メルカリで住所がばれたくないという方のために、対処法や回避方法について解説をします。

• 住所がばれることで起きたトラブル事例と対処法
• トラブルの回避方法
• 住所バレ以外のメルカリの住所に関するトラブル

など住所トラブルについて紹介しているので、メルカリのことで悩んでいる方は、ぜひ続きを読み進めてみてください。

当メディア（物販ラボ）では1000名以上の方に転売・物販の指導実績があり、こちらの記事はネット販売の経験が8年の経験と知見による内容になっています。

記事の最後では「メルカリスタートマニュアル」を配布しています。ぜひ最後まで読んでいただき、活用してください！

メルカリで住所がばれることで起きたトラブル事例

メルカリの取り引きでは、お互いの住所を伝えるケースが少なくありません。メルカリは大勢のユーザーが利用しており、なかには悪質な考えをもつ者もいます。

このような人と取り引きをしてしまうと、住所がばれた際にトラブルへ発展してしまうおそれがあります。

ここでは、メルカリで住所がばれることで起きたトラブル事例をいくつかピックアップしました。

住所を着払い・後払いに利用された

住所を着払いや後払いに悪用された事例があります。勝手に住所を使われてネット通販で商品を購入され、後払いで代金を請求される被害に遭った方がいます。

近年では、さまざまなECサイトやネットショップがNP後払いでの支払いに対応していますが、NP後払いが可能なショップで買い物をして、取得した住所を請求先にされてしまう事例です。

また、一度商品の受取を拒否し、すかさず別の住所を伝えることで送料を免れる手法もあります。

このケースでは、勝手に住所を使われた方が身に覚えのない送料を負担しなくてはならなくなるかもしれません。

住所を公開すると脅された

住所を公開すると脅される事例もあります。取り引きで相手に住所を伝えたあとトラブルになり、住所を公開すると脅されるパターンです。

もし本当に住所をインターネット上などに晒されてしまうと、どのような被害に遭うかわかりません。インターネット上にアップされた情報は半永久的に残り、勝手に保存されてしまうことも考えられます。

なかには、商品に関するクレームを入れたことで、実名と住所をばらすと脅された事例もあります。

取引後に手紙が届いた

取り引き後に手紙が届く事例もあります。取り引きの相手とトラブルになり、あとから嫌がらせの手紙が自宅に届いた、といったケースです。

また、一方的な好意や興味を寄せられるパターンもあります。取り引きが終わったあと、「これからも仲良くしてほしい」といった内容の手紙を送ってきたり、プレゼントを贈ってきたりといったケースです。

インターネット上で取り引きしただけの、顔も知らない相手からこのような手紙が届くのは恐怖でしかありません。

関係ない商品にコメントで住所を書かれた

取り引きとは関係のない商品のコメント欄に、住所や名前などを書かれるといった被害に遭った方もいます。これは、嫌がらせが主な目的と考えられます。

たとえば、以前の取り引きで何かしらのトラブルになり、相手がそのことを恨んでこのような行為に及ぶケースが考えられるでしょう。

住所は書いていなくても、実名や住んでいるマンション、アパート名など個人の特定につながるような書き込みをされるおそれもあります。

住所がばれるトラブルが起きた場合の対処法

住所がばれるトラブルが起きたときは、放置するのではなく適切な対処が求められます。まず、トラブル後に何かしら身に覚えのない荷物が届いたら、受け取る前にきちんと確認しましょう。

必要に応じてメルカリの事務局や警察にも相談し、トラブルになった相手との接点を断つためブロックもします。

荷物を受け取る前に確認する

トラブルになった相手から、嫌がらせ目的で荷物が届く可能性があります。たとえば、勝手に住所と名前を使ってECサイトで商品を購入するといったケースです。

もし身に覚えがない荷物が届いたときは、受取を拒否しましょう。受取の拒否は何も問題ありません。荷物を届けてくれた運送会社のスタッフに伝えれば、適切に処理してくれます。

万が一受け取ってしまったときは、決して開封しないよう注意しましょう。

メルカリ事務局・警察に相談する

住所を公開された、脅されたといった被害に遭った場合には、メルカリ事務局に相談してみましょう。メルカリ事務局へは、さまざまな質問や要望のほか、トラブルに関する相談なども可能です。

事務局への問い合わせは、マイページから[お問い合わせ]を選択します。悪質なケースでは、警察への相談や届出も検討しましょう。

住所を知っているから今から行く、実名と住所をばらされたくなかったら金銭を支払え、といったケースでは、なるべく早めに警察へ相談するべきです。

トラブルになった相手をブロックする

トラブルになった相手はできるだけ早めにブロックしましょう。そのまま放置していると、コメント欄に嫌がらせのコメントを記載される可能性があります。

相手をブロックするには、対象相手のプロフィールや商品ページにアクセスし、「・・・」をタップします。展開したメニューから「この会員をブロックする」を選択すればブロックは完了です。

また、悪質な嫌がらせをするようなユーザーを野放しにしてしまうと、他にも被害者が出るおそれがあります。そのため、ブロックしたあとは事務局に連絡して情報を共有しましょう。

・（関連）メルカリでブロックしたら・されたらどうなる？ブロックに関する基礎知識

メルカリで住所がばれることによるトラブルの回避方法

メルカリの取り引きで、必ずしも住所がばれるわけではありません。たとえば、匿名配送を利用すれば住所が公開されないため、安心して取引できます。

また、取り引き相手の評価を事前に確認しておけば、トラブルの回避に役立ちます。

匿名配送を利用する

メルカリで利用できる匿名配送は、お互いの個人情報を公開することなく取り引きを行えるサービスです。本名はもちろん、住所も公開されないため取り引き相手にばれる心配がありません。

メルカリで匿名配送を利用したい場合は、メルカリ便を使わなくてはなりません。メルカリが提供している配送サービスで、2つの配送業者から選択できます。

なお、匿名配送を利用する場合は着払いができないため注意が必要です。

・（関連）メルカリの匿名配送とは？やり方や配送料金を詳しく解説

出品者・購入者の評価を確認する

メルカリは大勢のユーザーが利用しているため、なかにはトラブルになりやすい方もいます。このような方と取り引きしてしまうと、些細なことでトラブルになるおそれがあるため注意が必要です。

トラブルを回避するには、事前に評価をチェックしておきましょう。基本的に、評価がよいユーザーはそれなりに信頼できると判断できます。

反対に評価が悪いのなら、過去にトラブルを起こしてきた可能性があります。評価は、出品者のアカウント名横にある「評価」をタップすると確認できます。

誠実な態度で対応する

取り引きの態度が悪いと、相手を不快な気持ちにさせてしまい、トラブルに発展する可能性があります。横柄な対応をせず、誰が相手でも誠実な対応を心がけましょう。

相手がケンカ腰のコメントを書き込んできたからといって、同じようにケンカ腰で返してしまうと泥沼です。予想外のトラブルに発展するかもしれないため注意しましょう。

住所バレ以外にも注意！メルカリの住所に関するトラブル

住所に関するトラブルとして、出品者が住所を記載しないケースが挙げられます。出品者は商品を発送するとき、自分の住所を記載しなくても荷物は取り引き相手に届きます。

そのため、住所を記載せず発送してしまう方が少なくありません。ただ、出品者が住所を記載していないと、送り先の住所に誤りがあったときに荷物の行き先がなくなってしまいます。

出品者のもとへも、購入者のもとへも届かない状態となってしまうのです。

住所を知られたくない、と住所を記載せずに商品を発送し、上記のようなことが起きると購入者とのあいだでトラブルが発生するため注意が必要です。

・（関連）メルカリで起こるトラブルとは？トラブル事例や対応方法まとめ

メルカリの住所がばれるトラブルについてのまとめ

メルカリで住所がばれるトラブルは少なくありませんが、適切な対策や回避する方法を知っていれば安全に取り引きを行えます。

取り引きを始める前に相手の評価を確認する、誠実に対応する、匿名配送を利用するといった方法で住所ばれやトラブルの回避が可能なので、しっかりと対策して安全にメルカリを利用しましょう。

万が一トラブルになった場合には、メルカリ事務局への通報やユーザーのブロックで対応し、必要に応じて警察へも相談しましょう。

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