韓国せどりについて解説をします。

この記事では

• 韓国せどりがおすすめの理由や狙い目の商品
• 仕入れ方法
• 成功するコツや注意点
• 現地で商品を仕入れる際に知っておきたいこと

など韓国せどりについて紹介しているので、ぜひ続きを読み進めてみてください。

当メディア(物販ラボ)では1000名以上の方に転売・物販の指導実績があり、こちらの記事はネット販売の経験が8年の経験と知見による内容になっています。

記事の最後では「ネット販売スタートマニュアル」を配布しています。ぜひ最後まで読んでいただき、活用してください！

韓国せどりがおすすめの理由

韓国から商品を輸入して販売する韓国せどりには、5つのメリットがあります。

海外の仕入れ先として韓国をおすすめする理由を紹介するので、新たなせどりにチャレンジしたい人や興味のある人は目を通してみてください。

韓国のコスメやアパレルの需要が高い

日本でも韓国製のコスメやアパレルは人気があり、とくに10代20代からの需要が高くなっています。韓国アイドル・K-POP・K-Beautyなどは日本にも熱狂的なファンがいるため、商品がすぐに売れることを期待できます。

韓国アイドルがテレビやSNSで紹介した商品は、たちまち売り切れてしまい、場合によってはプレミア価格がつくかもしれません。

そのため韓国産のコスメやファッションアイテムは不良在庫を抱える可能性も低く、扱いやすい商品です。

安く仕入れられるので利益が確保しやすい

韓国は物価が日本よりも安い傾向にあり、同じ商品があれば韓国で仕入れた方が安くすみます。仕入れ価格が安ければ利益は大きくなり、少しでも儲けを増やしたいときはおすすめのビジネスです。

また単価が安いため大量仕入れにも適しており、日本にもある商品を韓国から低価格で仕入れ、ライバルよりやや値引して売っても利益が期待できます。

ライバルが少ないので価格競争に巻き込まれにくい

韓国せどりは日本国内のライバルが少なく、価格競争を心配せず販売できる方法です。なぜなら、韓国の店舗から商品を買い付けて日本で売るビジネススタイルは、それほど広がっていないためです。

価格競争に巻き込まれると値引きが必要になり、利益が減ってしまいます。しかし、日本にはない商品や未開拓のジャンルも韓国には多くあり、利益商品を見つけやすいこともメリットです。

トレンド商品をいち早く仕入れられる

ファッション大国の各国はトレンドに敏感で、どこよりも早くトレンドを取り入れた商品展開が特徴です。

トレンドを意識した種類豊富なアパレルを販売し、流行を作るので、韓国で人気を集めたアイテムがその後日本で流行する傾向にあります。韓国の人気アイテムを把握し、積極的に仕入れると利益を期待できるでしょう。

また、日本のアパレルとは異なるデザイン・カラー展開をしており、ライバルとの差別化にもつながります。

日本から近く日本語も通じやすいので現地仕入れも可能

日本の東京から最も近い国である韓国は、直接現地へ出向いて実店舗で仕入れることもできます。

福岡からも近いため日本人観光客が多く訪れており、ソウルや釜山などは日本語を話せる店舗があります。

海外から仕入れるせどりの場合、その国へ出向く時間や交通費などの都合で実店舗仕入れをするケースは珍しいです。しかし、韓国なら気になる品物を直接手に取り、確かめてから仕入れられます。

韓国せどりで狙い目の商品

メリットの多い韓国せどりで、一層利益を増やすために狙い目の商品を紹介します。数ある商品の中からとくに需要の高い商品4種類を紹介します。

有名ブランドの日本未発売モデル

日本でも人気のある有名ブランド「コンバース」「ナイキ」などの、日本未発売品は狙い目です。
韓国限定品は希少価値が高く、大きな利益が期待できます。

たとえばコンバースでは「チャックテイラー」が人気で、日本の店舗で扱いはありませんが、韓国の明洞にあるコンバース正規店では常に販売している商品です。

セール時には20～30％割引になるケースもあり、もともと安い商品をさらに安く仕入れるチャンスがあります。

ちなみにチャックテイラーはメンズサイズ26～28cmが人気なので、このサイズをメインに仕入れることをおすすめします。

韓国コスメ

韓国コスメは日本でもまだまだ人気が高く、バラエティショップをはじめ大手ショッピングセンターなどに売場を構えるほどです。

韓国コスメは単価が安いだけでなく、トレンドに合った商品展開をしており、20代女性の7割程度が韓国コスメの使用経験があるほどです。

現地でしか扱いのない商品が狙い目で、単価が安いため大量仕入れで経費を削減しましょう。まとめて仕入れても高い需要があるので、不良在庫に悩むことなく売り切れるはずです。

韓国のアイドルグッズ

韓国アイドルは日本でも人気があり、日本のテレビ番組や雑誌などでもよく登場しています。

人気の高まりとともにアイドルグッズの需要も高く、メルカリへ出品してもすぐに売れることを期待できます。

人気アイドルのトレンドを常に把握して、最新のグッズを仕入れ、販売しましょう。

最新のトレンドの洋服

海外輸入による物販で利益が見込める洋服は、韓国せどりでも同様なので、最新トレンドの洋服を積極的に仕入れましょう。

韓国の東大門などには、洋服と雑貨をメインに扱う卸売問屋専門のビルがあります。膨大な量と種類のアイテムが並び、入れ替えも早いため、今買わなければ二度と出会えないと言われるほどです。

ノーブランドの商品で、日本では見たことのない特徴的なものを仕入れると、日本で人気を獲得し売り続けられる可能性があります。

リピート仕入れによる値引きも期待でき、さらに利益が増すでしょう。

韓国せどりの仕入れ方法

韓国せどりで仕入れたいものをイメージしたら、適切な場所から仕入れましょう。

現地で仕入れる場合のおすすめエリアと、韓国の通販サイトや仕入れサイトから仕入れる場合のおすすめサイトを紹介します。

現地で仕入れる

近くて出かけやすい韓国は、現地で商品を確認してから仕入れられることもメリットです。膨大な量の商品を自分の目で見て、気に入った商品を仕入れましょう。

韓国せどりで狙い目の商品とそれらを扱うエリアを表にまとめたので、仕入れ先選びの参考にしてください。

南大門・アクセサリーが豊富だが、劣悪な商品も多く品質に注意
・雑貨や食料品など種類豊富に仕入れができる東大門・ファッション系アイテムが豊富
・東大門デザインプラザとその周辺にファッションビルが多数並ぶ
・明洞にも近く、効率的な仕入れができる

おすすめエリア	特徴
明洞	・韓流アイドルやK-POPスターのグッズが豊富 ・韓国コスメの店舗も多数並んでいる

南大門や東大門などの卸売問屋や専門店は、値引き交渉できる場合があります。少しでも安く仕入れたいときは、丁寧な態度で価格の提案をしましょう。

韓国の通販サイトや仕入れサイトを利用する

日本にいながら韓国の商品を仕入れるには、韓国の通販サイトや仕入れサイトを活用しましょう。サイトごとの特徴をあげておくので、自分に合うところを見つけてください。

Qoo10

画像引用元：Qoo10 – ネット通販｜eBay Japan
eBay Japanが運営するQoo10（キューテン）は、アパレル・コスメ・雑貨・デジタル用品・アイドルグッズなど幅広い品ぞろえが特徴です。

年4回開催の「メガ割」では、100円以上の購入で20％オフになるクーポンが配布されるので、その期間を狙って仕入れると利益率アップを期待できます。

サイトは日本語対応があり、韓国語がわからない人もスムーズに仕入れができます。

Gmarket

画像引用元：Gmarket
韓国最大級の規模を誇るECサイトのGmarket（ジーマーケット）は、アパレル・コスメ・アクセサリーから食品まであらゆるジャンルの商品を扱っています。

全体的に価格が安いため、仕入れサイトとしても活用できます。

ただしPCサイトは日本語対応がないものの、アプリ版では対応しているためアプリの利用がおすすめです。

支払いは日本円や日本のクレジットカードも対応があり、国内のECサイトから仕入れる感覚で購入できます。

DHOLIC

画像引用元：レディースファッション韓国通販 – DHOLIC ( ディーホリック )【公式】

日本でも実店舗を展開するDHOLIC（ディーホリック）は、韓国でトレンドのレディースファッションアイテムを扱うサイトです。

コンスタントなセール開催が特徴で、その時期を狙って仕入れると利益率アップを期待できます。

ただし通常価格の商品は利益が出にくく、セール品を狙うとライバルが多いため、商品の見極めが重要です。仕入れ価格は安くなりますが、大量仕入れは避けた方が無難です。

11am

画像引用元：11am
11am（イレブンエイエム）は、韓国の20～30代女性向けのデイリールックアイテムを提案しています。

韓国だけでなく海外でも人気のブランドで、シンプルで洗練されたデザインは大人女子に人気があります。

ファッション系サイトは日本語対応のないところが多いなか、11amは日本語に対応しており、日本語で取引したい人におすすめです。

BUYON（バイオン）

画像引用元：韓国仕入れサービスBUYON【バイオン】
BUYONはレディースアパレル・雑貨・キッズファッションなど、アパレルに特化した仕入れサイトです。

運営会社は日本にあり、韓国のファッションタウンである東大門総合市場と連携し、60万点以上の商品を扱っています。

ライバルとの差別化のため、さまざまなアパレルを仕入れたい人におすすめで、韓国の現地バイヤー向けの価格で仕入れられるので、利益を期待できます。

直接配送のため、商品の集荷後から手元へ届くまで最短2日と、他の海外仕入れにはないスピーディーさも特徴です。

韓国から個人で商品を仕入れるための、より詳しい情報はこちらの記事で紹介しています。

・（関連）韓国の商品を個人で仕入れる方法は?!現地とネット仕入れを徹底解説

韓国せどりで成功するコツ

仕入れ価格を抑えて利益を狙える韓国せどりは、コツを知って確実に成功をめざしましょう。
これから韓国せどりをしたい人、始めたものの思うようにいかない人はチェックしてみてください。

商品リサーチを徹底する

せどりで利益商品を見つけるためには、十分な商品リサーチが重要ですが、韓国せどりも同じです。今需要が高まりつつある商品やトレンドの商品を選んで仕入れると、より高い利益を期待できます。

利益商品のリサーチはライバルの出品状況もチェックしながら行うと、他にはない商品を扱って差別化をはかれます。

リサーチ手段はInstagramなどのSNSがおすすめで、現在流行しているアイテムや話題を常に把握して、需要に合う商品を仕入れましょう。

SNSを活用して集客をする

韓国の商品に興味がある若い層が多いInstagramやX（旧Twitter）などのSNSを活用して、売りたい商品を紹介しましょう。

画像や動画を積極的に投稿して、これから仕入れる商品や現地での買い付けの様子をフォロワーへ知らせ、購買欲をかき立てましょう。

フォロワーとのコミュニケーションを大切にしつつ、SNS上でフォロワー限定割引キャンペーンなどを行うと、新規顧客やフォロワーの獲得を期待できます。

アカウントのフォロワーになれば、今すぐには購入しなくても将来的に顧客になる可能性があります。

一度に大量に仕入れすぎない

単価が安いため大量に仕入れて売ると、大きな利益が期待できます。しかし売れなければ不良在庫になるので、仕入れすぎには注意しましょう。

韓国のトレンド、とくにアパレルやコスメは日本でも需要の高まる可能性はありますが、移り変わりが激しいことも特徴です。

人気の時期をすぎるとまったく売れなくなるおそれがあるので、適度な量を見極めましょう。

関税や送料を考慮して利益計算をする

海外から商品を輸入するときは、送料の他に関税がかかります。

関税は上の計算式で求めますが、輸入する国や品物により税率が異なるため、税関の公式サイトを参照しましょう。

また、1万円以下の商品は基本的に関税がかかりませんが、中にはかかるものもあります。以下の商品にあてはまる場合は、関税分も忘れずに計算に入れましょう。

海外から仕入れる場合の送料は国内での仕入れよりも高額です。送料と関税の両方を把握して計算し、赤字にならない販売価格を付けましょう。

仕入れルートを複数確保する

売れ行きの良い商品を同じ店舗からのみリピートしていると、急に価格改定が起きた場合、利益が減るおそれがあります。

仕入れ先がひとつだけでは、物価の上昇にともなう値上げも受け入れるしかなくなりますが、仕入れルートが複数あれば、安い店舗から優先して仕入れられます。

複数の仕入れ先を持つとその分リサーチの時間はかかりますが、安定した利益を得られるでしょう。

韓国せどりの注意点

韓国せどりに取り組む際に守るべきルールを忘れると、儲からないどころか違法行為になるおそれがあります。以下の2つのきまりを破ると法律違反になるため、該当する商品を扱うときは注意しましょう。

韓国から直接化粧品を仕入れる際は化粧品製造販売業許可が必要

韓国コスメを韓国のメーカーや卸売会社から直接日本へ仕入れる場合、化粧品製造販売業許可が必要です。

許可がないまま韓国から仕入れた化粧品を販売すると、違法行為にあたるため注意しましょう。

化粧品製造販売業許可は、自宅の地域または事業所を登録する自治体で取得できます。
ただし化粧品を仕入れるとき、日本の代理店を挟んでいれば、許可がなくても問題はありません。

輸入禁止・数量制限がある商品に注意する

韓国から仕入れた商品の中に、ワシントン条約の輸入規制対象物を使っていた場合、小物や漢方薬の形になっていたとしても対象です。

輸入した個人が使う目的であっても、化粧品などの輸入は数量制限があり、一定数を超える場合は厚生労働省の手続きが必要になります。

ちなみに一度に輸入できる化粧品は2、色やブランドにかかわらず合計24個までです。

韓国せどりで現地で商品を仕入れる際に知っておきたいこと

距離の近さから現地仕入れもしやすい韓国せどりで、現地へ行き商品を仕入れるときに欠かせない知識を3つ紹介します。仕入れや利益にかかわる内容なので、3つともよく目を通しましょう。

現地ではクレジットカード決済が利用できないお店がある

基本的に海外で商品を購入する場合、クレジットカードで購入代金を決済することになります。

しかし、韓国のお店の一部では未だにキャッシュレスに対応していないため、現金での支払いを要求されることがあります。

せっかくいい商品を見つけたのに、クレジットカードが利用できないから仕入れができないのは大変もったいないです。

韓国で商品を輸入する際は、必ずあらかじめ日本円を両替しておく必要があります。現地で両替するのは面倒なので、できれば出発前に行っておきましょう。

LINE Payが外貨両替サービスを提供しているので、韓国ウォンを用意したいのであれば、そちらを利用するのも一つの手段です。

かさばるアイテムは避ける

かさばるアイテムばかり選ばず、サイズが小さめで持ち運びやすく、かつ利益率の高い商品を仕入れましょう。

利益商品を韓国で現地仕入れをしたとしても、かさばるアイテムは飛行機に持ち込めないため、日本へ配送が必要になります。

韓国から日本への配送は国際スピード郵便を使いますが、商品によっては利用ができず船便になる場合もあります。

配送料がかさむと利益が減り、ときには利益がない場合もあるため、かさばる商品はできるだけ避けましょう。

偽物に注意する

韓国では豊富な商品と出会えますが、ブランド品の偽物やそっくりな商品も多いので、注意が必要です。韓国でブランド品を仕入れたいときは、ブランド品の正規取扱店を利用しましょう。

偽物と知らずに仕入れて販売しても違法行為にあたるため、ブランド品の知識を深めてから仕入れた方が安心です。

韓国以外の国からも仕入れたい・個人輸入とせどりの違いを知りたい・輸入転売の仕入れ先と販売先を知りたいという人は、以下の3記事をチェックしましょう。

・（関連）輸入転売の仕入れ先はどの国!?中国・欧米・韓国・タイ・マレーシアの特徴を解説!!

・（関連）個人輸入ビジネスとせどりのちがいとは?実は輸入の方が簡単!?

・（関連）輸入転売の仕入れと販売サイトのおすすめは??流れとやり方を徹底解説!!

韓国せどり：まとめ

韓国せどりは国内で仕入れるよりもライバルが少なく、利益を期待できるビジネスです。トレンドを常にチェックして旬の商品を仕入れ、スムーズに販売しましょう。

海外からの輸入に関するきまりは必ず守り、稼ぐコツに積極的に取り組んで、儲けを大きくしましょう。

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