メルカリの購入者都合キャンセルの理由はどれを選べばいいか、キャンセルの流れについて解説をします。

メルカリでのお買い物は便利で楽しいものですが、時にはキャンセルをしたいときもあるでしょう。「商品を間違えて購入してしまった」「予想と異なる商品が届いた」など、そのような場合どのようにキャンセル申請をすればいいのか悩む事もあるでしょう。

購入者都合によるキャンセルでペナルティが怖いと感じる方も、記事の内容を参考にしてみてください。

当メディア（物販ラボ）では1000名以上の方に転売・物販の指導実績があり、こちらの記事はネット販売の経験が8年の経験と知見による内容になっています。

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【購入者都合】メルカリのキャンセル申請方法・例文

購入者がキャンセルする理由には、主に以下のようなことが考えられます。

以上のような理由で購入者がキャンセルする場合はどうすればよいのでしょうか？

購入者都合でキャンセルする場合の方法について解説します。

キャンセル申請の流れや注意点、また出品者にキャンセルを伝える旨のメッセージ例文も紹介します。

商品発送前のキャンセルの仕方

キャンセルの仕方は、キャンセルをするタイミングによっても異なります。
出品者が商品を発送する前のタイミングにおけるキャンセル方法について紹介します。

出品者にキャンセルを依頼する

キャンセルを希望する場合、まずは出品者にキャンセルしたい旨を伝えるため連絡を取ります。
連絡のタイミングが遅れるほど商品は発送されてしまいます。
相手への迷惑や手間を考え、商品が発送される前に少しでも早く連絡をしましょう。

キャンセルする際には、理由をきちんと伝えるようにしましょう。

出品者からのキャンセル申請に同意する

出品者がキャンセルに同意すれば、キャンセル申請をしてくれます。
その後、購入者側にキャンセル申請フォームが届くので、取引画面で「同意する」を選択します。
メルカリでは出品者側には常にキャンセル申請フォームが表示されていますが、購入者側には表示されていません。
表示されるのは「発送までの日数」を経過した翌日0時です。

そのため、早めに購入者がキャンセルをする場合、出品者が同意しキャンセル申請をしてくれるまで待つことになります。

商品発送後・到着後のキャンセルの仕方

商品がすでに発送されていた場合や、商品が手元に届いた後にキャンセルしたい場合は、返品をしてからキャンセル申請をします。

キャンセル理由によって、商品の返送が必要かどうか、返送料はどちらが負担するのか、などが異なるでしょう。
相手と相談して取り決めを行い、合意したら手続きをします。

購入者側にキャンセル申請フォームが表示されるのは、「発送までの日数」を超えた翌日0時です。
話し合いが終わった後、キャンセル申請フォームが表示されていればそれを利用しましょう。

キャンセル申請フォームは取引画面下部に表示されます。
「この取引をキャンセルする」をタップし、手続きを進めてください。

メルカリで商品発送後に購入者からキャンセル申請された場合の対処法

商品を発送してから、購入者側からキャンセルの連絡が来る場合があります。購入者都合でのキャンセルは、出品者が断っても同意してもどちらでも構わず、それぞれの対処方法を紹介しますので参考にしてください。

断る場合

まずは、購入者がどのような理由でキャンセル申請をしているのか確認しましょう。メルカリでは、購入者都合の一方的なキャンセルを出品者が断っても構いません。

キャンセルに合意するのは、商品不備や破損など問題があるケースのみです。購入者から「不良品だった」と言われたときは、状況を確認しましょう。

相手がわざと破損させたのか、配送中に破損したのか、最初から問題があったのかによって、対応する状況が変わります。判断に迷ったら、相手の評価が参考になります。

キャンセルを断る場合は、以下の例文を参考にしてください。

・（関連）メルカリでキャンセル申請に同意しないとどうなる？同意してくれないときの対処法も解説！

同意する場合

購入者都合のキャンセルであっても、キャンセルに合意することもできます。たとえば、誰のミスで商品の不具合が起きているかわからないときや、相手がクレーマーの恐れがあり早く取引を終了させたい場合などです。

また、商品発送前なら、合意するほうが親切です。商品発送後は送料がかかりますが、状況に応じて合意する場合があります。

キャンセルに合意するときは、商品を元払いで手元に戻してから、キャンセル申請をする流れです。購入者都合では、送料は購入者に負担してもらうのが基本です。

商品発送後に購入者側からキャンセルの申請が来て合意するときは、以下の例文を参考にメッセージを送ってください。

メルカリの購入者都合キャンセルの理由はどれを選べばいい？

メルカリの購入者都合でのキャンセルは、上記の5種類があります。それぞれの項目を選択すると、「理由の詳細」に詳しい内容の記載が可能です。

出品者が購入者からキャンセルを依頼された場合

購入者都合で購入者からキャンセルの依頼がきたら、「購入者が誤って購入した」を選ぶことが一般的です。さらに「理由の詳細」に何がどう誤ったのか記載してください。

「理由の詳細」には、購入者から連絡があった内容にすればいいでしょう。また、出品者がキャンセル申請をした内容は、購入者側にも知らされます。

購入者にキャンセル申請が届くので、購入者がその内容を読んで同意するとキャンセルが成立する仕組みです。

購入者がキャンセル申請をする場合

選ぶべき選択肢	該当するキャンセル理由
購入者が誤って購入した	間違えて購入してしまった
その他	・代金が支払えない ・「発送日の目安」を過ぎても商品が発送されない ・商品が破損していた ・違う商品が届いた

購入者の取引画面にキャンセル項目はないため、出品者に連絡します。また、出品者が配送期間を過ぎても発送しないときは、購入者側にもキャンセルボタンが表示され、キャンセルが可能です。

購入者側にキャンセルが表示されたら、該当する項目を選ぶか「その他」で理由の詳細を詳しく書くこともできます。

なお理由の詳細はメルカリ事務局と出品者に報告する内容で、相手にも表示されるためトラブルが起きないよう虚偽の申請はしないでください。

入力できる文字数は140文字までなので、簡潔にまとめましょう。また、出品者がキャンセルに同意をするとキャンセルが成立します。

・（関連）メルカリのキャンセル方法を徹底解説|申請方法・申請後の流れ・ポイントまとめ

メルカリで購入者都合の理由でキャンセルを依頼する際の例文

購入者都合でキャンセルをするときは、出品者への連絡が必要です。どのような文章を送ったらいいのか迷う方は、以下の例文を参考にしてください。

間違えて購入してしまった場合の例文

商品が発送されない場合の例文

商品が破損していた場合の例文

違う商品が届いた場合の例文

メルカリで購入後キャンセルをする場合の注意点やポイント

メルカリで商品を購入後にキャンセルする場合は、マナーを守りましょう。次に紹介する注意点を確認しておくことをおすすめします。

双方の合意がなければキャンセルはできない

メルカリのキャンセルは、どのような場合でも双方の合意が必要です。どちらかの一方的な考えでキャンセルはできないようになっています。

キャンセル申請は、お互いに話し合って双方が合意するとできるようになります。どちらか一方が合意しないときはキャンセル取引自体が無効となり、メルカリ事務局に問い合わせが必要です。

キャンセル手続きは商品が出品者の手元に返送されてから行う

商品が手元に届いてから、キャンセル申請をしましょう。商品発送が確認出来たらキャンセル申請をしたくなりますが、キャンセル申請をすると返金されるため注意が必要です。

商品を受け取る前にキャンセル申請をすると、状況を確認する前に返金してしまうことになってしまいます。

場合によっては、配送トラブルで商品が届かない、購入者が返送していない、返送中に商品が壊れた、購入者側が故意に壊して返送したなどのトラブルがあります。トラブルを避けるためにも、キャンセル申請は商品が到着してからが基本です。

キャンセル手続きが完了するまで受取評価をしない

参考：メルカリガイド｜受取評価／評価の手順

メルカリは、受取評価をすると取引が終了する仕組みです。取引が終了するとキャンセルができなくなるため注意してください。

また、相手と連絡も取れなくなるため、キャンセル手続きが完了するまで受取評価はしないでください。受取評価が完了すると、メルカリは出品者に売上金が入ります。

購入者が返品をしたいときは、「受取評価は最後に行う」と覚えておいてください。

・（関連）メルカリの評価後の返品はできる？やり方を出品者・購入者の立場で紹介

メルカリで購入者都合の理由によりキャンセルする場合の疑問

メルカリでは購入者都合でのキャンセルはできますが、いくつか注意点があります。よくある疑問をまとめたので、事前に確認しておくようにしてください。

出品者が購入者都合のキャンセル申請に同意しないとどうなる？

メルカリでは、購入者都合のキャンセルでも、出品者都合のキャンセルでも、双方の同意がなければキャンセルは成立しません。この場合は取引メッセージも利用できなくなり、メルカリ事務局による対応となります。

ほとんどのケースでは、メルカリ事務局が取引のキャンセルをしてくれるでしょう。どちらか片方がキャンセルの同意をし忘れていることも考えられるため、キャンセル手続きが取られることがほとんどです。

・（関連）メルカリでキャンセル申請に同意しないとどうなる？同意してくれないときの対処法も解説！

「上記以外の理由」を選択した場合にペナルティを受ける可能性はある？

「上記以外の理由」を選択しただけで、ペナルティになることはありません。ペナルティになるのは、「理由の詳細」に自己都合による勝手な行為だと判断できる内容が記載されている場合のみです。

メルカリでは、購入者が自己都合によるキャンセルをすると迷惑行為だと判断されます。公式のメルカリガイドの「取引における迷惑行為について」に、「自己都合により取引をキャンセルすること 」の記載があります。

誤操作や誤購入、要らなくなった理由、送料を理由としたキャンセル、サイズやイメージ違い、支払い方法の変更理由でのキャンセルは、迷惑行為に当たるため注意してください。

ただし、誰でも一度や二度の間違いはあるため、上記の理由でペナルティになるとは限りません。心配なときは理由の詳細に「購入者と出品者がキャンセルに同意している」と入力しておきましょう。

・（関連）【メルカリ転売】メルカリのペナルティーの注意点

キャンセルになった場合の返金方法とタイミングは？

支払い方法	返金方法	返金タイミング
クレジットカード	1.請求金額から返金額を差し引いた分が引き落としされる 2.請求された後、翌月以降でクレジットカード会社から返金される	クレジットカード会社により異なる ※最長2ヶ月
デビットカード/プリペイドカード	1.購入手続き後仮売上として即時に引き落とし 2.取引キャンセルにより引き落とし額が口座に返金 3.売上確定データが届き再度引き落とし 4.返品確定データが届き「3」で発生した引き落とし額を口座へ返金	カード会社によって異なる(2回引き落としが発生する場合があるため、時間がかかる)
メルペイ残高払い・ポイント払い	購入手続き前の状態にお戻し	取引キャンセルした日から5日間
コンビニ・ATM支払い	購入者の残高に戻る、または振込申請をして現金で返金	取引キャンセルと同時に返金、振込スケジュールにより返金
キャリア決済	携帯事業サービス会社経由での返金、またはメルカリから返金	通信事業者によって返金時期が異なる(翌月以降になる場合があり)
FamiPay	取引キャンセルと同時に、メルカリからFamiPayへ決済取り消し処理	決済代行会社によって異なる
メルペイあと払い	・支払い前：キャンセル分を減額 ・支払い後：キャンセル分の金額を残高として返金	・メルペイが使えるお店での利用は数日～数週間 ・定額払いの場合は翌月払いと同じ条件で返金

クレジットカードやデビットカードの場合は、一度引き落としされてからカード会社より返金となるため、返金に時間がかかります。また、キャリア決済やFamiPayは利用業者によって返金時期が異なるため注意しましょう。

メルペイ残高払いやメルペイポイント払いの場合は、返金がスムーズです。コンビニやATM払いで購入者の残高に戻る方法も返金が早いため、返品の可能性がある取引では、利用を検討するといいでしょう。

返送が必要な場合送料はどちらが負担すべき？

メルカリで購入した商品を返送するときは、双方で話し合って送料負担者を決めます。どちらが送料を負担しなければならない、という決まりはありませんが、マナーとして一般的な考え方を参考にするといいでしょう。

たとえば、商品説明欄の内容と明らかに違う商品が届いた場合や、商品が壊れていたケース、商品に不足があったときは、出品者が送料を負担することが一般的です。

しかし、商品説明欄に「ジャンク品」の記載があったときは、この限りではありません。
商品に不具合があるとわかって購入した場合は、返品で出品者が送料を負担する必要はありません。

また、基本的に購入者の都合で返品はできないことになっています。「要らなくなった」「間違った」「気が変わった」などの購入者都合では、出品者がキャンセルを拒否できます。

ただし、出品者が返品に合意すれば、購入者都合の返品は可能です。購入者の勝手な判断での返品となるため、マナーとして購入者が送料を負担することが一般的でしょう。

・（関連）メルカリで返品する際の送料はどっち負担？返品送料のよくある疑問を解決！

メルカリで購入者都合でキャンセルする場合：まとめ

メルカリで購入した商品は、基本的に自己都合でのキャンセルはしないのがマナーです。しかし、誰でも間違って購入したなどの理由でキャンセルすることはあるので、その際には記事で紹介した内容を参考にしながらキャンセル取引を完了させてください。

価格や商品説明をよく読み、サイズや色などの詳細を確認し、支払い方法に問題がないかを事前にチェックすることでキャンセルやトラブルを防げるでしょう。
このように、細かな確認を行うことでトラブルや時間、労力の無駄遣いを避け、メルカリをより良く利用することができます。

出品者にしてみれば購入者の自己都合によるキャンセルは迷惑行為であるため、キャンセル依頼をするときは、相手の立場に立って考えた依頼メッセージを送りましょう。

購入者都合のキャンセルは可能ですが、トラブルを防ぐためメッセージの文章に注意することが大切です。

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