2020.07.17 投稿
2024.05.30 更新
無在庫転売で稼げない人と稼げる人がいる6つの理由を解説
本記事では、無在庫転売は稼げるのか?また稼いでいる人とそうでない人は何が違うのかについて解説をします。
無在庫転売をこれから始める方、今結果がでていない方はぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。
当メディア(物販ラボ)では1000名以上の方に転売・物販の指導実績があり、こちらの記事はネット販売の経験が8年の経験と知見による内容になっています。
記事の最後では「無在庫販売スタートマニュアル」を配布しています。ぜひ最後まで読んでいただき、活用してください!
Amazon・Yahooショッピング!でのネット物販の専門家。前職はトラックドライバーで40代半ばから副業でネット物販を開始。4ヶ月で本業の収入越える。200名以上のネット物販のサポート、在宅で出来るネット物販の指導にてストアカアワード受賞の講師。SNS:Twitter・LINE
松下 隆史のプロフィール
物販ラボ運営責任者、アマラボ(物販ツール)の共同開発者、Amazon、ebay、Yahoo!ショッピング、ヤフオク、BUYMA、メルカリ、ラクマ、ヤフオクフリマ、Mercadolibre、etsy、BONANZA、ネットショップとあらゆる販路で販売。
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中川 瞬のプロフィール
無在庫転売の方法を理解する
無在庫転売は在庫を持たずにできる転売方法で、在庫リスクが少なく稼ぎやすいと言われています。
そうはいっても正しい方法で実践をしなければ、無在庫転売で商品を売ることができず収入を得ることができません。
無在庫転売を始めたけれど思うように稼げない、という人もいるでしょう。
その場合、何かしらの原因や理由があるはずです。
その一つが無在庫転売についてよく知らずに始めたというケース。
何事も多くのメリットを享受するためには、知識を持つことが重要です。
まずは、無在庫転売についてしっかり把握しておきましょう。
無在庫転売の特徴
無在庫転売とは、在庫を持たずに転売することです。
仕入サイトなどで取り扱いたい商品を選び、その商品に利益を乗せて販売する方法が無在庫転売です。
通常の転売(有在庫転売)は、最初に取り扱う商品を仕入れてから販売しますが、在庫を持たないことが無在庫転売の特徴となります。
店舗を持ち販売するケースではそれはできませんが、インターネットを利用すれば可能です。
無在庫転売では、注文がきたら注文の量だけ仕入れをして、商品をお客様に送ります。
無在庫転売の流れ
無在庫転売の基本的な流れは下の通りです。
<無在庫転売の流れ>
1. 商品のリサーチ・出品
2. 商品の仕入れ
3. 発送
わかっている人も多いと思いますが、再度確認しておきましょう。
・仕入れる商品をリサーチする
転売は無在庫でも有在庫でも、仕入れた価格と売った価格の差額が利益になるのは同じです。
取り扱う商品やサービスが売れて、利益が発生します。
転売で稼ぐためには、『何を扱うか』が重要です。
そのためにまずは販売する商品のリサーチから始めます。
通常の転売におけるリサーチのポイントは、需要が高いものやレアな商品などを選ぶことですが、無在庫転売においてもそれは変わりません。
ただし、需要の高い商品は多くの人が扱うので、競争率が高くなることがあります。
その点を踏まえたリサーチが重要となります。
・仕入先を選ぶ
リサーチをして取り扱う商品を決めたら、商品の仕入先を選びます。
無在庫転売はこの段階で仕入れるわけではないので、在庫の確認だけをするのが特徴です。
仕入れ先もいろいろなので、ここでもリサーチが必要。
ここで在庫を確認しても、売れてから仕入れるので、そのときに在庫はあるかどうかはわかりません。
いざ発送する際に在庫がない、ということになれば問題です。
問題を発生させないためにも、信頼できる仕入れ先を選んでください。
もしくは、複数の仕入れ先を確保しておくとよいでしょう。
・取り扱う商品を出品
Amazonや楽天、ヤフオク、Buymaなどのプラットフォーム、もしくは自分で開設したネットショップにおいて商品を出品します。
知名度の高いプラットフォームの方が集客は見込めるので稼ぎやすいですが、中には規約で禁止しているケースもあったり、条件があったりするのでよく調べてから出品する必要があります。
・注文が入ったら商品を仕入れ、発送
出品している商品が売れたら、商品を仕入れ発送します。
仕入れた商品を自分でお客様に発送する、もしくは仕入れたサイトから直接お客様に発送してもらいます。
無在庫転売は違法?
無在庫転売は、商品を在庫として持たずに販売ができるので魅力的な方法だと感じる方がいる一方で、違法性や倫理的な問題はないのかと心配する声もあります。
結論から言うと、無在庫転売は違法ではありません。
それなのになぜこのような声が上がるのかという理由は、
たとえば、
<問題行動の例>
詐欺行為 : 商品の品質や在庫情報を誤って表示する
知的財産権の侵害: 正規の販売業者と契約なしに商品を販売する
不正な価格操作 : 市場価格を不正に操作し、他の販売業者や顧客に不利益をもたらす
などといった問題行動を起こす一部の人がいるからなんです。
正当な方法で取引を行っていれば、無在庫転売は違法ではありませんので安心してください。
無在庫転売のメリットとデメリット
無在庫転売のメリット
無在庫転売は、金銭的リスクが少なく、稼ぎやすいやすいのが大きなメリットです。
その理由としては、次のような点が挙げられます。
・在庫を持たないため、その分の費用がかからない
無在庫転売が稼ぎやすいのは、在庫を持たないからです。
通常の転売は在庫を仕入れてから販売しますから、初期投資が必要となります。
また、仕入れた商品がすべて売れればよいのですが、そうでなければその分損をしてしまいます。
商品にもよりますが、在庫を置いておくスペースも確保しなければなりません。
倉庫など、在庫を置いておくスペースを用意する費用も必要です。
無在庫転売であれば、それらの費用がかかりません。
・初期投資の必要がない
在庫を仕入れる費用が必要なく、店舗を用意する必要もないので、初期投資の費用がかかりません。
手元にお金がなくてもできます。
仕入れに費用がかかることもありますが、無在庫転売は仕入れにかかる費用よりも、お客様からの代金を先に手元に入るようにしておくことも可能です。
・ダブルワークでもできる
無在庫転売は通常の転売に比べると、手間が少ない点もメリットです。
注文を受けたら、仕入れ先に発注し発送をしてもらうことが可能。
発送に時間や手間がかからないので、ダブルワークで忙しくて準備ができないという人でも手掛けやすいでしょう。
・仕入れが少なくて損をすることがない
有在庫転売は仕入れた数しか販売できませんが、無在庫転売は注文の数だけ仕入れることが可能です。
そのため、もっと売れたのに仕入れ数が少なくて売れなかった、という損をすることがありません。
これも、無在庫転売が稼げると言われる点です。
無在庫転売のデメリット
メリットに目がいきがちな無在庫転売ですが、きちんとデメリットもおさえておきましょう。
・在庫がなくて発送できないリスクがある
在庫を抱えないのはメリットでもありますが、注文があっても商品がないというケースが生じることもあります。
何とか注文の数だけ仕入れることができればまだよいのですが、仕入れられないとキャンセルになってしまいます。
数が足りなければ、その分の利益も生じません。
在庫がないのに販売したとなると、信用問題にも関わる可能性があります。
注文しても商品が届かなければ、次からは注文してもらう可能性は、ほぼゼロです。
無在庫転売において、そういったトラブルは、絶対と言っていいほど避けなければなりません。
トラブルを避けるためにも、仕入れ先の商品はこまめにチェックしたり、複数の仕入れ先を確保したりする必要があります。
・配送に時間がかかることがある
在庫がないため、仕入れに時間がかかることもデメリットの一つです。
特に海外の仕入れサイトや、自分の手元に送ってもらってから発送する場合などでは、時間がかかってしまうこともあります。
少しでも早くほしいと思っているお客様は多いです。
納品予定日に手元に届かなければ、信頼を失くしてしまうかもしれません。
手元に届くまでに時間がかかれば、リピートは望めない可能性もあります。
お客さまとのコミュニケーションで回避できることもありますので、日頃から丁寧さを心掛けておきましょう。
・扱いにくい商品もある
レア商品など希少価値のある物は、高値で取り引きできる可能性が高いです。
その分利益率も高くなります。
しかし、無在庫転売において、数が少ないレア商品は仕入れ先で品切れになる可能性も高く、取り扱うのはリスクが高いです。
無在庫転売に向いている商品と向かない商品があるので、きちんと見極めて販売する商品を選びましょう。
・不良品を仕入れてしまう
無在庫転売では、仕入先から直接購入者へ商品を発送してもらうことが可能です。
ですがこの場合、自分の目で実際に見たり触れたりすることなく商品が届いてしまうため、不良品を仕入れてしまうリスクが生じます。
もし購入者に届いた商品が不良品だったら、
返品や返金の対応で労力やお金の負担が増えるだけでなく、評価が下がってビジネスの信頼性に悪影響を及ぼす可能性もあります。
・価格競争に巻き込まれる
無在庫転売は、リスクの低さと初期費用をあまりかけずに始められることから、多くの人が最初に選ぶビジネスとして魅力的な方法になっています。
ただし、その敷居の低さから無在庫転売を始める人が増え、競争が激しくなることで起こる問題が価格競争です。
多くの人が同じ商品を販売している場合、購入側は価格が最も安い人を選びがちです。
その結果、価格を下げることが一つの競争戦略となり、利益率を下げる原因となってしまいます。
ライバルと差別化を図るには、価格競争だけでなく顧客サービスや品質など、他の側面で良さを見せることが成功の鍵となります。
・アカウントの停止や凍結
各プラットフォームでは、日頃から不正などが行われていないか監視の目を光らせています。
不正な取引が発覚した場合や商品品質・カスタマーサポートの問題により顧客からの評価が悪化している場合、
アカウントに制限が課せられたりアカウントが停止されることがあります。
また、プラットフォームによっては無在庫転売を規約で禁止しているケースもあり、禁止していなくても条件が定められていることもあります。
<無在庫転売禁止のプラットフォーム>
・ Amazon
・ メルカリ
・ ヤフオク
・ ラクマなど
Amazonではドロップシッピングポリシーにて、規約違反が明記されています。
別のオンライン小売業者から商品を購入し、その小売業者から購入者に直接出荷すること。
メルカリではメルカリガイドの「禁止されている行為」にて、禁止行為が明記されています。
・手元にない商品の出品やECサイト等から直送すること
ヤフオクでは、ヤフオクガイドライン細則の「出品者の禁止行為」にて、禁止行為が明記されています。
商品の現物が手元にない状態で出品すること
ラクマでは、ラクマのルールの「禁止行為リスト」にて、禁止行為が明記されています。
・手元にない商品を出品する行為
引用:ラクマのルール
このように記載されている規約を破ると、アカウント停止などペナルティが課せられることもあるので、事前に確認して注意しなければなりません。
無在庫転売で稼げないさまざまな原因と対策
在庫を持たないのでその分のリスクもなく、保管倉庫などの費用もかからないことで、稼ぎやすいと言われている無在庫転売。
しかし、「無在庫転売で稼げない」というケースもあり、その原因はさまざまです。
なぜ稼げないのか、考えられる原因と対策について説明します。
原因① 利益率の低い商品を扱っている
無在庫転売は薄利多売になりやすい傾向があります。
1個の商品が売れても利益が数十円、数百円では、たくさんの量を売りさばかなければなりません。
量をたくさん売るとなると、日数もかかり発送の準備なども手間もかかってしまいます。
その結果、作業時間がかかるのに利益は少ない、稼げないということになります。
人気商品ならすぐに売れて利益も得やすいのでは?と考える人も多いかもしれません。
需要の高い商品は扱いやすいですが、多くの人が販売しています。
売れ筋商品や人気商品は確かに売れるので扱う人も増えてしまい、結果価格競争になりやすい傾向にあります。
ライバルが多ければ売れず、価格も下げなければいけません。
そのため、薄利多売になりやすいです。
また、人気商品は大量にはける可能性もあるので、在庫切れも起こしやすいでしょう。
注文があったのに仕入れがスムーズにいかず発送できないと、トラブルの元になります。
■対策:リサーチに力を入れる
対策としては、リサーチに力を入れることです。
・サイトをチェック
どのサイトで何が売れているのか、売れているレア商品は何か、オークションであればどのくらいの時間で売れているのか、
といった点をこまめにチェックしましょう。
それぞれのサイトの、売れ筋ランキングも確認しておくと良いです。
具体的には、サイトで取り扱いたい商品のワードを検索し、売れている商品をチェックします。
チェックしたいのは、カスタムレビューの数です。
売れていれば、その分レビューも多くなります。
レビューは、お客様の正直な感想や意見も確認することができるので、商品選びの参考になるでしょう。
オークションサイトであれば、どの商品がいくらで落札されたかをチェックしてください。
・関連商品をチェック
人気のある商品は薄利多売につながりやすく、利益率も低くなる可能性があります。
そこでメインの商品だけでなく、関連商品を扱うのも一つの方法です。
メインの商品を買った人がチェックした、他の商品を知ることができるサイトもあります。
他にどのような商品に興味を持ったかを把握できれば、取り扱う商品の参考になるでしょう。
関連商品の中でも何が売れているかをチェックし、利益につながりそうな商品を選んでください。
・リサーチツールを利用する
リサーチは丹念に行えば、時間もかかります。
そこで便利なのが、リサーチツールを使うことです。
リサーチツールを利用すれば、効率的に商品のリサーチを行うことができます。
ツールを使用することでライバルが出品している商品や価格、タイミングなどを知ることが可能です。
商品の在庫数や販売価格をチェックできるほか、Amazonなどで品切れになっている商品などを知ることもできます。
ただし、ツールを選ぶ際には使いやすい、サポートが充実しているといった点を確認し選ぶことも必要です。
原因② 経費がかかり過ぎている
特に、利益率が低いと経費が負担になります。
商品以外の経費がかかりすぎると、利益はさらに減り稼ぐことができなくなります。
出品する際には、販売手数料や月額利用料などがかかることもあるので、きちんと確認してください。
配送する際には送料もかかるので、その分も考えなければいけません。
配送先の地域によっては、送料が高くなる場合もあります。
ツールなども、リサーチや作業が効率化されますが、有料の場合もあります。
これらにかかる経費をきちんと計算し、負担になりすぎないようにしましょう。
■対策:送料や手数料を正しく計算する
経費を抑えるためには、送料や手数料はを正しく計算しましょう。
コストを適切に計算し商品の価格に反映させることが、利益を最大化し競争力を維持する鍵となります。
送料・手数料についてそれぞれ把握すべきポイントを説明します。
・送料
●仕入れの送料:商品を仕入れる際にかかる送料を確認します。商品の重さ、仕入れ先の場所、配送オプションによって異なります。
●購入者への送料: 購入者に商品を発送する際にかかる送料を確認します。発送先の場所、配送オプション、商品の重さなどによって異なります。
●包装材料のコスト: 商品を梱包し、保護するための包装材料(箱、梱包材など)のコストも確認します。これらのコストも送料に含める必要があるので要注意です。
多くのプラットフォームで、送料を自動的に計算してくれるツールが提供されていますので活用してみましょう。
ツールについては、以下の記事でも詳しく解説しています。ぜひ合わせてお読みください。
・(関連)無在庫転売ツールの機能と効果とは?無料・有料ツールをプラットフォーム別に紹介
複数の配送業者や仕入れ先から送料を提供してもらい、最もコスト効率の良いオプションを選ぶなどのひと手間も有効です。
・手数料
●プラットフォームの手数料: プラットフォームは販売手数料を取ることが一般的です。商品のカテゴリーや価格によって手数料率が異なる場合があるため、各プラットフォームで確認しておきましょう。
●支払いに関する手数料: クレジットカードやオンライン決済を使用する場合、取引手数料がかかることがあります。こちらも確認しておきましょう。
●広告費用: プロモーションや広告を行う場合、広告費用を計算し、販売手数料とは別に計算しておきます。
●返品および返金に関連するコスト: 顧客からの返品や返金に関連する手数料やコストも把握し、予算に含めておきます。
●税金: 販売に関連する税金(消費税、所得税など)も確認しておきましょう。
送料や手数料は適当に計算していると損してしまう可能性が高まります。
少し面倒かもしれませんが、収益を安定させるためには正しく計算して適切に価格に反映させることが重要です。
原因③ 仕入れ先の選び方や数に問題がある
無在庫転売では、仕入れ先を適当に選んでいては稼げません。
利益が出ない、稼げないという人は、仕入れ先を見直してみる必要があります。
仕入れ先が少ない、固定しているなどの場合、取り扱う商品の数が限られたり、扱える消費の種類が少なくなったりします。
扱える商品の種類が少ないと、ライバルセラーとの差別化が図りにくく、利益を出すことが難しくなるでしょう。
仕入れ先が1つか2つだと、在庫がなかった場合、売上につながらないことがあります。
そのようなことがないよう、複数の仕入れ先を用意しておく必要があります。
■対策:仕入れ先を見直す・増やす
無在庫転売は、仕入れ先の選び方も重要です。仕入れ先を選ぶ際のポイントを紹介します。
・在庫切れがなく発送が早い仕入れ先
注文したらお客様は、少しでも早く商品を手に入れたいもの。
仕入れ先は、商品を少しでも早く発送してくれるところを選ぶことが大切です。
発送が予定よりも遅れてしまうと信頼されにくくなり、さらに在庫切れで発送できないというトラブルがあれば、信頼を失ってしまうでしょう。
在庫が安定していて、商品がきちんと確保できているサイト選びが重要です。
・海外の仕入れ先も選択肢の一つ
海外のネットショップを仕入れ先にする方法もあります。
国内では購入できない商品を扱うことができたり、商品によっては国内よりも安く手に入ったりすることもある、といったメリットがあります。
ただし、税金がかかったり、日本語が通じなかったりというデメリットも。
無在庫転売初心者の場合は、国内のサイトで経験を積んでから海外のショップを利用するのがおすすめです。
・無在庫転売に適している仕入れ先
無在庫転売は、在庫が確保されていることや、迅速に配送ができることが非常に重要です。
それができないと利益にならないだけでなく、お客様からの信頼を得られなくなります。
リピートにもつながらないでしょう。
そういった問題を避けるためにも、無在庫転売に適した仕入れ先を選ぶのがポイント。
発注手続きや配送などのシステムが確立され、スムーズに発送できたり、お客様に直接発送できるシステムがあったりすれば安心です。
仕入先については、以下の記事でも詳しく解説しています。ぜひ合わせてお読みください。
・(関連)無在庫転売のおすすめ仕入れ先を国内・海外サイト別で紹介!
原因④ 商品説明が不足するなど情報が足りない
無在庫転売で利益アップにつなげるには、商品をただサイトに掲載するだけでは不十分です。
お客様が興味を持ち、商品に魅力を感じなければ購買にはつながりません。
■対策:商品情報を丁寧に掲載する
最低でも、商品に関する情報はしっかり掲載しましょう。
情報が少ないと不安点が残り、購買につながりません。
特に自分で開設するプラットフォームで販売する場合、見た目の印象はかなり重要になります。
ただし、もちろん見た目だけでなく、必要な情報がわかりやすく掲載されていることや、買うまでの行程がシンプルでわかりやすいことなども大切です。
知識のない人が読んでも理解でき、魅力を感じられるよう、わかりやすい言葉で伝えるようにしてください。
その際に長文になるときは、見出しを付けると読みやすくわかりやすくなります。
また、レア商品や中古品などは、トラブルを避けるためにも正確なコンディションの記載が必須です。
写真や動画を活用したり、商品情報を具体的に記載したりするなど、購入者が安心して購入を決断できる環境を整えると効果的です。
商品の特徴を伝えると同時に、アピールポイントやおすすめの使い方、
グッズであれば保管方法、お手入れ方法などを紹介するのもおすすめなので、取り入れてみてください。
原因⑤ 出品するプラットフォームの特徴をつかんでいない
販売するプラットフォームもさまざまで、それぞれ特徴があります。
それぞれの特徴を把握していないと、集客があっても購買にはつながりません。
■対策:プラットフォームに合った商品を出品する
年齢層や性別、どのような商品を求めてそのサイトを訪れるのか、販売価格はどの程度がよいのか、など特徴をつかんで適した商品を販売することが必要です。
プラットフォーム | 特徴 |
Amazon | あらゆる年齢層や興味を持つ人々に向けた、幅広い商品カテゴリーを揃えている。頻繁にネットショッピングを利用しているユーザーが多く、利便性やコストパフォーマンスを重視する傾向にある。 |
楽天市場 | ポイントが貯まるお得さから還元率に敏感なユーザーが多く、商品は独自の趣味関連など、商品の価値や品質を重視する傾向にある。年齢層は幅広い。 |
Yahoo!ショッピング | 30~60代の中年層のユーザー数が多く、国内で利用されている。中古品市場に強く、コレクターや中古品愛好家が集まる。 |
ヤフオク | オークション形式の取引が中心で、オークション愛好家や中古品の売買を好むユーザーが集まる。 |
メルカリ | フリマアプリのため、不要な商品を売買するための手軽さが人気。幅広い年齢層に利用が増え、ファッションやホビーの人気が高い。 |
また、自分でネットショップを開設すれば、自由にサイトを作成できます。
ただし、大きなデメリットとして集客が難しくなる点は理解しておきましょう。
原因⑥ 無在庫転売に関する注意点やトラブルを把握していない
無在庫転売は実践する上で注意点があります。
それを把握せずに行うと、お客様の信頼を失い売上につながらなかったり、トラブルになりプラットフォームを利用できなくなったりすることもあるでしょう。
■対策:ありがちなトラブルや注意点を把握しておく
無在庫転売で販売をする時にありがちなトラブルや注意点を把握しておくことが必要です。
どのようなトラブルがあるのか、注意したい点はどういったものかについて説明します。
・プラットフォームの規約違反には注意する
無在庫転売は、法律で禁止されていることではありません。
しかし、利用するプラットフォームによっては、規約において禁止していたり、条件があったりします。
それを守らないと、ペナルティーがあったり、退会しなければならなくなったりするので注意が必要です。
例えば規約に載っている例として、販売が禁止されている商品があります。
無在庫転売は、何でも販売してよいわけではありません。
危険なものや処方箋が必要な薬、知的財産権などを侵害する商品などは販売できないサイトもあります。
違反すると、商品の出品ができなくなったり、販売できても売上金が保留となったりすることもあります。
そのようなことにならないためにも、規約については把握しておくようにしましょう。
また、一つのプラットフォームに頼っていると、万が一何かしらのトラブルが発生して、そこでの販売ができなくなると困ってしまいますので、
複数の販売先を用意しておくことをおすすめします。
・納期には注意する
在庫が手元にない状態で注文を受けるため、商品がお客様の元に届くには時間がかかることがあります。
商品ページに「翌日到着」など、できないことは記載してはいけません。
商品のお届け日時の調整が必要です。
販売者側が「2~3日遅れても大丈夫だろう」などと思っていると、トラブルになる可能性があります。
出品しているプラットフォームにクレームが入れば、そこでは販売できなくなることも。
配送期間は、できる範囲で設定しておきましょう。
発送が遅れた場合の対処法も、考えておくことが大切です。
・納品書がお客様に届かない配慮が必要
無在庫転売は、仕入れた商品をお客様にそのまま売るため、その際に発行された納品書が商品と一緒にお客様の元に届いてしまうということがあります。
その納品書をお客様が見ると、仕入れた商品に利益をのせて販売していることがわかってしまい、それがトラブルのもとになってしまう可能性も。
返品などされてしまうと、売上になりません。
納品書が入らないようにしたり、プレゼント設定にしたり、またはそういったことに配慮してくれる仕入れ先を選んだりすることが必要です。
・お客様とのコミュニケーションを密にする
無在庫転売は発送までの日数や在庫確認などに時間がかかる可能性があるため、購入者とのコミュニケーションを密にするように心がけておきましょう。
顧客対応を丁寧に行うことで無用なトラブルを避けられ、在庫切れなどが発生した場合でも穏便に対応してもらえる可能性が高まります。
販売者への評価は販売数にも影響してくるため、悪い評価をもらうことがないように心がけましょう。
まとめ
無在庫転売では在庫を仕入れずに商品を販売をすることができ、今回お伝えした点を実践することで稼ぐことができます。
ただし無在庫転売の特有の点があるので注意をしておきましょう。
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