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    無在庫転売はヤフオクで禁止!?無在庫転売する方法や注意点のまとめ

    本記事では、ヤフオクで無在庫転売はできるのか?などヤフオクについて解説していきます。

    • ヤフオクで無在庫転売ができるのか
    • リサーチ方法
    • 外注で利益を出す方法
    • 評価を集める理由とその方法

    などヤフオクでの無在庫転売について詳しく解説をしていきますのでぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

    当メディア(物販ラボ)では1000名以上の方に転売・物販の指導実績があり、こちらの記事はネット販売の経験が8年の経験と知見による内容になっています。

    記事の最後では「無在庫販売スタートマニュアル」を配布しています。ぜひ最後まで読んでいただき、活用してください!

    監修者松下 隆史

    Amazon・Yahooショッピング!でのネット物販の専門家。前職はトラックドライバーで40代半ばから副業でネット物販を開始。4ヶ月で本業の収入越える。200名以上のネット物販のサポート、在宅で出来るネット物販の指導にてストアカアワード受賞の講師。SNS:TwitterLINE
    松下 隆史のプロフィール

    執筆者中川 瞬

    物販ラボ運営責任者、アマラボ(物販ツール)の共同開発者、Amazon、ebay、Yahoo!ショッピング、ヤフオク、BUYMA、メルカリ、ラクマ、ヤフオクフリマ、Mercadolibre、etsy、BONANZA、ネットショップとあらゆる販路で販売。
SNS:TwitterLINE
    中川 瞬のプロフィール

    目次

    ヤフオクとは

    ヤフオク!はYahoo! JAPANが提供するインターネットオークションサービスです。

    オークションサイトがここまで普及したのはヤフオクの影響が大きいといえます。

    一昔前であればオークションといえばお金持ち、資産家が参加するようなイメージがありましたが、ヤフオクは1998年にアメリカで拡張サービスとしてスタートし、インターネットの普及とともに個人でも簡単にオークションに参加できるプラットフォームとして一般化しました。

    無在庫転売とは

    インターネットの発達の中でネットショッピングの市場規模も年々拡大しています。

    物流網も広がって自宅にいながら数日で気に入った商品を手に入れることが可能となっており、そんななかで生まれた物販ビジネスが無在庫転売です。

    無在庫転売はその名前からわかるように、在庫を持たずに商品を販売する手法です。

    仕入れ先の商品を仕入れずに出品して、お客様から注文があったら仕入れるという方法で販売します。

    無在庫転売は違法ではない

    無在庫という言葉を聞くだけで違反と反応をする方もいますが、無在庫転売は法律で違法ではありません。

    無在庫転売は受注販売や予約販売などの形式が多く、商品の取り寄せ販売です。

    昔から現在まである販売方法であり、多くの企業が取り入れています。

    無在庫転売をしたからといって、罰則や罰金などが科せられることはありません。

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    違法になる販売方法とは

    無在庫・有在庫に問わず、ブランドののコピー品や模造品などを出品は違法になります。

    また偽物を本物として売れば詐欺罪などの罪に問われる可能性もあります。

    許可を取らずに中古品やお酒などを転売したり、利益目的でチケットを転売したりするのも違法です。

    さらに、取り扱いが禁止されている銃や刀、動植物などを売ることもできません。

    ヤフオクでの無在庫転売は規約で禁止?

    無在庫転売が違法ではないとわかったけど、ヤフオクでも出来るのか気になりますよね。

    結論から言うとヤフオクで無在庫転売は禁止されています。

    ヤフオクで無在庫転売は禁止

    ヤフオクの規約である”ヤフオク!ガイドライン”には下記のように記載されています。

    第1編 ヤフオク!ガイドライン細則

    A.出品者の禁止行為

    商品の現物が手元にない状態で出品すること

    現物が手元にないとは
    メーカーなどから直送されるもの落札後に発注するもの取り寄せが必要なもの、商品入荷後に落札者に発送するものなど、在庫がない状態での出品と当社が判断するもの
    ・商品代金が未払いのもの、入札前に在庫確認を求めるもの、落札後に在庫切れだった場合の条件があるなど、商品の現物が手元にないことを示唆するものも含みます

    ※なお、以下のすべてを満たす券面を出品する場合および当社が特に認めた場合においてはこの限りではありません。
    ・メーカーや正規販売店など、引換対象物・役務の提供主体が発行した券面であること
    ・提示することによって引換対象物・役務を確実に確保できる状態にあることを示す券面であること
    ・引換対象物・役務の代金を支払い済みであること

    引用:Yahoo!オークションガイドライン細則

    ヤフオクのガイドライン細則において、出品者の禁止行為の中で、商品の現物が手元にない状態で出品することは禁止となっています。

    メーカーなどから直送することや商品を落札してから発注すること、取り寄せが必要な商品、入荷してから発送すること、在庫がない状態のまま出品することなどを禁止しています。

    さらに未払いの商品を出品することや、入札の前に在庫確認を求めるもの、落札した後に在庫切れの可能性があるなどの条件をつけているものに関しても禁止です。

    出品での禁止行為

    ヤフオクのガイドラインでは、手元に商品がないものの出品を禁止するほか、出品者の禁止行為として、次のような行為も禁止しています。

    • 販売する意思がないのに出品する行為
      「この商品がどれくらいの金額がつくのか知りたい」というだけで出品するのは禁止です。在庫が手元にない状態で出品する無在庫転売は、販売する意思がないとみなされてしまう可能性もあるので注意が必要となります。
    • 同じような商品を1日に2オークションIDで出品する行為
      第三者から指摘されたものだけでなく、規格や種類、性質などが同じだと判断された場合は禁止行為とみなされます。ヤフオクではIDアカウントを複数持つことが可能です。
      ただし、利用方法によっては違反となるので注意しましょう。
    • 設定販売数と実際の取引数が異なる取引
      商品ページには個数を1としておきながら「在庫があるので複数購入できます」など、数を増やして落札できるようにすることも禁止となっています。
    • 商品説明が不十分
      商品の状態について、傷や汚れがあるのにそれを記載しなかったり詳細は別にご連絡しますなど、商品についての説明を記載しなかったりする行為は違反です。「おまけ」や「福袋」なども禁止なので注意しましょう。
    • 自動的に出品するツールの使用
      大量に出品する場合などに便利なツールですが、ヤフオクで認めていないツールの使用は禁止されています。
    • 発送元の地域を設定しない
      海外から発送する場合、商品説明には発送する国や地域を明記することが決められています。

    このように、ヤフオクではガイドラインによって出品者の違反行為を挙げています。

    他にもいろいろなルールがあるので出品前に確認するようにしてください。

    無在庫転売を疑われていなくても、違反行為をすればチェックされることもあります。

    その結果、無在庫転売を行っていることがわかってしまうかもしれません。

    違反行為はしないよう、注意して出品するようにしましょう。

    ヤフオクで無在庫転売した際のペナルティとは

    無在庫転売を規約で禁止している以上、発覚した場合はペナルティを受ける可能性があります。

    ヤフオクで無在庫転売をした場合、出品制限、利用停止、登録削除といったペナルティのリスクがあることを理解しましょう。

    それぞれどのようなペナルティなのか、解説します。

    出品制限

    出品中のオークションが取り消しになるペナルティです。

    出品機能や再出品機能も利用できなくなります。

    Yahoo!JAPAN IDでログインすると、評価に「出品制限中」と表示され、機能が利用できない状態になります。

    出品制限中であることはほかの利用者にはわからず、取引中のオークションは継続可能です。

    出品制限中はヤフオクの機能がすべて利用できないわけではなく、入札、評価、取引ナビの利用、出品者への質問などは利用することができます。

    利用停止

    利用停止のペナルティを受けると出品中のオークションが取り消されるほか、出品や入札、取引相手への評価、取引ナビの投稿や閲覧、連絡掲示板へ投稿、落札者の削除、ウォッチリストへの追加、出品者への質問といった機能が利用できなくなります。

    連絡掲示板に関しては、閲覧のみ可能です。

    出品制限よりも利用できる機能が少なくなり、より厳しいペナルティとなります。

    登録削除

    出品制限や利用停止より、さらに厳しいペナルティがYahoo!JAPAN IDの登録削除です。

    Yahoo!JAPAN IDの登録が削除されると、本来ログインをして利用する機能がすべて使えなくなります。

    評価が「登録削除済み」となり、再登録や利用再開ができなくなります。

    ヤフオクの無在庫転売でアカウントの停止?

    プラットフォームによって無在庫転売を禁止している場合、アカウントの停止処分をされるケースがあります。

    ヤフオクでも登録削除はアカウントの停止処分を意味します。

    アカウント停止は重いペナルティ

    ヤフオクでは規約違反をすると出品制限、利用停止になる可能性がありますが、悪質だと判断された場合はYahoo!JAPAN IDの登録削除(アカウントの停止)といった重いペナルティが科せられる可能性があります。

    どの程度の違反なのかによってペナルティは異なりますが、それはYahoo!JAPANの判断次第です。

    措置が行われると、メールでその旨の連絡が来ます。

    取引中に利用停止や登録削除になった場合

    取引を行っている間でも、違反が発覚すれば利用停止や登録解除の措置が取られることがあります。

    商品を発送する前であれば、発送することなく取引中止です。

    落札者が支払いを済ませている場合は、返金申請されることもあります。

    商品を発送した後は、自動的に売上金が反映されます。

    その際、落札者と連絡を取ることはできません。

    アカウント停止の解除は可能?

    違反をしたうえで登録削除になってしまうと、ヤフオクの利用ができなくなります。

    基本的に同じYahoo!JAPAN IDの再登録や利用再開はできません。

    ただし、利用停止や出品制限の場合は、解除の余地が全くないわけではないようです。

    解除を申し出たい場合は、「出品制限・利用停止の解除依頼フォーム」から連絡をします。

    Yahoo!JAPAN が内容を確認し、解除が妥当だと判断されれば解除してもらうことが可能です。

    もし何等かのペナルティを受けて解除を申し出る際には誠意を持って謝罪し、今後は注意をすること、誰にも迷惑をかけないよう出品するという姿勢が伝わる内容にしましょう。

    解除ができる場合は、1週間以内に通知メールがきます。

    解除ができない場合には返信はきません。

    ヤフオクでの無在庫販売の通報とは

    ヤフオクで違反商品や違反行為を見つけた場合は、Yahoo!JAPANに連絡をするよう、ホームページで促しています。

    無在庫転売も通報される可能性もゼロではありません。

    違反を申告する方法

    違反申告の方法は、商品ページにある「違反商品の申告」から、該当する違反内容を選択して送信するだけなので、簡単に違反を通報することが可能です。

    または、「ヤフオク!ガイドライン違反申告フォームから、オークションIDと違反理由を入力して送信されることもあります。

    通報された場合、Yahoo!JAPANが内容を確認し、出品制限や利用停止、登録削除などの措置が取られる可能性があります。

    もし、自分が違反商品の申告を受けたら、ガイドラインを再度チェックし自分の出品しているものが違反しているかどうかを確認しましょう。

    違反商品の申告は利用者の判断でできるものです。

    Yahoo!JAPANが不適切だと判断しない限り、ペナルティを受けることはありません。

    違反していなければそのままで大丈夫ですが、もし不安になった場合は商品説明を書き直したり、その商品を取り消したりするなどといった対応をすることをおすすめします。

    その他の注意点と対策

    ヤフオクで販売をする上でのその他の注意点について解説をします。

    出品禁止物に注意

    ヤフオクのガイドラインに記載されている出品禁止物はしっかり目を通すことは必須です。

    アダルト商品や偽物のブランド品やレプリカ、無断でコピーをしたCDやDVD、たばこ、医薬品、転売目的のチケットなどは出品が禁止されています。

    毒物や劇薬などの危険物はもちろん、危険ドラッグや精力剤、毒性植物など法律で取り扱いが禁止されていなくても人体や生物体への毒性や刺激のために使用される薬物や食品、植物なども出品できません。

    ボウガンや催涙スプレー、ヌンチャクなど武器としての目的を持つものも禁止です。

    ヤフオクでは個人で輸入した化粧品やコンタクトレンズ、保存期間の短い食品や取り扱いが難しい魚類なども禁止しています。

    製品の一部でも象牙が使われているものや、利用制限のかかった携帯電話なども出品することができません。

    他にもさまざまな商品が禁止されているので、一通り確認してください。

    確認をしたつもりでも、うっかり商品として出してしまうこともあります。

    「これなら大丈夫だろう」「これくらいならわからないだろう」といった自己判断は禁物です。

    出品をしてペナルティを受ける前に、不安な商品は出品を避けた方がよいでしょう。

    違反申告の連絡が来たらすぐ対応

    違反申告は利用者が連絡できるものです。

    もし違反申告の連絡がきたら、すぐに出品を取り消した方がよいでしょう。

    Yahoo!JaAPANに調べられると、無在庫転売をしていることが発覚してしまう可能性が高いです。

    調べられる前に商品を取り下げた方が、アカウント停止などのペナルティを避けられる可能性があります。

    最初から高額商品ばかり出さない

    高額商品は高単価で高い利益が期待できますが、高額商品ばかり出品しているとチェックの対象になる可能性があります。

    ヤフオクでの高額商品の取引はトラブルも多いため、チェックされやすいようです。

    まだヤフオクでの取引の実績がない状態での高額商品の出品は特に注意が必要となります。

    ヤフオクでの取引実績がない場合、規約などを把握しきれていないこともあり、トラブルに巻き込まれやすくなります。

    トラブルとなりやすいことの一つは、商品に問題がある場合です。

    商品説明が不足していて誤解を招いたり、傷や汚れがあったのにそれを情報として伝えてなかったりすると、商品が高額なだけにクレームになりやすくなります。

    ブランド物は高額商品になりやすいですが、中には偽物やレプリカなどを出品する悪質な利用者もいます。

    そのため、返品や返金などのトラブルになる可能性が高いです。

    トラブルの原因は出品者だけではありません。

    出品者が傷や汚れなどの状態についてもきちんと記載していても、それをよく確認せずに落札し、後でクレームをつけてくるケースなどもあります。

    高いお金を出して購入するという意識も、トラブルにつながりやすい要因です。

    トラブルを繰り返していると印象も悪くなり、ヤフオクで無在庫転売をしにくくなります。

    高額商品を取り扱う際には、嘘の情報はもちろん、商品の状態を正確に、また詳細に記載するようにしましょう。

    評価を高めて販売

    ヤフオクでは、商品の出品者と落札者が行った取引に関して、お互いを評価するシステムがあります。

    5段階評価で、「良い」場合は+1、「悪い」場合は-1をつけるシステムです。

    評価には、出品時の評価と落札時の評価があり、出品時の商品ページには2つを合わせた総合評価が示されています。

    この評価は件数ではなく人数計算なので、同じ人が評価をつけても数が増えることはありません。

    落札者はこの評価の数を参考にする場合が多くあります。

    評価の数はそのまま信頼度につながるからです。

    評価数が多ければ安心して落札することができますが、逆に少ないと不安になってしまうかもしれません。

    新規の出品者よりも実績があり、よい評価数が多い出品者を選ぶのが普通です。

    反対に評価数が少ない、悪い評価が多い利用者は、トラブルを引き起こす可能性が高いと見られ、落札者だけでなくYahoo!JAPAN側のチェック対象となる場合もあります。

    ヤフオクをスムーズに利用するためには、よい評価数を増やすことが大切です。

    そのためには、正確で詳細な情報提供、誠意を持った対応、迅速な対応、ていねいな梱包など細かい点にまで気を配るなどといったことを守るようにしましょう。

    評価を上げるために押さえておきたいポイントやコツを知っておくことで、購入者からの信頼も得られるでしょう。

    大量出品は実績がついてから

    ヤフオクでの実績がなく評価数も少ない状態で大量出品をしても、信頼が足りずに利用されないことがあります。

    実績がなく、よい評価もない状態での大量出品は避けた方がよいでしょう。

    また、大量出品はヤフオク側にチェックされやすいので注意が必要です。

    ヤフオクでの実績がなく売れるかどうかもわからないのに、何故そこまで在庫が仕入れてあるのか?と無在庫転売を疑われる可能性もあります。

    同じ商品の出品

    ヤフオクでは同じ商品を複数出品することはガイドライン違反となります。

    大量ではなくても、同じ商品ばかり出品することも、アカウント制限となるリスクが高まります。

    仕入れ先からの直送には配慮が必要

    ヤフオクでの商品の直送は禁止されていますので、実施する場合は自己責任になります。

    直送については、仕入れ先から早く納品できますが、その場合は商品の箱に配慮が必要となります。

    箱にAmazonや他のサイトの名前が記載されていると、無在庫転売の可能性を疑われてしまいます。

    また直送の場合は、商品や梱包の状態を自分でチェックすることもできませんので、直送しても問題がない仕入れ先を選ぶことが必要です。

    商品説明の記載に注意

    ヤフオクの商品説明には商品の状態や納期などを記載することができます。

    商品の状態を良い方が、納期が早い方がよく売れますが、商品内容と解離してしまう場合はクレームになってしまうことがあります。

    商品説明は偽らず正しく記載しましょう。

    また、落札者に発送までの日数を知らせるようにしましょう。

    ヤフオクでは1週間以内の商品発送が求められています。

    万が一、遅れてしまいそうな場合など連絡を怠らず、信頼されるようにしましょう。

    在庫切れしにくい商品を出品

    ヤフオクでは在庫が確保できていない商品を販売を禁止しています。

    そのようなことがないよう、出品をした商品の在庫が切れないようにしておきましょう。

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    ヤフオクは儲かるの?

    ヤフオクではオークション出品とフリマ出品が可能で、1円出品や即決価格設定など様々な戦略を用いることができます。

    1円出品はスピーディな現金化に効果的で、確実に値段が上がる商品を仕入れれば大きな利益を期待できます。また、即決価格を設定することで、高額商品のスムーズな販売が可能です。

    ヤフオク利用者は幅広いジャンルの商品を求める多様な客層が特徴で、特に男性やマニア向けの商品が好まれます。

    ヤフオクで稼ぐためには、リスクを理解し、トライアンドエラーを繰り返しながら戦略的な出品方法を採用することが重要です。

    季節やイベントを意識した出品時期の見極め、アピール方法の工夫、適切な時間帯での出品など、様々な要素を考慮する必要がありますが、全体的にバランスを取りながら運営することで、全体でプラスの利益を出すことが出来るようになります。

    ヤフオクでのリサーチ方法

    一般的な物販でも、大切なのは何を売るかです。せっかく出品しても需要がなければ売れません。

    需要があり、さらに利益を見込める商品は限られています。何を売るか考えるときに大切なのがリサーチです。

    波を読む相乗りリサーチ

    初心者で何を売るか検討中の人は、まずどのような商品が売れているのかランキングを見てみましょう。

    例えばアパレルアイテムや家電など、気になっているカテゴリでどのようなものが売れるのかを調べます。

    Amazonや楽天などでランキングをチェックしてみてください。

    中にはAmazonなどでヤフオクよりも安値で取引されているものも少なくありません。

    このように価格差がある商品は転売で利益を出すことができる商品です。

    終了したオークションのデータ検索

    ヤフオクは終了したオークションでも売れてから120日以内であればデータの検索が可能です。

    「終了したオークション」をクリックして過去の取引を見てみましょう。

    なんとなく見ているだけでも売れ筋や高値になっている商品が目に付くはずです。

    このように過去の取引を見ることで、ある程度売れ筋や動向をつかむことができます。

    売れ筋の商品を売っている出品者を見たら、その人の出品数や落札された商品数をチェックしてみてください。

    成約率が高い出品者はそれだけ的確な商品リサーチをおこなっていることがわかります。

    このような優秀な出品者と相乗りすることも立派なテクニックです。

    ただし、何度も売れている、ランキングに入っているという事実はライバルが多いことを示しています。

    売れ筋の動向を読むのであれば、ライバルが少ないカテゴリを探すか、もしくは売れ筋から少しはずしたものを取り扱うのがおすすめです。

    家電であれば売れ筋商品の周辺機器、スマートフォンであればスマートフォンのフィルムなど少しはずしたもので、需要はあるけれどランキング上位には入らないアイテムを狙うという戦略も検討してみてください。

    新しい市場を開拓するリサーチ

    できるだけ利益が取れるよう、新しいフィールドで商品を選定しましょう。

    もちろん、いきなりヒット商品を自力で見つけるのは困難です。

    ライバルが少ないということは商品に需要がないか、売れる可能性はあっても気づいている人が少ないか、という両方の可能性があります。

    目指すのはまだライバルが気づいていない売れ筋商品を見つけることです。

    初めのうちは売れる商品を見分けることが得意な出品者を探しましょう。

    センスの良い出品者を見つけて模倣するところからコツをつかんでください。

    商品リサーチツールを使ってみる

    売れ筋の商品をチェックして、プラットフォームごとに価格差があり、かつ儲かる商品を探すのは時間がかかるものです。

    商品ひとつひとつをチェックしているとパソコンにずっと張り付いていることになってしまいます。

    時間が無くてなかなか商品リサーチができないという人におすすめなのが、商品リサーチツールです。

    オークファンプロなどの商品リサーチツールを使うと、簡単にカテゴリ別の売り上げランキングや分析機能で稼ぎやすい商品を見つけることができます。

    多くの商品リサーチツールは有料ですが、作業の効率化のためにも導入を検討してみてください。

    ヤフオクで外注するには

    ヤフオクで出品数を増やして取引や売り上げが大きくなればなるほど必要な手続きや作業は増えます。

    売り上げがアップしても対応する時間が取れないという人もいるかもしれません。

    そんな人に考えていただきたいのが外注化です。

    では、どのようにして外注化すればよいのでしょうか。

    外注化ってなに?

    ヤフオク初心者の人の中には、外注化と聞いてもピンとこない人もいるでしょう。

    外注化とは、今自分でおこなっている作業を、報酬を支払って他の人に代行してもらうことを言います。

    簡単に言えば、人を雇って代わりに出品や発送の作業をしてもらうということです。

    外注化するメリットとは

    外注化というと、そこまでしなくても稼げるのに、人を使うのは不安という声も聞かれます。

    しかし、安定した利益を上げ続けるためには外注化も必要です。

    ヤフオクを一人でスタートした場合、抱えている作業はリサーチから出品や発送、顧客対応など数多くあります。

    売り上げを倍にしようとすれば、当然作業の量も倍です。

    しかし、一人で仕事を抱えていて倍の作業をこなそうとしても限界があり、このような労働集約的なビジネスはいずれ労働力の限界が訪れます。

    しかし外注化をすれば、利益を上げつつも必要な作業にだけ力を注ぐことができるでしょう。

    取扱商品が多くなると、規模を大きくするのと比例して、収益を伸ばしやすくなります。

    そのため一人ですべての作業を背負うよりも、仕組みを作って人を雇う方が儲かりやすくなります。

    外注化するために必要なこと

    外注化するためには、外注のための人を雇わなければいけません。

    例えば、クラウドワーカーとマッチングしてくれるサービスを利用すれば、必要な時に必要なだけの人材を確保することができます。

    ネットショップ関連の仕事は自宅でできるため、応募する人も多い人気の仕事です。

    実際にどのような募集があるか調べると、報酬などをリサーチすることもできます。

    募集をかけて応募が来たら、順次採用して仕事を依頼します。

    まずは全員採用して、トライアルしてみてもいいかもしれません。

    条件などが折り合わない場合は、採用前に断ることもできます。

    採用者が決まったら、作業指示をおこない商品の発送までの一連の作業を依頼してみましょう。

    これらのやり取りはメールやチャットでおこないます。

    規模が大きい場合は出品作業だけなど、依頼を細分化して誰にでもできるように分散させることも検討してください。

    外注化がマネジメントの経験に

    ヤフオクを外注すること自体は難しくありません。

    しかし、生身の人を使う、仕事を依頼するということには苦労もあるかもしれません。

    どのように依頼したら伝わりやすいのか、相手のモチベーションを高めるためにはどうすればいいのかなど、学ばなければいけないことはたくさんあります。

    人に仕事を任せてアウトプットを安定させるというのは、多くの管理職に必要なマネジメントスキルです。

    このように人に仕事を外注することで身についたマネジメントスキルは、他の仕事でも役立てることができるでしょう。

    ヤフオクにおける返金の対処

    ヤフオクで失敗しないためには、あらかじめトラブルへの対処法を考えておきましょう。

    支払い前に取引中止になってしまったら…

    ヤフオクは1対1の取引です。

    自分の都合、もしくはお客様の都合で取引が中止になってしまうことは珍しくありません。

    例えば間違って入札してしまったというお客様もいるでしょう。

    そのような場合、支払いをしているかどうかによって処理が変わります。

    取引がキャンセルになった場合、多くは取引メッセージなどで連絡が来ます。

    出品者側は落札者の削除をおこなうことで取引中止(キャンセル)することが可能です。

    ただし、オークション終了日から14日経過すると削除できません。

    さらに利用料が確定してから落札者を削除しても利用料はかかります。

    落札者を削除するときには「落札者の都合」もしくは「出品者の都合」を選択します。

    システム上、選んだ側に「非常に悪い」の評価がついてしまいますので、その点についても必ず合意したうえで削除するようにしてください。

    支払いした後に取引中止となった場合は?

    商品の支払いがあった後で、商品をまだ発送していない段階での取引中止の場合も、取引ナビから操作が可能です。

    「取引を中止する」というリンクを操作することで返金することができ、キャンセルが正常に実行できたかどうかは、売上金管理ページから確認できます。

    該当する取引に「キャンセル」と表示されているかどうか確認しましょう。

    商品発送後のキャンセルはどうする?

    商品を発送してしまったのに取引が中止になった場合は、取引ナビからキャンセルすることはできません。

    この場合は、お客様との間で振込先の金融機関口座を知らせるなど返金方法を相談して、返金の手続きを取ることになります。

    返品する商品をどのように送るか、送料の負担などを話し合うようにしてください。

    商品送付後に取引中止となるケースの多くは、届いた商品の間違いや不良品などです。

    この場合、お客様との取引で返金となるとやり取りや手続きの手間、手数料などのコストがかかってしまいます。

    商品について特記事項がある場合はわかりやすく明示したり、品質に不安がある商品は自分で検品、梱包したりするなど取引中止にならないように対策しておきましょう。

    取引中止でも利用料がかかる!

    ヤフオクでは出品した商品が落札されると落札システム利用料がかかります。

    これは落札単位で、取引ごとの落札額に応じて計算されます。

    落札システム手数料はヤフープレミアム会員で8.8%(税込)、ヤフープレミアム会員登録がないと10%(税込)。

    加えて入札があったオークションを取り消すと、出品取り消しシステム利用料が1出品当たり550円(税込)です。

    落札システム利用料は実際にどのような取引がおこなわれたかではなく、出品したオークションが落札され、落札者がいるということによって発生します。

    そのため利用料が確定してから取引を中止しても、利用料はかかってしまいます。

    利用料は落札価格に応じて計算されるため、高額の商品だと利用料も高くなる仕組みです。

    手間やコストをかけないためにも、取引中止にならないように注意しましょう。

    取引中止にならないためには

    取引の中止は手間も時間もかかるため、可能であれば避けたいものです。

    取引が中止にならないためにはクレームやトラブルになるような取引は避けましょう。

    例えば、仕入れ先は必ず決まった日数で仕入れられる場所を使ってください。

    出品した商品が在庫切れになってしまっていたり、急に値上がりしたりすることによってキャンセルしなければならなくなるケースもあります。

    また海外のサイトなどを利用する場合は、本当に信頼できるサイトのみを利用することもポイントです。

    その国ごとに商慣習や祝日も違うため、商品が届くまでの時間も変わってきます。

    取引する前に確認してください。

    当たり前ではありますが、商品については嘘をつくことなく、商品についてわかっている情報を記載します。

    商品ごとにばらつきがあるなどクレームになりやすい説明不足をなくしましょう。

    どうしても発送までに時間がかかってしまうという場合は、それもあらかじめ商品の説明ページに記載しておくようにします。

    無料動画のご視聴はこちら

    ヤフオクで無在庫販売の評価について

    ヤフオクを軌道に乗せるために、どうしても必要になるのは資金ではなく評価です。

    ヤフオクで評価がどうして大切なのか、評価を集めるためにはどうすればいいのかを紹介します。

    ヤフオクの評価ってなに?

    ヤフオクを使ったことがある人は知っていると思いますが、ヤフオクは取引した出品者と落札者がお互いに満足度を評価する機能を用意しています。

    評価は5段階で、一番良い「非常に良い」で評価ポイントが「+1」、「良い」で「+1」、「どちらでもない」で「0」、「悪い」もしくは「非常に悪い」で「-1」となり、評価ポイントの合計がその人の総合評価です。

    落札しようとしている人は商品ページの「落札者情報」から見ることができます。

    ただの口コミやレーティングと思うかもしれませんが、ヤフオクではこの評価がショップの指針となります。

    例えば全く評価がない状態で無在庫転売として急に大量の商品を出品すると、ヤフオクの事務局からストップがかかる可能性も。

    一度アカウント停止や制限になってしまえば、アカウントの取り直しやアカウントの復活にも手間がかかってしまうものです。

    まずは実績を積んで評価を集めることをおすすめします。

    ヤフオクの評価集めとは

    ヤフオクで評価を集めるのは決して難しくありません。

    通常のオークションとしての取引をスムーズに重ねれば、おのずと評価も貯まっていきます。

    初めのうちはヤフオクの操作に慣れるためにも、家にある不用品を出品してみてください。

    洋服類や雑貨、古本など売れるのか不安なものも意外と落札されることがあります。

    あくまで評価集めなので、1円スタートで成約数を増やすことを目指しましょう。

    また、商品を落札してみることもおすすめです。

    ヤフオクでは送料がかからない画像などもたくさん販売されています。

    落札者としての評価も同じようにカウントされるので、探してみるのもおすすめです。

    ただし、同じIDとの評価は1件だけしかカウントされません。

    つまり、100の評価が欲しければ100人の出品者や落札者と取引することになります。

    評価が貯まったらいよいよスタート

    同じように評価を貯めるために、出品と落札を繰り返す人は少なくありません。

    そのため、比較的すぐに評価は溜まっていくでしょう。

    80から100程度評価が貯まったら、いよいよ出品の開始です。

    リサーチしておいた商品を出品してみましょう。

    ヤフオクでの取引の経験はいずれ自分のショップを持つための経験になりますし、また将来的に実店舗を持ちたいと考えている人の資金作りにもなります。

    まとめ

    ヤフオクでは現物が手元にない状態での出品は禁止されています。

    そのため無在庫転売は禁止されているので注意してください。

    ヤフオクでは、リサーチと外注の利用を適切にすることで効率的に作業し、利益を上げることができます。

    効果的なリサーチには、売れ筋商品の分析、波を読む相乗りリサーチ、新しい市場の開拓、商品リサーチツールの活用がおすすめです。

    外注化は、作業負担の軽減と効率化を目指し、適切な人材の選定とマネジメントが必要になってきます。

    ヤフオクでは評価の集め方も重要で、初期段階では不用品の出品や安価な商品の落札によって評価を積み重ね、信頼を築くことでコツコツ評価を積み上げていきましょう。

    評価が十分に集まった後に、より本格的な出品を開始することで、ヤフオクでの成功が期待できますよ。

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