップシッピングが違法ではありません。
ドロップシッピングが違法と誤解をされるのか
別の違法行為と混同をしている
なぜドロップシッピングが違法と誤解をされるのかですが、別の理由で逮捕されたケースをドロップシッピングで逮捕されたことと混同をしていることが大きいです。
例えば、2017年にインターネット通販サイトで購入した商品の金額を支払わず、転売して利益を得ようとした男性4人が逮捕されています。
これはドロップシッピングとは関係なく、購入をした商品の金額を払わないという「食い逃げ」のようなものです。
これは、ドロップシッピングであろうとも、ドロップシッピングでなかろうとも違法です。
さらにさかのぼると、2012年には大手ドロップシッピングサイト運営会社の社長が逮捕されていますが、逮捕された理由は販売している商品の薬事法の違反容疑になります。
医学的な根拠のないやせ薬を、誇大広告を用いて販売していたとのことでした。
なので、ドロップシッピングとは全く関係ない薬事法の違反で理由で逮捕されたにも関わらず、ドロップシッピングサイト運営者の社長が逮捕ということで、テレビなどのメディアで報道され、ドロップシッピング=違法とのイメージを強めてしまった理由とも考えられます。
違法になってしまうケース
ドロップシッピング自体は合法ですが、違法になってしまうケースがあるため注意が必要です。
法律に違反する商品を扱ってしまった、商品を発送しない、必要な許可や届出をしていない、実物と異なるものを発送した、などが挙げられます。
違法とみなされ摘発されてしまうと、今後ドロップシッピングビジネスを行えないおそれがあります。
そのようなことにならないよう、どのようなことが違法になってしまうのか、きちんと理解しておきましょう。
法律に違反する商品の取り扱い
法律で販売を禁止されている商品を扱ってしまうと、摘発されるおそれがあるため注意が必要です。代表的なものでは、違法薬物が挙げられます。
マリファナやMDMAといった違法薬物は、そもそも法律で所持を禁止されています。当然、ドロップシッピングでも扱うことはできません。
ほかにも、偽物のブランド品やチケット、薬品、IDなども違法となるため注意が必要です。
商品を発送しない
商品を購入してもらったのに、お客様のもとへ発送しなかった場合は違法になるおそれがあるため注意しましょう。
お客様からお金をもらっているのに商品を届けなかったとなれば、詐欺を疑われてしまいます。
無在庫販売の場合、商品の発送を行うのはドロップシッピングサイトや卸売サイトですが、ショップ運営者が責任を問われるおそれもあるため注意が必要です。
このようなことにならないよう、ドロップシッピングサイトや卸売サイトを選ぶときは、信頼に足るところを選ばなければなりません。
併せて、発送スピードも確認しておくとより安心できるでしょう。
必要な許可や届出をしていない
違法とまではいかなくても、何らかの処罰を受けるおそれがあるため気をつけましょう。
たとえば、中古品やペット、アルコール、食品などを販売するには、行政からの許可や届出などが必要です。
中古品なら古物商許可、アルコールは酒販免許、食品は食品衛生法許可などを取得しなくてはなりません。
許可を得ずに販売してしまうと、罰則の対象となってしまいます。
このようなことにならないよう、扱う商品の選定は慎重に行わなければなりません。
扱う商品を決めたら、販売を行うにあたり必要な許可や届出はないか、といったことを必ず確認しましょう。
実物と異なるものを発送
ネット通販で、注文したものと異なる商品が届いた経験はありませんか?
ショップ側の勘違いにより、このようなことが起きてしまう可能性はありますが、違法になるおそれがあるため注意してください。
特に、最初から悪意をもって実物と異なるものを発送した場合は詐欺の疑いをかけられるおそれがあります。
運営しているショップの商品ページに掲載しているものと同じものを、間違えずに発送しましょう。
万が一、異なる商品を発送してしまったのなら、きちんとお客様に説明しなければなりません。
説明がなく、返金など誠実な対応もしなかったとなると、クレームどころか裁判沙汰になってしまうおそれもあります。
法に触れず安心安全に物販ビジネスを行うためにも、下記公式LINEで提供している情報も是非ご確認ください。
違法ではないが規約違反になるおそれも
違法ではなくても、利用するサービスによっては規約違反になる可能性があるため注意が必要です。
ドロップシッピングが可能であっても、さまざまなルールが設けられていることもあるため、必ず確認しましょう。
ここでは、Amazonとヤフオク、メルカリ、eBayなど、よく利用されるサイトごとに違反かどうかを解説します。
Amazon
かつてのAmazonは、ドロップシッピングがグレーゾーンでした。
無在庫販売を巡るトラブルも発生しており、Amazonとしては何かしらの手を打つ必要に迫られていたのです。
そこでAmazonは、ドロップシッピングを認める代わりに、自社のルールを守るよう要求しました。
ドロップシッピングを行うのはよいものの、ドロップシッピングポリシーを守ることを徹底させたのです。
ドロップシッピングポリシーでは、販売者として責任をもつこと、クレームなどへも誠実に対応することなどが定められています。
ルールを守らない限り、Amazonでドロップシッピングはできません。
・(関連)Amazonでドロップシッピングをする際の注意点はこちら
ヤフオクとメルカリ
国内最大級のオークションサイト、ヤフオクではドロップシッピングを禁止しています。
ヤフオクは、かねてより品物の転売が横行しており、さまざまなトラブルの温床にもなっていました。
原則禁止であるヤフオクでドロップシッピングをしてしまうと、最悪アカウントを停止されてしまうおそれがあります。
通常の利用もできなくなってしまうため、注意が必要です。
同様に、フリマサイトのメルカリでもドロップシッピングは原則禁止されているため、気をつけましょう。
eBay
eBayでのドロップシッピングは禁止されていません。
そのため、集客力が高くブランド力もあるeBayを使い、ドロップシッピングで稼ぐことは可能です。
ただ、卸業者以外の小売店やオンラインショップなどで購入し、そのままお客様のもとへ直送する行為は禁止されています。
また、商品遅延にも厳しく、場合によってはペナルティの対象になることもあるため注意が必要です。
・(関連)eBayとドロップシッピングを組み合わせたビジネスの特徴はこちら
違法や規則違反にならないよう注意しよう
違法なことをしてしまうと、故意ではなくとも摘発されるおそれがあります。
ビジネスどころではなくなってしまうため、違法にならないよう気をつけてください。
そのためには、どのようなケースが法に触れてしまうのかを理解しておくことが大切です。
法律だけでなく、利用するサービスのルールもきちんと守り、健全なドロップシッピングビジネスに取り組みましょう。
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