メルカリの評価を削除する方法について解説をします。

評価の変更や削除は基本的にできないのですが、理由によっては評価の削除をできるケースがあるので是非参考にしてみてください。

当メディア（物販ラボ）では1000名以上の方に転売・物販の指導実績があり、こちらの記事はネット販売の経験が8年の経験と知見による内容になっています。

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監修者松下 隆史

Amazon・Yahooショッピング!でのネット物販の専門家。前職はトラックドライバーで40代半ばから副業でネット物販を開始。4ヶ月で本業の収入越える。200名以上のネット物販のサポート、在宅で出来るネット物販の指導にてストアカアワード受賞の講師。SNS:Twitter・LINE
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執筆者中川 瞬

物販ラボ運営責任者、アマラボ(物販ツール)の共同開発者、Amazon、ebay、Yahoo!ショッピング、ヤフオク、BUYMA、メルカリ、ラクマ、ヤフオクフリマ、Mercadolibre、etsy、BONANZA、ネットショップとあらゆる販路で販売。
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メルカリで「残念だった」をつけたことがある割合

メルカリで「残念だった」の評価をつけたことがある人は、実に出品者の約18%、購入者の約20%に上ります。ではどのような理由で「残念だった」をつけたのか、それぞれに傾向があるので解説していきます。

「残念だった」をつけた理由

「残念だった」と評価する理由は、出品者と購入者で異なる傾向がみられます。

購入者側の主な理由は、「商品説明と送られてきた商品の状態が異なっていた」ことです。商品の状態が気になるポイントだということがわかります。

一方で出品者側の主な理由は、「受け取り評価が遅すぎた」ことが多いのが特徴です。受け取り評価が遅れると売上が確定されないため、出品者にとって遅れは大きな問題となるからです。

このように「残念だった」という評価はそれなりの割合で付けられており、出品者・購入者双方でマイナスと感じる出来事があります。

「残念だった」をつけて仕返しをされたか

出品者側が購入者に「残念だった」評価をつけたことで、一部仕返しや報復を受けた事例があります。購入者側に非があったので「残念だった」評価を付けた結果、それに対する報復です。

一方で、購入者が出品者に「残念だった」評価をつけた場合の仕返しや報復については、あまり多くありません。

つまり「残念だった」評価の報復は出品者が評価された場合に比較的起こりやすい傾向にあると考えられます。

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購入者が「残念だった」をつける理由

ほかの人が実際にどのような基準で「残念だった」評価をつけているのか気になりますよね。購入者が「残念だった」と評価する基準についてまとめましたので、参考にしてみてください。

商品説明と実際の商品の状態が異なる

購入者が「残念だった」と評価するケースの代表的な理由は「商品説明と実際の商品の状態が異なる」ことです。商品の汚れや傷など、状態に関する説明が不十分であれば、商品価格と見合わない場合に「残念だった」評価をつけられる可能性があります。

商品到着後の評価が遅い

「商品到着後の評価が遅い」ことも理由の一つです。スムーズな取引のためには商品到着後、速やかに評価をする必要があります。評価が遅れて取引が完了しない場合は「残念だった」の対象となるでしょう。

・（関連）メルカリの評価が遅い理由についてはこちら

メッセージがない、対応が悪い

発送の遅れなどへの返信がそっけない、丁寧なコミュニケーションがとれない場合も不信感を与えます。特に発送が遅れているときに連絡をしない、雑な対応は「残念だった」が付きやすいので、丁寧な対応を心がけましょう。

商品の梱包が悪い

商品説明の通りの商品が手元に届くかどうかは取引の重要なポイントですが、梱包をしっかりされていないと配送中に商品状態が悪化してしまう可能性があります。

精密機器であれば目に見える傷や汚れがなくても、配送中の衝撃によって動作不良を起こすこともあります。そのため、商品にあった適切な梱包がされていない場合は「残念だった」評価になることがあります。

・（関連）メルカリのクッション封筒での梱包についてはこちら

・（関連）メルカリでの靴の梱包方法についてはこちら

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発送期限を守らない

商品情報に記載されている発送期限から遅れる場合も「残念だった」評価をつけることがあります。発送時期は購入の決め手になることもあり、これが守られないことはスムーズな取引とはいえません。

また、発送が遅延するにもかかわらず連絡がない場合は、誠実な取引ではないため「残念だった」評価がつけられる理由になります。

出品者が「残念だった」をつける理由

出品者がメルカリで「残念だった」と評価をつける主な理由は、購入者側のマナー違反や遅滞があった場合が多いです。詳しく解説します。

支払いが遅い

商品購入後、すぐに支払いを行わない場合、出品者は在庫を抱え込むことになります。支払い遅れは出品者に迷惑がかかるため、「残念だった」評価の理由になります。

期限を過ぎても支払いがない場合は、取引が中断されることもありますので注意してください。

購入してからの質問が多い

購入者から取引メッセージで質問が過剰に来ると、出品者は迷惑に感じます。特に商品説明を読まずに質問されるような場合は、「残念だった」評価の理由になる可能性が高くなります。

気になることがある場合は購入前にメッセージを送り、納得してから購入しましょう。

受け取り評価が遅い

発送後、商品が購入者に届いているにもかかわらず、受取評価が長期間されないと、出品者の売上金が反映されません。そのため、受取評価が遅れると「残念だった」評価をつけられる場合があります

取引の態度が悪い

購入者の言動や態度が雑すぎる場合、出品者は不快に感じ「残念だった」と評価することがあります。

メルカリは個人間取引のフリマアプリなので、基本的に丁寧で良識的なユーザーが多数を占めています。そのため、一部の雑な言動や態度の購入者は目立ちやすく、出品者から厳しい評価を受けがちになります。

メルカリでは取引のマナーが重視されており、お互いに丁寧なコミュニケーションを心掛けることが大切です。

・（関連）メルカリの評価コメント例文・テンプレについてはこちら

「残念だった」評価は売り上げに影響あるのか

メルカリで悪い評価を受けると、以下の2つの大きな不利益があります。

商品の購入率が下がる
悪い評価の多いのユーザーは問題があるユーザーと見なされ、他のユーザーから敬遠されることがあります。

出品者に避けられる
出品者も悪い評価の多いのユーザーとは取引したくないので、取引時にブロックされる可能性があります

つまり、悪い評価を受けると売り手からも買い手からも信頼を失い、今後の取引で不利になってしまいます。そのため、取引評価はメルカリにおいて重要で、良い評価を維持し、悪い評価をもらわない対策が不可欠となります。

メルカリで評価の削除は原則できない

一度行われた評価を削除することはできません。できない理由と、イレギュラーで対応をしてもらえる場合について解説していきます。

評価を削除できない理由

評価の削除を行うことは原則できません。理由はいくつか考えられます。まず、評価をすることで取引が完了する仕組みだからです。そのため、容易に変更や削除ができると評価の信頼性が揺らいでしまいます。

次に、報復評価を防ぐ目的があるでしょう。報復評価とは、取引相手から悪い評価を付けられた際、その仕返しに同じような悪い評価を付け返すことです。

削除が簡単にできると、報復評価も簡単にできてしまい、報復評価を恐れて良い評価しか付けられなくなり、評価システムが成り立たなくなる危険性もあります。

また、依頼が殺到する可能性もあるでしょう。こうした点から評価の削除ができないルールになっていると考えられます。

理由によっては評価を削除できる場合がある

原則として評価の削除はできませんが、理由によっては事務局が削除対応をしてくれることがあります。例としては、相手が評価を間違えて付けてしまった場合や、規約違反をしている場合です。

相手が間違って「残念だった」評価を付けてしまった場合、メッセージのやり取りで合意した後に事務局へ変更依頼をすることができます。また、相手が規約違反をしている場合も削除してもらえる可能性があります。

具体的には、誹謗中傷をしてきたり、「即購入禁止」など独自ルールを理由に悪い評価を付けてきたりしているケースです。明確な理由がないと対応してもらえないことを認識しておきましょう。

メルカリで不当な評価を削除・非表示にしてもらう方法

削除してもらえる可能性がある理由に該当する場合、事務局へどのように依頼をするのでしょうか。不当な評価を削除・非表示にしてもらう手順を紹介します。

不当な評価であることがわかる証拠を用意する

相手が規約違反をしている場合、その証拠を用意することが大切です。事務局は削除依頼があった際には正当な理由があるかを客観的に確認して判断します。そのため、不当な評価であることを証明する材料を集めておきましょう。

例えば、誹謗中傷を書かれているのであればその画面を残しておく、元払いで送ったにも係わらず「着払いだった」と嘘を書かれている場合はその画面と元払いで送った記録を残しておくなどの対応が必要です。

評価の削除に関して取引相手に合意を得る

相手が間違えて評価を付けてしまった可能性がある場合は、まず取引相手に確認をとり、評価を削除するのであれば合意を得ておきましょう。

取引完了後も2週間以内であればメッセージのやり取りができるため、評価の理由と間違いかどうかを確認し、間違いである場合は削除依頼をして良いか了承を得ます。

その際、できるだけ丁寧な文章で送りましょう。なお、取引相手の規約違反が原因である場合はこのステップをとばして事務局に依頼をして問題ありません。

メルカリの運営に削除依頼を問い合わせる

運営事務局に削除依頼をする際は、以下の手順で問い合わせましょう。

運営に削除を依頼する際の例文

運営事務局に依頼する際の例文を紹介します。テンプレートとして参考にしてください。

メルカリで悪い評価が付いたときの注意点

メルカリで悪い評価が付いたときにやってはいけないことがあります。

相手への仕返し
相手から悪い評価を付けられたからといって、それに対して仕返しの悪い評価を付けるのはNGです。これは評価の応酬につながり、双方の信用を著しく落とす結果となります。

マイナス評価の理由をプロフィールに書くこと
自分のプロフィールページに、相手から付けられたマイナス評価の理由や内容を書いてはいけません。これはメルカリの利用規約で禁止されている行為です。

・（関連）メルカリの評価の見方と見れない場合に考えられる原因はこちら

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メルカリの残念だった評価を消す方法まとめ

評価間違いで削除の合意が取れている場合や、相手が規約違反をしている場合は評価の削除をしてもらえる可能性があります。

削除を依頼するにあたっては、まず相手の承諾を得るか、規約違反がある場合にはその証拠を用意することが必要です。

削除に正当性があることを証明し、まずは運営事務局へ依頼をしてみましょう。

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