せどりは帳簿をつけてないと損!付け方のポイントを解説!

せどりをするなら収支を正確に把握することが必要です。
せどりをする場合帳簿は義務化されていることもあり、帳簿付けは必須とも言えるもの。

確定申告をする際にも帳簿をつけておいたほうが作業は楽になります。
しかし簿記などの知識がない場合、最初から複式簿記を作成するのは難しいものです。

白色申告の場合は複式簿記を作成する必要はありませんが、帳簿付けを避けるわけにはいきません。

最初は手書きでいいので、シンプルに帳簿を作成していきましょう。
帳簿をつける理由やメリット、帳簿の付け方やポイントについて解説します。

せどりの帳簿は義務化されている!

せどりを副業として行う人も多いでしょう。
本業ではないといってもせどりは「小売業」になり、帳簿をつけることは法律で義務化されています。

帳簿は青色申告で必要なもので白色申告なら必要ない、と認識している人もいるでしょう。
確かに、所得が300万円を超えなければ、帳簿の保存は必要ありませんでした。

それが平成24年度の税制改正によって、平成26年1月以降からは、収入金額に関係なく帳簿をつけることが義務化されたのです。
それによって白色申告でも記帳、最低5年間の帳簿の保存をすることになりました。

もし、何等かの理由で税務署の調査が入った場合、帳簿をつけていないことがわかれば追徴課税が課せられるので注意してください。

せどりで帳簿をつけるメリット

せどりをする際に帳簿をつけるのは、義務化されているからという理由だけではありません。
帳簿をつけることで、せどりビジネスとしての利益を正確に把握できる、正確な在庫管理ができ赤字を減らせるなど、さまざまなメリットがあります。

帳簿をつけるメリットについて解説します。

利益を正確に把握できる

帳簿をつける大きなメリットの一つが、利益を正確に把握できることです。
ビジネスにおいて収支を正確に把握することは非常に重要で、利益をうまく出せていない場合、それを怠っているケースが多いものです。

帳簿をつけることで、現状の利益がどれくらいあるのか、コストは何にどれくらいかかっているのかなど、お金の流れを把握できます。

正確な利益がわかれば、仕入れにどれくらいかけても大丈夫かがわかります。
仕入れなどに使えるお金がいくらかを把握できていないと、使い過ぎてしまうこともあるでしょう。

経費を把握できれば、無駄をなくすことも可能です。
無理なコスト削減ではなく、適切なコスト削減が可能です。

帳簿をつけることで、売上や経費を正確に把握でき、赤字になる前に対策ができます。
結果売上アップにもつながります。

在庫の管理が正確になる

正確な在庫管理ができるのも、帳簿をつけるメリットです。
せどりにおいて在庫管理は非常に重要なことです。
なぜ在庫の管理が重要なのか、また正確さはなぜ必要なのか解説しましょう。

今後の利益額を予想できる

在庫にどのような種類の商品がどれくらい残っているか、などを把握できれば、今後の利益額を予想することができます。
これにより売上の見通しがつき、無駄な出費を防ぐこともできます。

売上予測ができることで、仕入れが適切にできているか、販売方法は間違っていないかなどを見直すことが可能です。
売上目標も立てやすくなるでしょう。

売れ筋の商品を見極められる

在庫に何がどれくらい残っているかだけでなく、いつ、どのような商品がどれくらい売れたのか、といった売上状況を確認できます。
データが蓄積されれば、売れ筋商品の見極めにも役立つでしょう。

データに基づいた仕入れが可能になり、無駄なコストの削減ができます。
また、今この商品を売りたいのに数が足りなくて売れなかった、など売上アップのチャンスを逃さずにすむようになるでしょう。

帳簿をつけ正確な在庫管理をすることで、仕入れを最適化することが可能になります。

不良在庫を発見できる

在庫をチェックできれば、不良在庫を抱えるリスクも低くなります
不良在庫を抱えれば売上は伸びず、せどりの失敗につながります。

不良在庫は売れなかった商品であり、種類によっては今後も売れる可能性が低いものです。
不良在庫を放置しておけば、その分管理費がかかります。
それは無駄なコストの一つです。

また、不良在庫を一掃するとしても、安い価格で売らなければならず、最悪の場合赤字になってしまいます。

帳簿をつけることで定期的にまた早期に不良在庫を見つけられるので、処分の判断材料となるなど素早い対策が可能になります。

確定申告が楽になる

せどりをするうえでほとんどの方が確定申告をすることになります。
確定申告は提出する書類をまとめるのが面倒、という印象を持っている人も少なくないでしょう。

帳簿をつけていれば、確定申告が楽になるなどのメリットがあります。

控除が受けやすい

収支をきちんと帳簿につけておけば、確定申告の書類も正確に記入ができます。
帳簿を作成しておけば、控除を受けられる可能性も出てきます。

控除額の大きい青色申告は複式簿記での作成が必要ですが、帳簿をつけておけばより楽に作成可能です。

反対にあいまいな数字を記入してしまうと、収支が合わない、虚偽の申請をしているなどといった理由で追徴課税の対象になることもあります。

税理士への委託も手軽に

税理士への委託も手軽にできるようになります。
確定申告を税理士に委託すれば手間が省けると同時に、間違いなく書類の作成ができるので、税務署からチェックを受けたり、目をつけられたりすることもありません。

しかし税理士に依頼すれば費用がかかります。
帳簿を自分でつけておけば、確定申告の提出書類だけを依頼できるので、費用の削減につながります。

利益が増えたり、法人化したりすれば税理士に委託することも考えなければなりません。
その際にも帳簿をつけておくと、あやふやな点もなくなり、手軽に依頼できます。

せどりの帳簿の付け方

「帳簿」と聞くと苦手意識を持つ人もいるでしょう。
数字は苦手、売掛、買掛など複雑で理解できないなど、不安に感じることもあるものです。

しかし最初から複式簿記に挑戦することはありません。
まずは基本を理解し、できることから始めていきましょう。

記録は手書きからでもOK

最初は手書きから始めてみるのもおすすめです。
複式簿記でもツールなどを使えば簡単に帳簿がつけられて、確定申告の書類も作成できるということもあります。

しかし、基本的なことを知らずにツールを使おうとしても、簡単にはできないものです。
最初は手書きで仕入れ費用などのコスト、売上などをチェックしてエクセルに入力していきましょう。

手書きとエクセルなら費用もかかりません。
家計簿をつける感覚でせどりに関する収支をつけていきましょう。

最初は時間がかかったり、手間に感じたりするかもしれませんが、こまめに収支を記入していけば、簿記の知識も身についてきます。
慣れてきた頃にクラウド会計など会計ソフトの導入を検討してください。

>>せどりの売上管理についてはこちら

書き留める項目を決めよう

簿記の知識がないと、何を書けばよいのかわからないということも。
せっかく帳簿をつけるのですから、できるだけ漏れのないようしっかりチェックをしていきたいものです。

帳簿を付ける際に書き留めておきたい点について解説します。

仕入れ

一つは仕入れに関することです。
仕入れた商品の名前、仕入れた日、仕入先、支払い方法などについて書いておきます。
クレジットカードで支払った場合は、決済日なども書き留めておきましょう。

商品を仕入れた時は、その都度書き留めておくことです。
仕入れをチェックすれば、いつ、いくらの商品をどれくらい購入したのかを把握でき、同じ商品を仕入れているのであれば、安く購入できるタイミングなども把握できます。

仕入れにお金を使い過ぎているなど、コスト面の管理にもつながるでしょう。

売上

売上に関しては、商品名や売価、売れた数量、決済方法を書き留めます。
値引きした際には、値引き金額も忘れずに書き留めてください。
販売先も書いておくことも必要です。

売れた時間帯や年代、地域などに違いがあればそれも記載しておきましょう。
売上に関する情報は、どのプラットフォームでどれくらい売れたのか、売れるスピードはどれくらいか、などの参考になります。

支払い

支払いに関する項目も忘れずに書き留めておきましょう。
それぞれの経費にかかった金額、使用日、クレジットカードのブランドと名称、引き落とし日、引き落とし額などを書き留めておきます。

クレジットカードでの支払いはポイントが付与されることが少なくありません。
せどりの仕入れは高額になることも多く、その分ポイントの付与も大きなものになります。

せどりにおいてはポイントの活用も重要です。
クレジットカードでの支払い情報は、どのクレジットカードで、どこで、何を買ったらどれだけお得になるか、を把握する参考になります。

こまめに帳簿をつけよう

帳簿をつけるにあたり重要なのは、こまめに、毎日、コツコツと書き留めることです。
面倒だから、疲れているから、といって後でつけようと思っても、それが積み重なれば一度に大量の情報を書き留めることになります。

情報が多いと手間がかかったり、疲れてしまったりもするので、適当になるものです。
記入漏れも生じやすくなり、ミスも起こりがち。
そのときに覚えている情報も書き留めることができません。

帳簿は正確に記入することが大切です。
情報量が少なければ、ていねいに、正確に書いておくことができるでしょう。
その都度、こまめに帳簿をつけることが、正確な管理につながります。

領収書を保存しよう

帳簿をつけると同時に、領収書を保存しておくことも必要です。
こまめに書き留めておくのだから間違いはない、と思っても領収書を捨ててはいけません。
白色申告の場合領収書は5年間の保存義務があります。

領収書は対象の取引を証明するものです。
後で再確認する内容が生じたときや、税務署への信用を得るためにも必要です。
領収書やレシート、納品書や請求書は捨てずに保管をしておきましょう。

保存方法としては、ノートに貼り付ける、封筒にまとめる、ファイリングするといった方法があります。

領収書の枚数や取り扱う商品に適した方法で、また自分がやりやすい方法で保存をしましょう。

正しい帳簿で安定したせどりを

せどりで売上を伸ばし、赤字を出さないためには、徹底した収支の管理が重要です。
収支を把握するには普段から帳簿をつけることが必要です。

仕入や売上などの金額を正確に把握するには、こまめに帳簿をつけること。
そうは言っても最初から自分で全てを管理するのは大変なことです。
慣れるまでには時間もかかるでしょう。

それでもコツコツと帳簿をつけていけば、帳簿に関する知識も増えていきます。
ビジネスにおけるお金の流れも把握でき、売上アップにつながるはずです。

面倒がらずにこまめに帳簿をつけると同時に経費に関する知識をつけたり、調べてもわからない場合は税務署に相談したりしながら進めていきましょう。

物販を実践して結果を出されている方で、丁寧に教えてくれる方をご紹介していますので、下の記事ぜひ読んでください。