メルカリの本人確認にかかる時間はどれくらいか、出品・購入はできないのかについて解説をします。

申請に失敗し本人確認完了まで時間がかかりやすいポイントも紹介するので、是非参考にしてスムーズに手続きしましょう。

当メディア（物販ラボ）では1000名以上の方に転売・物販の指導実績があり、こちらの記事はネット販売の経験が8年の経験と知見による内容になっています。

記事の最後では「メルカリスタートマニュアル」を配布しています。ぜひ最後まで読んでいただき、活用してください！

本人確認しないと使えないサービスがある

メルカリでは本人確認していないと、使えないサービスがあります。

メルカリを利用するために必要なサービスが使えないため、本人確認は行う方がいいでしょう。

メルカリの本人確認のデメリット

メルカリで本人確認を行っていない場合、デメリットもあります。

デメリットやリスクについて、詳しく解説していきます。

個人情報漏洩のリスク

サービスに個人情報を登録していると、漏洩のリスクはぬぐい切れません。

100％安全と言い切れるセキュリティがないため、メルカリのセキュリティー対策が信用できないのであれば、本人確認が必要ない範囲で使用することも選択肢もあります。

複数のアカウントが作れない

メルカリで本人確認を行うと、複数のアカウントを作れなくなります。ログイン情報を忘れた場合、新規登録できませんが、運営に情報を提供すればサポートしてもらえます。
そもそも複数アカウントの所持は利用規約で禁止されていますので、注意してください。

審査に時間がかかる場合がある

メルカリの本人確認は審査に時間がかかることがあり、急いで入金したい場合には間に合わないことがあります。
通常は2～3日で完了しますが、申し込みが多い場合は数週間かかることもあります。
このため、メルペイを利用したい場合でもすぐに使えないデメリットがあります。
ただし、マイナンバーカード読み取り方式を利用すれば、審査時間なしで登録が可能です。

エラーが起こる場合がある

メルカリの本人確認では、マイナンバーカードを使わない場合、顔写真を撮影する必要があります。
しかし、写真撮影で何度もエラーが発生し、登録できないユーザーも少なくありません。
また、マイナンバーカードを使っても、エラーが起こることがあります。

未成年の場合は親や保護者の許可がいる

未成年者がメルカリを利用する場合は、親や保護者の許可が必要と利用規約で規定されています。
保護者が本人確認に同意しない場合、利用することができません。

手間がかかる

手順は簡単でも、審査時間やエラーが発生することを考えると、意外と手間がかかると感じるかもしれません。チャージやメルペイを使わない場合は、本人確認をしない人も多いです。

メルカリ本人確認のメリット

本人確認を行うことで得られるメリットは以下の通りです。

本人確認をしない場合と比べて、これらのメリットがどのように役立つか解説していきます。

売上金の受け取り有効期限がなくなる

メルカリで売上金を受け取る際には、180日の振込申請期限があります。
この期限内にポイント購入や振込申請をしなければ、売上金が失効し別途手続きが必要になります。
また、10,000円未満の振込申請には200円の手数料がかかります。できれば売上が10,000円以上になり振り込み申請をしたいところですが、180日の期限があります。

しかし、本人確認を済ませると180日の期限がなくなります。売上金を期限を気にせず保留できるため手数料を節約しながら売上金を受け取ることができます。

売上金をメルペイ残高として利用できる

メルカリで本人確認をすると、売上金が自動的にメルペイ残高に反映されます。メルペイをよく使う人にとっては便利なシステムです。

売上金のポイントチャージが不要

メルカリでは売上金を直接商品購入に使えず、ポイントに変換する必要がありますが、面倒に感じる人もいるのではないでしょうか。
本人確認を済ませると売上金が自動的にメルペイ残高になるため、ポイント購入をせずに直接商品を購入できます。

「本人確認済」の表示で信頼性が増す

メルカリで本人確認をすると、出品者欄に「本人確認済」と表示され信頼性が増します。
今後、本人確認済みの出品者が増えれば、本人確認をしていない出品者は不利になる可能性があります。メルカリでの出品には、本人確認を済ませておくのが安心でしょう。

メルカリで本人確認をしても危険性がある

メルカリで本人確認をしていたとしても、していなかったとしても、完全に安全だとは言えません。
これはメルカリに限った話ではなく、インターネット上のウィルスや不正アクセスは日々進化しており、その手口も巧妙化しています。

顧客情報が流出した事件も

過去には、メルカリで外部からの不正アクセスがあり、顧客情報が流出した事件がありました。
これは2021年5月に公表された情報ですがその後、メルカリはさらに対策を強化し、不正アクセスによる個人情報の流出は起きていません。

メルカリの安全性は高まっている

メルカリは、不正アクセスによる顧客情報流出後、原因となったツールの利用を停止し、対策を強化しており、以前より安全性が高まっています。
ただし、詐欺サイトなどで情報が盗まれるリスクもあります。そのため、自分の情報を守る意識が重要です。アカウントを確認し、不正な操作がないか定期的に確認しましょう。

メルカリで本人確認ルールが強化

メルカリでは、以前は本人確認が必要ありませんでしたが、悪意のあるユーザーや不正取引を防ぐためにルールが変更されました。
2019年2月からは、新規登録時に出品者の住所、氏名、生年月日の登録が必須となり、登録氏名と受け取り口座の名義が一致しないと売上金を受け取ることができません。
2020年9月からは、全ユーザーに対して「アプリでかんたん本人確認」の協力が呼びかけられています。

メルカリ本人確認のQ&A

メルカリは本人確認しないと売れない？

メルカリでは、出品する際には住所・氏名・生年月日の情報登録が必要ですが、本人確認は必須ではありません。
本人確認をすると「本人確認済」と表示され、信頼性が高まります。購入者にとっては安心感がありますが、出品者が本人確認をしなくても商品を出品して販売することができます。

メルカリの本人確認にかかる時間は？

メルカリの本人確認は、「アプリでかんたん本人確認」を利用する場合、通常1日から3日かかりますが、最大で数週間かかることもあります。
書類が不十分だと審査が遅れることもあるので、指示に従って適切な書類を準備しましょう。

メルカリの本人確認はキャンセルできる？

メルカリの本人確認は一度完了すると取り消せません。
メルカリは不正アクセスなどに対する対策も行っていますが、不安を感じる場合は対策を把握し自分のアカウントを管理することが大切です。

メルカリの本人確認で使える本人確認書類は？

メルカリの本人確認には、次の書類が使えます。

ただし、2020年2月4日以降に発行されたパスポートは住所欄が削除されているため、本人確認には利用できません。この変更が行われる前の「住所記載あり」のパスポートは、有効期限内であれば使えます。

メルカリの本人確認にかかる時間はどれくらい？

メルカリの本人確認は審査があり、ある程度時間がかかります。ここではメルカリの本人確認にかかる時間の平均と、申請手順ごとにかかる時間の目安を簡単に紹介します。

さらに詳しくメルカリの本人確認について知りたいときは、以下のリンク先をチェックしてください。

審査完了までには平均2.3日とされている

メルカリ公式サイトには、本人確認の提出をしてから登録されるまでに平均で2～3日、最大5日かかると記載があります。

申込状況によるとさらに時間がかかる可能性があり、数日で手続き完了するととらえず、あくまで平均日数ととらえましょう。

ときには数週間かかることがあると公式は記載しており、申請者が多く混雑した場合や、申請内容にミスがあった場合などの可能性があります。

「アプリでかんたん本人確認」での申請にかかる手順ごとの時間

メルカリで本人確認を短時間で済ませたいときは、書類の郵送などが不要の「アプリでかんたん本人確認」が便利です。

スマホアプリを使った本人確認の流れを手順ごとに紹介します。メルカリアプリでも方法の紹介がありますが、先に流れを知ってから取り掛かるとスムーズです。

①申請：約5分

実際に手続きを行った人によると、申請は約5分で完了するとのことです。スマホでメルカリアプリを開き、マイページの上部にある自分のアイコン下、評価星マークの隣の「本人確認する」をタップします。

本人確認に使える書類は運転免許証またはマイナンバーカードなどで、指示に従い両面・横から・本人の顔の動きを撮影します。

本人確認書類の現住所が違う場合は、公共料金の領収書や納税証明書など補完書類も必要です。流れに沿って進め、申込完了の表示が出れば手続きは終了です。

②審査：約1日

本人確認の審査結果は、約1日後に来た人が多いようです。たとえば、土曜に申請した人で翌日午前中に本人確認完了の連絡がありました。

日曜や祝日、年末年始などの連休と重なった場合は、数日またはそれ以上かかるかもしれません。公式サイトには休日や連休は日数が必要と明記がないため、申し込み状況などあらゆる要因で審査結果が遅れる可能性があります。それでも多くの場合は、数日で結果が届くようです。

③反映：約5時間

本人確認完了の連絡を受けてすぐにマイページをチェックしても、「本人確認済」に変わっていない場合があります。

反映まで約5時間かかることもありますが、すぐに表示が変わっている場合もあります。はっきりした原因はわかりませんが、本人確認完了の連絡があれば、しばらく待つと切りかわるようです。

連絡から数日経っても本人確認済に変わらなければ、事務局へ問い合わせてみましょう。

メルカリの本人確認に時間がかかりすぎる原因と対処法

メルカリの本人確認について、Twitterでは「遅くて思うように買い物できない」「時間かかりすぎる」などのツイートが複数ありました。

説明を読みながら初めて行う手続きには、どうしても失敗が付き物で、メルカリの本人確認が一度でスムーズに終わる方が珍しいのかもしれません。

ここでは本人確認になぜ長い時間が必要だったか、よくある原因の5つを紹介します。あわせて対処方法も紹介するので、本人確認がうまくいかないと思ったときは参考にしてください。

前もって目を通してから申請すると、失敗を防げる可能性があります。

原因①顔の照合失敗

顔の照合は指示に従って一定時間にポーズを取る必要があり、自撮りに慣れていない人はもちろん、慣れていても難しい場合があります。

身分証の撮影も状況により、うまくいかない可能性があります。何度試しても失敗するときは、以下の対策をしてみてください。

原因②記入漏れ・通信エラー

本人確認の最後にチェック項目が表示され、全てチェックしたあとで申請します。もし足りない項目があれば再撮影を選び、もう一度撮影からやり直してください。

ここで無理に全てチェックして申請しても、本人確認が通らず、事務局からの返信後にやり直すことになります。

「もしかして通るかも？」とは思わずに、チェック項目で不足を見つけたら申請前にやり直しましょう。

「通信に失敗しました」とメッセージが出た場合は、通信環境を確認してもう一度試しましょう。一時的にスマホの電波が悪い、Wi-Fiの調子が悪かったなど原因はさまざまですが、少ししてから送信するとスムーズに申請できる場合があります。

原因③迷惑メールに受信・メールアドレスの入力ミス

メルカリからのメールを登録しておらず、迷惑メールとして削除または別フォルダによけられて受信できないために「いつまでかかるのか？」と不安に思う場合があります。

自分のメールアドレスの入力ミスで、メルカリからの本人確認完了の連絡が届かない可能性もあります。メルカリのアドレスを登録したか、登録した自分のアドレスは正しいか確かめましょう。

この他にもメルカリでの物販ノウハウを知りたい方は、下記公式LINEも参考にしてみてください。

原因がわからない場合はメルカリに問い合わせ

何度やっても顔認証ができない・審査結果の回答がない・審査に落ちたなどで原因がわからないときは、メルカリ事務局へ問い合わせフォームから質問します。

【本人確認の有無が左右する内容】

本人確認をせずにできること	本人確認がないとできないこと
商品の出品 ※出品制限がかかることも	売上振込申請期限の解除
商品の購入	売上金からの買い物
	支払い用銀行口座の登録・残高への入金
	メルペイスマート払いの利用

「本人確認をしている間に欲しい商品が売れて買えない」と、焦る人もいるでしょう。購入や出品は本人確認不要でできるため、本人確認の前に気に入った商品を購入してもかまいません。

特にメルカリで購入のみの人は、今のところ本人確認を勧められても無視して使い続けられるので、出品なしの場合は不都合はないでしょう。

本人確認すると5万円以上など金額の規制なく、売上金からの買い物や銀行残高への入金ができます。

・（関連）メルカリにおける学生の本人確認についてはこちら

メルカリの本人確認にかかる時間まとめ

メルカリの本人確認はスムーズに申請すれば早くて1日ほどで審査結果の通知がありますが、申請までに画面操作で失敗すると時間がかかります。

申請完了しても不備があって登録できなかったり、こみあっていて審査が遅れたりする場合があります。

手続きがうまくすすまないとあきらめたくなりますが、長くメルカリを使いたい人にとって本人確認はメリットが大きいので、アプリの指示に適切に対応して申請をすませましょう。

物販ラボでは「メルカリスタートマニュアル」も無料配布しています。

• メルカリ不用品販売と仕入れ先
• メルカリアカウント作成
• メルカリの価格差の商品例
• メルカリ返信例100

これからメルカリを始めるのに必須のノウハウをまとめています！興味のある方はぜひ下記からプレゼントを受け取ってください。


Visited 1,181 times, 1 visit(s) today