2022.04.07 投稿
2024.05.22 更新
せどりはヤフオク!・メルカリ・Amazonどれがおすすめ?
せどりではヤフオク!とメルカリ、Amazonのどれがおすすめなのかについて解説をします。
この記事では
- せどりはヤフオク!とメルカリ・Amazonどれがいいのか
- ヤフオク!せどりの特徴
- メルカリせどりの特徴
- Amazonせどりの特徴
などせどりについて紹介しているので、ぜひ続きを読み進めてみてください。
当メディア(物販ラボ)では1000名以上の方に転売・物販の指導実績があり、こちらの記事はネット販売の経験が8年の経験と知見による内容になっています。
記事の最後では「ネット販売スタートマニュアル」を配布しています。ぜひ最後まで読んでいただき、活用してください!
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目次
せどりはヤフオク!とメルカリ・Amazonどれがいい?
ヤフオク!とメルカリ、Amazonはどれもせどりに人気のプラットフォームです。
どれを利用してもせどりは可能ですが、それぞれに特徴があるため、それを理解しておかねばなりません。
また、各プラットフォームを仕入れに用いるのか、それとも販売で利用するかによっても結果が変わります。
それを踏まえたうえで、次章からはヤフオク!とメルカリ、Amazonせどりの仕入れと販売、それぞれにおける特徴を見ていきましょう。
ヤフオク!せどり(仕入れ)の特徴
国内最大規模を誇るインターネットオークションサイト、ヤフオク!。せどりの仕入れ先としても高い人気を誇りますが、いったいどのような特徴があるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
安値で商品を仕入れられる可能性がある
ヤフオク!仕入れの特徴は、商品を安値で仕入れられる可能性があることです。
ヤフオク!は一般のユーザーが大勢利用しており、商品の価値や相場を調べずに出品する方も少なくありません。そのため、人気の商品が相場よりもはるかに安い価格で出品されている、といったこともあるのです。
また、不用品処理のつもりで利益を度外視して出品する方もいるため、相場より安い価格で手に入れられるケースが少なくありません。さらに、オークション形式であるため、ほかに入札者がいなければ人気の商品を安値で入手できる可能性もあります。
これも、ヤフオク!ならではの魅力といえるでしょう。
レアアイテムも扱われている
ヤフオク!には、貴重なレアアイテムや限定品などが出品されるケースも少なくありません。そのため、よそでは入手困難なアイテムを手に入れられる可能性があります。
このようなレアアイテムや限定品は、なかなか市場に出回ることが少なく、入手できれば高利益が期待できます。
少ない取り引きで大きな利益を得られるため、レアアイテムや限定品を中心に扱っている方もいるくらいです。
レアアイテムや限定品を入手できるチャンスには恵まれますが、安く手に入れられるかどうかはケースバイケースなので注意しましょう。
このようなアイテムを狙っている競合も多く、値がどんどん吊り上がる可能性もあります。
基本的に中古品仕入れのため古物商許可が必要
ヤフオク!には新品も出品されていますが、基本的には中古品が多くを占めています。
特に、一般のユーザーが出品しているものの多くは中古品であり、営利目的で仕入れるのなら古物商許可を取得しなくてはなりません。
古物商許可とは、中古品の販売やレンタルなどを行う際に必要な認可です。
取得しないまま中古品の取り引きをしてしまうと、無許可営業とみなされてしまい、刑罰の対象になってしまいます。
そのため、ヤフオク!で中古品を仕入れて販売したい、と考えているのなら古物商許可を取得しなければなりません。
新品しか扱いたくない、古物商許可を取得するのが面倒くさい、といった方はヤフオク!以外のプラットフォームを選択したほうがよいでしょう。
ヤフオク!せどり(販売)の特徴
ヤフオク!は、さまざまなジャンルの商品を誰でも自由に出品できるのが魅力です。そのため、せどりの販売先として選ばれることも珍しくありません。
以下、ヤフオク!せどり(販売)の特徴をピックアップしました。
オークション形式で高く売れる可能性がある
ヤフオク!の取り引きはオークション形式であるため、出品した商品が高く売れる可能性があります。
たとえば、500円で出品した商品が1,000円で売れる、3,000円のアイテムが10,000円で売れる、といったことも珍しくありません。
ユーザーの中には、何としても手に入れようと熱くなり、どんどん値を吊り上げる方もいます。
このように、ユーザー同士がどんどん競り合うことで価格が吊り上がり、高値で売れることも多いのです。
ただ、オークションは生ものといわれるように、そのときどきで参加者が異なります。そのため、前回高値で売れたからといって、毎回その価格で落札されるわけではありません。
このような理由から、利益の安定化が難しいデメリットもあります。
ユーザー数が多い
ヤフオク!は、国内における老舗のインターネットオークションサイトです。
現在では国内最大規模のオークションサイトに成長しており、圧倒的なユーザー数を誇ります。そのため、集客に苦労する心配はありません。
日常的にヤフオク!へは大勢のユーザーがアクセスしているため、あとは出品したアイテムを見つけてもらえば落札される可能性があります。
ヤフオク!には、出品した商品を目立たせられるオプションもあるため、うまく活用すれば注目を集めて入札を増やせるでしょう。
圧倒的な集客力を誇るプラットフォームを利用できるのは、ヤフオク!販売の大きなメリットです。
梱包や発送の手間がかかる
ヤフオク!に出品した商品が落札された場合、自身で梱包や発送をしなくてはなりません。
後述するAmazon販売であれば、梱包や発送を代行してくれるサービスを利用できますが、ヤフオク!にはそのようなサービスもないため、自身で対応する必要があります。
取り引き量が少ないうちはそれほど負担ではないですが、取り引き量が増えると作業量も負担も増えてしまいます。
商品の仕入れや出品作業、ユーザーとのやり取りなど、ほかの業務にも時間を割く必要があるため、相当な負担が発生するかもしれません。
梱包や発送を外部に委託する手もありますが、別途費用が発生します。
取り引きの量に応じて、外部サービスへの依頼を検討してみるとよいでしょう。
メルカリせどり(仕入れ)の特徴
メルカリは、誰でも自由に商品の売買を行える人気のフリマアプリです。
スマートフォンひとつで簡単に売買を行えることから人気となり、現在ではせどりのプラットフォームとして利用する方も増えています。
以下、メルカリせどりの特徴をまとめました。
安価で購入できる
メルカリ仕入れの魅力は、安価で商品を入手できる可能性があることです。
ヤフオク!と同様に、メルカリも老若男女を問わず幅広いユーザーが利用しており、中には相場や価値をよく理解せぬまま出品している方もいます。
また、最初から利益を得るつもりで出品していない方も多いため、お値打ち価格で商品を手にいれられる可能性が高いのです。さらに、メルカリには交渉の文化が根付いています。
そのため、値引き交渉に応じてくれるケースが多く、場合によっては大幅な値下げをしてくれるケースもあります。
送料込みで出品している商品が多いのも魅力です。
メルカリに出品されている商品の多くは送料込みなので、別途費用がかかりません。そのため、仕入れの費用を抑えられる魅力があります。
中古品なら古物商許可が必要
ヤフオク!と同様に、メルカリに出品される商品は中古品が多くを占めています。
新品を仕入れるのなら問題ありませんが、中古品を扱うのであれば古物商許可を取得しなくてはなりません。
メルカリをメインの仕入れ先にしたい方や、今後中古品を中心に扱いたいと考えているのなら、古物商許可の取得も視野に入れてみましょう。
なお、古物商許可を取得するには、欠格要件に該当しないかチェックし、必要書類をそろえて警察署に提出しなくてはなりません。
書類に不備があると受理してもらえず、細かいところまでチェックされるため、基本的には専門家への依頼がおすすめです。
メルカリせどり(販売)の特徴
メルカリを販売用のプラットフォームとして利用するメリットとしては、匿名でやり取りできることが挙げられます。
ただ、値引き交渉が当たり前のように行われる文化であるため、価格設定には細心の注意が必要です。
匿名でやり取りできる
メルカリは匿名出品や匿名発送ができるため、個人情報が外部に流出するリスクを最小限に抑えられます。
近年は、個人情報の扱いに多くの方が神経をとがらせています。
個人情報を狙った詐欺も発生しており、できることなら氏名や住所を知られたくない、といった方もいるかもしれません。
特に、女性の方や珍しい本名の方なら、身元を特定されるのではないかといった不安もつきまとうのではないでしょうか。
メルカリなら、上記の通り匿名で最初から最後までやり取りできるため、このような心配がありません。
値引き交渉がある
メルカリ仕入れでは、値引き交渉が可能なのはメリットでしたが、販売先として用いる場合にはデメリットとなってしまいます。
メルカリでは、高い確率で値引き交渉を求められるため、利益率が下がってしまうおそれがあるのです。
もちろん、値引き交渉にまったく応じない手もあります。ただ、多くのユーザーは積極的に値引き交渉に応じているため、応じないとなれば顧客を逃がしてしまいます。
このような理由から、メルカリに出品するときは値引き交渉があることを前提に、価格の設定を行いましょう。
最初からギリギリの価格設定をしてしまうと、値引きしたときに利益がなくなる、雀の涙ほどになってしまう、といったことになりかねません。
Amazonせどり(仕入れ)の特徴
今や知らない者はいないといっても過言ではない、大手通販サイトAmazon。
あらゆる商品がそろうプラットフォームであり、配送もスピーディーであることから多くの方が日常的に利用しています。
ここでは、Amazonせどりの特徴を詳しく解説します。
幅広いアイテムがそろっている
Amazonには法人から個人まで、大勢のユーザーが商品を出品しています。
日用品からホビー、音楽、家電、サプリメントなど、購入できないものはないといっても過言ではないほど、バリエーションに富んだ商品が扱われています。そのため、せどりの仕入れ先としてAmazonは優秀といえるでしょう。
多種多様なアイテムがそろっているため、さまざまな商品を扱いたいと考えている方に適しています。
同じ商品を扱う業者も多く、価格を比較しながら仕入れられるのもメリットです。また、検索システムも優れており、目的の商品をスピーディーに探せるのも魅力です。
対応したリサーチツールが多い
Amazonせどりに対応したリサーチツールが多いのも特徴です。
Amazonは、仕入れ先としても販売先としても優れたプラットフォームゆえに、さまざまなリサーチツールがリリースされています。
このようなリサーチツールを活用すれば、Amazonの売上ランキング上位の商品や相場などをスピーディーに把握でき、せどりに役立てられます。
たとえば、「Keepa」はAmazonせどりに役立つ代表的なツールのひとつです。
価格のトラッキングや売れているセラーのチェック、販売アイテムのリスト化などが可能です。なお、無料版もありますが、機能が制限されているため注意してください。
Amazonせどり(販売)の特徴
Amazonはせどりの販売先としても優れています。実際、ヤフオク!やメルカリで仕入れを行い、Amazonに出品している方は少なくありません。
Amazonを販売先とするメリットは、圧倒的な集客力を期待できることです。また、FBAを利用すれば梱包や発送が楽になるメリットもあります。
一方で、販売アカウントの開設はやや面倒なので、注意が必要です。
圧倒的な集客力がある
Amazonを販売先に利用するメリットとして、圧倒的な集客力が挙げられます。
インターネット通販サイトとして抜群の知名度を誇るため、日常的に大勢のユーザーがアクセスしています。
後述するFBAも利用すれば、商品が検索の上位に表示されるため、より多くのユーザーの流入を見込めるでしょう。
一方で、ライバルが多いデメリットがあるため注意が必要です。
抜群の集客力を有するプラットフォームゆえに、せどりの販売先として利用する方が多いのです。そのため、競合が多いジャンルで勝負するとなると、価格競争に巻き込まれるおそれもあるため注意してください。
FBAを使えば梱包や発送が楽
FBAとは、Amazonが提供している代行サービスです。
販売したい商品をAmazonに送れば、倉庫で管理してくれるだけでなく、梱包や発送まで代行してくれます。
利用するには費用がかかりますが、自身で在庫の管理を行う必要がなくなり、梱包や発送の手間もなくなります。しかも、Amazon Prime商品となるため、ユーザーの目を引きやすく商品が売れやすいメリットもあるのです。
さらに、FBAを利用すると決済方法に代引きを加えられます。クレジットカードを保有していない方、利用したくない方にも購入してもらえる可能性がアップし、利益拡大につながります。
本来自身で行うはずだった業務を代行してもらえ、業務負担を大幅に軽減でき、コア業務に注力できるようになるのもメリットといえるでしょう。
出品アカウント開設は面倒
Amazonに出品するには、出品用のアカウントを開設しなくてはなりません。
ヤフオク!やメルカリは、簡単にアカウントを開設できますが、Amazonは少々面倒です。
まず、メールアドレスや電話番号、クレジットカード、銀行口座、顔写真入りの身分証明書、180日以内に発行された各種取引明細書などが必要です。
アカウントの作成においては、必要事項をフォームに入力し、本人確認書類をアップロード、そのうえで審査を受けなくてはなりません。
このように、他のプラットフォームに比べて出品アカウントの開設がやや面倒で、時間がかかるのはデメリットといえるでしょう。また、ここまで時間をかけてアカウント開設を申請しても、審査に落ちる可能性もあります。
特徴を理解したうえで自分に合ったプラットフォームを利用しよう
ヤフオク!とメルカリ、Amazonのどれがせどりにおすすめなのか、一概に断言はできません。
本記事でお伝えしたように、それぞれのプラットフォームに特徴やメリット、デメリットがあります。
特徴とメリット、デメリットを把握したうえで、自分に合ったプラットフォームを利用することが成功への近道です。
とりあえず気になるプラットフォームでスモールスタートし、自分にマッチしているかどうか確認したうえで最終的な判断をするのもよいでしょう。
物販ラボでは「ネット販売スタートマニュアル」も無料配布しています。
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