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    【クラウドファンディングのトラブル事例】よくある例や解決方法、法規制まで

    監修者石井 みちあき

    輸入ビジネス年商3億円・物販歴23年・物販の指導人数は1000名以上・英国MBAを保有。クラウドファンディング・総代理店での独占販売・大手量販店での販売などを得意としている物販の専門家。著書:至高の副業: 無在庫輸入の極意 SNS:TwitterLINE
    石井 みちあきのプロフィール

    執筆者中川 瞬

    物販ラボ運営責任者、アマラボ(物販ツール)の共同開発者、Amazon、ebay、Yahoo!ショッピング、ヤフオク、BUYMA、メルカリ、ラクマ、ヤフオクフリマ、Mercadolibre、etsy、BONANZA、ネットショップとあらゆる販路で販売。
SNS:TwitterLINE
    中川 瞬のプロフィール

    こんにちは。中川瞬(@buppan_system)です。

    中川
    クラウドファンディングでトラブルが起きた時、どうすればいいのか知りたい(わからない)
    という方のために、クラウドファンディングのトラブル事例や解決法を解説します。

    この記事を読むことで、

    1. クラウドファンディングの成功率がわかる
    2. クラウドファンディングでどのようなトラブルが起こりやすいのかがわかる
    3. クラウドファンディングでトラブルが起こった時の解決方法がわかる
    4. クラウドファンディングのリスクがわかる

    この記事を書かせて頂いている私は、現在、輸出・輸入・国内の転売のノウハウをお伝えしています。

    時間がない会社員の方や子育てをしている主婦の方に、指導や転売システムの提供をして、忙しくても副業で収入を得てもらっています。

    それでは、クラウドファンディングのトラブルについて、解説をしていきます。

     

    資金調達の方法として注目を集めているクラウドファンディングですが、残念ながらトラブルが発生することもしばしばあるようです。
    この記事ではクラウドファンディングサイトを利用したときに発生しがちなトラブルと、もしトラブルが発生してしまったときにどのように対処していけばいいのかを解説していきます。
    これからクラウドファンディングサイトで資金調達をしようと考えている方は参考にしてください。

    クラウドファンディングの成功率は?

    実際にあったトラブル事例についてご紹介する前に、クラウドファンディングの成功率についてチェックしていきましょう。
    クラウドファンディングの成功率は3割と言われています。
    想像以上に低い水準となっていますが、これは各クラウドファンディングサイトの審査を無事パスしたプロジェクトのみを対象としています。

    つまり、審査をパスできなかったクラウドファンディングサイトを含めると、さらに成功率は下がってしまうのです。

    日本のクラウドファンディングサイトは、海外のクラウドファンディングサイトよりもひとつのプロジェクトが扱う案件の規模が小さいため、海外よりはプロジェクトの成功確率は高くなっています。
    それでも成功率が3割と言われているので、プロジェクトの立案と運営は慎重に行っていきたいものです。

    ・(関連)クラウドファンディングの成功例はこちら

    クラウドファンディングに関する口コミ

    インターネットでクラウドファンディングに関する口コミをチェックしてみました。
    これからクラウドファンディングで資金調達をしようと考えている方は参考にしてください。

    クラウドファンディングに関するいい口コミ

    クラウドファンディングを通じて資金調達に成功した方は、みなさんクラウドファンディングの魅力を紹介しています。
    ここではいくつかの口コミ、感想をピックアップして紹介します。

    ・あっという間に資金が集まって驚いた
    プロジェクトを問題なく運営していくためには、プロジェクトの規模に応じた資金を集める必要があります。
    しかし、資金をどうしても集めることができずに、プロジェクトそのものを諦めてしまう方もいます。

    そこで、運営資金不足にあえぐプロジェクト起案者の助け舟となったのがクラウドファンディングサイトです。
    理念に共感してもらえれば、非常に多くの資金を短期間で提供してもらうことが可能です。

    「運転資金が不足して事業継続を諦めようと思っていたけれど、クラウドファンディングで助かった!」などという声をよく聞きます。
    2020年は新型コロナウイルスが流行し、飲食業界や観光業界が大きなダメージを受け、実際に廃業に追い込まれるケースも多々見受けられました。
    しかし、クラウドファンディングに再建の望みを託した結果、見事に復活を遂げた事例もあります。

    ・「人脈が広がりビジネスに好影響が出た」
    クラウドファンディングは資金調達がメインなので、クラウドファンディングのおかげで運営の目処が立った、などの声が多いです。
    それ以外の良い口コミとしては、「自分のお店の存在がクラウドファンディングのプロジェクトを通じて、多くの人に知ってもらうことができた」という声があります。
    クラウドファンディングサイトはどうしても支援額に注目に集まりがちですが、クラウドファンディングサイトに掲載される宣伝効果も、重要な意味を持ちます。

    クラウドファンディングサイトに掲載されれば、プロジェクトや事業を運営する上で、特に金銭的な問題があるということがわかります。
    自分が運営するプロジェクトや事業が暗礁に乗り上げていることを広く知られてしまうのを良しとしない方もいるかもしれません。
    しかし、そのような状況に陥っていることを知ってもらうことにより、プロジェクトや事業を応援してくれる人を増やせることもクラウドファンディングの魅力と言えます。

    例えば、近所の蕎麦屋が新型コロナウイルスの影響を受けて閉店の危機に瀕していることをクラウドファンディングで知ったとしたら、クラウドファンディングで支援を行わなかったとしても、蕎麦屋まで足を運ぶという方が出てくる可能性があります。

    クラウドファンディングに関する悪い口コミ

    クラウドファンディングは成功すれば魅力的なシステムだということは言うまでもありませんが、残念ながら失敗してしまうケースもあるようです。

    ・資金調達が失敗に終わってしまい、計画が頓挫した
    先程は口コミを通じてクラウドファンディングの魅力について紹介しましたが、残念ながらクラウドファンディングに失敗してしまうケースの方が多いです。
    失敗してしまうケースの中にはプロジェクトそのものに問題がある場合もありますが、クラウドファンディングサイト側の審査を無事通過したにもかかわらず、最終的な資金調達の目標に届かなかったという例もあります。

    ・さまざまなトラブルに巻き込まれてしまった
    クラウドファンディングサイトを通じた資金調達に失敗しただけなら、自分達だけにしか影響はありません。
    しかし、出資者などを巻き込んだトラブルに発展してしまうことも、クラウドファンディングではあります。

    クラウドファンディングでのトラブルはさまざまなパターンがあります。
    実際にどのようなトラブルがクラウドファンディングで起こってしまうか、詳しく説明していきましょう。

    クラウドファンディングのトラブル例

    インターネットを通じて気軽に資金調達ができると人気のクラウドファンディングですが、使い方を誤ってしまうと、とんでもないトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。
    ここではクラウドファンディングで資金調達をする際に、起こりうるトラブルを紹介します。
    クラウドファンディングでトラブルに巻き込まれたくないという方は、参考にしてください。

    説明不足や目的の設定ミスによる炎上

    クラウドファンディングについて悪いイメージを持っている方は、クラウドファンディングで資金調達をしようとしたプロジェクトが、インターネット上で「炎上」したことを知っているからかもしれません。

    以前、世界中を放浪するために、クラウドファンディングを通じて支援を求めた方がいました。
    しかし、クラウドファンディングサイトのプロジェクトページ上では明らかに説明が不足していたため、「ただ遊びたいだけでは?」と誤解を生んでしまい、炎上してしまいました。

    クラウドファンディングで資金調達をする上で大切になるのは、プロジェクトを細かく説明することと、資金の使いみちに透明性を持たせることです。
    ただ世界中を旅行したいので資金を提供してください、そう言っているだけならお小遣いを欲しがっている子供と変わりありません。

    インターネットの利用者の中には、クラウドファンディングを用いて資金を募ることに厳しい目線の方もいます。
    そのような方に今回のようなプロジェクトが知られてしまったら、炎上は免れないでしょう。

    ・このようなトラブルを回避するにはどうすればいい?
    今回のトラブルを事前に回避するために、そもそもどうしてプロジェクトが炎上してしまったのかを考えていきます。

    このようなプロジェクトが炎上してしまう原因は、第一に「説明不足」であることが考えられます。
    「海外旅行をするために資金を援助してください」と言うだけでは、プロジェクトの全容を把握することができません。
    「なぜ海外旅行をするのか」、「海外旅行をする中でどのような活動をするのか」、「リターンと海外旅行がどのように結びつくのか」、「プロジェクトで集める資金はどのように使うのか」など、プロジェクトの内容をしっかりと示す必要があります。

    そもそも、クラウドファンディングサイトはそれぞれ公開申請のあったプロジェクトに対しては、適切に「審査」を行います。
    「審査」に通過することができなかったプロジェクトは、そもそもクラウドファンディング上に掲載されることはありません。
    クラウドファンディングサイトの審査は一般的に厳しく行われますが、新興サイトなどはプロジェクトの掲載数を増やすために、あえて審査をゆるくしている可能性があります。

    審査段階でプロジェクトの妥当性などをしっかりと制作してくれるクラウドファンディングサイトであれば、上記のようなトラブルは発生しにくいと考えられます。
    ただし、そのようなサイトを利用する場合はプロジェクトの内容をしっかりと練らないと、審査をパスすることができない点に注意してください。

    クラウドファンディングの詐欺・嘘

    次はクラウドファンディングへの出資者側の視点でトラブルをひとつ紹介します。

    クラウドファンディングサイトで気になるプロジェクトを見つけたので、思い切って支援をしたものの、なかなかプロジェクトに関する進捗報告もないし、リターンも送られてこない、また、リターンが送られてきたけれど、説明とは違うリターンでがっかりした。
    残念ながらこのようなトラブルが、クラウドファンディングで発生しているのも事実です。
    もしクラウドファンディングを通じて支援をしたのに、プロジェクトの進捗状況やリターンに問題が発生したら、プロジェクトの起案者にコンタクトを取るのと同時に、クラウドファンディングサイトの運営にも相談してみましょう。

    ・このようなトラブルを回避するにはどうすればいい?
    プロジェクトの進捗状態に問題がある場合、そもそもプロジェクトそのものに無理があった可能性が高いです。
    一般的なクラウドファンディングサイトには、プロジェクト公開前には審査が行われ、そのプロジェクトの妥当性などがチェックされます。
    審査を適切に行うサイトであれば、計画性に問題のあるプロジェクトが掲載されません。

    このようなトラブルを回避したいのであれば、信頼性のあるクラウドファンディングサイトを利用すべきです。
    クラウドファンディングサイトは日本でも勃興している状態ではありますが、知名度の高いサイトでプロジェクトをチェックすれば、今回のようなトラブルに巻き込まれる可能性は低くなります。

    また、リターンに関する問題は、お互いに認識のズレがあったことによる可能性があります。
    リターンに関して少しでも不明な点があったら、プロジェクトの起案者に気兼ねなく質問することが大切です。

    クラウドファンディングに対する批判・嫌がらせ

    クラウドファンディングにかかわらず、無関係の人から資金を募ろうとすることに否定的な方は残念ながら一定数います。
    そのような方たちに運悪くプロジェクトが見つかってしまい、自分のプロジェクトが非難の的となってしまうことは、クラウドファンディングで起こりうることです。
    非難程度であれば対処に動く必要性はそこまでありませんが、嫌がらせなどの直接的な攻撃を受けた場合はプロジェクトの進行に影響が出てしまうので、対応しなければいけません。

    ただし対応と言っても、嫌がらせをしてきた相手に対してやり返すような真似は絶対にしないでください。
    相手はこちらが反撃した事実を逆手に取って、さらにプロジェクトに対する非難の声を大きくするでしょう。
    そうなってしまったら、支援を考えていた人も離れていってしまい、最終的にプロジェクトは失敗に終わってしまうかもしれません。

    もし、プロジェクトを立ち上げることによって、何かしらの嫌がらせを受けたら、まずはクラウドファンディングサイトのサポート窓口に相談してください。
    トラブルに対して適切な対処方法を教えてくれるので安心です。

    ・このようなトラブルを回避するにはどうすればいい?
    クラウドファンディングに対する批判、嫌がらせはどうしても発生してしまうものだと考えがちですが、「火のないところに煙は立たない」という言葉の通り、なんらかの原因がプロジェクト側にあることが考えられます。
    プロジェクトに関する説明が不足してしまい、それで詐欺だと思われる可能性があれば、プロジェクトに関して真摯に説明するようにしてください。

    もし、プロジェクトに関して何かしらの批判を受けた場合は、どうして自分のプロジェクトが批判されているのかを冷静に分析することが重要です。
    自分のプロジェクトを客観視し、足りない部分をクリアすることができれば、不備が原因となる批判は沈静化していくでしょう。

    クラウドファンディングが未達成に終わる

    これはトラブルとは少し性質が異なるのですが、クラウドファンディングが失敗、不成立に終わってしまうことについて考えていきます。

    クラウドファンディングを行う際は、目標金額を設定しますが、そこに達成できなければ、「目標未到達」ということになります。
    クラウドファンディングには基本的に2つの形式があり、「All or Nothing形式」の場合は目標未到達であれば、どれだけ資金を集めていたとしても、残念ながら一切の支援を受けることができません。
    こればかりはトラブルというよりは、プロジェクトの問題であるので、プロジェクトそのものを考え直す必要があります。

    次の項で、プロジェクトを成功させる秘訣を紹介していくので、これからクラウドファンディングを通じて資金を集めようと考えている方はぜひ参考にしてください。

    プロジェクトを成功させるにはどうすればいい?

    クラウドファンディングでのトラブル、よくある失敗として挙げられるのが、「目標金額に支援が届かなかったこと」。
    トラブル以前の問題ではありますが、前述したとおりクラウドファンディングでの資金調達の成功率が30%未満であることを考えると、深刻な問題であると言えるでしょう。

    クラウドファンディングでの資金調達を確実に成功させる方法はありませんが、成功する可能性を上げる方法ならあります。
    ここではクラウドファンディングでの資金調達の成功確率を上げる方法をいくつか紹介していきます。

    ・クラウドファンディング成功の基本は「プロジェクト」にあり
    クラウドファンディングサイトで支援を募るのであれば、当然プロジェクトがしっかりしたものでないといけません。
    資金を調達することだけを考えているのであれば、プロジェクト掲載の前にクラウドファンディングサイトの審査段階で弾かれてしまうはずです。
    資金調達を成功させるためのプロジェクトの企画・運営について考えていきます。

    ・企画段階で重要なのは「オリジナリティ」があること
    クラウドファンディングサイトにはさまざまなプロジェクトが掲載されていますが、どれも独自の個性を出していることがわかります。
    クラウドファンディングでの資金調達を成功させるには、プロジェクトに独自性を持たせることがなにより重要です。
    ありきたりなプロジェクトを掲載したとしても、多くの方は魅力を感じず、思った以上の資金を集めることができない可能性があります。

    しかし、個性を出せばなんでもいい訳ではありません。
    土台としてのプロジェクトをしっかりと考えた上で、個性を出すことが必要となります。

    また、根本的な話ではありますが、プロジェクトの上辺だけを模倣したとしても、資金を集めた後が大変です。
    プロジェクトの基本的な部分は自分たちでしっかりとした計画を組み、オリジナリティの出し方については他のプロジェクトを参考にしてみるといいでしょう。

    ・プロジェクトを魅力的に伝えることが特に重要
    クラウドファンディングを通じて資金調達をするのであれば、プロジェクトを魅力的なものに見せなければいけません。
    クラウドファンディングサイト上でプロジェクトを公開するときは、画像や文章を活用することになりますが、特に文章はプロジェクトの全容や魅力を紹介する上で大変重要な役割を持ちます。

    具体的に言えば、プロジェクトを魅力的に見せたいのであれば、ストーリー調で文章を作成してみることがおすすめです。
    平素な言葉で淡々と説明するよりも、情念を感じるストーリー調の文章の方が出資を考えている人の心に響くでしょう。

    しかし、ストーリー調で、なおかつ多くの人を引きつけるような文章は誰にでも書けるわけではありません。
    文章に自信があるなら自分でトライしてみても問題ないですが、普段から文章作成に自信がないなら、文章作成を外注してしまうという手もあります。
    文章作成を代行するとある程度の手数料を支払う必要はありますが、プロジェクトをできるだけ多くの人にリーチして、支援金を募らなければいけないのであれば思い切って依頼してみる価値はあります。

    ・プロジェクトの支援金額がなかなか伸びないときは?
    文章もストーリー調のものを作成して、画像も適切なものを選んだのに、なかなか支援が伸びない。
    それは、もしかしたらプロジェクトがあまり知られていないのかもしれません。
    そんなときは各種SNSを活用して、プロジェクトを告知していきましょう。

    SNSを通じてプロジェクトを告知したいのであれば、まずはどのSNSを選ぶかが大切になります。
    SNSにはさまざまな種類のものがありますが、それぞれ特徴があります。
    その特徴を知らないのにSNSでプロジェクトを拡散しようと思っても、なかなか結果には結びつかないかもしれません。
    10年前まではほとんど知られていなかったSNSですが、今では多くの方が利用しています。
    大手企業もSNSでのマーケティングに注目しているようで、専門の部署を設けているほどです。

    若い女性をターゲットとしているならInstagramでの広告は必須と言えます。
    Instagramは特にここ数年で利用者が急増し、インスタ映えという流行語ができたように、若い女性の間の中で投稿が活発化しています。
    プロジェクトが若い女性をターゲットにしているのであれば、Instagramの利用がおすすめです。

    Instagram以外に利用したいSNSとして挙げられるのが、Twitterです。
    Twitterは幅広い世代のユーザーが使用していて、特にリツイートという機能が備わっているのが大きな魅力です。
    魅力的な発信をできれば、リツイート機能で非常に多くのユーザーまで情報をリーチさせることができます。

    InstagramとTwitterは若い世代が利用しているSNSサイトですが、さらに年齢層が上の世代にプロジェクトをリーチさせたいのであれば、Facebookでの拡散も有効です。

    また、SNSで拡散を狙うのであれば、思い切って「動画」を作成してみてください。
    さまざまなSNSが勃興している昨今では、残念ながら文字だけの投稿ではインパクトが薄いのが実情です。

    特に文字数制限が定められているSNSでは、1投稿あたりで伝えられる情報には限界があります。
    しかし、動画を投稿すれば、文章よりも非常に濃密な情報量となるので、プロジェクトに興味を持ってくれる方が増える可能性があります。
    動画の作成は少々骨が折れるかもしれませんが、静止画に音楽をつけるだけでも立派な動画になります。
    クラウドファンディングを成功させたいのであれば、まずは挑戦してみましょう。

    SNSでプロジェクトの情報を拡散させたいのであれば、投稿の時間帯に注意してください。
    多くの人がSNSの投稿をチェックしているのは、昼前や夕方~夜間です。
    投稿するのであればこの時間帯を狙うのがおすすめです。

    SNSを利用してプロジェクトを拡散するのは非常に有効な手段ではありますが、SNSに不慣れな方がプロジェクトの拡散に挑戦しても、いつもうまくいくわけではありません。
    そんなときは、SNSでの拡散もサポートしてくれるようなコンサルティングサービスを利用してみるのもひとつの手です。
    コンサルティングサービスについては後述しますが、どうしても成功させたいプロジェクトがあるときなどは積極的に利用を検討してみてください。

    ・クラウドファンディングではリターンも重要な要素
    クラウドファンディングの中には、出資に対するお礼としてサービスや商品などを受け取ることができ、このことを「リターン」と呼びます。
    多くの方はプロジェクトに賛同して支援をしてくれますが、それと同時に魅力的なリターンをゲットしたいがために支援を申し込んでいるという一面もあります。

    そのため、クラウドファンディングを成功させるにはプロジェクトに加えて、リターンにも注力しなければいけません。
    それでは、クラウドファンディングのリターンを設定する上で注意しなければいけないのはどんなことでしょう。

    ・リターンを設定するときは原価に注意
    多くの方にクラウドファンディングサイトに掲載した自分のプロジェクトをチェックしてもらうために、ついリターンを豪華なものに設定してしまうことがありますが、残念ながらこの方法は失敗する可能性が大きいです。

    クラウドファンディングは資金を調達するための一つの手段であり、また、資金調達はプロジェクトを成功させるためのひとつの手段に過ぎません。
    それなのに、クラウドファンディングでの資金調達を全ての目標と考え、そこに目標を設定してしまっては、リターンだけで大赤字になってしまうのは避けられないでしょう。

    確かにクラウドファンディングでの資金調達ができなければ、プロジェクト自体が動き出さないケースも多々あるため、資金調達に力を入れる気持ちはわかります。
    しかし、クラウドファンディングでの資金調達に達成したにもかかわらず、資金ショートでプロジェクトが頓挫してしまったら大問題に発展しかねません。

    プロジェクトによってリターンの内容はさまざまですが、リターンの原価率はクラウドファンディングサイトの使用手数料を含めて30%程度に抑えられると、手元にかなりのお金を残すことができます。
    日本のクラウドファンディングサイトの手数料は、およそ10%から25%の間で設定されています。
    少しでも手元に資金を残したいのであれば、手数料の低いクラウドファンディングサイトを利用するのがおすすめです。

    クラウドファンディングサイトによっては、期間限定でサイトの利用手数料を低く設定しているサイトもあるので、資金面に不安があるなら、そのようなタイミングを見計らってクラウドファンディングサイト上でプロジェクトを公開してください。

    ・(関連)クラウドファンディングのリターン設計について

    ・リターンはプロジェクトと関連度の高いものを設定する
    出資を考えている方は基本的にプロジェクトに興味を持って支援を検討してくれているので、当然リターンはプロジェクトと関連性の高いものを選ぶ必要があります。
    新しいカフェの開業資金を募っているのに、リターンでスポーツタオルを用意してしまうなど、プロジェクトと関連性のないリターンを用意してしまっては、せっかく興味を持ってくれた方も支援を止めてしまうかもしれません。

    もし新しい喫茶店の開業資金を募るとして何かしらリターンを考えるのであれば、「ドリンクチケット」、「店名入りマグカップ」などが挙げられます。
    特にドリンクチケットはグッズ制作のように、商品制作を外注する必要がないのでおすすめです。
    逆にグッズをリターンに設定した場合、クラウドファンディングの結果によってはとんでもない結果になってしまう恐れがあります。

    ・リターンでグッズを設定したときのリスク
    クラウドファンディングサイトで公開されているプロジェクトについてチェックしていると、リターンをグッズに設定しているプロジェクトがたくさんあることに気が付きます。
    しかし、クラウドファンディングのリターンにグッズを設定したときには、グッズ制作に関するリスクが発生していることに、注意しなければいけません。

    まず、クラウドファンディングには「All-in形式」と「All or Nothing形式」の2つがあります。
    前者は1人でも支援者が現れれば、プロジェクトは成功とみなされ、支援金が入金される代わりに、リターンの義務が発生します。
    逆に後者は支援金額が目標に届かなければプロジェクトは失敗となり、一切の支援金を受け取ることができません。
    ただし、支援金を受け取ることができないため、リターンの義務も発生しないこととなります。

    さて、ここで問題となるのは「All-in形式」を選択して、なおかつリターンにグッズを用意した場合です。
    これは極端な例ではあるのですが、支援者が極端に少ない状態でプロジェクトが成立した場合でも、「All-in」形式を採用していればリターンの義務が発生します。
    つまり、手元に入る支援金が少ない状態でもグッズの制作を外注して、確実にリターンを遂行しなければいけません。

    このときのグッズの制作費が問題であり、グッズの制作を外注する場合は基本的に「最小注文ロット」というものが設定されています。
    1個からでも制作対応してくれる業者も中にはありますが、そのような業者を利用した場合、グッズ1個あたりの単価が非常に高くなってしまうのです。
    最悪の場合は支援者が少ないにもかかわらず、最小注文ロット数の関係でまとまったグッズを制作しなければいけなくなった場合で、支援金はグッズの制作でほとんど残らない上に、手元に不要なグッズが大量に残ってしまいます。

    このようなリスクを避けるには、いくつかのポイントがあります。
    まず、クラウドファンディングを「All or Nothing形式」で行うことです。
    「All or Nothing形式」は支援が目標に届かなければ支援金を一切受け取ることのできない厳しいシステムではありますが、支援金額に届かない場合はそもそもリターンを履行する必要が発生しないため、上記のようなトラブルは発生しません。

    また、「All or Nothing」形式なら、プロジェクトが成立した場合、支援金が目標金額を上回っているので、プロジェクト起案時に長期計画が立てやすいというメリットがあります。
    もちろん「All or Nothing形式」にもいくつかデメリットはありますが、リスクを回避したいのであれば、「All or Nothing形式」で出資を募るのがベターと言えます。

    次に「外注が必要なリターンを設定しない」というのも重要なポイントです。
    基本的にリターンに関して外注をする場合、その費用は自分でリターンを用意するよりも割高になってしまうことが多いです。
    それにもかかわらず「All-in形式」で費用を集めてしまった場合、支援者数とリターンの内容によっては残念ながら赤字となってしまうでしょう。

    ・具体的にどのようなリターンがいいかリサーチしよう
    リターンのリスクについて理解できたら、いよいよどのようなリターンを用意するかについて考えていきます。
    しかし、いきなり魅力的なリターンを思いつける人は、ほとんどいないかもしれません。
    それなら、「自分のプロジェクトと似た傾向のプロジェクトのリターン」を参考にしてみてください。

    サイトの仕組みによって異なりますが、募集中、募集したプロジェクトのページには、どのリターンがどれぐらいの支援者、支援金を集めたのかが表示されます。
    これをチェックすれば、どのようなリターンを設定すれば、どれだけの金額を集めることができるのかがなんとなく理解できるようになるでしょう。
    何のヒントもない状態でリターンを設計するのは無謀な行為であり、仮に支援者を集められたとしても、その後のプロジェクト進行に支障をきたす恐れがあります。

    リターンの内容を考える際には、他のプロジェクトを参考にすることも大切ですが、その中でオリジナリティを出すことも大切です。
    プロジェクトの内容を考える際にも説明しましたが、完全なる模倣は二番煎じであり、目新しさがありません。
    そのようなプロジェクトに出資してくれるような方はごく少数です。
    しっかりと支援を受けたいのであれば、リターンの内容も充実させなければいけません。

    リターンの内容が決まったら、それに対応した支援金額を設定してください。
    支援金額をどのように設定していくかによって、資金調達の成否が決まると言っても過言ではないくらい、リターンに対する支援金額は重要な意味を持ちます。

    リターンに対する金額を設定するときにまず注意してもらいたいのが、「金額を刻みすぎない」ということです。
    リターンを設定する際に、幅広い金額を設定すれば、それに応じたリターンも用意しなければいけません。
    つまり、設定した金額の種類だけリターンの設計を行う必要があるということです。
    そうなってしまうと、リターン設計ばかりに力を入れることになり、プロジェクトの公開まで時間がかかってしまうでしょう。

    支援金の金額を細かく設定するデメリットは他にもあります。
    人間の脳は、「幅広い選択肢を用意されると、選ぶことに疲れてしまい、選択そのものを止めてしまう」という傾向があります。
    つまり、支援金の金額とそれに応じたリターンを細く設定してしまうと、支援そのものを止めてしまうかもしれません。

    実際にリターンに対する金額を設定する場合、どのぐらいの段階に分けるべきかというと、「お気持ち」、「メイン」、「大口」、「超大口」程度に分けるべきでしょう。
    ここから多少増やしてみてもいいですが、増やしすぎてしまうとやはり選ぶことが大変になってしまうので注意してください。

    ・リターンについてはその内容を詳しく説明すること
    クラウドファンディングサイトでありがちなトラブルとして挙げられるのが、「リターンが説明と食い違っていた」ということです。
    リターンについて説明が不足しているとこのようなトラブルに発展してしまう可能性があるので、クラウドファンディングサイト上ではリターンに関する説明を細かく行わなければいけません。

    プロジェクトのページでリターンについて説明する場合、文章で詳細に説明することに加えて、画像も必ず用意するようにしてください。
    リターンの内容を明確に示すことにより、支援を考えていた方は安心して資金を提供してくれるはずです。
    また、画像があると文章しかない場合よりイメージが付きやすく、より魅力的に見える可能性があります。

    クラウドファンディング返礼品の受け渡しトラブル

    クラウドファンディングで資金調達した場合、目標謹賀を達成すると、支援者に対してリターンを発送することになります。
    このときもいくつかトラブルが発生するケースがあるので、見ていきましょう。

    ・リターンの内容に関するトラブル
    リターンに関するトラブルで一番多いものが、内容に関するものです。
    説明と違うものをリターンとして送付されたので、返金してほしいと主張してくる可能性があります。

    また、商品開発に遅れが生じてしまった場合はリターンの送付が遅くなってしまうので、トラブルに発展してしまう場合があります。

    ・このようなトラブルを回避するにはどうすればいい?
    リターンに関して発生するトラブルを未然に回避するためにはどうすればいいのでしょう。
    まず、リターンの内容についてのトラブルに関しては、「事前に説明をしっかりと行う」ということに尽きます。
    事前説明をしっかりとしておけば、リターンの内容が想像と違った、そんなクレームを付けられる可能性が非常に低くなります。

    では、商品開発の遅れによってリターンが届かないことによるクレームには、どのように対応すべきなのでしょう。

    まず、リターンの発送が遅れてしまったことを真摯に謝罪してください。
    謝罪をするときに注意したいのが、「許されたいだけの謝罪」にならないように注意することです。
    相手がどのようなことに対して不満を抱いているのか、それを理解した上で謝罪をしなければ、相手に受け入れてもらうことは難しいかもしれません。
    リターンの発送が遅れてしまい、支援者の期待を裏切り、不安にさせてしまっている現状に対して、まずは素直に謝罪してください。

    そして、どうしてそのようなことになってしまったのか、「その原因」を説明する必要があります。
    さらに、再発防止策や、リターン発送時期の見込みについて説明できれば納得してくれるでしょう。
    それでも納得できない支援者の方がいたら、個別に対応する必要があります。

    しかし、こちらが謝罪と説明を尽くしても、どうしても納得していただけない支援者の方もいるかもしれません。
    そのような方がいらっしゃった場合は、最終的にクラウドファンディングサイトの運営スタッフに間に入ってもらう必要があります。
    このような状況になって初めて連絡を取ると、対応まで時間にかかる可能性があるので、トラブルに発展する可能性が生じた時点で、クラウドファンディングサイト側に連絡を入れておくのが無難です。

    アイデア・ビジネスモデルを盗まれる

    クラウドファンディングサイトで開発したい商品に関するプロジェクトを公開していたけれど、なかなか支援金額が伸びなかった。
    調べてみると、なんと無関係の他者がすでに製品化を終えていて、販売までしていた、残念ながらこのようなケースが発生することもあるようです。

    ・このようなトラブルを回避するにはどうすればいい?
    クラウドファンディングで公開していたプロジェクトに関するアイデアを勝手に利用されないためには、基本的に特許を取得して対応する方法のみとなります。
    仮にこちらが先にアイデアを公開していたとしても、相手側に「たまたま同じアイデアの商品を思いついただけ、故意ではない」と言われてしまったら手の打ちようがありません。
    しかし、特許を取得しているなら話は別です。

    販売差し止め、損害賠償請求などの対応ができるため、特許を取得しているなら基本的にスムーズにことが片付くでしょう。
    また、特許を取得している事実が模倣に対する抑止力となるので、想定外のトラブルで労力を奪われる心配をしないで済みます。

    特許に関する手続きは複雑な部分もあるので、自分のアイデアに関して特許で保護したいのであれば、まずは専門家へ相談してみてください。

    意図せず他者の権利を侵害してしまう

    クラウドファンディングでプロジェクトを起案するとき、意図せず他者の権利を侵害してしまうことがまれにあります。
    他者の権利を侵害しているようなクラウドファンディングのプロジェクトは、サイト側が行っている審査の段階ではじかれるようになっています。

    サイトの審査は人力で行っているので、見逃しが発生してしまうかもしれません。
    もし、誰かの権利を侵害した状態のプロジェクトを用いてクラウドファンディングサイトで資金調達してしまったら、大問題に発展してしまうでしょう。
    プロジェクトの中止は免れませんし、最悪の場合は販売差し止め、損害賠償の請求に発展してしまう恐れがあります。

    こうなってしまったら自分たちだけで解決することはまず不可能です。
    他人の権利をプロジェクトで侵害してしまった、侵害の恐れがある、それらの事実を認知した時点で、クラウドファンディングサイト側に相談してください。

    クラウドファンディングサイトはプロジェクトに対して集まった支援金の一部を手数料として受け取っているので、他人の権利を侵害したプロジェクトで設けていることになってしまいます。
    もしそのような事態になってしまったらクラウドファンディングサイト側も無傷では済みませんから、積極的に問題解決へ動いてくれるはずです。

    ・このようなトラブルが発生したらどうすればいい?
    他者の権利を侵害してしまうと、販売差し止め、もしくは損害賠償請求の対象となり、非常に大きな代償を支払うことになります。
    そのようなことを起こさないためには、自分のプロジェクトが他者の権利を侵していないかを確認する必要があります。

    しかし、自分のプロジェクトが他者の権利を侵しているかどうかを確認するのは非常に困難です。
    それなら、クラウドファンディング専門のコンサルタントに依頼を検討してみましょう。
    自分のプロジェクトの妥当性などを第三者に判断してもらうことができれば、クラウドファンディングで他者に訴えられるリスクを低減することができるはずです。

    クラウドファンディングで投資した資金の持ち逃げ

    クラウドファンディングで出資をしたにもかかわらずリターンは得られないし、プロジェクトは一切進行していなく、その後音沙汰もない。
    非常にレアなケースではありますが、クラウドファンディングではこのようなトラブルが発生してしまうケースもあるようです。
    持ち逃げに関しては、意図的に行われたのか、それともプロジェクトを真剣に進めていたのに失敗してしまい、結果として持ち逃げのようになってしまったのか判断がつかないため、返金を求めることは難しいかもしれません。

    ・このようなトラブルを回避するにはどうすればいい?
    クラウドファンディングでプロジェクトに出資をしたものの、プロジェクトが失敗に終わってしまった場合、これはプロジェクト起案者の責任を追求することは難しいでしょう。
    逆にリターンの不履行など、明らかに契約を守らなかったのであれば、返金の対象となる可能性があります。
    そのような場合は、まずクラウドファンディングサイトの運営とコンタクトを取ることが大切です。

    また、明らかにプロジェクトに問題がありそうな場合は出資を控えるというのも大切なことです。
    せっかくお金を払ったのに、リターンすら受け取れないという結果は絶対に避けなければいけません。

    前述した通り、明らかに問題のあるプロジェクトは、クラウドファンディングサイトの審査で弾かれるので、クラウドファンディングサイトに掲載されることはほとんどありません。
    しかし、プロジェクト掲載数を重視する方針のクラウドファンディングサイトの場合、意図的に審査を優しくしている可能性があるので要注意です。

    プロジェクトに少しでも怪しい部分、疑問点があるなら、必ずプロジェクトの起案者に確認しましょう。
    リターンの不履行などは契約違反にあたるので返金対象となる可能性がありますが、プロジェクト自体は成功が保証されているものではないため、プロジェクトが頓挫してしまったとしても返金の対象となることはほとんどありません。

    クラウドファンディングサイトがまさかの閉鎖

    自分の気に入ったクラウドファンディングサイトのプロジェクトを見つけて出資をしたものの、いつの間にかクラウドファンディングサイトごと消えてなくなってしまった。
    クラウドファンディングが広く知られるようになってからは、このような被害が発生するかもしれません。
    クラウドファンディングサイトを通じて、安心して出資をしたいのであれば、クラウドファンディングサイトの透明性、信頼性をチェックする必要があります。

    特に、新しく設立されたクラウドファンディングサイトに、掲載されているプロジェクトに出資する場合は注意してください。
    長年運営の実績があるクラウドファンディングサイトなら大きな問題はありませんが、設立されて間もないクラウドファンディングサイトの場合は要注意です。
    では、開設されて間もないクラウドファンディングサイトが危険かどうか見極めるにはどうすればいいのでしょう。

    ・運営者情報を確認する
    クラウドファンディングサイトには必ず運営者情報が記載されています。
    記載されている会社名で検索をかけて、ヒットしたHPの内容をチェックしてください。
    明らかなペーパーカンパニーなら、HPのつくりも非常に簡素であり、仮に事業内容などを掲載していたとしても、情報に具体性がありません。
    HPがまずヒットしないのであれば、ほとんど黒と考えて差し支えありません。

    ・問い合わせ窓口を確認する
    クラウドファンディングサイトには基本的に問い合わせ窓口が設置されていますが、どのような形態の問い合わせ窓口なのかを確認することは大切です。

    例えば、フォームだけの窓口を設けているサイトは注意してください。
    そのようなサイトで問い合わせをしても、返事が返ってくる可能性は低いです。
    できれば、電話対応をしてくれるクラウドファンディングサイトを選ぶのがベターです。
    しかし、実際に電話を掛けても繋がらない、全くクラウドファンディングサイトと関係ない電話番号が掲載されていた、といった可能性もあるので、電話番号が記載してあるから安心、という訳ではありません。

    クラウドファンディングを通じて出資をするのであれば、クラウドファンディングサイトとしての運営歴が長いサイトを利用するのが基本です。
    新興サイトにどうしても魅力的なプロジェクトが掲載されているときは、そのサイトを利用して問題ないかをじっくりと考えてください。

    クラウドファンディングのトラブル解決方法

    クラウドファンディングサイトで資金調達をしていると、紹介したようなトラブルに見舞われてしまう可能性があります。
    残念ながらどれだけ注意をしていても、トラブルは発生してしまうものです。
    トラブルが発生してしまったときは、それ自体を悔やむのではなくいち早く解決に向けて動き出さなければいけません。
    では、クラウドファンディングでトラブルが発生したときは、どのように対応するべきなのでしょう。

    クラウドファンディングサイト運営会社に報告

    クラウドファンディング関連でトラブルが発生してしまったら、まずはクラウドファンディングサイトの運営会社に連絡を取ってください。
    全て一人で解決しようと思っても、問題は大きくなってしまうだけです。
    当事者間でのやりとりだけで解決すれば御の字ではありますが、トラブルにまで発展してしまう状況であれば、やはり第三者の介入が必要となるでしょう。

    クラウドファンディングサイトで問題が発生したときに仲裁してくれるのは、クラウドファンディングサイトの運営会社です。
    そのため、トラブルに発展してしまった時点でクラウドファンディングの運営会社に連絡を入れるべきです。

    支援者への説明・謝罪

    クラウドファンディングに関してトラブルが発生し、明らかにこちらに非がある場合は、まず誠実な態度で謝罪をしなければいけません。
    これは前述しましたが、謝罪をする際は「具体性」が重要になります。
    謝罪に具体性を持たせるのはどういうことかというと、「どのような行為で」、「どのような迷惑をかけてしまったこと」を明確にするということです。

    これらのことを理解もせずただ謝罪するのは、何に対して謝罪しているのかわかりませんし、ただ自分たちが許されたいだけに謝っていると相手に受け取られてしまいます。
    そのような態度が見透かされてしまったら、トラブルは泥沼化していくでしょう。

    専門業者に依頼して解決

    当事者同士の話し合い、そしてクラウドファンディング運営会社が仲裁しても問題が解決しなければ、いよいよ専門業者の登場です。
    ここでいう専門業者は、弁護士などを指します。

    ここまで問題がこじれてしまうことはまれですが、弁護士などの専門業者にトラブル解決を依頼したら、それなりの費用が発生してしまいます。
    そのようなことにならないために、プロジェクトやリターンの説明を適切に行い、支援者に対しては誠実な態度で接して行けなければいけません。

    クラウドファンディングに潜むリスク

    インターネットを通じて気軽に資金を調達できると人気のクラウドファンディングですが、リスクがあることを知っておかなければいけません。
    先程はクラウドファンディングにまつわるトラブルについていくつか紹介してきましたが、ここで一度クラウドファンディングに潜むリスクについて整理していきます。

    プロジェクト起案者側が背負うリスク

    ・管理、運営コストが大きくなる
    クラウドファンディングで資金を調達してプロジェクトを規模化した場合、プロジェクトに対する責任が大きくなります。
    クラウドファンディングで募った資金分の期待を背負ってプロジェクトを運営していくとなると、プレッシャーもそれなりに大きくなっていくでしょう。

    また、プロジェクトの規模にもよりますが、プロジェクトを円滑に運営していくには、さまざまなコストが発生します。
    金銭的な部分ではクラウドファンディングであるていどカバーすることができますが、その他の部分についてはプロジェクト起案者のアイデアでカバーしていかなければいけません。

    ・プロジェクトが頓挫したときの対応がハード
    クラウドファンディングで資金調達をしたにもかかわらず、プロジェクトが頓挫してしまった場合、その後の対応は大変です。
    まずプロジェクトが頓挫してしまったことに対する謝罪を行い、個別の問い合わせにも対応していかなければいけません。
    プロジェクトは失敗に終わっているのに、その後の処理にコストが掛かってしまいます。

    出資者側が背負うリスク

    ・リターンが履行されない可能性がある
    成功するかどうか未確定なプロジェクトはともかく、リターンの履行は契約を結んでいるため、必ず実行しなければいけません。
    しかし、悪意のあるプロジェクトに引っかかってしまうと、リターンが適切に履行されない可能性があります。
    リターンの不履行は明らかな契約違反なので、クラウドファンディングサイトの運営に相談すれば対処してくれることがほとんどです。

    ただし、クラウドファンディングサイトが共犯だった場合は対応には期待できません。
    クラウドファンディングを通じて出資をするのであれば、プロジェクトを選ぶ前に、信頼できるクラウドファンディングサイトを見つけることが重要となります。

    クラウドファンディングに関する法律・規則

    クラウドファンディングに関しては多額のお金が動くこともあるため、法規制が厳格に行われているのが現状です。
    ここでは実際に行われている法規制についていくつか紹介していきます。

    ・投資型クラウドファンディングの場合
    投資型クラウドファンディングで資金を集める場合、「第2種金融商品取引業」への登録が必須となります。
    日本で投資型クラウドファンディングで資金を集める場合、「第2種金融商品取引業」への登録を必ず行わないといけません。
    それがネックとなっているため、投資型クラウドファンディング自体がそこまで多くないのが現状です。

    ・寄付型クラウドファンディングの場合
    寄付型クラウドファンディングは投資型クラウドファンディングと異なり、金融商品取引業へ登録する必要はありませんが、寄付として受け取ったお金は課税対象になります。
    また、どのような相手から寄付を受け取るかによっては、課税される税金の区分も変わってくることに注意が必要です。

    ・購入型クラウドファンディングの場合
    購入型クラウドファンディングの場合、プロジェクト起案者は提供するリターンに対してさまざまな保障をしなければいけません。
    例えば、「瑕疵担保責任」では、販売した商品に万が一問題があった場合、返金などに応じなければいけない制度です。
    瑕疵担保責任そのものを無効にする条文を契約に盛り込むことは不可能ではありませんが、消費者契約法という法律により、その条文が無効になる可能性があります。

    ときには専門家の力を借りることも大切

    クラウドファンディングで資金を調達しようとすると、さまざまなトラブルに見舞われるかもしれないことがわかりました。
    ちょっとしたトラブルであれば自分だけで解決することは不可能ではありませんが、問題が泥沼化してしまったら、速やかに専門家に相談することが大切です。
    法律に関するトラブルであれば弁護士、税金に関するトラブルであれば税理士など、何かあったときにすぐに相談できる専門家をあらかじめ探しておくこともトラブルの早期解決のために重要となります。

    専門家に依頼するのである程度の費用が発生することは覚悟しなければいけませんが、トラブル解決のための必要経費ということで割り切ることも大切です。
    せっかくクラウドファンディングで集めた費用が専門家への報酬で目減りしてしまわないように、できるだけトラブルを回避するように努めましょう。

    クラウドファンディングのトラブル事例や解決方法のまとめ

    インターネットを通じて気軽に資金調達をできるとあって、クラウドファンディングは大変注目を集めています。
    しかし、使い方を間違えると、思わぬトラブルに発展してしまうことも理解しておかなければいけません。
    最初はちょっとしたトラブルでも、場合によっては大問題に発展してしまう可能性があります。
    もし自分が起案したプロジェクトで何かしらの問題が発生したときは、まずはクラウドファンディングサイトの運営に相談することをおすすめします。

    クラウドファンディングに関しては、何かしらのトラブルが発生するものだと割り切って早め早めに動くことが大切です。
    トラブルが発生してからあわてないように、万が一トラブルになったときにどのように動いていくかをあらかじめ想定することも大切です。

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