2021.10.28 投稿
2024.05.29 更新
auPAYマーケットの出店方法とは?必要な準備と出店状況
auPAYマーケットの出店方法について解説をします。
この記事では
- auPAYマーケットの出店方法
- 店舗の状況
- ユーザー層
- 審査難易度
などauPAYマーケットについて紹介しているので、ぜひ続きを読み進めてみてください。
当メディア(物販ラボ)では1000名以上の方に転売・物販の指導実績があり、こちらの記事はネット販売の経験が8年の経験と知見による内容になっています。
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中川 瞬のプロフィール
目次
auPAYマーケット出店の基本情報
auPAYマーケットは、言わずと知れたかのauグループの運営するインターネット上のマーケットです。「au Wowma!」から2020年に改称し、「auPAYマーケット」になりました。
いわゆるモール型のネットショップ(ECモール)であり、出店すると自分のネットショップがauPAYマーケットの中に作られることになります。
サービス名 | au PAY マーケット |
運営事業者 | auコマース&ライフ株式会社 |
初期費用 | 無料 |
月額費用 | 5,280円 |
出店数 | 1.5万店舗(2019) |
・(関連)auPAYマーケットとは?特徴やメリット・デメリット
・(関連)auPAYマーケットとauWALLETマーケットの違い・変更点とは?
出店には審査がある
ECモールに出店する際には、多くの場合そのモールを運営する会社の審査を受け、通過しなければなりません。auPAYマーケットでも同様に、出店の際に審査があります。
出店に審査があるのは、出店する店舗の評判がそのECモール全体の評判にも影響するためです。
auPAYマーケットで出店するには、auPAYマーケットにふさわしい店か審査されます。auPAYマーケットの審査は、WEBから申し込むことができ、個人でも出店可能となっています。
出店プランは2タイプ
auPAYマーケットでの出店プランは2種類あり、それぞれに必要な準備やかかる費用などが異なります。auPAYマーケットのプランは、コミコミ出店プランとシンプル出店プランです。
コミコミ出店プランは、成約手数料と決済手数料がまとめられたプランで、決済方法も出店時にまとめて契約します。
シンプル出店プランは、成約手数料と決済手数料が別々にかかるプランで、決済方法は自分で申し込みをしなければいけません。
二つのブランは売上時にかかる手数料のシステムが異なるため、利便性や総コストを比較して選ぶことが大切です。多くの場合、コミコミ出店プランの方がお得に利用できるようです。
主なユーザー層
auPAYマーケットの主なユーザーは、やはりauの携帯電話を利用している人です。
携帯電話料金の還元をはじめ、全国のauショップでauPAYマーケットの宣伝をするなど、顧客の獲得に力を入れています。auPAYマーケットのユーザー層は、主に30代から40代が多くなっています。
auユーザーをターゲットとしてきたことから、スマートフォンからのアクセスが良く、実にユーザーの93%がスマホ利用者です。
auPAYマーケットの出店準備に必要なものは?
auPAYマーケットで出店する際には、いくつかの準備が必要です。
申し込み書類を作成するなどの直接的な準備もありますが、出店できる環境を整えることも必要となります。
auPAYマーケットの出店では、申し込み自体は難しくありませんが、人によっては出店環境の準備が少し大変です。
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出店申し込みに必要な情報と書類
出店の申し込みに必要なのは、メールアドレスと銀行口座情報です。メールアドレスはフリーアドレス不可、また一部の優良アドレスも不可となっています。
出店の申し込みに必要な書類は以下のとおりです。
・銀行口座情報(申込者と同一のもの)
・印鑑登録証明書(取得後3ヶ月以内のもの)
・履歴事項全部証明書
・個人事業主は住民票(取得後3ヶ月以内のもの)
申し込みは、必要な情報をWEBから登録してから、必要書類を送付する流れになります。
電話番号とドメインも事前に準備を
auPAYマーケットの申し込みは、WEBからなので、インターネットの環境は当然必要となります。また、フリーアドレスが使えないため、独自のメールアドレスを取得しておくことも必要です。
e-mail.jp等の一部有料アドレスも使えないことになっているため、必ず利用できるアドレスを取得するようにしましょう。
さらにauPAYマーケットの申し込みには、電話番号も必要となります。こちらは携帯電話可となっています。電話番号は、販売者情報ページに公開されるものです。
auPAYマーケットの出店までの流れ
auPAYマーケットに出店して自分のショップをオープンするまでの流れを解説します。auPAYマーケットはほとんどがネット上で手続きできるため、手間はかかりません。
ただし、実際にオープンするまでに時間はかかるため、オープンしたい目安の時期がある場合には余裕をもって申し込みましょう。
ネットから仮申し込み
auPAYマーケットで出店するには、まずは仮申し込みが必要です。前述したメールアドレスや銀行口座などの情報をauPAYマーケットの「出店のお申し込み」ページに入力します。
その際にプランも選べるので、どちらのプランにするか決めておきましょう。
また、後で郵送する書類の情報と異なると審査に差し支えるため、入力する際には手元に「履歴事項全部証明書」などの書類を揃えておいた方が安心です。
書類を送付
仮申し込みが済んだら、同時に書類も送付しておきます。住民票と印鑑証明書については、取得3ヶ月以内と決められているので、期限内のものを送りましょう。
仮申し込みと書類送付が済むと、auPAYマーケット側の審査がスタートします。
審査
auPAYマーケットの出店審査は、通常5営業日程度かかります。審査結果が出ると、auPAYマーケットから審査結果の通知が届くので、その結果に従って次のアクションに入りましょう。
また、プランによっては決済サービスの利用審査も必要なこともあります。コミコミ出店プランで利用する決済サービスの利用審査は、決済代行会社のペイジェントが行います。
コミコミ出店プランで申し込み、出店審査が通過したのに決済サービスの審査が通らなかった場合には、シンプル出店プランでの利用が可能です。
入会申込書類の記入
審査通過した場合には、次に入会のための正式な申込書を記入する必要があります。
入会申し込みに必要な書類は以下のとおりです。
・入会申込書
・口座振替依頼書
・その他必要書類
入会書類の送付後、通常最短1週間で出店することができますが、申し込み者の人数によってはもっと掛かる場合もあります。
開店準備
auPAYマーケットに申込書類を送付したら、開店準備を始めます。商品の準備はもちろん、写真撮影や説明文作成など、売れるための準備も必要です。
auPAYマーケットでは、商品をLIVE形式でPRできるライブコマースもあります。さまざまな手段で集客や販促を進めましょう。
すでに楽天市場やヤフーショッピングなどで出店している場合には、他店の情報を一括登録することも可能です。
auPAYマーケットには、他の店で出品中の商品をCSVでそのまま一括登録できるツールがあります。
公式LINEでは、大手ネットショップ対応のツールを紹介しています。
出店審査は厳しい?
auPAYマーケットでは、出店申し込みの際に審査が行われます。これは多くのECモールである審査ですが、auPAYマーケットの審査はどれくらい厳しいのでしょうか。
出店審査に通過できないと、出店できず、準備の手間や時間が無駄になります。出店前に、自分のショップがauPAYマーケットの出店審査に通過できるのか、難易度を把握しておきましょう。
他店の評価で審査落ちもある
auPAYマーケットの出店審査は、基本的にはそれほど難しくありません。法人だけでなく、個人のショップでも出店可能となっており、小規模な店でも十分審査通過の可能性はあります。
ただし、注意したいのは他店に出店していて、その店の評価が悪い場合です。
他のECモールでの評価が悪いショップの場合には、auPAYマーケットでも悪印象を与えてしまい、審査落ちする恐れがあります。
他のECモールで顧客満足度が低い、なんらかのトラブルを起こしたショップは注意が必要です。
問い合わせ対応しないと審査落ちもある
auPAYマーケットの審査は、個人でも出店できるようになっていることから、そこまで難易度は高くありません。
しかし、審査段階でも誠実な対応やスピーディーな対応ができないショップは、ユーザーからの満足度も低くなると考えられ、落ちる可能性があります。
審査中にも、auPAYマーケットから何かしらの問い合わせがくることもあります。そうした時に、応じない、返答が遅すぎるなどの対応をしてしまった場合には要注意です。
審査通過には正しい書類作成と対応が必要
auPAYマーケットの出店審査は、あまり落ちる人はいないようですが、基本的なことはしっかりと押さえた上で申し込みをした方が安心です。まずは、正しい書類作成と誠実な対応を心がけましょう。
書類は証明書類と照らし合わせながら、正確に記載し、漏れやミスがないようにします。
それでも、うっかりミスしてしまい、問い合わせがきた時のために、auPAYマーケットからの連絡を無視することなく対応してください。
auPAYマーケットの販売状況と評判は?
auPAYマーケットでの出店を考える上では、販売状況や評判も気になります。
実際に出店しているショップの売上はどれくらいあるのか、また、ユーザーの評判は悪くないかなどを把握し、自分が出店した際の売れる可能性を測りましょう。
さまざまなECモールがある中、auPAYマーケットの販売状況と評判はどうなのか、解説します。
業績を伸ばしている店舗が多い
auPAYマーケットは、「au Wowma!」から名称変更後、1年で流通総額163%増という躍進を遂げました。
以前の「au Wowma!」から、KDDIグループのECモールであることを印象付けるとともに、KDDIの推進するau経済圏の拡大と出店店舗との共創共栄戦略を取り入れた結果、認知度や利用者を伸ばすことができたようです。
auのマーケティング施策によって集客率アップすることで、業績を伸ばすショップも多く出ていますし、auPAYマーケット自体の伸びも大きいと言われています。
これから出店するショップも、こうしたauPAYマーケットの施策や勢いある成長によって良い成果を生み出せそうです。
ユーザーからの評価は平均的
auPAYマーケットを利用してショッピングを楽しむユーザーからの評価は、良いものもあれば悪いものもあり、全体を通してみれば平均的といった印象です。
ネット上の口コミ情報には信憑性の低いものもあるため、完全に信用はできませんが、ポイントやクーポン、品ぞろえなどに高評価が集まっています。
反対に、公式の対応が悪い、使い方が分かりにくい、欲しい商品がないなどの悪い意見もありました。
公式サポートやシステムの使い勝手で客離れが起こるリスクは気になりますが、ポイントなどのお得なサービス目的でユーザーが来店してくれることに期待もできそうです。
業績やユーザーからの評価など、物販をやる上での悩みは成功者に相談するのも手です。
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auPAYマーケット出店の注意点
auPAYマーケットに出店する際には、いくつか注意しておきたい点もあります。出店してしまってからでは遅いこともあるため、出店の申し込み前にチェックしておきましょう。
1年以内の退会はできない
auPAYマーケットでは、契約が一年単位となっているため、1年以内の退会はできません。
ショップ運営を続けられない場合には、契約の途中でも商品を在庫切れにするなどの対応も可能ですが、プランの費用がかかってしまいます。
運用しないショップに月額費用を払い続けるのはもったいないので、まずは1年間ショップ運営を続けられるかどうか十分に検討してから始めましょう。
途中で販売を中途半端に中断すると、auPAYマーケットからの評価も悪くなり、今後再びショップを始める際のネックになるかもしれません。
出店以外にかかる費用にも注意を
auPAYマーケットの料金は、初期費用がゼロ円、月額費用のみとなっていますが、実はそれ以外にかかる費用が高くつくことがあります。
そのため、auPAYマーケットの出店を考える際には、総合的にかかるコストを見て検討することが必要です。
契約時にも、メールアドレスの取得が必要となりますし、auPAYマーケットを利用する際にもオプション費用などがかかることがあります。
他店からの商品情報の移転や一括商品登録などで便利なCSV機能も、月額利用料が11,000円かかる有料オプションです。
auPAYマーケット出店は難しくない!
auPAYマーケットの出店は、個人でも法人でもできて、審査もそれほど厳しいものではありません。
申し込みの準備や開店準備などに別途費用がかかることもありますが、多くのauユーザーを獲得できることを考えるとそれほど大きな負担ではないとも言えます。
小規模なショップなどでも出店できますし、他店からの移転も簡単なので、売上に勢いをつけるために利用してみるのもアリです。
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