メルカリの利益計算方法について解説をします。

簡単な計算方法で利益がわかるので、ぜひ記事を参考にしてみてください。

当メディア（物販ラボ）では1000名以上の方に転売・物販の指導実績があり、こちらの記事はネット販売の経験が8年の経験と知見による内容になっています。

記事の最後では「メルカリスタートマニュアル」を配布しています。ぜひ最後まで読んでいただき、活用してください！

メルカリの手数料を含む利益計算の方法

とくにビジネスとしてしっかり取り組みたいなら、利益の額は明確にしましょう。自分が手にする利益を把握するため、メルカリ手数料の種類や計算方法を紹介します。

売上がそのまま利益になるわけではない

メルカリに商品を出品しても、売上がそのまま利益にはなりません。その理由は、販売手数料10％・送料がかかるからです。このような仕組みにより、実際の利益は売上よりも少なくなります。

また、この利益の仕組みは、不用品販売の場合でも同じです。メルカリ出品の際に手数料10％取られるのは同じで、出品者が送料を負担するケースが少なくないからです。

利益額の基本の計算方法

メルカリでの利益額の簡単な計算方法を紹介します。ここでは、梱包資材・消耗品など細かい金額は無視して、大まかな利益を出す内容です。

小さい経費を考慮して複雑な計算法にするより、まずは大体の利益を出してみてください。メルカリの利益額は、以下の計算式に当てはめて計算します。

販売手数料は10％のため、商品の価格に0.9をかけると利益額がわかります。送料を出品者負担にしているときは送料をさらに引き、仕入れ値も引きましょう。

購入者が送料を負担するときは、送料を無視して構いません。また、不用品を販売するときは仕入れ値がないので無視して計算します。これで、1商品あたりの利益がわかりました。

・（関連）メルカリで送料を安く抑える方法とは？お得に取引する方法はこちら

欲しい利益額から販売価格を逆算する方法

「利益を少しでも高くしたい」と考えるなら、自分が希望する利益の額から逆算して販売価格を決めてしまいましょう。ビジネスとして捉えるなら、利益から考えることが重要です。

計算

欲しい利益から逆算すると販売価格が高くなるかもしれません。しかし、赤字を出さない考え方をするなら、当然のことでしょう。

メルカリの出品の際に使うことが多いのは、欲しい利益から逆算する方法なので、ぜひ計算方法を覚えてみてください。

また、購入希望者から値引き交渉されたときも、この計算式が使えます。いくらまでなら値引きOKで、赤字が出ないのか判断しましょう。

メルカリの利益計算に役立つ電卓

メルカリ利益計算式は自分でも割り出すことができますが、回数が増えると面倒です。そこで、数値を入力するだけで簡単に計算できるツールを紹介します。

「メルカリ利益計算式」を使えば、上記で紹介した2パターンの計算が可能です。使い方は簡単で、「仕入れ価格と販売価格から利益を計算する」の項目では1パターン目の計算ができます。

仕入れ価格・販売価格・送料にそれぞれ数値を入力して「計算する」ボタンをクリック。すると、手元に残る金額、利益率、利益ゼロになる販売額もわかります。

また、2パターン目の計算は「仕入れ価格と利益から販売価格を決める」の項目を使ってください。同じく、利益率と利益ゼロとなる販売額がわかります。

メルカリの手数料を含む利益計算で押さえておくべきポイント

利益や販売価格の計算方法がわかったら、次は利益を出すための方法を紹介します。

メルカリでは手数料がかかりますし、仕入れがあればその費用も引かなければならないので、確実に利益が出せるよう工夫しましょう。

損益分岐点を把握しよう

損益分岐点とは、利益が0になる販売価格のことです。この分岐点より高い値段で売れば利益が出ますし、安い金額で売れば赤字になります。

なぜ、この損益分岐点の把握が重要なのかというと、メルカリ出品に費用がかかるからです。販売手数料や仕入れ額などはかならず回収しなければならない費用で、この金額を上回る販売価格にしなければ利益は出ません。

簡単に説明すると、「経費を上乗せした販売価格にしなければならない」ということです。

かかる費用・手数料をきちんと把握しよう

損益分岐点を把握するには、かかる費用を明確にする必要があります。かかる費用とは、メルカリの販売手数料10％やその他の手数料、送料などです。

販売手数料は10％の固定なので、わかりやすいでしょう。とくに変動しやすいのは送料で、商品の大きさや重さでも変わってくるため、できれば販売する前にきちんと調べておいてください。

送料の情報は、メルカリのヘルプページ、郵便局や宅配会社の公式サイトが役に立ちます。また、その他の費用として、梱包資材の費用もあります。

ダンボールはリサイクルできますが、プチプチやガムテープ、封筒など購入しなければならないものもあるため確認が必要です。

梱包資材はまとめて安くなるか、ネットや近くのお店でリサーチしておいてください。

メルカリの手数料の計算ツール

メルカリの手数料計算を簡単に行える便利なツールもあります。

販売価格、仕入れ値、送料、その他経費を入れることで、手数料や利益(利益、利益率、原価率、損益分岐など)の計算をしてくれます。登録不要ですぐに使えるので、活用していきましょう。

メルカリ手数料と利益の計算

利益率は高めに設定しよう

上記の計算式で割り出せる利益は、粗利です。粗利とは、売上から仕入れにかかった原価を引いた金額のこと。

最終的に手元に残った利益は「純利益」と呼び、仕入れにかかった経費も引いて割り出します。つまり、粗利だけだと経費を引いていません。

実際には経費を引いた額が売上となるため、粗利よりも少なくなると考えてください。

正確な利益を出すには、これらの経費も引かなければなりません。そのため、紹介した計算式で出た販売額より、高めの販売価格で売るようにしてください。

送料込みの場合の手数料について

メルカリの利益計算で注意したいのが、送料の扱いです。送料込みの販売価格にしているときは、送料にも販売手数料がかかります。

このような理由から、送料込みで手数料を計算して販売価格を決めましょう。

メルカリでは、らくらくメルカリ便やゆうゆうメルカリ便などを利用することが多いので、事前に送料を把握することは可能です。

これらの送料を事前に調べておき、販売手数料が実際にいくらになるか計算してください。また、純粋に販売金額の10％の手数料となるのは、着払いのみです。

着払いなら出品者に送料の負担がなく、販売価格だけで手数料を計算することができます。

販売価格の端数について

販売価格は1,000円などキリのいい金額に設定したくなりますが、それだと露出が少なくなります。それよりも、売上金を同じにして販売価格を低くし、商品露出を増やしてみてください。

たとえば、1,000円の販売価格の販売手数料は100円で売上金は900円ですが、999円の販売価格にすると販売手数料は99円になり売上金は同じ900円になります。

メルカリは安い金額を上位表示する仕組みがあるので、999円で販売すると露出が増える仕組みです。

メルカリの手数料を含む利益計算の方法まとめ

メルカリに出品するなら、利益はしっかり計算しましょう。最初のころは計算が難しいと感じるかもしれませんが、紹介したツールを活用すれば簡単ですし、使っていくうちに慣れていくはずです。

利益計算は赤字を出さず、利益を高くするためには必須となります。紹介したツールを使って、数字に弱い人でも利益を出せるよう工夫してみてください。

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