こんにちは。中川瞬(@buppan_system)です。
この記事を読むことで、
- ヤフオクでドロップシッピングを始められるかどうか知ることができる
- ヤフオクでドロップシッピングを始める場合のリスクがわかる
- ドロップシッピングの安全なやり方がわかる
この記事を書かせて頂いている私は、現在、輸出・輸入・国内の転売のノウハウをお伝えしています。
時間がない会社員の方や子育てをしている主婦の方に、指導や転売システムの提供をして、忙しくても副業で収入を得てもらっています。

それでは、ヤフオクでドロップシッピングを使うリスクや安全に始める方法を解説していきます。
目次
ヤフオクなどオークションサイトでドロップシッピングは可能?
まずはヤフオクを始めとしたオークションサイトやフリマサイトで、ドロップシッピングを活用した物販は可能なのかをご紹介します。
ヤフオクに出店する前に、違法性やリスクについて確認しておきましょう。
ドロップシッピングは販売先は基本的に自由
ドロップシッピングで販売を行う場所に制限はとくにありません。
自分でECサイトを立ち上げて運用することもできれば、出店可能なモール型の大手ECサイトやオークションサイトで販売することも可能です。
大手ECサイト内での出店であれば、一からECサイトを立ち上げる方法よりも手軽にドロップシッピングを活用した物販を始められます。
しかも、宣伝力もあるので、集客の効率が良いというメリットがあります。
ヤフオクの規約では無在庫転売は禁止
オークションサイトでは大手となるヤフオクですが、実は無在庫での転売は禁止行為となるので注意が必要です。
ガイドライン細則では、商品が手元にない状態での出品は禁止の旨が記載されています。
商品が手元にない状態とは、メーカーや卸売業者から直送されるもの・落札後に発注を行うもの・取り寄せが必要なものなどが該当します。
ドロップシッピングは注文を受けてからメーカーや卸売業者を通じて、注文者の元に指定の商品を送る物販方法です。
正規の卸であっても、出品者が直接商品を持っていない状態での出品となってしまいます。
そのため、ヤフオクでのドロップシッピングは規約違反になる可能性が高いです。
メルカリでもドロップシッピングは禁止
メルカリでも無在庫での販売は禁止となっており、こちらもヤフオク同様にメルカリガイドに記載されています。
メーカーや卸業者からの直送を禁止する旨も記載されているので、ドロップシッピングはできないと考えておきましょう。
ヤフオクができないならメルカリに切り替えようと思った方は注意してください。
規約違反が発覚した場合はどうなる?
禁止されているのにヤフオクでドロップシッピングを始め、それが運営会社にばれてしまった場合、法律に触れていなければ逮捕されることはないでしょう。
しかし、ペナルティを受けることになります。
出品やサイトの利用が制限される
規約に違反しているとわかれば、出品またはサイト機能の利用を制限されます。
出品制限になると、出品中のオークションは現在取引中のオークションを除いて取り消されてしまいます。
出品機能や再出品機能も使えません。
ただし、入札や評価、取引ナビの利用、出品者への質問といった機能は利用可能です。
また、出品制限中であることはほかのユーザーに知られるばれることはありません。
しかし、ヤフオクの利用制限となると、ほとんどの機能を利用できない状況になります。
連絡掲示板の閲覧だけ許されており、出品制限よりも重いペナルティであることを理解しておきましょう。
アカウントを削除される
規約違反の発覚でアカウントが削除される可能性もあります。
不正行為に対しては、まず出品制限からかかります。
制限を解除してもらうために、出品者はヤフオク側に商品が手元にある事実を証明しなければなりません。
写真を送るなどして手元にあることが証明されれば、制限は解除されます。
しかし、ドロップシッピングではその証明が難しいので、禁止行為をしているとみなされる可能性が高いです。
そうなれば、Yahoo!JAPANのアカウントは削除され、ヤフオクへのログインはできなくなります。
運営側とトラブルを起こさないためにも、ヤフオクで出店したい方は規約をよく確認し、正しく物販を行うようにしましょう。
ドロップシッピングの安全なやり方
ヤフオクでのドロップシッピングは規約違反のリスクがあるため、安全に始めたい方は別の方法をおすすめします。
ドロップシッピングは主に3つのやり方があるので、ここでご紹介しましょう。
ドロップシッピングサイトを活用する
ドロップシッピングサイトとは、いわゆるインターネット版の卸問屋です。
ドロップシッピングで販売可能な商品を豊富に取り揃えているので、オーナーは好きな商品を選び、ネットショップに掲載して販売できます。
注文を受けたらドロップシッピングサイトに受注の通知を行うと、梱包から発送まで代行してくれるサービスです。
この方法でネットショップを開業する場合は、自分のECサイトが必要となります。
一からサイトやブログを開設する方法以外に、無在庫販売を認めているモール型のECサイトに出店して販売する方法もあります。
DSPに登録する
DSPはドロップシッピングのサービスを提供するプロバイダのことで、ショップのオーナーと卸売業者・メーカーの仲介を行っています。
名前や住所、メールアドレスといった情報を入力するだけで登録でき、登録費もかかりません。
DSPでは既存商品を販売するタイプとオリジナル商品を販売するタイプがあります。
サービスごとに商品のラインナップやサービス内容など異なる特徴を持つので、自分のネットショップのコンセプトや目的に合わせて選んでみましょう。
こちらも自分のECサイトを持ってドロップシッピングを行うことになります。
ECサイトを構築するか、モール型のECサイトへ出店して販売を始めましょう。
メーカーと直接契約をする
個人でメーカーや卸売業者と直接契約を交わし、ドロップシッピングをやる方法もあります。
こちらもECサイトを用意したうえで売りたい商品を決め、業者に直接交渉して認めてもらう形になります。
しかし、この方法は一番難しく現実的ではありません。
メーカーや卸売業者も実績のないオーナーと契約を結ぶことはなく、また契約にあたり法律の知識も必要です。
在庫を持たないショップはメーカーや卸売業者にとっては受け入れがたい形式であるため、それも契約の弊害となるでしょう。
安全でも難易度が高いやり方なので、ドロップシッピングサイトかDSPを活用して始めることをおすすめします。
ドロップシッピング開設におすすめのプラットフォーム
ドロップシッピングで安全に稼ぎたいときは、ヤフオクではなく自分のECサイトを運営することをおすすめします。
しかし、ECサイトの構築や運営の経験がないことが参入障壁になっている人は多いはずです。
そんなときは、簡単にECサイトを開設できるプラットフォームを活用してみましょう。
気軽にECサイトが作れるおすすめのプラットフォームを2つご紹介します。
BASE
BASEは初期費用や月額費用なしでネットショップを開設できます。
デザインのカスタマイズの自由度が高いので、クオリティの高いECサイトを作ることが可能です。
テンプレートもあるので、サイト構築の経験がない人も安心です。
Appsを使うことで、商品検索やブログ、請求書ダウンロードなどさまざまな機能を追加できます。
機能は無料で使えるものと有料で使えるものがあるので注意しましょう。
また、輸入代行を行う「タオバオ新幹線」と連携して、ドロップシッピングを始められます。
Shopify
Shopifyはカナダ発のECプラットフォームで、世界トップシェアを誇ります。
100種類以上のテンプレートから選んでサイトを作れるので、初心者も気軽に自分のネットショップを開設可能です。
こちらはOberloというドロップシッピングサービスと連携しています。
中国大手ECのアリババが手掛けるAliExpressから商品を選び、Shopifyに追加して販売することが可能です。
Oberloは日本語に対応していないところが欠点ですか、連動自体に難しい操作はありません。
また、CanvathやPRINTFULとも連携できるので、オリジナル商品を無在庫で販売することも可能です。
安全に稼げる方法を選択しよう
今回はヤフオクでのドロップシッピングについてご紹介しました。
残念ながらヤフオクでは無在庫転売を禁止しているので、ドロップシッピングでの販売は規約違反となってしまいます。
無在庫転売がばれない保証はないため、ペナルティを受けないためにもルールに従ってオークションに出品しましょう。
ドロップシッピングは、自分のECサイトや無在庫販売を許可している大手ECサイトの利用が安全です。
ECサイトも専門のプラットフォームを利用すれば、簡単に開設できます。
オリジナルショップを開設し、ドロップシッピングサイトやDPSを活用して始めてみましょう。
物販を実践して結果を出されている方で、丁寧に教えてくれる方をご紹介していますので、下の記事ぜひ読んでください。