メルカリでの取引キャンセル後の返金について解説をします。

ここではメルカリで取引をキャンセルした場合、いつ頃返金されるかを決済方法ごとに紹介します。あわせて取引キャンセルに関するよくある疑問などもあげておくので、「取引をやめたい」と思ったときの参考にしてください。

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記事の最後では「メルカリスタートマニュアル」を配布しています。ぜひ最後まで読んでいただき、活用してください！

【支払い方法別】メルカリでキャンセルしたら返金はいつされる？

支払い方法	返金タイミング
クレジットカード	クレジットカード会社により異なる ※最長2ヶ月
デビットカード	デビットカード会社により異なる ※最長2ヶ月
メルペイ残高払い	即日
コンビニ・ATM支払い	取引キャンセルと同時
キャリア決済	2ヶ月ほどかかる場合がある
FamiPay	取引キャンセルと同時
メルペイあと払い	数日～数週間

メルカリで取引キャンセルした場合、支払い方法により代金の返金までに必要な期間は異なります。キャンセル手続きと同時に返金の方法もあれば最長2か月かかる方法もあるため、返金までの期間を知っておくと、返金されない不安を抱えずにすみます。

決済方法ごとの詳しい返金時期をそれぞれ紹介するので、よく使う方法の返金期間をチェックしてください。

クレジットカード

メルカリのクレジットカードで商品代金を払った場合、取引キャンセルと同時にメルカリからカード会社へ取消処理を行います。

詳しく説明すると、取消処理は代金が自分のクレジットカードへ返金される行為ではなく、メルカリでの利用分を取り消した形です。

カード利用分の支払い期間の締め日をまたいでいなければ、支払いとキャンセルが同じ月にあるため、いったん引落されることはありません。

しかし締め日を超えた場合はいったん引落され、翌月のクレカ利用総額からその分を差し引きます。いったん引落して、その後返金の場合は最長で2か月かかります。

ただし返金は決済代行会社が行い、個人情報保護の観点から返金時期を知ることはできません。

デビットカード

デビットカードは二度、引落と返金をくり返す場合があります。メルカリで商品購入時にすぐ口座から代金を引き落とし、取引キャンセルした場合は代金を口座へ返金します。

しかし場合によっては売上確定データがないため、もう一度引落が発生し、返金確定データが届いた時点で再度口座へ返金を行うことがあるため、知っておきましょう。

返金の時期はデビットカードの発行会社や決済日時によって異なり、最終的な返金が確定するまでに、最長2か月かかることがあります。

メルペイ残高払い

メルペイ残高払いで購入した場合、取引キャンセル後すぐに購入前の状態に戻ります。メルペイ残高がもとに戻ったかを確認するには、マイページを開いて「残高・ポイント」の残高履歴をタップしましょう。

メルカリポイントを使って購入した場合は、同じく「残高・ポイント」にあるポイント履歴をタップするとポイント返還されたかがわかります。

コンビニ・ATM支払い

コンビニ・ATM払いで入金後の取引キャンセル分は、キャンセル手続き完了と同時に返金されます。
ただし現金で直接戻るわけではなく、メルカリの売上金として戻るため、どうしても現金で欲しい場合は売上金の振込申請が必要です。

手続きが完了すると、指定した口座に代金が振り込まれ、返金完了です。コンビニ・ATM払いは手数料がかかりますが、商品代金とあわせて手数料も戻ってきます。

・（関連）メルカリのコンビニ払いとは？コンビニごとのやり方も詳しく解説！

キャリア決済

携帯決済で支払った取引をキャンセルした場合は、携帯電話会社からの返金またはメルカリからの返金のどちらかで、状況により異なります。

携帯電話会社からの返金の場合、請求金額からキャンセル料金分を差し引いて請求、または引落時期によって、いったん引落し翌月以降の請求額から差し引いての返金です。

メルカリから返金の場合、残高にキャンセル分が戻ります。タイミングにより返金時期はさまざまですが、最長2か月かかる場合があります。

どちらの返金方法になるか早く知りたいときは、携帯電話会社へ問い合わせましょう。

FamiPay

FamiPayで決済した場合、取引キャンセルと同時に決済の取消処理が行われますが、返金時期の公表はなくわかりません。

個人情報保護の点から決済代行会社を利用しており、FamiPayにもメルカリにもいつ返金されるかは不明です。返金状況はFamiPayのアプリ内で確認できるので、こまめにチェックして返金を確認しましょう。

商品の返品・キャンセルに伴う返金につきましては、加盟店や処理の状況によって異なります。

出典：よくあるご質問

メルペイあと払い

メルペイあと払いを選んだ取引のキャンセル後は、その月の支払いが済んだかどうかで返金方法と時期が異なります。

支払い前の場合はその月の利用金額から代金分を減額して請求し、支払い後の場合は残高に売上金として返金されます。

支払い前はマイページ内の残高・ポイント欄にあるメルペイスマート払い履歴を確認しましょう。
支払い後の履歴は、同じくマイページ内の残高・ポイント欄の残高履歴（売上金履歴）でわかります。

・（関連）メルカリの後払いサービス「メルペイスマート払い」とは？

メルカリでキャンセルしたら使用したポイントはどうなる？

メルカリでの取引にはメルカリポイントが使え、キャンセルした場合は戻ってきます。メルカリで使えるポイントはほかにも、dポイントがあります。

ポイントには有効期限があるため、有効期限内か期限後かで返還方法が異なるので、あてはまる状況をチェックしましょう。

有効期限内の場合

ポイントの有効期限内に取引キャンセルした場合は、すぐに購入前の状態に戻ります。商品購入に使って減ったポイントが復元された状態です。

メルカリポイントとdポイントのどちらも同じ時期ですが、一度購入したポイントは売上金に戻せないため、メルペイ対応店での買い物に使いましょう。

取引中に有効期限が切れた場合

取引中に有効期限を迎えるポイントを使った場合、メルカリポイントは取引キャンセルした日から5日間有効期限が延長されます。しかしdポイントの有効期限延長はないため、ポイント返還はありません。

自己都合または出品者都合で、取引キャンセルの可能性はゼロではないため、ポイントは有効期限に余裕を持って使いましょう。

メルカリキャンセル時の返金に関するよくある疑問

メルカリで取引キャンセルするときに悩みがちな、疑問と原因や対処法を解説します。キャンセルしたいときや、キャンセルの可能性がある場合に備えて、目を通しておきましょう。

返金は現金でされるの？

どの決済方法を選んでも、直接現金での返金はありません。商品購入時の支払い方法により、返金の仕方は変わるので、わかりやすくか条書きにまとめました。

なお、売上金として残高へ戻ってきた代金は振込申請すると、指定の口座へ入金され現金で受け取れます。

商品購入後にキャンセルはできる？

メルカリでは基本的に、購入後に自己都合でキャンセルすることはできません。ただし、以下の場合に限りキャンセルが可能です。

つまり、自身の都合のみでキャンセルすることはできず、相手方の納得と合意が必要不可欠です。相手方が同意しない場合は、あくまでメルカリのルール上、キャンセルは認められません。

万が一トラブルになった場合は、メルカリ運営に問い合わせて対応を仰ぐ必要があります。

キャンセルに手数料はかかる？

メルカリの取引キャンセルに手数料はかからず、売上金の返金なども手数料は不要です。コンビニやATM払いは手数料がかかりますが、商品代金に支払い手数料も加えて返金されます。

メルカリへ払った代金がすべて戻ってくる形です。

・（関連）メルカリの手数料はいくら？手数料一覧と安くする方法

出品者都合でキャンセルしたいと言われたら？

出品者からキャンセルしたいと連絡があった場合でも、キャンセル手続きをすれば代金は返金されます。メルカリでは双方の合意があればキャンセルでき、出品者から届くキャンセル申請に同意すると返金手続きが始まります。

返金時期は出品者都合によるキャンセルでも、購入者からのキャンセルと同じ時期です。出品者都合の取引キャンセルについて、より詳しく説明した記事があります。

何らかの理由でキャンセルの連絡があったときは、参考にしてください。

・（関連）メルカリの取引を出品者都合でキャンセルする方法｜メッセージ例文も紹介

・（関連）メルカリのキャンセル方法を徹底解説|申請方法・申請後の流れ・ポイントまとめ

商品発送後にキャンセルしても返金はされるの？

取引完了前であれば、商品発送後でもキャンセルでき返金も可能です。しかし商品発送後にキャンセルできるケースは、メルカリの規約に該当する場合のみです。

購入者の都合で発送後にもかかわらず取引キャンセルし、返金を求めることはできません。具体的な該当事項は、規約を引用してのせておくのでチェックしてください。

5. キャンセル及び商品の瑕疵

商品に瑕疵がある場合、商品説明と実際の商品が明らかに異なる場合、梱包の不備により配送時に商品が破損したなどの場合は出品者が責任を負うものとし、出品者の責任及び費用により、返金、商品の返品、修理、交換等の対応を行うものとします。

出典：メルカリ利用規約

返金されない場合は？

取引キャンセル後返金手続きをしたものの、返金手続きがないときは2か月を目安に待ちましょう。
決済方法により返金期間が異なるものの、2か月を超える方法はないからです。

クレジットカード払い・デビットカード払い・キャリア決済は、返金申請後手続きがすぐに完了しない場合があります。2か月経っても返金がないときは、カード会社や携帯電話会社、メルカリ事務局へ問い合わせましょう。

キャンセルによるペナルティはあるの？

メルカリでの取引キャンセル時のペナルティについては、明確な基準が設けられていません。ペナルティが科されるかどうかは、個別のケースごとにメルカリ側で判断されています。

通常は数回程度のキャンセルであれば、特にペナルティはありません。しかし、以下のような悪質な理由やケースが想定されます。

このようなケースでは、ペナルティ対象となる可能性が高まります。立場を問わず、キャンセルの理由を作った側がペナルティを受ける恐れがあります。

そのため、キャンセル申請時には理由と経緯を詳しく説明する必要があります。自己都合によるキャンセルは極力避け、取引手続きは慎重に行うべきです。万が一キャンセルする場合も、明確な理由が説明できるよう対応しましょう。

メルカリでキャンセル後の返金はいつ？まとめ

メルカリで取引キャンセル後の返金は決済方法によって異なり、即日の方法もあれば最長2か月程度かかる方法もあります。該当する決済方法の返金期間を確認し、期間がすぎるまで待ちましょう。

どの場合も現金での返金はなく、利用額の取消や利用料金からの差し引き、売上金として残高へ返金されます。返金手続きが完了すれば代金は返ってきますが、発送完了後のキャンセルは規約に該当する場合を除き、控えましょう。

もし2か月以上経っても返金がないときは、決済を担当した会社やメルカリ事務局へ問い合わせをします。

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