2023.10.20 投稿
2024.05.23 更新
カメラ転売(せどり)で稼ぐには?コツや仕入れ先を解説
カメラ転売(せどり)について解説をします。
この記事では
- カメラ転売がおすすめな理由
- 稼ぐコツ
- おすすめの仕入れ先
- 気をつけたいこと
などカメラ転売(せどり)について紹介しているので、ぜひ続きを読み進めてみてください。
当メディア(物販ラボ)では1000名以上の方に転売・物販の指導実績があり、こちらの記事はネット販売の経験が8年の経験と知見による内容になっています。
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カメラ転売がおすすめな理由
カメラ転売は、安定した利益が出せることと偽物が少ない理由から、転売でおすすめのジャンルです。それぞれの理由を詳しく解説します。
値崩れしにくいため安定して利益を生み出せる
カメラは一定のニーズがあり、値崩れしにくいジャンルです。また、ゲーム機器のようにモデルチェンジによる価格変動も少ないため、長く稼ぎたい方に向いています。
実際に、カメラの値崩れがどのくらいなのか見てみましょう。2020年11月に販売開始となったEOS Kiss M2は、キャノン公式オンラインショップでの参考価格は、ボディ単体で税別7万7,000円です。
一方で、上記画像のヤフオク!の価格を見てみると、新品未使用や美品で同等の価格か、参考価格より高値で売られている商品もあります。
このように、発売から3年近く経過しても値崩れしておらず、カメラは長期的に安定した利益が出しやすいジャンルだと言えます。
売れやすい機種が決まっているためリサーチに時間がかからない
カメラは、人気のメーカーがある程度決まっており、そのメーカーでも売れ筋の機種が存在しています。それらさえ押さえてしまえば、安定した稼ぎになります。
もちろんカメラの知識は必要ですが、人気メーカーや機種のリサーチは難しくありません。
カメラは毎年新しい機種が登場するので、定期的に人気機種をチェックするだけでよく、一度人気になれば長期的に需要が続きます。
売れやすいカメラの情報は後ほど詳しく紹介するので、あわせてご覧になってください。
偽物が出回りにくいため初心者でも安心して取り組める
カメラは精密機器で真似が難しいことから、偽物があまり出回りません。
そのため、中古品でも安心して仕入れができ、偽物を販売して出品先でアカウント停止になるリスクや、購入者からクレームを言われるリスクが少なくなっています。
ブランドの洋服や時計などは偽物が多く出回っており、転売にリスクがあります。しかし、カメラなら新品の仕入れはもちろん、中古品でも安心して転売ができるジャンルです。
稀に偽物のカメラが出回ることはありますが、メーカー独自の工夫をしており、見分け方は容易で、知識があればリスクは減らせます。
カメラ転売・せどりで稼ぐコツ
カメラの転売といっても、何でもいいわけではありません。せどりで稼ぐためには、以下で紹介するポイントを踏まえてカメラを仕入れるようにしてください。
新品ではなく中古品を狙う
せどりでは中古カメラを仕入れましょう。新品のカメラは販売価格が高額になりやすいことから、中古品を買いたいニーズがあります。
年数が経ってもまだ使用できるカメラは多く、性能自体もそれほど劣っていない場合があり、中古品を好んで買う人は多くいます。
また、前述したEOS Kiss M2のような人気機種の場合は、古い機種でも希少性の高さから高値になる場合があるため狙い目です。
このように、人気の中古カメラの機種さえわかってしまえば、ずっとその機種だけを転売で扱うこともできます。
売れやすいカメラを選ぶ
カメラの転売は、人気メーカーに絞って選びます。Canon、Nikon、SONY、RICOH、富士フイルムの5社はカメラの代表メーカーです。
それぞれのメーカーには、以下のように売れやすい機種があります。
- CanonのEOS Kissシリーズ、X9i ダブルズームキット
- NikonのCOOLPIX A100、S9900、S9900SL、S7000、S7000GL
- SONYのαシリーズ
- RICOHのRICOH WG-6
- 富士フイルムのFUJIFILM X100F、X100S
どのメーカーの機種を選んでいいか迷ったら、CanonのEOS Kissがおすすめです。
一眼レフの中でも軽いため女性でも扱いやすく、価格が手ごろなため入門カメラとして選ぶ人が多くなっています。
ダブルズームキットは、カメラ本体とレンズがセットになった入門タイプの人気モデルで、転売におすすめです。
ジャンク品などの状態が悪いものには手を出さない
カメラの転売を始めたばかりのころは、ジャンク品は選ばないほうがベターです。
ジャンク品でも稼働品は多くありますが、カメラ知識のない人が仕入れると、クレームにつながりやすいため避けましょう。
カメラは、湿気に弱くカビやすい精密機器です。見た目は綺麗で稼働品であっても、レンズの中にカビがあり、撮影に支障が出ている場合があります。
このようなカメラを美品として転売してしまえば、クレームがつく恐れがあるので、初心者はジャンク品や中古ショップでランクの低いカメラを仕入れないのが無難です。
手数料や送料などを考慮した価格を設定する
カメラの転売は、フリマサイトのメルカリなどのプラットフォームを利用します。プラットフォームでは、販売手数料がかかるため、コストとして計算が必要です。
また、フリマサイトは販売者が送料を負担することが多くなっており、販売価格から手数料や送料を引いた額で利益を計算しなければなりません。
また、注意が必要なのは、メルカリのように値下げ交渉が多いプラットフォームを使うケースです。
商品説明欄に「値下げ不可」と記載しても値下げ交渉がされることがあるので、最初から値下げを意識した商品価格に設定しましょう。
そうすることで、気持ちのよい値下げが可能になり、購入者の満足度が高くなります。
・(関連)転売での値段設定の仕方とは?売りやすい適切な価格を付けよう
売れやすい時期に合わせて出品する
一年のうちカメラが売れやすい時期は、季節の変わり目やイベント前です。
3月と4月はお花見シーズンでカメラの需要が高まり、卒業式や入学式の撮影のためカメラを購入する需要があります。5月のGWや、夏前の7月ごろにかけても、カメラの需要は高まります。
また、秋は9月と10月が狙い目です。運動会は10月に行われることが多くなっており、秋の紅葉シーズンに向けてカメラを購入したい人が増えます。
冬は、11月と12月にカメラが売れやすくなります。クリスマスや年末年始のイベントでカメラを使うためです。
仕入れ先を複数用意する
カメラの転売は、仕入れ価格が重要になります。お店によってカメラの販売価格が異なるため、仕入れ先は複数用意しましょう。
仕入れが1店舗や2店舗だけだと価格を比べられませんが、数店舗の仕入れ先を把握しておけば一番安い仕入れ先を比較できます。カメラの仕入れ先は、実店舗やネットショップなどです。
具体的なカメラの仕入れ先については、次の項目で詳しく解説しますので、あわせて参考にしてください。
カメラ転売におすすめの仕入れ先
カメラの仕入れ先は、大きく分けてネットと実店舗があります。それぞれの具体的な仕入れ先と、仕入れのポイントを紹介します。
ネットで仕入れる場合
ネット仕入れは、家に居ながら仕入れができるメリットがあります。また、実店舗と比べて取り扱うカメラの数が多く、安く仕入れできる可能性があります。
オークションサイト(ヤフオクなど)
中古カメラの仕入れ先といったら、ヤフオク!は外せません。
実際にヤフオク!には多数のカメラが出品されており、地方在住で実店舗が少ない場合に、ヤフオク!での仕入れがおすすめです。
カメラの探し方は、ヤフオク!のトップページ左タブの「カテゴリから探す」→「カメラ、光学機器」の順で進みます。
すると、入札の多い人気アイテム一覧が表示されるので、初心者はまずここから安いカメラを探してみましょう。このように、ヤフオク!は人気のあるカメラの機種をリサーチするためにも役立ちます。
しかし、ヤフオク!のカメラジャンルは人気があるため、1個や2個入札しただけでは落札することは難しいかもしれません。
落札できないのは入札数が少ないからで、10個入札して1個落札できればいいほうです。ヤフオク!で安いカメラを落札するには、ヤフオク!の「全ウォッチ」を使います。
当日終了の商品を入札が入っている順にウォッチに入れて、上から順番にひたすら入札を繰り返すと、落札できる商品が出てきます。
・(関連)ヤフオクの入札のコツ!商品を安く確実に落札するには?
フリマアプリ(メルカリ・ラクマなど)
ヤフオク!は業者の出品者が多くなっており、安いカメラの仕入れが難しいかもしれません。
一方で、メルカリ・ラクマなどのフリマサイトは個人出品が多いため、値段付けの甘いカメラが多く出品されており、安く買える場合があり狙い目です。
また、フリマサイトはヤフオク!同様に、カメラの出品数が多くなっています。
安いカメラはすぐに購入されてしまいますが、いいねをつけて値段の変化を追えるため、値下げされるのを待ってからの購入も可能です。
フリマサイトでカメラを安く仕入れるには、値下げ交渉を活用しましょう。
まだ誰も目を付けていない商品を値下げできれば、安くカメラを仕入れられるかもしれません。
1回断られても諦めずに、1日値下げ交渉を続ければ利益が出るカメラを仕入れられるので、根気よく作業を続けることが重要です。
・(関連)初めてのメルカリ!出品・購入のやり方を初心者向けに解説
・(関連)PayPayフリマでの商品の買い方とは?購入までの流れを徹底解説!
カメラ店のオンラインショップ(カメラのキタムラなど)
実店舗のあるカメラ専門店では、ネットショップで販売しているところがあります。
以下が代表的なカメラのネットショップです。
カメラ店のネットショップを利用すると、オークションやフリマサイトのような個人間取引ではないため、ほとんどのショップで初期不良に対する交換や返金があります。
中でもおすすめなのは、カメラのキタムラのネットショップです。C品というやや難あり商品が安く売られています。
本体に傷や擦れが目立つもの、内部にカビ・ゴミ・クモリなどがある商品が該当しますが、どこに傷や汚れがあるのかわからない美品が多く販売されており、狙い目です。
カメラのキタムラは、毎朝10時~19時までに新着商品が更新されます。キーボードのF5を押してサイトを更新させ、安い商品が出たらすぐに買うようにしましょう。
・(関連)カメラの仕入れは問屋だけにこだわらない!身近にある仕入れ先とは
実店舗で仕入れる場合
実店舗でカメラを仕入れる方法は、実物を確認できる安心感があります。すぐに購入できて、転売で現金に変えやすい点でもおすすめです。
カメラ店の実店舗(カメラのキタムラなど)
実店舗の仕入れでも、カメラのキタムラがおすすめです。店舗数が多く地方でもお店があるため、幅広い地域で仕入れができます。
ただし、カメラのキタムラの店舗では、中古品を扱っていない場合があります。実店舗での仕入れのメリットは、実物を目で確認できることと、カメラの知識が豊富な店員さんに質問できる点です。
状態を確認してから仕入れできるため、難あり商品を転売するリスクを減らせます。また、実店舗に通うことでカメラの知識もつくため、初心者におすすめです。
ただし、実店舗に行っても仕入れできるカメラが見つかるとは限りません。何度も通わなければならないと、交通費がコストとしてかかってきます。
また、地方だと店舗が限られてくることや、サラリーマンだと休日しか仕入れできないなどのデメリットもあります。
実店舗での仕入れのコツは、年末年始や在庫セールを利用することです。お店の情報収集をしながら、効率よく仕入れるようにしましょう。
リサイクルショップ(ハードオフなど)
中古店でのカメラの仕入れ先は、ハードオフなどがあります。ハードオフは多くのカメラを扱っており、地方にも店舗があるため仕入れに便利です。
カメラ専門店ではありませんが、毎日多くの商品が入ってくるため1つの商品査定に時間をかけられず、掘り出し物が見つかる可能性があります。
リサイクルショップの仕入れのメリット・デメリットは、実店舗と同じです。何度も通う際の交通費の問題や、仕入れに時間がかかるリスクがあります。
また、カメラ専門店ではないため、店員さんがカメラに詳しくない場合があります。
・(関連)ハードオフせどり・メルカリの転売のコツ!おすすめ商品も紹介
カメラ転売をする際に気をつけたいこと
カメラは精密機器のため、仕入れに注意が必要です。また、どのような転売にも言えることですが、古物商許可についても確認しておいてください。
検品を丁寧に行う
カメラが正常に動作しないとクレームにつながります。仕入れの際には、外観のチェックと動作チェックを念入りに行うようにしてください。
- 傷や凹みがあるか
- ペンタ部に傷や凹みがあるか
- ファインダーのクモリやカビがあるか
- ミラー部分の傷やカビがあるか
カメラの外観に傷や凹みがあると、転売価格が下がってしまいます。年代物で多少のダメージがあるのは仕方がありませんが、カメラ上部のペンタ部に傷や凹みがある場合は仕入れを避けましょう。
また、覗く部分のファインダーのクモリやカビもチェックします。多少のクモリなら影響は少ないのですが、カビは値段が下がるため要注意です。
ミラー部分の傷やカビの割合は少なめで、汚れがあっても写真に影響は出ません。
- シャッターが切れるか
- シャッター速度は変化するか
- セルフタイマーが動作するか
- 露出計が動作するか
カメラの動作チェックでは、シャッターが切れるか、シャッター速度は変化するか、セルフタイマーが動作するか、露出計が動作するか確認してください。
カメラの保管方法に注意する
カメラに大敵なのは、ホコリと湿気です。仕入れたカメラを保管する際には、これらに注意しましょう。
レンズやカメラのセンサーにホコリが入ると、写真の写りに影響します。カメラ内部に湿気が入るとカビの原因になり、カビはクリーニングしなければなりません。
仕入れたカメラを保管する場所は、湿度40~50%を保ちましょう。
プラスチック密閉容器にカメラと乾燥剤を入れて簡易的に保管するか、湿度コントロール機能のあるカメラ専用キャビネットを利用します。
中古品の転売には古物商許可証を取得する
中古品を仕入れてビジネスをするときは、古物商許可が必要です。許可を得ずに転売すると古物営業法の違反となり、3年以下の懲役または100万円以上の罰金、もしくは両方が科せられる恐れがあります。
カメラの転売で中古品を仕入れる場合は、管轄の警察署に古物商許可を申請してください。新品のカメラを仕入れる転売や、自分の不用品カメラを売る場合は不要です。
古物商許可の申請に必要なものは複数あるので、事前に警察署に電話するかホームページで確認しておくと安心です。
申請してから1ヶ月くらいで警察署から連絡が来るので、許可証をもらいに行きます。
・(関連)せどりのおすすめ商品ジャンルを公開!初心者が利益を上げやすい商品やジャンルとは?
・(関連)転売を成功させる方法!上手なツールの選び方とおすすめツールの紹介
カメラ転売:まとめ
カメラは値崩れが少なく一定の需要が見込めるため、転売におすすめのジャンルです。仕入れ価格が高くなることから、ライバルを減らせるメリットもあります。
カメラに詳しくない場合でも、人気の機種がわかれば、転売はそれほど難しくはありません。
しかし、カメラの転売には、機種の知識が必要なことと、クレームを避けるため動作チェックが重要なこと、中古カメラは古物商許可が必要な点には注意してください。
注意点を確認して、自分にもカメラの転売ができそうだと思ったら、ぜひチャレンジしてみましょう。
物販ラボでは「ネット販売スタートマニュアル」も無料配布しています。
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