メルカリで売れるまでの平均日数と早く売るポイントについて解説をします。

• 商品が売れるまでのプロセス
• 早く売れる商品と時間がかかる商品の違い
• 商品がよく売れる時間帯や早く売る方法

メルカリへの出品を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

当メディア（物販ラボ）では1000名以上の方に転売・物販の指導実績があり、こちらの記事はネット販売の経験が8年の経験と知見による内容になっています。

記事の最後では「メルカリスタートマニュアル」を配布しています。ぜひ最後まで読んでいただき、活用してください！

メルカリで売れるまでの平均日数（時間）は？

メルカリで売れるまでの日数は、商品のジャンルや需要などによって変わるものの、3日～1週間程度がひとつの目安です。ただ、これはあくまで目安であり、出品直後に売れることもあれば、1週間以上経っても売れないといったケースもあります。

早ければ出品直後

メルカリは出品した商品が非常に早く売れることがあります。人気の高い商品カテゴリーでは、出品直後から数分で購入されることも珍しくありません。

ベビー用品、キッズ服、レディースファッション、人気ゲームソフト、トレンディなアイテムなどが特に売れ行きが良いです。例えば新型コロナウイルス感染拡大で在宅ワークや外出自粛が増えた際、イヤホンの需要が急増しました。

なお、3日～1週間以内に売れない場合は、掲載順位がどんどん下がり、ユーザーの目に触れにくくなるため、余計に売れなくなります。
出品から2～3日経っても「いいね」がまったくつかない、コメントで質問もされないといった場合は、その後も売れにくい傾向があるため、値下げや出品方法の見直しが必要です。

メルカリで商品が売れるまでのプロセス

メルカリで出品した商品が購入されるまでには、以下のようなプロセスがあります。

出品者も購入者もまずはメルカリへの登録が必要です。

・（関連）初めてのメルカリ！出品・購入のやり方を初心者向けに解説

商品へのアクセスはWebサイトとアプリ内検索のみ

まずメルカリの商品はメルカリ会員登録をしてから出ないと出品も購入もできません。さらにヤフーやGoogleといった検索エンジンからはほとんどアクセスできません。

会員登録をした上で、Webサイトやアプリで直接商品を検索し閲覧する必要があります。

表示は新着順

メルカリの商品の表示順は新着順になっています。カテゴリーを絞り込んでいくと、さらに細かく分かれています。

たとえば「パソコン」と絞り込んでも、メーカーや機種ごとの区分けはされず、新しく出品された順に表示されます。

常に新しい商品が多数出品されるため、ユーザーに気づいてもらえるよう適切なタイミングでの出品が重要となります。

メルカリで早く売れる商品と時間がかかる商品の違い

出品してすぐに売れてしまう商品もあれば、いつまで経っても売れないアイテムもあります。
では、その違いはいったい何なのでしょうか。違いは、商品やブランドの人気、状態、価格などが挙げられます。

商品やブランドの人気

高い人気を誇るブランドや需要が高い商品、希少性の高いアイテムなどは早く売れる傾向があります。

生産数が限られている限定品や市場に出回る数が少ない希少品、ビンテージアイテムなどは、出品直後に売れることも珍しくありません。

反対に、ニッチすぎて需要が少ない、人気があまり高くないといった商品は、求めるユーザーそのものが少ないため、なかなか売れません。

このような商品の場合、価格を安く設定していても売れるまでには時間がかかります。

商品の状態

商品の状態も、売れるスピードに大きく関係します。できるだけ新品未使用品を購入したい、保存状態とコンディションがよいアイテムを入手したいのがユーザーの心理です。

そのため、使用感が少ない品や新品未使用品などは比較的買い手がつきやすい傾向があります。

反対に、キズやへこみがあるなどコンディションのよくない商品、使用感が大きいアイテムなどはなかなか売れません。

使用感が目立つ商品やコンディションがあまりよくないアイテムは、できるだけ見栄えがよい状態にクリーニングしてから出品するとよいでしょう。

商品の価格

商品の価値に見合わない価格を設定してしまうと、いつまでも売れないといった事態に陥りかねません。また、明らかに相場よりも高い価格を設定しているケースでも同様です。

商品を出品する際には、あらかじめ相場をチェックしておきましょう。メルカリで同じ商品をリサーチし、出品者がどれくらいの価格で出品しているのかを確認します。

少しでも早く売りたいのであれば、相場から少し値下げしておくと、ユーザーに魅力を感じてもらえ買い手がつく確率がアップします。なおかつ、送料も出品者負担にしておくと、ユーザーがお得感を抱いてくれるため有効です。

商品説明とプロフィールが充実している

商品説明とプロフィールが充実していると、購入意欲が高まる傾向にあります。

商品説明では購入者が知りたい情報を詳細に記載し、さらにマニアが気になるであろうポイントをしっかりとおさえた説明があれば購入に結びつきやすくなります。

反対に、説明が不十分だと簡単にスルーされてしまう可能性があります。

出品者のプロフィールを丁寧に作成しておくことも大切です。プロフィールから誠実な人柄が伝わると、購入者の安心感につながります。

・（関連）メルカリで売れる商品説明の書き方のポイントはこちら

送料込みの価格設定

メルカリでは、商品価格だけでなく送料も気にかけられることが多くあります。送料込みの価格設定であれば、合計金額が想定内に収まるため、その場で購入されやすくなります。

送料が別途必要な場合、送料分も加算されると割高感があり、購入を見送られるリスクがあります。心理的に「送料込み」は購入を後押しするため、価格設定の際は留意すべき重要なポイントです。

商品がよく売れる時間帯

メルカリで商品を出品するのにベストな時間帯は、ターゲットとなる購入者層の行動パターンによって異なります。

主婦向けの時間帯

日用品、レディースアイテム、ベビー・キッズ商品などは、主婦が比較的時間に余裕のある午前9時から午後4時頃が狙い目です。
夕方から夜にかけては買い物をする時間が少ないので避けましょう。

社会人向けの時間帯

オフィス用品や高価格な趣味関連の商品は、社会人が時間に余裕のある平日夜や週末に出品すると良いでしょう。
具体的には平日の夜20時以降、金曜日の深夜、土曜日の朝方が良いタイミングとなります。

学生向けの時間帯

学生向けの商品であれば、放課後の16時から23時頃が購入されやすい時間帯です。
金曜日の夜遅くから深夜にかけても視聴数が増えるため、ゲームやホビー商品は深夜からの出品もアリです。

メルカリで早く売る方法

メルカリで商品を早く売るために大切なのは、発送期限をできるだけ短くすることです。また、出品する時間や曜日などタイミングに注意する、一定期間売れなかった場合には値下げを検討するなども有効です。

・（関連）メルカリ再出品するタイミングは？売れるために適切な時を見極めよう

一定期間売れなければ再出品を活用する

出品から一定期間経っても売れないのなら、再出品を検討しましょう。目安としては1週間です。1週間程度様子を見て、いいねがほとんどつかず、コメントもないといった状況であれば、商品説明文や価格などを見直したうえで再出品したほうがよいでしょう。

1週間のあいだに、いいねや検討する旨のコメントがついている、閲覧数が多いといった状況なら、もう少し様子を見てみましょう。2～3週間経っても売れないのなら、再出品の時期です。

そのままの状態で再出品しても、同じような結果になるのがオチなので、商品説明文やタイトル、写真、価格などを見直しましょう。

商品説明文を充実させる、キャッチーで引きのあるタイトルを意識する、写真をきれいに撮る、相場に合わせた価格を設定するなどが大切なポイントです。

・（関連）メルカリでの再出品のやり方から注意点まではこちら

商品説明を変える

商品説明を変えることで売れやすくなることがあります。以下の2点を意識して商品の状態がよりわかる説明を心がけましょう。

このように、ユーザーの視点に立って分かりやすく正確な情報を記載することで、多くの人の目に留まりやすくなります。定期的に説明文や画像を見直し、アプローチを変え、商品の魅力が引き立すことで売れ行きが改善されますよ。

商品の価格を下げる

先ほども書きましたが、商品の売れ行きを改善する有効な手段の一つが、価格を下げることです。

商品本体の価格を値下げすることはもちろん、送料別で出品している場合は送料込みの価格設定に変更することも効果的です。

ユーザーは価格に対して非常に敏感です。たとえわずかな値段差でも、高ければ購入を見送られる可能性があります。

そのため、定期的に他の出品者の価格や市場の相場価格と比較しながら、適正な価格帯を探ることが重要になります。小さな値下げでも、魅力的な価格になれば売れ行きは改善します。

発送期限を1～2日に設定する

少しでも短い期間で売却したいのなら、発送期限を1～2日に設定しましょう。近年、大手通販サイトやネットショップでは、即日発送や翌日配送といったサービスを提供しており、多くの消費者もそれに慣れています。

メルカリでは、発送期限を1～2日、2～3日、4～7日で設定できるものの、多くのユーザーはできるだけ早く商品を手元に届けてほしいと考えています。

また、上述したように大手通販サイトのスピード感ある対応にも慣れているため、メルカリで早く売りたい場合にも発送期限は1～2日に設定するのが有効です。

メルカリの公式でも、発送期限を1～2日に設定した場合、平均40時間も早く売れていると公表しています。

特に、以下のジャンルであれば発送期限を1～2日に設定すると早く売れやすいため、覚えておきましょう。

時間や曜日、日にちを見計らって出品する

出品するタイミングも、商品が売れる速さに大きく関わってきます。適当な時間に出品するのではなく、アクセスが多く集まる時間帯を狙って出品すれば、大勢のユーザーの目に留まるため、売れやすくなると考えられます。

おすすめの時間帯は19～21時で、特に20時は利用率がピークになるとのデータもあるため、この時間帯を狙うとよいでしょう。

出品する曜日は、土日と月曜日がおすすめです。土日は、仕事が休みになる方が多く、アクセスが増えます。また、土日に気になる商品を見つけておいて、月曜日に購入する方も少なくありません。

売れやすい日にちは、月末の最終日や月初の1日です。多くの企業では給料日を月末に設定しているため、経済的に余裕のある人がメルカリで買い物をすると考えられます。

メルカリが公表しているデータによれば、月末最終日と月初の1日は売上が4倍以上になるとのことです。

・（関連）メルカリで商品が売れる時間帯や曜日は？出品タイミングを解説

丁寧な応対をする

ユーザーからの問い合わせには感情的にならず、丁寧で品のある対応をすることが大切です。

ユーザー同士でやり取りの内容が共有されるため、返信対応が評価に影響します。興味を持ってもらえたことに感謝し、礼儀正しい対応を心がけましょう。

スピード重視で配送

メルカリのユーザーは商品の品質や価格だけでなく、スピーディーな対応も重視します。購入が決まったら速やかに梱包し、早期の配送に努めましょう。購入者は配送日数にも注目しているため、商品が購入されたら遅れのないよう配送手続きをする必要があります。

もし配送に時間がかかる場合は商品説明にその旨を記載しておくとトラブル防止にもなります。

メルカリで早く売れる工夫をして出品しよう

メルカリで商品が売れるまでの日数は、さまざまな要素によって変わりますが、人気がなくコンディションもあまりよくない、といった商品は売れるまでに時間がかかることを覚えておきましょう。

早く商品を売るためには、購入者視点に立った商品説明と写真を心がけ、キズや汚れも正直に記載して信頼を得ることが大切です。価格は相場よりやや安めに設定し、できるだけ送料込みで出品しましょう。

人気ブランドや希少品は売れやすく、主婦向けは午前中、社会人は夜や週末、学生は放課後がベスト時間帯です。商品の発送は1~2日以内が望ましく、ユーザーへの丁寧な対応とスピード配送も重要です。

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