せどりの利益率の目安はどれくらい?計算方法や利益率を上げる方法を解説

せどりに取り組むのなら、利益率を意識しなくてはなりません。
扱う商品のジャンルによって利益率が変化し、最終的に得られる利益も変わるためです。

本記事では、せどりにおける正しい利益率の計算方法や、利益率の高い商品ジャンルなどについて解説します。
併せて、せどりの利益率を高めるアイデアも紹介しましょう。

せどりにおける正しい利益計算の方法

利益率を計算する方法を学ぶ前に、まずは粗利率と利益率の違いについて理解しておきましょう。
そのうえで、売上から利益率を計算する方法、目標利益率から販売価格を算出する方法を紹介します。

売上(販売価格)から利益率を計算する方法

粗利とは、売上から売上原価を差し引いたものです。
たとえば、2,000円で仕入れた商品が5,000円で売れたのなら、粗利は5,000-2,000=3,000となり、3,000円が粗利です。

粗利率は、粗利÷販売価格×100で算出できるため、上記のケースでは3,000÷5,000×100=60となり、粗利率は60%です。

一方、利益率とは純利益に対して占める割合であり、純利益÷売上×100で算出します。
なお、純利益とは売上から仕入れ額、送料、梱包費用などを差し引いた純粋な利益を指します。

たとえば、純利益が3,000円、売上が6,000円なら、3,000÷6,000×100=50となり、50%が利益率です。

わざわざ計算式を用いて算出せずとも、ツールを用いて計算する方法もあります。
たとえば、FBA料金シミュレーターを利用すれば、誰でも簡単に利益率の計算が可能です。

フォームに売値や仕入れ値を入力すれば、Amazon手数料も差し引いた利益率を算出でき便利です。

目標利益率から販売価格を算出する方法

1,000円で仕入れた商品に、20%の利益をのせて販売したい、といったケースに活用できる計算方法を覚えておくと便利です。
このような場合には、原価÷(100%-値入率)で任意の利益をのせた販売価格を算出できます。

値入率とは、販売価格にのせたい利益です。
上記のケースでは、1,000÷(100%-20%)=1,250となり、1,250円が20%の利益をのせた販売価格となるのです。

せどりの利益率の目安

せどりの利益率は、扱う商品によって異なりますが、一般的には20~30%といわれています。
そのため、まずはこの数値を目安に取り組んでみるとよいでしょう。
最初から高い利益率を目標にすると挫折してしまうおそれがあるため、まずは20%前後を目指し、最終的には30%をクリアできるよう取り組むのをおすすめします。

30%は、せどりにおける利益率の推奨値です。
利益率を高くすれば入ってくるお金は増えますが、仕入れが難しくなってしまいます。
スムーズに仕入れをしつつせどりビジネスを展開するには、30%の利益率がベストなのです。

新品せどりの利益率

新品を扱うせどりの利益率は、15~25%が目安です。
低いと感じた方もいるかもしれませんが、新品は安く仕入れることが難しいため、どうしても利益率は低くなってしまうのです。

ただ、新品は中古品のように検品を行う必要がありません。
そのため、仕入れた商品をすぐ販売できるメリットがあります。

つまり、新品は回転率がよいのです。
利益率が低くとも、次から次へとどんどん商品を販売していけば、安定した利益を確保できるでしょう。

中古せどりの利益率

中古せどりにおける利益率の目標は、30~50%です。
新品に比べ安値で商品を仕入れられるため、この数値をクリアするのは決して不可能ではありません。

安く仕入れるのはもちろん、プレミア品や限定品などを狙えば高利益が期待できるでしょう。
そのためには、しっかりとしたリサーチが欠かせません。
また、中古せどりは商品のコンディションをチェックする必要があるため、新品せどりに比べて労力は増える傾向があります。

せどりで利益率の高い商品とは?

せどりで安定した利益を得たいのなら、利益率の高い商品を中心に扱うとよいでしょう。
せどりで利益率が高い商品のジャンルとしては、おもちゃや化粧品、本、家電、パソコン周辺機器などが挙げられます。

おもちゃ

おもちゃは高利益が期待できるため、せどりで人気のジャンルです。
ディズニー関連グッズや人気アニメのフィギュア、遊戯王カード、レゴなどは高値が期待できます。

プレミア価格になりやすいのも魅力です。
プレミアがついた商品は、定価よりはるかに高い金額で取り引きされることもあるため、少ない取引で大きな利益を得られるでしょう。

クリスマスやお盆、年末年始などのタイミングはおもちゃの需要が高まるため、売上を伸ばすチャンスです。
一方、仕入れのタイミングを誤ってしまうと在庫過多になってしまい、経営を圧迫するおそれがあるため注意が必要です。

化粧品

化粧品はサイズが小さな商品が多く、自宅で管理しやすい魅力があります。
また、化粧品は消耗品ゆえに回転率も高く、初心者せどらーにも稼ぎやすいジャンルといえるでしょう。

無名のブランドより、知名度が高い大手メーカーのコスメが高く売れる傾向があります。
廃版になった商品にプレミアがつくこともあるため、そのようなアイテムを中心に扱うのもよいでしょう。

まとめ買いや定期購入であれば、商品ひとつあたりの仕入れ単価を抑えられます。
また、卸売り価格で商品を購入できるサイトもあるため、工夫次第で利益率を高くできるのです。

衛生面を考えると中古コスメの扱いはおすすめしませんが、ラグジュアリーブランドの商品は中古でも需要があり高値が期待できます。

本もせどりでは定番のジャンルです。
自宅で管理しやすい、送料を抑えやすいなどの魅力があるほか、商品や売り方次第では高利益を狙えます。

高利益を狙える理由として、単価の低さが挙げられます。
たとえば、中古本であれば古書店などで100円前後で購入できるケースもあり、安価で仕入れが可能です。
また、マンガのセットは需要があるため、複数巻をセット販売すれば高値で売れる可能性があります。

ただ、そもそもの単価がそれほど高くないため、1回あたりの利益はあまり多くありません。
その分回転率をよくして稼ぎましょう。

家電用品

家電は商品のジャンルが豊富で、なおかつ高値で取り引きされるジャンルです。
現代人にとって家電は必要不可欠な存在であるため売りやすく、在庫過多になってしまうリスクも軽減できるでしょう。

大手家電量販店では、定期的にセールやキャンペーンを実施しています。
そのようなタイミングで仕入れを行えば、安く仕入れて高く売ることも可能です。

中古品を扱うのなら、コンディションに注意が必要です。
傷や汚れなどがなくても、不具合がある、使えない機能がある、といった場合にはクレームにつながります。

パソコン周辺機器

パソコン周辺機器の中でも、タブレット端末やキーボード、スマートフォン、プリンターなどが売れ筋です。
基本的によく売れるメーカーは絞られているため、そこからピックアップしていくとよいでしょう。

パソコンに詳しくない、といった方でもパソコン周辺機器の転売は可能です。
それほど専門的な知識はいらず、必要に応じてインターネット上で情報収集すれば十分です。

ゲーム

利益率の高い商品が多いため、初心者でも稼ぎやすいジャンルです。
新品中古どちらでも利益を出しやすく、回転率も高いため在庫過多になる心配もほとんどありません。

古いハードやソフトの中には、プレミアがついているものもあります。
このような商品であれば、1回の取り引きで大きな利益を得ることも不可能ではありません。

ただ、高利益を狙いやすい人気ジャンルゆえに、競合の多さがデメリットです。
ひしめく競合の中で安定した利益を得るには、徹底したリサーチや売り方の工夫が求められるでしょう。

せどりの利益率を高めるアイディア

ちょっとした工夫でせどりの利益を高められます。
仕入れ先を変える、ライバルが少ない商品を狙う、中古品は補修してから売る、商品を寝かせる、ヤマト便やFBAを活用するなどの工夫で、高利益を狙えます。

仕入先のお店を変える

せどりで高利益を狙うには、できるだけ安く商品を仕入れて高く売ることが大切です。
これはせどりに限らず、商売における基本であり極意ともいえるでしょう。

安く仕入れるには、視野を広げることが大切です。
いつも仕入れているお店以外で、もっと安く商品を仕入れられるところがあるかもしれません。
同じ仕入れ先ばかり利用するのではなく、たまには他のショップにも目を向けてみましょう。

また、仕入れ先を変えることで、新たな商品やジャンルが発見できるかもしれません。
そこからビジネスのチャンスが広がる可能性もあります。

基本的に、仕入れ先は複数開拓することをおすすめします。
複数の仕入れ先を確保しておけば、商品の安定した供給も可能になるためです。

値下げ幅が大きいお店や大量の商品を扱っているショップなど、複数の仕入れ先を確保しておきましょう。

ライバルの少ない商品を狙う

ライバルが多い商品を扱うと、値下げ競争に巻き込まれかねません。
値下げ競争になった場合、豊かな資金力をもつ事業者が勝つため、初心者せどらーには手も足も出ないでしょう。

そのため、安定した高利益を狙うのなら、できるだけライバルの少ない商品を狙うべきです。
ライバルが少なければ、価格競争に巻き込まれるリスクを軽減できます。

また、ライバルが少ない商品を選べば、自然と競合との差別化につながります。
販売先が決まっているのなら、競合がどのような商品を扱っているのかリサーチし、できるだけ被らないよう努めてみるとよいでしょう。

中古品は補修してから出品する

中古品を仕入れてそのまま出品するのではなく、補修してから販売すると高く売れる可能性があります。
たとえば、足りないパーツをそろえる、破れている部分を補修する、といった具合です。

パーツが足りていない、明らかにコンディションが悪い、といった商品はそれだけで売れる確率が下がってしまいます。
補修を行えば、わずかな手間で売れる確率がアップするのです。

商品を寝かせる

それほど単価が高くない商品であっても、廃盤になるまで寝かせておくだけで、価値が大幅にアップする可能性があるのです。

たとえば、レゴは生産終了後約1年ほどで大きく値上がりするケースがあります。
このように、廃盤後に値上がりすることがわかっていれば、それを見越して寝かしておくのもひとつの手です。

過去のデータをもとに、しっかりとリサーチを行ったうえで寝かせる商品を選定し、仕入れをしましょう。
何となくの勘で仕入れてしまうと、値上がりどころか値下がりし大赤字になる、といったことも考えられます。

ヤマト便やFBAを活用する

Amazonで商品を販売するのなら、FBAを活用しない手はありません。
FBAとは、Amazonが商品の梱包や発送を代行してくれるサービスです。

余計な手間がなくなるためリサーチや仕入れに時間をかけられ、業務を効率化できます。
しかも、Amazonが発送するため信頼性が高く、商品が売れやすくなるメリットもあります。

FBAを利用するにあたっては、商品をAmazonの倉庫に送らなければなりませんが、その費用も節約できます。
箱の大きさで送料が変わるヤマト便を利用すれば、1つの箱にいくつもの商品を梱包して送れるため輸送費を節約可能です。

せどりの利益率の目安・上げる方法まとめ

せどりで安定した利益を得るため、利益率を意識したビジネスを心がけましょう。
商品のジャンルによって利益率は大きく変わることを理解し、わずかな工夫で利益率を高めることも可能です。

すでにせどりを始めており、もっと利益率を高めたいと考えているのなら、仕入れ先の変更や商品を寝かせるアイデアも実践してみてはいかがでしょうか。
また、本格的にせどりに取り組みたいのなら、FBAやヤマト便の活用も検討してみるとよいでしょう。

物販を実践して結果を出されている方で、丁寧に教えてくれる方をご紹介していますので、下の記事ぜひ読んでください。